涼を求めてバルト三国とフィンランド一人旅⑧フィンランドでハイキングと遊覧船最高！

2025/08/18 - 2025/08/18

ヘルシンキ近郊の国立公園でハイキング。お天気も良くて最高。島巡りの船も気持ちよくて、心も体も癒されました

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

ホテルの朝食。とっても豪華。食べ過ぎる

シリアル、チーズ、ヨーグルトの種類が多い

今日は郊外のヌークシオ国立公園を散策するツアー。郊外列車とバスを乗り継いで１時間ちょっと

これに乗る
通勤時間帯は5～10分に１本くらい出ている

ヘルシンキ近郊のエスポー駅で降りてバスに乗り継ぐ
ヘルシンキに十分通勤圏だけど、この広々感

バスも10～15分に一本くらい　ここまで

ここで降りた　ここまでヘルシンキの一日乗車券で来れる

ヌークシオ国立公園。全体で約45?、森と湖がいっぱいある。
フィンランド人は森や自然の中を歩くのが大好き。法律で「自然享受権」が認められていて、自然や動植物に被害を与えない限りは、国有地でも私有地でも誰でも入ってハイキングやキノコ狩り、ベリー摘みができる。
今日のガイドさんは、もともと海洋生物学者。大学に20年勤めてから、今は週に何日かのネイチャーガイドや、エコ関係のコンサルタント、そして一番大切な仕事は、新種の生物の鑑定。いままでいくつも新種を鑑定・発表しているのだそう。

そこら中にコケに覆われた大きな岩。フィンランドは花崗岩の国

ハイキングルートは整備されていてとても分かりやすい

名前忘れたけど、木の枝にびっしり生えている植物。空気のきれいなところでしか育たず、ヘルシンキ市内などでは見られないそう。環境の質を示すメルクマール

キノコ、キノコ

土がとても薄いので、根こそぎ倒れてる木もある

白い大きなキノコ。
美味しいけど、塩漬けにして、塩ゆでにしてから調理する下ごしらえが面倒くさいのだそう

特定の木の根っこに生えるキノコ。大きくておいしそう。
本格的にキノコ狩りする人は、ハイキングコースから外れて森の中を探すが、コース上でかなり見つかる。人間よりキノコの方が多いってこと？

けものみち、たぶんヘラジカだそう

ところどころ開けたところがある。牛の放牧をするところ。森を食い尽くさないように、電気柵で囲まれている

野の花は秋の風情

白樺。ガイドさん、「シラカバ？」って名前知ってた

白樺に生えてるキノコ、これも美味しいって

野の花

小川を渡る橋。木が張ってあるのは犬用

きもちいー

これも美味しいキノコ

スーパーマリオか！これも美味しい

天気もいいし最高

もののけ姫でてきそう

黒いのはブルーベリー、食べると甘い。
赤いのはリンゴベリー、すっぱい、甘く煮る。

スズランの実、有毒

こんなところにもサウナが！！貸し切りらしい

みずうみがあちこちに

天気もいいし最高

コウホネ

映画「かもめ食堂」のロケ地だそう

薪は自由に使っていい

鴨

途中の岩の上に捨てられたキノコ。猛毒だそうで、ここでより分けて捨てて行ったと思われる。
大変危険なキノコで、すぐに症状は出ず、時間をかけて膵臓が破壊され、突然重症になるそう。「僕だったら絶対さわりもしない。間違えて摘んだとしたら、持ち帰ったキノコの中に混ざっている可能性がある。心配だよ～：

ブラックバード。嘴が黄色い

蟻塚。小さな茶色のアリがせっせと巣を積み上げている。

本当にきれいで気持ちよくて、身も心も洗われて　時間を忘れる。
このハイキング、最高。アップダウンはそれほどなく、道も整備されているし、ビジターセンターで地図ももらえるらしいし、個人で行くのも十分可能だが、ガイドさんが植物や動物のことをいろいろ教えてくれるので、本当に楽しかった。熱烈おすすめ。

帰りの電車のトイレは素晴らしいバリアフリー

ヘルシンキに帰ってきた。
お昼を食べそこなったので、創業100年超のパン屋さんでおやつ。

魚とブロッコリーのキッシュと、ココナッツクッキー。美味

ヘルシンキ大学の図書館。内部も美しい

ヘルシンキ大聖堂にも入ってみる。
３つの教会に入れるチケットを購入。
チケット売り場のお姉さん「障害者？65歳以上？退職者？」
「ん－退職はしたけど・・・」「じゃ割引ね！」
ありがとーう

内部はすっきりした古典主義

ミカエル・アグリコラ。16世紀のルター派牧師。
新約聖書や讃美歌をフィンランド語に訳し、フィンランド語の表記法の基礎を築いた。現存するもっとも古い、印刷されたフィンランド語の文献の著者で、フィンランド語の書き言葉の父、と呼ばれる。

チョコレートミント～

ヘルシンキ沖の島々をめぐるボートツアー

ウスペンスキー寺院と観覧車

明日行くスオミンレンナ島の教会。塔が光を放つ灯台になっていて、ヘルシンキの頭文字「H」を発信している

島と島をつなぐ橋をくぐる

湖畔の家と桟橋とボートはワンセット。
この辺りは、潮の満ち引きがほとんどないそう

橋の上と下でごあいさつ

現在建設中の橋。本土と、動物園などがある島をつなぐ。公共交通と緊急車両以外は自転車と人間だけが使う。湾曲した斜張橋、なかなかすてき。

砕氷船が冬を待つ

港のシルエット

夕飯はMさんと待ち合わせ。国会議事堂の前を通って西側の住宅地へ

KuuKuu、月、という意味だそう

地元のビール

私はミートボール。クリームもマッシュドポテトもリンゴベリーもよくあってめっちゃおいしい。Ｍさんはサーモンシチュー。
とても感じのいいお店で、美味しくて、一杯おしゃべりして。旅の最後の夜、楽しかったです。Ｍさんありがとう！