2025夏の中欧旅行記④（チェスキークルムロフ観光）

2025/07/24 - 2025/07/25

なんとか取れたANAの特典航空券で、7月末に夫婦で中欧周遊旅行へ行ってきました。
その節は、フォートラの皆様のアドバイスをいただき、有難うございました。
多少のトラブルはありましたが、各都市を満喫して帰ってきました。

この旅行記は、チェコのチェスキー・クルムロフchesky krumlov観光についてです。

（大まかな日程）
３泊　ザルツブルク
１泊　チェスキークルムロフ
２泊　プラハ
３泊　ウィーン

（詳細日程）
7/20 広島空港～羽田空港経由　ANAの夜便でミュンヘンへ
7/21 ミュンヘン着、鉄道でザルツブルクへ　午後ザルツブルク観光
7/22 ザルツブルクの郊外観光
7/23 ザルツカンマーグート観光
7/24 チェスキークロムロフへバスで移動、午後お城観光（＊ここ）
7/25 プラハへバスで移動、午後プラハ観光
7/26 プラハ観光
7/27 夕方までプラハ観光、鉄道でウィーン移動
7/28 ウィーン観光
7/29 ウィーン観光
7/30 夕方までウィーン観光、オーストリア航空でストックホルムへ移動
7/31 ANAストックホルム空港発
8/1 羽田空港～広島空港着

宿泊（だいたい1泊2万円前後）
・ザルツブルク3泊
　a&o ザルツブルク ハウプトバーンホフ (a&o Salzburg Hauptbahnhof)朝食付　Agoda
・チェスキークロムロフ1泊：
　ホテル ルゼ (Hotel Ruze)朝食付　Agoda
・プラハ2泊：
　ボタニック ホテル プラハ (Botanique Hotel Prague)朝食付　Agoda
・ウィーン3泊：
　アディーナ サービスド アパートメンツ ウィーンAdina Serviced Apartments Vienna　素泊まり　Booking.com
・ストックホルム1泊:
　ラディソン ブル アーランディア ホテル ストックホルム アーランダ (Radisson Blu Arlandia Hotel Stockholm Arlanda)素泊まり　Agoda

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

a&oザルツブルクの朝食会場の様子
もりもり朝食を食べてからチェックアウトしました。

a&o Salzburg Hauptbahnhof ホテル

近くのバス停（August Gruber Stass)から3番のバス（U-bahn)に乗って、日本で予約したFlixbusでチェスキークルムロフへ行きます。（また雨）

Salzburg Guest Mobility Ticketは、チェックアウト後も、ザルツブルク州を出るまで使えると公式ウェブサイトに書いてありました。

30分ほどでSalzburg Alpensiedlung P+Rで降り、2分ほど歩いてフリックスバスのFlixbus Haltestelle Salzburg Südバス停へ。沢山並んでいました。（ほぼ１００％アジアの人）

10:05に時間ピッタリに到着

中にトイレがありました。トイレ休憩はないです。ほぼ満席。

プリントアウトしたQRコード（スマホでOK）を見せて乗ります（座席は自動で指定されていた）二人で約３４ユーロ＋手数料（２ユーロくらい）。私はOmioのサイトで予約しましたが、直接予約した方がいいと思います（手数料がかからない）。

だいたい予定どおり、3時間半ほどで１３：３０にチェスキークルムロフのバスターミナルに到着。快適でした。
後日、近くに座っていたベトナム人家族を大混雑のプラハで見かけました・・・。可愛い男の子の顔を覚えていた。

バス バス系

バスターミナルからさて、どっちへ行くかな・・・と見回すと、この細い坂を上るようです。とても大変。

歩いて10分かからずに、今日の宿「ホテルルゼ Hotel Ruse」がありました。旧市街の入り口に近いので、楽でした。石畳をスーツケースを持って歩くのが思ったより大変でした・・・。
イエズス会修道院を改装してホテルにしたので、外観もとても雰囲気があります。

荷物を預けて観光に行きます。

ホテル ルゼ ホテル

雨で濡れた石畳。綺麗。滑るけど・・・。

ATMでチェコクローネをクレカでキャッシングしてから、スヴォルノスティ広場へ。（ペスト終焉記念碑が立っている。）
チェスキークルムロフは現金しか使えないところがあると書いてあったので現金をキャッシングしたけど、もうそんなことはありませんでした・・・。

スヴォルノステイ広場 広場・公園

有名な塔が見えました！（ディズニーのラプンツェルが住んでいた塔のモデルらしい？？）

塔のあるお城に行く前に、もう2時なのでランチ。
ケバブハウス　Kebab House　というお店に来ました。
テイクアウトだけど、外にテーブルと椅子があってそこで食べることができます。ところが、雨が降ってきてしまったので中で食べさせていただくことに。（外にあった椅子を中に入れてくれた。）
（これは雨が止んた後に撮った写真）

シリア人の親切なご主人

こちらのドラム・ケバブ１５０クローネ＝約1100円
いわゆるフラワートルティーヤにケバブ（鶏肉）やサラダなどを巻いて、カリっと周りが焼いてあって美味しかったです。

（ちょっとここで悲報！少し前まで１チェコクローネ＝4円くらいでしたが、今は、7円以上になってしまいました・・・。クレカは、１CZK＝7.3円でしたが、キャッシングは1CZK=7.1円くらい。）

ケバブ（鶏肉）とサラダのセット１７０クローネ（これではなく、普通にドネルケバブ（ピタパンに挟まったの）にすればよかった・・・）

ビール（７５クローネ＝550円）はこの店にはないから、向かいのお店で買って来て、と言われて夫が買ってきた。

シリアから逃げて来たというおじさんが親切に紅茶をご馳走してくれました。（シリアで遺跡発掘をしていた奈良の大学の研究者と交流があったらしく、親日家のようです。今は家族と幸せに暮らしているようで何よりです。）

雨も小雨になり、お城に入ります。
ところが、このチェスキークルムロフ城、とっても分かりにくいです。
お城の敷地は、いつでも無料で入ることができるようですが、チケット売り場がよく分からず、どんどん進みます。

チェスキークルムロフ城 城・宮殿

途中の広場。
この壁は、だまし絵です。最近描いたのかと思ったら、建築当初かららしいです。（領主が見栄を張るため）

曇ってるけど、とても素敵な町です。写真映えします。

だまし絵。この広場でガイドツアーの人々が集合することが後でわかる。
そう言えば、この広場のトイレは10クローネだったと。20クローネかも。
（20クローネ=１４０円または１ユーロ＝１７０円だったかも）

どんどん進みます。
このトンネルの中にチケット売り場っぽいところがありましたが、違いました。

インド人のおじさん団体がすごい勢いで写真撮りまくってました。。。

どんどん進んで、広いお庭に着きました。まだお城へのチケット売り場が分かりません・・・！
暗く写っているけど、とても綺麗なバロック式のお庭でした。

城の庭園 城・宮殿

仕方がなく来たところを入り口近くまで戻りました。
城門の近くの広場で、小さく「Ticket」と書いてある看板を見つけ、大人２人と言って３００クローネ/人でチケットを購入すると、「15:30の英語ツアーだから、2番目の広場に行って」と言われます。

後で調べるとツアー1と２があるそうですが、何も聞かれず、ツアー1に入れられました。
写真が集合場所。

城内ツアー 城・宮殿

時間になると20人くらいで中に入ります。
この解説員の女性は、大きなはっきりとした英語でとても分かりやすい。早口だけど。
言語によって解説書を渡してくれますが、日本語はありませんでした・・・残念！

こちらは、王族用のチャペル

王族の食卓

別な食卓

ロココ調のお部屋

王族用の劇場

色々な王族が少しずつお城を増築して、その時代ごとに流行りのスタイルの建築様式で建てられている・・・というのが分かりました。

1時間くらいでした。塔に入れなかったのであれ・・・？と思いつつ。

城門近くの広場（噴水がある）の、Ｃａｆｅと書いてあるところが、「塔と城の博物館」への入り口（1人２８０クローネ）でした・・・（わざと分かりにくくして、城ツアーに誘導している？）

さっきのが一人３００CZK＝約2200円で、また２８０CZKはちょっと・・・ということで、塔には登りませんでした。まあ、登ってもたいして高さはないし・・・
（悔し紛れ？）

城の塔 (城の博物館) 建造物

お城の入り口に熊がいました（たぶん2頭）。17世紀から飼われているとか。

お城を下から見たところ

さっきインド人のおじさん団体と一緒だった渡り廊下（？）を下から見たところ

近くに寄るとすごい迫力

たぶん地元の人たちが、次々とラフティングをしていた

ホテルルゼ　Hotel Ruseにチェックインしました。
Agodaで一泊朝食付き22000円くらいでした。
フロントで、２人で１泊分の宿泊税100CZK＝７３２円を払いました。

ホテル ルゼ ホテル

重厚感のある雰囲気のバー（営業していないけど）
ゲスト用にレモン水が置いてありました。

修道院を改装した雰囲気が残っている廊下

落ち着いたインテリアの部屋です。
部屋によって大きさが違うようですが、この部屋はベッドの周りにほとんどスペースがなかったです。
あと、周りの家具や電気製品が古くて建付けが悪いような・・・
でもベッドはしっかりしていて高級感があり、良く寝れました。
朝晩冷えるのでクーラーなしで大丈夫

お茶セット
テレビと冷蔵庫もありました

バスルームは広くて優雅
（シャワーカーテンもなにも無いので水浸しになる。ヨーロッパあるある？）
タオルがふかふか

部屋の窓からの景色
下のテラスはレストランの一部（ここで朝ご飯を食べたかったのもあってこのホテルを予約をした）
裏の森はスポーツパークで、この近くからボートが次々と出ているようでした。

地下にあるスパ（なぜか仏像が）
（この日はプールは営業していなかった。スパの予約が入ったらプールも水を入れ替えて準備をするみたいな感じなのかな。プールは１時間くらい待ったら水を入れ替えるよと言われたけど、水着を持ってなかったのでお断りました。）

スパ施設には、このお風呂やジャグジーもありました。狭いけど結構充実。

夕飯は、Googleマップで評判の良かった地元の居酒屋「ホスポダ・ナ・ロウジ Hospoda Na Louži」
何となくNHKの「入りにくい居酒屋」に出てきそうな雰囲気

ホスポダ ナ ロウジ 地元の料理

大きなマスを丸ごと揚げたもの（グラムによって値段が変わる）
元の値段 325CZK+重さのプラス分 88CZK=約2900円
酢漬けにしたソーセージ（すごく酸っぱいけどパンと合う）94CZK
ビール 52CZK
炭酸水 31CZK
美味しいパンはサービスだった（有料だと思ったので有難い・・・！！）

合計590CZK(=約4200円）だったのですが、チップ込みで650CZKを現金でお支払いしました。

サクサクのマス料理にとても満足しました。
ちなみに、Googleマップの口コミでは現金オンリーと書いてあったけど、クレジットカードでもＯＫのようでした。

帰りはまた雨が降ってました。ザルツブルクとチェコはいつも傘か防水ジャケットを持ってないといけなかった。

夜の小道の雰囲気がとてもよかったです。