2025/07/01 - 2025/07/15
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funasanさん
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最悪!パリ・オステルリッツ駅(写真)からブールジュ(注1)への予約済の列車が突然キャンセルされてしまった。しかも、数少ない代替え列車は満席御礼で予約不可、このままではブールジュに行けない。どうする???
注1:フランスにある都市ブールジュです。ベルギーのブルージュとは違います。この2つは名前が似ていますが全く別の都市で関係ありません。
ベルギーのブルージュの旅行記は以下です。
◎オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの世界遺産巡りとパリ滞在記(4)(ベルギー・ブルージュ編)
https://4travel.jp/travelogue/10926330
注2:今回のフランス周遊鉄道の旅では、全行程の鉄道チケットをフランス鉄道の公式ページで予約発券しました。
◎フランス鉄道
https://www.sncf-connect.com/en-en
※新著出版しました。
『鉄道で駆け巡る シニア夢の旅路』(キンドル版)
ーミラノからハンブルクまで ヨーロッパ縦断18日間
前編:北イタリア5都市訪問ー
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F3ZNY12Z/ref
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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7月2日(水)今日からフランス周遊鉄道の旅が開始です。個人旅行の場合、鉄道のチケットの買い方、目的地までの鉄道路線、途中乗り換え、駅のホーム、等、誰も教えてくれません。私は妻の添乗員なので事前調査が必須です。早朝5時、1人でヒルトンホテル(写真)を出て空港ターミナルに向かいました。
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空港ターミナル(写真)はまだ夜明け前の雰囲気です。人影がなくひっそりとしています。ここで私には重大な任務があります。空港からパリ・オステルリッツ駅までの鉄道チケットを買い、パリ・北駅に行く駅のホーム&行先を確認する必要があります。間違うと全日程が崩れます。
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早朝なのでチケット販売の窓口はまだ開いていません。ずらりと並んだ券売機(写真)で、誰にも助けなく無事にチケットを発券できるか?ドキドキしながら発券機と対面しました。パリ市内の交通利用には「ナビーゴ(Navigo)」というICカード式の交通パスが必携です。利用可能な交通機関は「メトロ(地下鉄)、RER(高速郊外鉄道)、バス、トラム、トランジリアン(郊外電車)、モンマルトルのケーブルカー」です。
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「ナビーゴ(Navigo)」(写真)は1枚2ユーロで、一度購入すれば、10回券や1日券などをリチャージ可能です。でも、リチャージを発券機でやろうとすると苦労します。窓口でやってもらいましょう。
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空港からパリ市内までのチケットは「Ticket Paris Region Aeroports」(13ユーロ)です。これに「ナビーゴ(Navigo)」発券の2ユーロ加えて15ユーロでパリ市内まで行けます。
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参考までに、券売機の操作手順を画像で示しておきました。まずは英語版(日本語版はない)を出して「何枚カードを買うか」→「空港から片道13ユーロ」→「合計金額15ユーロ」→「レシート欲しいか」→「クレジットカード支払い」と続いて、無事発券できたら、おめでとう!です。
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上記の写真は私の事前メモです。午前6時:朝食、午前7時:ホテル出発、シャルルドゴール空港からパリ交通公団の鉄道(RER B線)に乗って「パリ・北駅(Gare du Nord)」に行き、そこで地下鉄「メトロ5号線」に乗り換えて「パリ・オステルリッツ駅」に行きます。
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RER B線の乗り場も未体験ゾーンです。目の前の駅から本当にパリ・北駅に行くのか?確認するために誰かに聞こうとするも、早朝すぎて人が来ない。そこに救世主が現れました。飛行機会社のCAです。
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彼女に聞くと、この駅からパリ・北駅方面へ行く電車が時刻表通りに発車している、ということでした。これで一安心してヒルトンホテルに帰り、朝食を済ませ、チェックアウトをして、7時20分頃の電車(写真)に乗車しました。
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列車内に表示されていた路線図(写真)です。現在走行中の様子が分かって安心できます。表示にある「Gare du Nord)」で下車しなければなりません。Gareは「駅」、du は冠詞、Nordは「北」です。「北駅」で下車です。
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パリ北駅で地下鉄に乗り換えます。パリ北駅は、フランス北部やヨーロッパ各国への重要な交通拠点として機能するパリの代表的な駅です。年間約2億人が利用する巨大ターミナルです。メトロ5号線を見つけるのに苦労しましたが、無事乗車しました。次なる目的地は「Gare d'Austerlitz(オステルリッツ駅)」(写真)です。
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予定通りオステルリッツ駅に到着しました。ブールジュへの列車にはまだ1時間近く余裕があったので、オステルリッツ駅の外に出てみました。そして、驚きました。その駅舎(写真)の素晴らしさに圧倒です。夫婦ともに一気に盛り上がってきました。
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本日乗車する列車は「インターシティ(InterCity)」で、これは、ヨーロッパの多くの国で運行されている都市間特急列車です。今回は旅のはじめなので「ファーストクラス(1等車)」を予約しました。
写真:パリ・オステルリッツ駅からビエルゾン駅までのチケット -
パリ・オステルリッツ駅を09:13に出発して、快適な1等車に1時間31分乗車後、「Vierzon」で乗り換えます。ここからローカル列車に17分揺られて「Bourges」11:10着です。
写真:ビエルゾンからブールジュまでのチケット -
気分よく駅構内(写真)に入っていったのですが…、ここからドラマは急転回します。電光掲示板に我々が乗る列車がない、ない、ない。何度探してもない。ここで私はパニックになりました。そして、周囲の人(恐らくフランス人)にかたっぱしから(英語で)聞きました。チケットを見せて!There is no my train.Why?
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写真:スマホに来ていた列車キャンセルのお知らせ
同じ列車に乗る予定の中年の女性(恐らくフランス人)が、手招きしてこっちへ来い、てな感じで、フランス鉄道のチケット販売オフィスまで案内してくれました。ここで長い列に並びました。 -
写真:列車キャンセルのお知らせ(翻訳)
30分以上待ったあと、やっとチケット販売の窓口まできました。ここで、カウンターパンチをくらいました。ブールジュ行の列車はもともと本数が少なく、後続の列車は全て満席、という返事でした。 -
TGVを使う他のルートも探してもらいましたが、何と本日のTGVはほとんど運休中という。どうして?と聞くと「熱波で鉄道の線路が歪み、走行に支障がきた」とのこと。唖然!
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写真:私の日程メモ(赤字は列車の変更)
私はもう諦めて、今日はパリに泊まろう、日程は大幅変更やむなし、と内心思いました。しかし、妻は違いました。彼女は諦めません。必死で訴えます「立ち席でいいからブールジュまで行きたい、何とかして」これを私が英語でスタッフに訴えます。 -
中年の男性スタッフはパソコンをかちゃかちゃやっていて、やっと「あったよ」という返事。座席指定なしです。パリ・オステルリッツ駅出発は夕方の17:28、ビエルゾンで乗り換えてブールジュ到着は20:13、出発まで8時間くらい待ち時間があります。しかし、今夜中にブールジュに着けるので、妻は大喜びし、これに決めました。
写真:オステルリッツ駅近くのカフェ -
ここから、苦難の8時間耐久レースがはじまりました。何しろ、熱波到来のフランス(パリ)です。駅構内は暑くて耐えられません。駅のカフェに逃げ込んでもエアコンがあまり効いていない。
写真:オステルリッツ駅近くの日本料理店のメニュー -
カフェに1時間もいると心身の疲れ出てきて横になって仮眠したくなりました。そこで近くの大きな公園のベンチで横になろう、と思って(重いスーツケースを引っ張って)行ってみると……木陰のベンチは満席御礼!空いているベンチに寝ころべば天日干し、目玉焼きになってしまいます。
写真:オステルリッツ駅近くの日本料理店のメニュー -
ここに救世主が現れました。公園の近くに「マック」があったのです。ランチを兼ねてマックの2階にあがり席を確保しました。ここが素晴らしい!エアコンがしっかり効き、涼しくて快適、まるで生き返る感じでした。
写真:やっと来た列車に乗車 -
しかも、席の後ろに電源があり、wifi接続OKです。軽くランチをとり、仮眠したりパソコンやったりして、このマックで5時間くらい滞在しました。
写真:車窓の風景 -
やっと来た列車に乗車したのですが席はありません。通路は暑いので客車の中に入るとドアに近い1人席が空いていました。とりあえず妻に座ってもらい、私もどこか探しに行きました。
写真:車窓の風景 -
すると、同じようにドアに近い1人席が空席でした。そこに座って、お客が来たら代わればいい、と思って座っていました。結局、ビエルゾンに着くまで2人とも着席して列車に乗ることができました。
写真:ビエルゾン着 -
後から振り返ってみると、この席は非常用で空けてあった?そんな気がします。19:06、ビエルゾン着ここで列車を乗り換えます。ブールジュ行の列車は本当に来るのか?不信感をもちつつ駅ホームで待っていると、来ました来ました。
写真:ビエルゾン駅 -
お客は少なく列車内(写真)はガラガラです。ローカル列車ですがエアコンはしっかり効いて快適です。実は後で知ったのですが、パリ市内のエアコン普及率は約15~20%程度です。これは歴史的建造物や景観保護条例の影響により設置が難しいケースが多いことが主因です。一方で日本の都市部では99%前後に達しています。熱波到来のパリは人が住めない!
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やっと「ブールジュ駅」(写真)に到着しました。時刻は午後8時13分、ヨーロッパの夏の日暮れは遅く、午後8時過ぎでも十分明るいので助かります。これが真っ暗だと気分が沈みます。
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本日のホテルは駅の目の前にある「The Originals City, Hôtel Le Berry, Bourges」(写真)です。長くて苦しいブールジュへの鉄道旅でした。
→ブールジュ観光に続く
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