涼を求めてバルト三国とフィンランド一人旅⑦ヘルシンキでサウナ！

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2025/08/17 - 2025/08/17

2435位(同エリア4047件中)

エリア

ヘルシンキ(フィンランド)

今日は朝のフェリーでバルト海を渡り、フィンランドのヘルシンキへ向かう。
ホテルからフェリー乗り場までは徒歩15分くらい

乗り場のちかくのこのカラフルな建物は、Mさんが泊っているホステル　でかい
新しくてピカピカのターミナル
ネットで予約、セルフチェックイン
朝ご飯食べてないので、飛行機でもらったプレッツェル
８階建て個室もある

ゲーセンも充実
これに乗ります
中は大変豪華で、ゆったりしたラウンジ、ゲーセン、ヴァイキング形式のレストラン、カフェ、バー・・・
朝ごはんのハムとチーズのパニーニ。すごくおいしい
ゆったり２時間でヘルシンキ
さようならタリン
見どころ満載で素晴らしい街だった　見逃しが多いので、また来たい
バルト海わたる
ヘルシンキ港も最新ターミナル
こんな感じ　ターミナルの真ん前にトラムの駅があり、市内までスイスイ
ヘルシンキ中央駅でトラムを下車
ユーゲントシティールの重厚な建物で、世界で最も美しい駅の一つ、だそう
時計塔と、正面左右のランタンを持つ男性像がシンボル
フィンランドは国全体がグラナイト（赤御影石）の岩盤の上にあり、地震もほとんどない安定した地盤。この建物を始め、赤御影石が多く使われている。
泊りは駅付属のセントラルステーションホテル　朝早いので荷物預けて街に行く
14時からウォーキングツアーなので、それまでは市内をうろうろ

元老院広場。ヘルシンキ大聖堂（ルーテル教会）は修復中。広場の周りの美しい建物群とあわせ、ドイツ人建築家カール・エンゲルの手による。
銅像は皇帝アレクサンドル２世。農奴解放令などの大改革を行い、人気がある

ヘルシンキは、16世紀に当時ここを支配していたスウェーデンのグスタフ１世が、対岸の交易都市タリンに対抗するために、小さな町を開いたのが始まり。その後数百年は規模の小さな港町だった。1809年、フィンランド戦争の結果、フィンランドがスウェーデンからロシアに割譲され、フィンランド大公国という自治国家となり、1812年にアレクサンドル一世が、首都をスウェーデンに近いトゥルクからロシアに近いヘルシンキに移した。1818年以降、ドイツ出身の建築家カール・エンゲルが都市計画を担い、帝政ロシア風の街並みが整備された。
広場からほど近い、ヘルシンキ市立美術館。市民生活の歴史をテーマごとに展示しているが、ちょっとわかりにくいかなぁ
1970年代のあこがれの近代的住宅設備？
トイレの変遷・・・
フィンランドモダンデザインいろいろ
ヘルシンキのジオラマは面白い
丘の上のウスペンスキー寺院。ロシア正教の総本山。てっぺんがちゃんとタマネギ
ヘルシンキの銀座通りは豪華建築の宝庫。
お昼ご飯。ツナサンド、美味しい！
ウォーキングツアーのスタートはフィンランド銀行の前。ガイドはヘルシンキ大学の学生さん。参加者は私ともう一人、ガーナ出身でサンクトペテルブルグに留学して今はアメリカで働いている男性。３人でおしゃべりしながらの２時間は楽しかった～

銅像はヨハン・スネルマン。スウェーデン生まれでフィンランドで活躍した哲学者、政治家、ジャーナリスト。彼の時代、すでにフィンランドはスウェーデンの支配下からロシア帝国内の「フィンランド大公国」となっていた。スネルマンは、フィン文化とナショナリズムの提唱者で、フィン語の公用語化、独自の通貨マルッカの導入など、民族意識の高揚に貢献した。
大聖堂の地下のクリプタのカフェの入り口。ガイドさんおすすめ。
堂々たる古典主義
フィンランド国立図書館。後で来る。
首相官邸
大統領官邸。大統領旗はフィンランドの旗の真ん中に赤いドラゴン
大統領官邸。フィンランドの大統領は、儀礼的だけでなく、外交などに一定の権限を持つ
ヘルシンキ南港。今は外国路線などは新しい港に移っているが、近距離を中心に多数の船が出ている。
帝政ロシア風の豪華な建物がたくさん
市場。生鮮食料品の他、郷土料理の屋台がたくさん
手前がヘルシンキ市役所、奥にスウェーデン大使館に旗が掲げられている。

フィンランドでは、独立記念日など年数回しか国旗を掲げる風習がないが、この市役所だけは通常旗を掲げている（この日はなかったけど）。それは、並んでいるスウェーデン大使館が旗を掲げているため、港に入ってくる船から常にスウェーデン国旗が見えてここはどこの港？になってしまうため、市役所に旗を掲げるようになった。掲揚柱はスウェーデンより高く、旗も大きいとのこと。
バルト海の乙女、の噴水。まわりに4匹のオットセイが。
フィンランドが国技（？）のアイスホッケーの国際大会で勝つと、ファンがこの噴水に飛び込むそう、また、ヘルシンキ大学の学生が、学期の初めに噴水によじ登り、乙女の頭に学生帽をかぶせる習慣があるとか。

噴水の背後はエスプラネードという細長い公園・遊歩道で、両側にホテルやカフェ、お店が並んでいる、ヘルシンキの銀座通り。
公園には皇帝アレクサンドル１世の像
フィンランドの国民的チョコレート、フェイザーのカフェ。友人宅に招待されたら、個々のチョコレートをもっていけば間違いなし。
もう一本の銀座通り。車道はトラムと緊急車両等のみで、一般車両は入れない
フィンランドの地盤、赤御影石を使った典型的な建築装飾。
顔が有名
再びヘルシンキ駅。重厚。
駅の西側には、公共施設が集まっている。
ヘルシンキ中央図書館。2018年にオープンした、新しいタイプの図書館で、新しい観光名所
広場の向こうにはフィンランド国会議事堂。
広場の向こうは現代美術館
フィンランド中央図書館の中。
この図書館は、本、漫画、映像だけでなく、音楽スタジオ、ビデオゲームコーナー、３Dプリンターや裁縫のミシンなど、あらゆる文化活動のための部屋や道具を、無料で使えるのが特徴。ビジネス用途にも使えて、学習室を使って語学教室やったり、使いたい放題。
これだけの規模のものは珍しいが、フィンランドでは住民の文化活動のために公共施設がさまざまなサービスを提供するのがあたりまえになっている。

写真は、１階のロビーで大勢がチェスしてるところ。ガラス窓の外では、若者がダンス。
３Dプリンタ。予約すればだれでも使える
３Dプリンタや印刷機のラボ。
ミシンや手工芸の道具も
音楽スタジオに学期も使い放題
調理実習ができるキッチン
本やDVDも借り放題。返却するとロボットが各フロアに運んでくれる
日本のマンガもいっぱい。フィンランド語のBlue Giantとか！
テラスからの眺め。素晴らしい施設で、用がなくて図書館で昼寝していても誰も咎めない。ツアーメイトが盛んに、ここで寝ててもいいの？ホームレスとか来ないの？って驚いていた。

ツアーはここで解散
ホテルにチェックイン。駅の線路に沿って細長いホテル、延々と部屋が連なり、ジャック・ニコスルンのシャイニングみたいｗ
３階の部屋から、駅のホームのガラス屋根と線路が見える　楽しい
モダンデザインの使いやすいお部屋
荷物を片付けた後は、サウナ！
観光客の行く大きな公共サウナは、水着着用だが、水着を忘れたので、ChatGPTで水着の要らないサウナを探してもらったら、地下鉄に乗っていく住宅街のサウナを推薦されたので、行ってみる。地下鉄の駅
かわいい
地下鉄は２路線、というか、一路線が先で分かれている
５～７分おきに交互に走ってる感じ
エスカレーターの横に、自転車も使えるエレベーター
サウナに行く前に小腹が空いたので、カレリアパイ。カレリア地方の郷土料理で、塩味でミルクと煮たお米のクリームが入っている。フィンランドでは朝食などによく食べられるが、美味しいかというと・・・微妙・・・
サウナの入り口の遠景。
地下鉄の駅近く、住宅街の一角にある、コティハルユ・サウナ。
ヘルシンキで最古の公共サウナで、唯一残る、伝統的な蓄熱式薪ストーブの公衆サウナで、1928年創業。
赤いネオンの下。タオルを巻いた半裸のおじさんたちが涼んでいて、ここを突っ切るのに少し勇気がいる。入ると小さな番台があり、タオルも貸してくれるし、ビールや飲み物も売っている。
最初はびっくりしたけど、私も他の女性たちと一緒にタオル一枚で店の前でクールダウン。お天気いいし、最高気持ちいい～
女性のロッカールーム。年季入ってます。ロッカールームと、シャワールームと、サウナ本体。サウナ本体には巨大な年季の入ったストーブと、燃料の薪が積み上げられていて、雰囲気満点。
女性の方は観光客がほとんどで、地元の人は一人だけ。最近は多くの家庭にサウナがあるので、こういうサウナに来る人は減っているらしい。
ヘルシンキには有名なサウナ施設がたくさんあって、人気のところは予約で一杯らしい。夫婦でサウナ旅行に来ているという若い日本人女性は、人気のサウナは日本から予約してきたそう。

サウナでお喋りして、外で涼んで、またサウナ入って・・・最高でしたよ～！！
サウナの後のビールは最高！
熊のマークはフィンランドの国民的ビール
また地下鉄に乗って都心に帰る
夕飯、今日は日曜日でレストランの休みが多い。フィンランド料理のパブレストランに行って...
昔のものがいっぱいある
雰囲気たっぷり
フィンランド名物、サーモンとジャガイモのクリームスープ、甘い黒パン添え。
優しい味でとっても美味しい～！
デザートにブルーベリーパイ。アツアツの金属のプレートで焼いたブルーベリーパイは、パイ皮というよりクラム。アイスクリーム載せてめっちゃおいしい～
帰りがけに駅の中。素敵