ジヴェルニー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ジヴェルニーは、パリから北西へ約80km、ノルマンディー地方の緑豊かな丘陵地にひっそりと佇む小さな村です。印象派を代表する画家クロード・モネが、1883年、43歳のときにこの地に魅了され、家族とともに移り住んだことで知られています。それから亡くなる1926年までの約43年間、モネはこの地で創作活動に打ち込み、数々の名作を生み出しました。<br /><br />モネの家は、もともと果実酒の圧搾所として使われていた建物だったそうです。モネは納屋をアトリエに改装し、インテリアや家具の色合いにもこだわって、居心地のよい空間に仕上げていきました。中でも特に魅力的なのが、彼自身が設計し、丹念に手入れをした庭園。季節ごとに咲く色とりどりの花々が美しく、私が訪れた時にはバラが咲き始めていて、春の庭を楽しむことができました。庭の奥には日本風の太鼓橋がかかる池があり、ここでモネの代表作《睡蓮》が描かれたのでした。<br /><br />村の風景もまた魅力的で、石造りの家々や花で彩られたカフェ、静かな小道のひとつひとつが、まるで印象派の絵画の一部のようでした。この芸術の息づく村に1泊し、モネの家と庭をじっくり楽しんだほか、朝と夕方には人の少ない村をゆっくりと散策しながら、モネが愛した風景を自分の目で確かめるように過ごしました。<br /><br />(ジヴェルニーの旅行記を1冊にまとめようとしましたが、長くなりすぎることがわかり、2編に分けることにしました)

フランス&スペイン バスク一人旅 2025 ⑩ モネの庭を訪ねて ガッツリ ジヴェルニーへ(前編)

99いいね!

2025/05/18 - 2025/05/19

5位(同エリア106件中)

旅行記グループ モネの庭を訪ねる旅

20

73

akiko

akikoさん

ジヴェルニーは、パリから北西へ約80km、ノルマンディー地方の緑豊かな丘陵地にひっそりと佇む小さな村です。印象派を代表する画家クロード・モネが、1883年、43歳のときにこの地に魅了され、家族とともに移り住んだことで知られています。それから亡くなる1926年までの約43年間、モネはこの地で創作活動に打ち込み、数々の名作を生み出しました。

モネの家は、もともと果実酒の圧搾所として使われていた建物だったそうです。モネは納屋をアトリエに改装し、インテリアや家具の色合いにもこだわって、居心地のよい空間に仕上げていきました。中でも特に魅力的なのが、彼自身が設計し、丹念に手入れをした庭園。季節ごとに咲く色とりどりの花々が美しく、私が訪れた時にはバラが咲き始めていて、春の庭を楽しむことができました。庭の奥には日本風の太鼓橋がかかる池があり、ここでモネの代表作《睡蓮》が描かれたのでした。

村の風景もまた魅力的で、石造りの家々や花で彩られたカフェ、静かな小道のひとつひとつが、まるで印象派の絵画の一部のようでした。この芸術の息づく村に1泊し、モネの家と庭をじっくり楽しんだほか、朝と夕方には人の少ない村をゆっくりと散策しながら、モネが愛した風景を自分の目で確かめるように過ごしました。

(ジヴェルニーの旅行記を1冊にまとめようとしましたが、長くなりすぎることがわかり、2編に分けることにしました)

旅行の満足度
5.0
  • この日は午後にジヴェルニーに向かう予定で、午前中はマルモッタン・モネ美術館とエッフェル塔を訪問。(マルモッタン美術館は、単独でも長くなるので、別にまとめたいと思います)<br /><br />そして午後2時前に、メトロを乗り継いでSt-Lazare駅までやってきました。ところがSt-Lazareのメトロ駅は出口がとてもややこしくて、どの出口から出たらよいかわからず迷子状態に..。同じように出口を探していた女性がいて、「なんてわかりにくいの!」と二人で苦笑いし、一緒にウロウロ。どうにか見つけてやれやれでしたが、時間に余裕をもって移動しなくてはいけないと思い知らされました(^^ゞ<br /><br />さて、パリからジヴェルニーに行く場合、St-Lazare(サン・ラザール)駅から、地域圏急行列車のTER(テーウーエル)に乗り、ジヴェルニーの最寄駅「Vernon-Giverny(ヴェルノン-ジヴェルニー)駅」まで乗車することになります。

    この日は午後にジヴェルニーに向かう予定で、午前中はマルモッタン・モネ美術館とエッフェル塔を訪問。(マルモッタン美術館は、単独でも長くなるので、別にまとめたいと思います)

    そして午後2時前に、メトロを乗り継いでSt-Lazare駅までやってきました。ところがSt-Lazareのメトロ駅は出口がとてもややこしくて、どの出口から出たらよいかわからず迷子状態に..。同じように出口を探していた女性がいて、「なんてわかりにくいの!」と二人で苦笑いし、一緒にウロウロ。どうにか見つけてやれやれでしたが、時間に余裕をもって移動しなくてはいけないと思い知らされました(^^ゞ

    さて、パリからジヴェルニーに行く場合、St-Lazare(サン・ラザール)駅から、地域圏急行列車のTER(テーウーエル)に乗り、ジヴェルニーの最寄駅「Vernon-Giverny(ヴェルノン-ジヴェルニー)駅」まで乗車することになります。

  • 駅前に、このようなアート作品が!「みんなの時間」という時間の概念や流れが表現された作品なんだそうです。<br /><br />ネット情報では、St-Lazare駅から、Vernon-Giverny駅まで、所要時間45分となっていましたが、私は TER 13129 に乗車し、1時間7分(13:57→15:04)かかりました。&quot;OMIO&quot;という鉄道予約サイトで予約し、料金は10ユーロでした。<br /><br />TERは基本、予約は不要のようですが、ジヴェルニーは時間帯によって満席になると書かれていたので、念のため往復とも予約購入しておきました。OMIOは日本語で予約できるので、便利だと思いましたが、手数料を含む料金だとのことでした。

    駅前に、このようなアート作品が!「みんなの時間」という時間の概念や流れが表現された作品なんだそうです。

    ネット情報では、St-Lazare駅から、Vernon-Giverny駅まで、所要時間45分となっていましたが、私は TER 13129 に乗車し、1時間7分(13:57→15:04)かかりました。"OMIO"という鉄道予約サイトで予約し、料金は10ユーロでした。

    TERは基本、予約は不要のようですが、ジヴェルニーは時間帯によって満席になると書かれていたので、念のため往復とも予約購入しておきました。OMIOは日本語で予約できるので、便利だと思いましたが、手数料を含む料金だとのことでした。

  • 時間通り、「Vernon-Giverny駅」に到着。(この写真は翌日撮影したものです)<br />駅前から列車の時間に合わせて、ジヴェルニーまでシャトルバス(行きは1日5本、往復10ユーロ)が出ているとのことで、急いでバス乗り場まで行きました。<br /><br />バス乗り場は、線路横から出る通路があり、行くとスタッフがバス誘導の旗を持ち案内してくれました。

    時間通り、「Vernon-Giverny駅」に到着。(この写真は翌日撮影したものです)
    駅前から列車の時間に合わせて、ジヴェルニーまでシャトルバス(行きは1日5本、往復10ユーロ)が出ているとのことで、急いでバス乗り場まで行きました。

    バス乗り場は、線路横から出る通路があり、行くとスタッフがバス誘導の旗を持ち案内してくれました。

  • これはそのシャトルバスのルートが紹介されているものです。<br /><br />駅のバス乗り場やバスのスケジュールは以下のクロードモネ財団のサイト<アクセス>で確認してくださいね(2025年現在)<br />https://claudemonetgiverny.fr/wp-content/uploads/2025/04/Depliant-Navette-Giverny-2025-FR-web.pdf

    これはそのシャトルバスのルートが紹介されているものです。

    駅のバス乗り場やバスのスケジュールは以下のクロードモネ財団のサイト<アクセス>で確認してくださいね(2025年現在)
    https://claudemonetgiverny.fr/wp-content/uploads/2025/04/Depliant-Navette-Giverny-2025-FR-web.pdf

  • バスに首尾よく最前列に座ることができました。乗客が多いのか、2台一緒に出発し、出発後すぐに撮った写真がこれでした。右側が線路で、上のバスルートで進んで行きました。

    バスに首尾よく最前列に座ることができました。乗客が多いのか、2台一緒に出発し、出発後すぐに撮った写真がこれでした。右側が線路で、上のバスルートで進んで行きました。

  • 途中、セーヌ川が流れていたり、小さな黄色の花が一面に咲く草原がありました。もしかしたら、モネがどこかで作品を描いていたのかも、なんて勝手に想像しながら車窓風景を眺めていたのでした。<br />

    途中、セーヌ川が流れていたり、小さな黄色の花が一面に咲く草原がありました。もしかしたら、モネがどこかで作品を描いていたのかも、なんて勝手に想像しながら車窓風景を眺めていたのでした。

  • 駅からおよそ20分あまりでジヴェルニーのシャトルバス・ステーションに到着。多くの人は、ここから歩いて『モネの庭』に向かうようでした。私は、スーツケースを持っていたので、まず、この日宿泊するお宿に向かうことに!

    駅からおよそ20分あまりでジヴェルニーのシャトルバス・ステーションに到着。多くの人は、ここから歩いて『モネの庭』に向かうようでした。私は、スーツケースを持っていたので、まず、この日宿泊するお宿に向かうことに!

  • これは『モネの庭(家)』周辺のマップです。B&amp;Bのお宿は、地図の左上あたりにありました。地図の「バス停」からコロンビエ通りを北上し、クロードモネ通りを西に進んで行きました。

    これは『モネの庭(家)』周辺のマップです。B&Bのお宿は、地図の左上あたりにありました。地図の「バス停」からコロンビエ通りを北上し、クロードモネ通りを西に進んで行きました。

  • このピンクの建物が「ル コイン デ アーティスト(Le Coin des Artistes)」というお宿でした。Booking.comから予約し、1泊 131.60 EUR(朝食別)でした。<br /><br />このお宿はB&Bで、常にエントランスドアが開いているわけではなく、事前に解錠する番号が伝えられていました。<br />

    このピンクの建物が「ル コイン デ アーティスト(Le Coin des Artistes)」というお宿でした。Booking.comから予約し、1泊 131.60 EUR(朝食別)でした。

    このお宿はB&Bで、常にエントランスドアが開いているわけではなく、事前に解錠する番号が伝えられていました。

  • 伝えられた番号を入力し、中に入ると、奥にホストのAnnieさんがいて、優しく迎えてくれました。Annieさんは多分中華系のオーナーで、ご主人もいましたが、英語があまり話せない方で、お料理を担当されているのだとか。お二人は中国語で会話をされいました。<br /><br />1階のエントランスを入った空間はとてもキュートな感じがしてニンマリとしました。(言い方を変えると、写真映えするように作られているような... 笑)

    伝えられた番号を入力し、中に入ると、奥にホストのAnnieさんがいて、優しく迎えてくれました。Annieさんは多分中華系のオーナーで、ご主人もいましたが、英語があまり話せない方で、お料理を担当されているのだとか。お二人は中国語で会話をされいました。

    1階のエントランスを入った空間はとてもキュートな感じがしてニンマリとしました。(言い方を変えると、写真映えするように作られているような... 笑)

  • 私の部屋は2階の N° 1 [Nymphéa] (睡蓮)というお部屋でした^ ^ <br /><br />花柄の壁紙が美しいお部屋で、ひと目で気に入りました。窓からは可愛い風景が見え、洋服ダンスは何とも可愛いものでした。

    私の部屋は2階の N° 1 [Nymphéa] (睡蓮)というお部屋でした^ ^

    花柄の壁紙が美しいお部屋で、ひと目で気に入りました。窓からは可愛い風景が見え、洋服ダンスは何とも可愛いものでした。

  • 窓から見えていた一角が気になったので、階下に下り、裏口のドアから外に出て、写真を撮らせてもらいました。とてもキュートな空間で、女子旅ならここで写真を撮り合ったりするのでしょうね(#^.^#)

    窓から見えていた一角が気になったので、階下に下り、裏口のドアから外に出て、写真を撮らせてもらいました。とてもキュートな空間で、女子旅ならここで写真を撮り合ったりするのでしょうね(#^.^#)

  • そしてそのまま、カメラなどを持ったまま、早速「モネの庭」に向かいました。<br /><br />実は、ここで大変なことに気がつきました!ジヴェルニーの「モネの庭」は高知の北川村にあるマルモッタン「モネの庭」の入園券があれば、その半券で入園できるというので、自宅で大切に保管してありました。いつかジヴェルニーに行けるかもしれないと、夢見て...。<br /><br />その時がやってきたのに、なんと、、、自宅に置いたままだったんです°°・(&gt;_&lt;)・°° おバカな私!おバカすぎるでしょうと自分を責めても後の祭り。。。右下にある半券が北川村の「モネの庭」の半券で、上が当日買ったジヴェルニーの入園券でした。

    そしてそのまま、カメラなどを持ったまま、早速「モネの庭」に向かいました。

    実は、ここで大変なことに気がつきました!ジヴェルニーの「モネの庭」は高知の北川村にあるマルモッタン「モネの庭」の入園券があれば、その半券で入園できるというので、自宅で大切に保管してありました。いつかジヴェルニーに行けるかもしれないと、夢見て...。

    その時がやってきたのに、なんと、、、自宅に置いたままだったんです°°・(>_<)・°° おバカな私!おバカすぎるでしょうと自分を責めても後の祭り。。。右下にある半券が北川村の「モネの庭」の半券で、上が当日買ったジヴェルニーの入園券でした。

  • がっかり気落ちしたまま、モネの庭方面に歩いて行きました。これはお宿の近くにあった「Au Coin du Paint’re」というお店でした。

    がっかり気落ちしたまま、モネの庭方面に歩いて行きました。これはお宿の近くにあった「Au Coin du Paint’re」というお店でした。

  • これは味のあるハーフティンバーのお宅で、前にバラが可愛く咲いていて、何枚か写真を撮らせてもらいました。

    これは味のあるハーフティンバーのお宅で、前にバラが可愛く咲いていて、何枚か写真を撮らせてもらいました。

  • これはギャラリーのようでした。

    これはギャラリーのようでした。

  • 一見するとパンジーのような花ですが、初めて見る花が咲いていました。調べてみると、「ロックローズ」という岩の多い場所に分布する花のようです。

    一見するとパンジーのような花ですが、初めて見る花が咲いていました。調べてみると、「ロックローズ」という岩の多い場所に分布する花のようです。

  • モネの家のチケット売り場まで来ると、長~~い列が!この列を見て更にがっかり。仕方なく並んでみると、人数調整をしながら受け付けているのか、なかなか進まなくて。。。本当に半券さえあれば、違う入口からスイスイ入れそうだったのに。自分の詰めの甘さに、腹を立てたり反省したり。。。私の前には 感じの良いカップルが並んでいて、途中で「この調子で行くと入場は5時になるかもしれませんね~」と話していたのですが... 実はそれどころではなかったんです°°・(&gt;_&lt;)・°°<br /><br />並び始めたのが、午後4時すぎでした。そして、なんと入園できたのが午後5時20分ごろ。1時間20分ほど外で待っていたことになります。はぁ~~長かった!ちなみに、入場料は12EURでした。<br /><br />モネの庭は、午前9時30分から午後6時まで、中でいることができるのはわずかな時間だけ。でもここで入場を止めるなんてできませんでした。

    モネの家のチケット売り場まで来ると、長~~い列が!この列を見て更にがっかり。仕方なく並んでみると、人数調整をしながら受け付けているのか、なかなか進まなくて。。。本当に半券さえあれば、違う入口からスイスイ入れそうだったのに。自分の詰めの甘さに、腹を立てたり反省したり。。。私の前には 感じの良いカップルが並んでいて、途中で「この調子で行くと入場は5時になるかもしれませんね~」と話していたのですが... 実はそれどころではなかったんです°°・(>_<)・°°

    並び始めたのが、午後4時すぎでした。そして、なんと入園できたのが午後5時20分ごろ。1時間20分ほど外で待っていたことになります。はぁ~~長かった!ちなみに、入場料は12EURでした。

    モネの庭は、午前9時30分から午後6時まで、中でいることができるのはわずかな時間だけ。でもここで入場を止めるなんてできませんでした。

  • これはモネの庭にあった地図です。見どころは3ヶ所。<br />1)花の庭<br />2)水の庭<br />3)モネの家<br />わずか30分ほどの時間しかなかったので、1)の花の庭と 2)の水の庭を駆け足でめぐることにしました。

    これはモネの庭にあった地図です。見どころは3ヶ所。
    1)花の庭
    2)水の庭
    3)モネの家
    わずか30分ほどの時間しかなかったので、1)の花の庭と 2)の水の庭を駆け足でめぐることにしました。

  • まずは花の庭でも一番見たかったバラのアーチに一目散に駆け寄りました。バラが咲き始めていて、まだ満開ではありませんでしたが、淡いピンクや黄色のバラが咲いていて、思わずニンマリ!

    まずは花の庭でも一番見たかったバラのアーチに一目散に駆け寄りました。バラが咲き始めていて、まだ満開ではありませんでしたが、淡いピンクや黄色のバラが咲いていて、思わずニンマリ!

  • アーチの両脇には季節に応じた花が咲くようで、この時はパープル系のお花が咲いていました。アリウムの一種のパープルセンセーションやフロックスなどのお花でした。

    イチオシ

    アーチの両脇には季節に応じた花が咲くようで、この時はパープル系のお花が咲いていました。アリウムの一種のパープルセンセーションやフロックスなどのお花でした。

  • まだ明るいですが、閉園時間が迫っていて、多くの人がいなくなって写真を撮るには好都合でした^ ^ 時間をかけずに、ささっと撮影して次々とお庭を移動して行きました。<br /><br />モネが1883年にジヴェルニーに移り住んだ際、敷地は果樹園と果実酒の圧搾所として使われていた建物があっただけだったとか。モネは「ここに理想の庭を作りたい」との抱負を抱き、四季折々の光と色、そして自然の移ろいを感じられる庭を自分の手で育てていこうと心に決めたのだとか。<br /><br />彼はすぐに家や花壇に手を加え始め、花の種類や色を緻密に計算し、あたかも絵画のパレットのように、異なる色合いや高さの花々を混植しました。これにより、訪れる人々は歩くたびに、絶えず変化する色彩のシンフォニーを体験できるようになったんだそうです。

    まだ明るいですが、閉園時間が迫っていて、多くの人がいなくなって写真を撮るには好都合でした^ ^ 時間をかけずに、ささっと撮影して次々とお庭を移動して行きました。

    モネが1883年にジヴェルニーに移り住んだ際、敷地は果樹園と果実酒の圧搾所として使われていた建物があっただけだったとか。モネは「ここに理想の庭を作りたい」との抱負を抱き、四季折々の光と色、そして自然の移ろいを感じられる庭を自分の手で育てていこうと心に決めたのだとか。

    彼はすぐに家や花壇に手を加え始め、花の種類や色を緻密に計算し、あたかも絵画のパレットのように、異なる色合いや高さの花々を混植しました。これにより、訪れる人々は歩くたびに、絶えず変化する色彩のシンフォニーを体験できるようになったんだそうです。

  • この「花の庭」は、移り住んだ当時は並木道の周りにリンゴ畑と野菜畑が広がっていたことから、ノルマンディーの農園を意味する「クロ・ノルマン」の名前で呼ばれているとのこと。この通路には、アイリスなどの花とともに高い位置にピンクのバラが咲いていて...

    この「花の庭」は、移り住んだ当時は並木道の周りにリンゴ畑と野菜畑が広がっていたことから、ノルマンディーの農園を意味する「クロ・ノルマン」の名前で呼ばれているとのこと。この通路には、アイリスなどの花とともに高い位置にピンクのバラが咲いていて...

  • とても可愛かったです。バラにはいろんな仕立て方があり、一本の幹を伸ばして上部に傘形にたくさんのバラを咲かせる仕立て方を&quot;スタンダード仕立て&quot; というのだそうですね。

    とても可愛かったです。バラにはいろんな仕立て方があり、一本の幹を伸ばして上部に傘形にたくさんのバラを咲かせる仕立て方を"スタンダード仕立て" というのだそうですね。

  • この写真左下にジャーマン・アイリスが咲いていますが、日本のアヤメと比べると大きくて華やかな印象でした。他にも春の花が咲いていますが、このモネの花の庭で5月ごろ咲いているのは次のお花だそう。<br /><br />ハゴロモグサ、オダマキ、ツツジ、センノウ、クレマチス、ワスレナグサ、ジキリタス、アイリス、オリエンタルポピー、パンジー、ビオラ、ボタン、シャクナゲ、ツルバギア、ハナダイコン、アメリカナデシコ、カラマツソウ、エリシマム、ホソバタイセイ、アゲラタムなど

    この写真左下にジャーマン・アイリスが咲いていますが、日本のアヤメと比べると大きくて華やかな印象でした。他にも春の花が咲いていますが、このモネの花の庭で5月ごろ咲いているのは次のお花だそう。

    ハゴロモグサ、オダマキ、ツツジ、センノウ、クレマチス、ワスレナグサ、ジキリタス、アイリス、オリエンタルポピー、パンジー、ビオラ、ボタン、シャクナゲ、ツルバギア、ハナダイコン、アメリカナデシコ、カラマツソウ、エリシマム、ホソバタイセイ、アゲラタムなど

  • 少し前までチューリップが咲いていたようですが、もうチューリップは見られなくなっていて、代わりにシャクヤクなどが咲いていました!目をひくシャクヤクはあちこちに咲いていて...

    少し前までチューリップが咲いていたようですが、もうチューリップは見られなくなっていて、代わりにシャクヤクなどが咲いていました!目をひくシャクヤクはあちこちに咲いていて...

  • シャクヤクを2種、そして黄色のゴールデン・セレブレーションというイングリッシュローズも一緒にコラージュにしてあげました^ ^

    シャクヤクを2種、そして黄色のゴールデン・セレブレーションというイングリッシュローズも一緒にコラージュにしてあげました^ ^

  • 左の白い花は、真ん中にこんもり黄色いおしべがあり、まるで目玉焼きのようでした(笑)あまり見かけない花ですが、別名カリフォルニア・ポピーとも呼ばれるケシ科の植物の『ロムネヤ』というお花だそうです。その横に好きなルピナスも少しありました。

    左の白い花は、真ん中にこんもり黄色いおしべがあり、まるで目玉焼きのようでした(笑)あまり見かけない花ですが、別名カリフォルニア・ポピーとも呼ばれるケシ科の植物の『ロムネヤ』というお花だそうです。その横に好きなルピナスも少しありました。

  • このようなルピナスも咲いていてニンマリ^ ^

    このようなルピナスも咲いていてニンマリ^ ^

  • モネは庭いじりを絵の制作と同じくらい情熱を注いだそうです。庭の整備は毎年進められ、世界中から様々な花が集められ、日本の友人からはシャクヤクやユリの球根が贈られたとか。<br /><br />花の庭はモネが好む多種多様な花々が季節ごとに植え替えられ、そして画家としての色彩感覚と、たっぷりの植物への愛情を込めて、花々は配置されていたとのことです。

    モネは庭いじりを絵の制作と同じくらい情熱を注いだそうです。庭の整備は毎年進められ、世界中から様々な花が集められ、日本の友人からはシャクヤクやユリの球根が贈られたとか。

    花の庭はモネが好む多種多様な花々が季節ごとに植え替えられ、そして画家としての色彩感覚と、たっぷりの植物への愛情を込めて、花々は配置されていたとのことです。

  • バラのアーチを反対側から見えるところに来ました!こちらの方からはバラが多く咲いているように見えますね。なお、この通路だけは立ち入り禁止になっていました。

    バラのアーチを反対側から見えるところに来ました!こちらの方からはバラが多く咲いているように見えますね。なお、この通路だけは立ち入り禁止になっていました。

  • この日は時間切れで中を見ることができませんが、モネの家もお庭から見えていました。

    この日は時間切れで中を見ることができませんが、モネの家もお庭から見えていました。

  • モネの家に近づくと、あれっモネがいる??? <br /><br />まるでモネがベンチに座っているかのように見えたのは、とある紳士でした。「モネさんかと思いました」と声をかけるとニヤリとされ、撮影させてもらえるか尋ねてみたところ、快諾してくれたのでした。&quot;Merci beaucoup, Monsieur.&quot;

    モネの家に近づくと、あれっモネがいる???

    まるでモネがベンチに座っているかのように見えたのは、とある紳士でした。「モネさんかと思いました」と声をかけるとニヤリとされ、撮影させてもらえるか尋ねてみたところ、快諾してくれたのでした。"Merci beaucoup, Monsieur."

  • お庭に夢中になり、後回しになった『モネの家』です。明るいピンクの壁と、鮮やかな緑色の窓と階段が印象的な建物でした。<br /><br />この日は中に入れずとても残念で、明日は朝イチに来て内部をじっくり見ようと思ったのでした。

    お庭に夢中になり、後回しになった『モネの家』です。明るいピンクの壁と、鮮やかな緑色の窓と階段が印象的な建物でした。

    この日は中に入れずとても残念で、明日は朝イチに来て内部をじっくり見ようと思ったのでした。

  • 時間がありません!急いで道路の反対側にある「水の庭(Jardin d&#39;Eau)」に行きました。

    時間がありません!急いで道路の反対側にある「水の庭(Jardin d'Eau)」に行きました。

  • 地下道をくぐった先には、竹林の小道がありました。まるで嵐山の竹林のような背の高い立派な竹林にびっくり!モネは、竹は縦の線を演出するだけでなく、水の庭園に影を作り、小川に濃い色を落とす効果があると考え、植えたのだそうです。

    地下道をくぐった先には、竹林の小道がありました。まるで嵐山の竹林のような背の高い立派な竹林にびっくり!モネは、竹は縦の線を演出するだけでなく、水の庭園に影を作り、小川に濃い色を落とす効果があると考え、植えたのだそうです。

  • 進んで行くと... モネが日本の浮世絵に影響を受けて設計した「太鼓橋」がありました!モネの作品に描かれていた緑の橋で、橋の上には白い藤が見事に咲いていました。<br /><br />何度も作品で見たことがある緑の橋を実際に見ることができ大感激!!! ちょうど、モデルのような女性が橋の上でポーズをとっていたのでした。

    イチオシ

    進んで行くと... モネが日本の浮世絵に影響を受けて設計した「太鼓橋」がありました!モネの作品に描かれていた緑の橋で、橋の上には白い藤が見事に咲いていました。

    何度も作品で見たことがある緑の橋を実際に見ることができ大感激!!! ちょうど、モデルのような女性が橋の上でポーズをとっていたのでした。

  • 橋の上に無数に垂れ下がる白藤.:*☆*:.

    橋の上に無数に垂れ下がる白藤.:*☆*:.

  • 1893年には隣接する土地を入手し、モネは「水の庭」の造成を開始。池の周辺には、竹や楓、藤、牡丹、百合、枝垂れ柳など日本で馴染み深いものも植えられ、日本をイメージした池が造られていったんだとか。<br /><br />この写真は白藤の花越しに見る「水の庭」。風にそよぐ花と、空と木々を映す池の水面が眼前に広がり、遠くに小さな緑の橋が見えていました。

    1893年には隣接する土地を入手し、モネは「水の庭」の造成を開始。池の周辺には、竹や楓、藤、牡丹、百合、枝垂れ柳など日本で馴染み深いものも植えられ、日本をイメージした池が造られていったんだとか。

    この写真は白藤の花越しに見る「水の庭」。風にそよぐ花と、空と木々を映す池の水面が眼前に広がり、遠くに小さな緑の橋が見えていました。

  • 緑の橋を少し引いて見たところ。夕陽が藤に差してその部分が輝いていたのでした。

    緑の橋を少し引いて見たところ。夕陽が藤に差してその部分が輝いていたのでした。

  • 池の周囲には小径があり、そこから1枚撮影!手前には、モネの作品にも頻繁に登場する黄色のアイリスと、美しい紫色の花をつけた植物が咲いていて、水面には、緑豊かな木々や青空が反射していました。<br />

    池の周囲には小径があり、そこから1枚撮影!手前には、モネの作品にも頻繁に登場する黄色のアイリスと、美しい紫色の花をつけた植物が咲いていて、水面には、緑豊かな木々や青空が反射していました。

  • これは、アガパンサスですよね。白や青紫など涼しげな花で、ここにも咲いていて嬉しくなりました♪ 

    これは、アガパンサスですよね。白や青紫など涼しげな花で、ここにも咲いていて嬉しくなりました♪ 

  • 池の奥に見えていた緑の橋です。水面に橋が映り込み、いい感じでしたが、何かが足りない!!!<br /><br />それは、この池になくてはならない『睡蓮』でした。季節的にない??? いえ、いえ、花が咲いていないとしても水に浮いている葉があるはずですよね。

    池の奥に見えていた緑の橋です。水面に橋が映り込み、いい感じでしたが、何かが足りない!!!

    それは、この池になくてはならない『睡蓮』でした。季節的にない??? いえ、いえ、花が咲いていないとしても水に浮いている葉があるはずですよね。

  • ありました!と言いたいのですが、この画像は2020年9月に訪問した高知の「モネの庭」の池のものなんです。<br /><br />モネが亡くなる直前まで描いていたという『睡蓮』はどこに?<br />この「水の庭」も含めて、モネの庭や家はどのように維持管理されているのか気になり、調べてみると...

    ありました!と言いたいのですが、この画像は2020年9月に訪問した高知の「モネの庭」の池のものなんです。

    モネが亡くなる直前まで描いていたという『睡蓮』はどこに?
    この「水の庭」も含めて、モネの庭や家はどのように維持管理されているのか気になり、調べてみると...

  • モネの死後、邸宅と庭園は、徐々に手入れが行き届かなくなり、次第に荒廃の兆しを見せ始めたそうです。この時期、モネの次男であるミシェル・モネにすべて相続されましたが、管理はモネの義理の娘であり、長男ジャンの未亡人であったブランシュ・オシュデ=モネが担うことに!<br /><br />ブランシュもまたこの世を去ると、その後の約30年間はジヴェルニーの邸宅と庭園は完全に放置されることになり、庭園は雑草が生い茂る荒地となり邸宅もまた劣化の一途を辿りました 。<br /><br />ジヴェルニーの運命が決定的に好転したのは、自動車事故で亡くなったミシェル・モネの遺言によるものでした。彼は生前、ジヴェルニーの邸宅と庭園をフランスの権威ある芸術アカデミー(Académie des Beaux-Arts)に遺贈することを決めていたんだそうです。<br /><br />芸術アカデミーの管理下に入ったジヴェルニーの邸宅と庭園は、1977年に大規模な修復プロジェクトが開始 。この取り組みを主導したのは、ヴェルサイユ宮殿の学芸部長でもあったジェラルド・ヴァン・デル・ケンプ氏でした 。荒廃しきっていた場所をモネが生きていた当時の姿に忠実に再現する修復作業は、細心の注意を払って進められたとか。<br /><br />庭園は、モネが自ら設計し、植栽した当時の色彩構成と植物の選択を再現するように丁寧に植え替えられ、徹底した改修が行われました 。そしてこれらの献身的な努力が実を結び、1980年にクロード・モネ財団が設立され、モネの家と庭園は一般公開されたのだそうです。現在はクロード・モネ財団が維持管理をしているとのことでした。

    モネの死後、邸宅と庭園は、徐々に手入れが行き届かなくなり、次第に荒廃の兆しを見せ始めたそうです。この時期、モネの次男であるミシェル・モネにすべて相続されましたが、管理はモネの義理の娘であり、長男ジャンの未亡人であったブランシュ・オシュデ=モネが担うことに!

    ブランシュもまたこの世を去ると、その後の約30年間はジヴェルニーの邸宅と庭園は完全に放置されることになり、庭園は雑草が生い茂る荒地となり邸宅もまた劣化の一途を辿りました 。

    ジヴェルニーの運命が決定的に好転したのは、自動車事故で亡くなったミシェル・モネの遺言によるものでした。彼は生前、ジヴェルニーの邸宅と庭園をフランスの権威ある芸術アカデミー(Académie des Beaux-Arts)に遺贈することを決めていたんだそうです。

    芸術アカデミーの管理下に入ったジヴェルニーの邸宅と庭園は、1977年に大規模な修復プロジェクトが開始 。この取り組みを主導したのは、ヴェルサイユ宮殿の学芸部長でもあったジェラルド・ヴァン・デル・ケンプ氏でした 。荒廃しきっていた場所をモネが生きていた当時の姿に忠実に再現する修復作業は、細心の注意を払って進められたとか。

    庭園は、モネが自ら設計し、植栽した当時の色彩構成と植物の選択を再現するように丁寧に植え替えられ、徹底した改修が行われました 。そしてこれらの献身的な努力が実を結び、1980年にクロード・モネ財団が設立され、モネの家と庭園は一般公開されたのだそうです。現在はクロード・モネ財団が維持管理をしているとのことでした。

  • モネの「水の庭」の画像検索したら、やはり睡蓮が咲いている池の写真がたくさんありました。その中に、福田誠さんという方が執筆された「サライ.jp」というサイトの記事があり、そのページをお訪ねすると、次のような紹介が載っていました。<br />- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br />「水の庭」には、さまざまな色の睡蓮が浮かんでいます。揺れ動く水面を眺めていると、映っている空の青に白い雲が浮かび、ゆっくり流れていきます。風で揺れる枝垂れ柳の緑の葉枝の間から、その様子を見つめているうちに、100年前のモネの姿が浮かんでくるかのようです。<br />「水の庭は、朝、昼、夕刻で、色彩が変わっていきます。ですから、本当は、1日に2~3回訪れたら素晴らしい・・・」と。やはり、私が訪ねた時はたまたま睡蓮が見当たらなかったのですね。

    モネの「水の庭」の画像検索したら、やはり睡蓮が咲いている池の写真がたくさんありました。その中に、福田誠さんという方が執筆された「サライ.jp」というサイトの記事があり、そのページをお訪ねすると、次のような紹介が載っていました。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
    「水の庭」には、さまざまな色の睡蓮が浮かんでいます。揺れ動く水面を眺めていると、映っている空の青に白い雲が浮かび、ゆっくり流れていきます。風で揺れる枝垂れ柳の緑の葉枝の間から、その様子を見つめているうちに、100年前のモネの姿が浮かんでくるかのようです。
    「水の庭は、朝、昼、夕刻で、色彩が変わっていきます。ですから、本当は、1日に2~3回訪れたら素晴らしい・・・」と。やはり、私が訪ねた時はたまたま睡蓮が見当たらなかったのですね。

  • 池の周りの小径の両側にも季節の花や植物が植えられ、散策が楽しめるようになっていました。

    池の周りの小径の両側にも季節の花や植物が植えられ、散策が楽しめるようになっていました。

  • お花越しに見える「緑の橋」.:*☆*:.

    お花越しに見える「緑の橋」.:*☆*:.

  • モネは約30年間に渡り300以上の睡蓮の連作を作成したのだそう。昨年、大阪・中之島美術館で行われた「モネ 連作の情景 ~CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS~」を見に行きました。その時の旅行記には...<br /><br />&quot;最初の頃は風景として睡蓮の花を描いていましたが、晩年のモネは睡蓮よりも睡蓮のある池の水面に関心が移り... 外で観察しながら描いたモネは、その水面が時間帯によって全く違う顔を見せることに気がつき、だんだん睡蓮の花の形は曖昧に!そして色と光の抽象的なハーモニーが画面を占めるようになっていった&quot; と書いていました。<br /><br />時間があれば、その&quot;光の移ろい&quot;などを観察してみたいところでしたが、もうこの時点で午後6時でした。締め出されそう~~と気付き、反対側にある花の庭の出口の方に急ぐことに。

    モネは約30年間に渡り300以上の睡蓮の連作を作成したのだそう。昨年、大阪・中之島美術館で行われた「モネ 連作の情景 ~CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS~」を見に行きました。その時の旅行記には...

    "最初の頃は風景として睡蓮の花を描いていましたが、晩年のモネは睡蓮よりも睡蓮のある池の水面に関心が移り... 外で観察しながら描いたモネは、その水面が時間帯によって全く違う顔を見せることに気がつき、だんだん睡蓮の花の形は曖昧に!そして色と光の抽象的なハーモニーが画面を占めるようになっていった" と書いていました。

    時間があれば、その"光の移ろい"などを観察してみたいところでしたが、もうこの時点で午後6時でした。締め出されそう~~と気付き、反対側にある花の庭の出口の方に急ぐことに。

  • 楓やツツジなどが咲いているのを横目に早足で移動したのでした。

    楓やツツジなどが咲いているのを横目に早足で移動したのでした。

  • 花の庭では、1枚だけささっと撮影して...

    花の庭では、1枚だけささっと撮影して...

  • モネの家も通り過ぎ...

    モネの家も通り過ぎ...

  • 出口に隣接しているミュージアムショップまで戻ってきました。ここはもとはモネが睡蓮の連作を描くアトリエだったところなんだそうです。(※写真は翌朝撮影したもの)

    出口に隣接しているミュージアムショップまで戻ってきました。ここはもとはモネが睡蓮の連作を描くアトリエだったところなんだそうです。(※写真は翌朝撮影したもの)

  • このミュージアムショップは天井から光を取り入れるように作られていて明るい空間でした。定番のポスターやポストカードはもちろん、Tシャツ、スカーフ、トートバッグ、マグカップ、マウスパッド、切手、文房具、書籍などモネの関連グッズが揃っていました。<br /><br />この日は、訪問客が多かったせいか、閉園時間は少しだけ遅くしてもらえたようで、午後6時15分ごろ退出したのでした。

    このミュージアムショップは天井から光を取り入れるように作られていて明るい空間でした。定番のポスターやポストカードはもちろん、Tシャツ、スカーフ、トートバッグ、マグカップ、マウスパッド、切手、文房具、書籍などモネの関連グッズが揃っていました。

    この日は、訪問客が多かったせいか、閉園時間は少しだけ遅くしてもらえたようで、午後6時15分ごろ退出したのでした。

  • すぐ近くにギフトショップがありましたが、残念ながらすでに閉店。でもお店の前には可愛い花々が咲いていて、写真を撮らずにはいられませんでした。

    すぐ近くにギフトショップがありましたが、残念ながらすでに閉店。でもお店の前には可愛い花々が咲いていて、写真を撮らずにはいられませんでした。

  • ん~どれも可愛いけど、特にこのバラが可愛い!!!と思って撮った1枚。

    ん~どれも可愛いけど、特にこのバラが可愛い!!!と思って撮った1枚。

  • そしてこのバラがお気に入りNo.1でした。

    イチオシ

    そしてこのバラがお気に入りNo.1でした。

  • 横には、「Les. Nympheas(睡蓮)」というレストラン&ティーサロンがありました。時間があれば、立ち寄りたいお店でした。

    横には、「Les. Nympheas(睡蓮)」というレストラン&ティーサロンがありました。時間があれば、立ち寄りたいお店でした。

  • そろそろ夕飯時でした。この日は、夕食を食べるお店を、前もってお宿で尋ねておきました。そのお店は、モネの庭園の近くにある「La Parenthese」というレストランでした。<br /><br />モネの庭の前の道をさらに東に進んで行くと、このようなバラが可愛く咲いている邸宅がありました。よく見ると、ホテルレストラン「Hôtel de charme La Musardière」だということでした。その前に...

    そろそろ夕飯時でした。この日は、夕食を食べるお店を、前もってお宿で尋ねておきました。そのお店は、モネの庭園の近くにある「La Parenthese」というレストランでした。

    モネの庭の前の道をさらに東に進んで行くと、このようなバラが可愛く咲いている邸宅がありました。よく見ると、ホテルレストラン「Hôtel de charme La Musardière」だということでした。その前に...

  • 「La Parenthèse」というビストロスタイルのレストランが!<br /><br />お宿のAnnieさんがおすすめしてくれたお店はここだったんです。ジヴェルニーには高級店もいくつかあるようでしたが、ここは地元の人も使うリーズナブルなお店なんだそうです。

    「La Parenthèse」というビストロスタイルのレストランが!

    お宿のAnnieさんがおすすめしてくれたお店はここだったんです。ジヴェルニーには高級店もいくつかあるようでしたが、ここは地元の人も使うリーズナブルなお店なんだそうです。

  • 店内でも食事がいただけそうでしたが、気候が良いのでテラスの席に案内してもらいました。<br /><br />木漏れ日が残る初夏の風を感じながらいただいたのは...

    店内でも食事がいただけそうでしたが、気候が良いのでテラスの席に案内してもらいました。

    木漏れ日が残る初夏の風を感じながらいただいたのは...

  • 「Bourguignon de Légumes」という美しい彩りの一皿でした。メニューを見て、全くわからなかったのでスマホの翻訳機能を使って日本語に!これが野菜がたくさん入っているようだったので注文したのでした。<br /><br />パッと見たところ、なんだかわからないお料理ですよね!あとで調べたら、このお料理は、季節の野菜を赤ワインでじっくり煮込んだ、&quot;野菜のブルギニョン風&quot;でした。お肉の代わりに、ビーツやカブ、人参、ズッキーニなどの根菜が主役で、鮮やかなビーツの薄切りや、グリーンのネギがトッピングされていました。<br /><br />初めて食べるお料理でしたが、煮込まれた鮮やかな野菜たちは、赤ワインのコクのあるソースの風味がして、添えられたポレンタというとうもろこしでできたマッシュポテトのようなものと一緒に食べると美味しかったです。このあと、Tic &amp; Tac Coffeeというヘーゼルナッツ風味のコーヒーを注文したですが、写真がどこを探してもなくて... (&gt;_&lt;)

    「Bourguignon de Légumes」という美しい彩りの一皿でした。メニューを見て、全くわからなかったのでスマホの翻訳機能を使って日本語に!これが野菜がたくさん入っているようだったので注文したのでした。

    パッと見たところ、なんだかわからないお料理ですよね!あとで調べたら、このお料理は、季節の野菜を赤ワインでじっくり煮込んだ、"野菜のブルギニョン風"でした。お肉の代わりに、ビーツやカブ、人参、ズッキーニなどの根菜が主役で、鮮やかなビーツの薄切りや、グリーンのネギがトッピングされていました。

    初めて食べるお料理でしたが、煮込まれた鮮やかな野菜たちは、赤ワインのコクのあるソースの風味がして、添えられたポレンタというとうもろこしでできたマッシュポテトのようなものと一緒に食べると美味しかったです。このあと、Tic & Tac Coffeeというヘーゼルナッツ風味のコーヒーを注文したですが、写真がどこを探してもなくて... (>_<)

  • お腹も満たされ、お宿に戻ることに...。

    お腹も満たされ、お宿に戻ることに...。

  • 道端で咲いていたピンクのバラ。小ぶりだけど可愛くて思わず足を止めたのでした♪

    道端で咲いていたピンクのバラ。小ぶりだけど可愛くて思わず足を止めたのでした♪

  • 午後7時ごろになると、村はこんなに静かで誰もいなくなるんですね。

    午後7時ごろになると、村はこんなに静かで誰もいなくなるんですね。

  • このクロード・モネ通り、道路は舗装されていますが、昔のままの風景が残っていて... 私はこのような場所にとても魅かれます。

    イチオシ

    このクロード・モネ通り、道路は舗装されていますが、昔のままの風景が残っていて... 私はこのような場所にとても魅かれます。

  • このようなお店もありました。レストランのようですが、外壁に描かれた絵はどこかで見た絵だと思い、あとで調べて、モネの初期の頃の作品「草上の昼食」だとわかりました。<br /><br />このフォンテーヌブローの森の中で昼食を楽しむ若い紳士と淑女たちを描いたモネの陶板画を『ガーデンミュージアム比叡』で見たことがありました。

    このようなお店もありました。レストランのようですが、外壁に描かれた絵はどこかで見た絵だと思い、あとで調べて、モネの初期の頃の作品「草上の昼食」だとわかりました。

    このフォンテーヌブローの森の中で昼食を楽しむ若い紳士と淑女たちを描いたモネの陶板画を『ガーデンミュージアム比叡』で見たことがありました。

  • 民家の植栽で小さなモッコウバラが今を盛りに咲いているところがあって、思わずパシャリ!淡い色ですが、白とピンクのモッコウバラでした。

    民家の植栽で小さなモッコウバラが今を盛りに咲いているところがあって、思わずパシャリ!淡い色ですが、白とピンクのモッコウバラでした。

  • お宿を通り過ぎ、集落の西端に小さな教会が見えてきました。これは「聖ラデゴンド教会」という教会で、ここにクロード・モネとその家族が眠っているお墓があるとのことでした。

    お宿を通り過ぎ、集落の西端に小さな教会が見えてきました。これは「聖ラデゴンド教会」という教会で、ここにクロード・モネとその家族が眠っているお墓があるとのことでした。

  • 教会の裏手にある墓地の方に行くと...

    教会の裏手にある墓地の方に行くと...

  • お墓がたくさんあって、この十字架が立つお墓がモネや妻のアリス、息子のミシェルが埋葬されたお墓でした。<br /><br />モネというとフランスの大変有名な画家で、パリにお墓があっても不思議ではないのに、このような田舎のひっそりした場所にあって、しかもそれほど手入れが行き届いた感じがしないお墓だったのは少し意外でした。<br /><br />写真を撮った後、同じ年代らしきご夫婦が何か探しているようだったので、「もしモネのお墓を探しているなら、ここにあります」と教えてあげました。<br />この墓地の一角には、モネ・オシュデ家のお墓やその近くにヴァン・デル・ケンプ夫妻のお墓もあるという情報がありましたが、見つけることはできませんでした。

    お墓がたくさんあって、この十字架が立つお墓がモネや妻のアリス、息子のミシェルが埋葬されたお墓でした。

    モネというとフランスの大変有名な画家で、パリにお墓があっても不思議ではないのに、このような田舎のひっそりした場所にあって、しかもそれほど手入れが行き届いた感じがしないお墓だったのは少し意外でした。

    写真を撮った後、同じ年代らしきご夫婦が何か探しているようだったので、「もしモネのお墓を探しているなら、ここにあります」と教えてあげました。
    この墓地の一角には、モネ・オシュデ家のお墓やその近くにヴァン・デル・ケンプ夫妻のお墓もあるという情報がありましたが、見つけることはできませんでした。

  • 教会から歩いて1、2分のところに、このようなギャラリー(Letoliacha)があり、その隣が...

    教会から歩いて1、2分のところに、このようなギャラリー(Letoliacha)があり、その隣が...

  • この日お世話になるB&amp;B「Le Coin des Artistes」でした。写真のデータを見ると、午後8時02分でした。<br /><br />この日は、朝はまだパリにいて、まずはモネや印象派の画家たちの作品が多く展示されている「マルモッタン・モネ美術館」を訪ねました。そのあとエッフェル塔を見てから、午後にジヴェルニーへと移動しました。<br /><br />予定では、「モネの庭」を訪れて、約2時間ほどかけて庭や家をゆっくり見て回るつもりでしたが、入園までに1時間以上かかってしまい、「花の庭」と「水の庭」は駆け足でまわることに。でも、それでもじゅうぶん美しく、心に残る時間となりました。<br /><br />庭園を楽しんだあとは、すぐ近くのレストランで軽く夕食をとり、モネが眠るお墓を訪ねました。外はまだこんなに明るかったのですが、長い一日のあと、お宿でゆっくり休むことにしました。<br /><br />翌日は午後発のパリ行きの列車を予約していたので、午前中にもう一度「モネの庭」を訪ねて、今度は「モネの家」の内部を中心にじっくり見学しようと考えていました。ジヴェルニー後編も、よかったらぜひお付き合いくださいね(^^)♪

    この日お世話になるB&B「Le Coin des Artistes」でした。写真のデータを見ると、午後8時02分でした。

    この日は、朝はまだパリにいて、まずはモネや印象派の画家たちの作品が多く展示されている「マルモッタン・モネ美術館」を訪ねました。そのあとエッフェル塔を見てから、午後にジヴェルニーへと移動しました。

    予定では、「モネの庭」を訪れて、約2時間ほどかけて庭や家をゆっくり見て回るつもりでしたが、入園までに1時間以上かかってしまい、「花の庭」と「水の庭」は駆け足でまわることに。でも、それでもじゅうぶん美しく、心に残る時間となりました。

    庭園を楽しんだあとは、すぐ近くのレストランで軽く夕食をとり、モネが眠るお墓を訪ねました。外はまだこんなに明るかったのですが、長い一日のあと、お宿でゆっくり休むことにしました。

    翌日は午後発のパリ行きの列車を予約していたので、午前中にもう一度「モネの庭」を訪ねて、今度は「モネの家」の内部を中心にじっくり見学しようと考えていました。ジヴェルニー後編も、よかったらぜひお付き合いくださいね(^^)♪

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この旅行記へのコメント (20)

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  • 川岸 町子さん 2025/08/21 14:36:21
    順番逆で、ごめんなさい
    akikoさん、こんにちは

    お邪魔する順番逆で、ごめんなさい。

    念願の地へ行けるって、とてもワクワクし、落ち着かなくなります。
    そんな私なので、肝心な所を見忘れたり。←akikoさんが教えて下さったロヴィニの聖堂の鐘楼からの風景とか。
    さらにザグレブの小さいケーブルカーも。
    ポツポツ物忘れが激しくなっていくのかな、怖いわ~(*_*)

    akikoさんの旅ノート、素敵な方法ですね!そのまま思い出ノートになるし、現地では強力な仲間に。
    その中に素敵な地が詰まっているのですね。

    お庭のお花にうっとり♪
    薔薇や芍薬、藤、ルピナスが華やかに
    小さなビオラなどが可憐に
    どのお写真も本当に素敵過ぎます~
    あぁぁ~、行ってみたいわ!
    日本のガーデンとの違いはなんでしょうね?
    こちらの方がお花一輪の存在感がありますね。
    そのようなはっきりした姿のお花が並ぶと豪華に見えますし。
    ショップも素敵そうで、一日過ごせそうですね。
    素敵なお庭を見せて下さり、ありがとうございました(^-^)
    町子

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/21 23:10:52
    RE: 順番逆で、ごめんなさい←とんでもない、ありがとうございます!
    町子さん、引き続きありがとうございます!

    町子さんの仰るように、念願の地に行けるってワクワクしますよね!そして、あとでこうすれば良かったということが出てきますね(笑)私もモネの家で、なぜ睡蓮が見当たらないのか聞いてくれば良かったですし、それに人が多かったこともありますが、せっかく咲いていたお花のアップをもっと撮影しておけば良かったと反省!きっと気分が高揚しているせいですよね!町子さんもそうに違いないです。よく考えればわかることを、つい忘れてしまうことってあるあるです(笑)

    旅ノートのことですが、主に移動方法やその日泊まるホテルのこと、食事をとるレストランなどを書き込んで、あと便利な現地での会話なども書くようにしました。帰ってきたら、次々とびっくりするほど簡単に忘れてしまうので、ノートは旅行記を書くときも見返すのにも役立っています(笑)

    モネが丹精込めて作ったお庭が、そのまま再現されているかどうかわからないですが、色などもよく考えられてお花が植えられていたと思います。でもデザイン的に「○○の庭」とかはっきり分かれていなくて、季節の花がたくさん植えられているという感じだったかな..。
    バラや芍薬やアイリスなどが特に可愛かったイメージが残っていて、確かにそれぞれのお花一輪の存在感が感じられたような気がします^ ^ お花の写真が素敵だと言ってくれて、とってもうれしいです(^^)♪

    ミュージアムショップには、作品のポストカードはもちろん、Tシャツ、トートバッグ、マグカップ、文房具、書籍などいろんなものがあって、ここだけでも1時間居られる感じでした^ ^ 近くのギフトショップも可愛いものがいっぱいで、円安じゃなかったらもっと楽しめたのですが(苦笑)

    町子さん、いつも優しく見守ってくれて、コメントもどうもありがとう〜〜(#^.^#)

    akiko
  • みちるさん 2025/08/16 20:17:58
    ジヴェルニー♪
    akikoさん、こんばんは
    ご無沙汰してました。
    いつのまにかフランスの旅、お一人で行かれたのね!
    すごいわ。

    私も、モネの絵が好きで、いつかジヴェルニーへとの思いがあったのですが、コロナで夢が潰えて、ヨーロッパに行く体力もなくなってしまい(;'∀')
    akikoさんの旅行記で、楽しませてもらいましたよ(*´艸`*)                         
    見覚えのあるチケットでした。
    北川村のマルモッタン、そこで頂いたチケット。                           ジヴェルニーで割引券になると説明がありましたが、行けるわけないと思って、いつのまにか失せてしまいました(-_-;)                                    akikoさんは、大事に保管されていたのに、持ってくるのを忘れたのかな、まぁでもあるあるじゃないですか。                                              でも、素敵なお庭とたくさんのお花が見れて、良かったですね。                      マルモッタンも似てますが、静岡のガーデンパークのお庭もそっくりですね^^
    橋の上にたくさんの藤の花、とても素敵だったのですが、これもね。                モデルさんがいて、良かったですね。                                      
    豊田市で今、モネ展やってて、7月の初めにすでに観に行き、もう1回のつもりがこの暑さで、出かけるのもおっくうになっています。
    終わるまでに行けたらと思ってますが、どうなるやら^^;                       

    可愛いホテルやお花、お散歩コースも楽しませていただきました。
    ありがとうございました。

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/17 21:32:21
    RE: ジヴェルニー♪
    みちるさん、こんばんは〜

    メッセージありがとうございます。みちるさんが昨年、浜名湖ガーデンパークを訪問され、モネの庭を再現した「花美の庭」と藤の咲く奥の池を旅行記で紹介されていたのを覚えています。太鼓橋あたりの藤は本当に見事でしたよね!それから高知の「モネの庭」にも行かれたのでしたね!

    私もそうですが、お花が好きなみちるさんもジヴェルニーに一度は行きたいと思われていたと思います。それを阻んだ、コロナがほんとに憎たらしいですよね。私も久々のヨーロッパで、そろそろヨーロッパ一人旅は終わりかなと思っているなか、今年はバスク地方に行こうと決め、それならルルドもジヴェルニーも含めようと思い、後回しになっていたジヴェルニーにやっと行くことができました。

    今、豊田市で「モネ展」をやっているそうですね。先日、みちるさんの旅行記を見せてもらいました。『睡蓮』に焦点があたっていたのかな。私は、旅行記でも書きましたが、ジヴェルニーの「水の庭」で睡蓮を見ることができなかったのが唯一心残りでした。でも、ジヴェルニーに足を踏み入れることができただけでも嬉しくて、バラが咲く村を歩くことができて心が満たされました。みちるさんにも、少しですが、村の様子も見ていただくことができて良かったです♪

    akiko
  • yokoさん 2025/08/11 11:15:40
    やはりここは、泊まって楽しみたい場所でしたね(#^^#)
    akikoさん こんにちは~

    ジベルニーは、パリから日帰りで行くイメージでした。私は高知の方にも行っていませんが、akikoさんはそちらにも以前行かれていましたよね。その時の半券で本場でも入れる話は覚えています。
    キュートなお宿からモネの家の入口までは、お散歩気分で歩いて行ける距離だったのですね。良いお宿を見つけられましたね♪ それにしてもそんなに混んでいるのですね。今回の旅行プランを拝見すると、ルルドの「ろうそく行列」に始まって、スペイン・フレンチバスク、パリやジベルニーと目的がてんこ盛り、色々とプランニングしてチケットの予約して。。半券くらい忘れますよ。私なんか日常茶飯事ですもの(^^;) それでも、あの行列を見ると後悔の気持ちが強くなったことでしょう。

    中に入って、一番に向かったのは「花の庭」にあるバラのアーチ、これは見逃せませんね。淡いピンクやパープルの優しい色合いがモネの雰囲気です。5月は花の種類がいっぱいで、見ているだけで気持ちが浮き立ちます。良い時期に行かれましたね♪

    「水の庭」では太鼓橋の上に藤の花が垂れ下がり、まるで日本の風景のようです。でも肝心な睡蓮の花が咲いていませんね。葉っぱくらいはあっても良いはずなのに。。?? 

    帰りに見つけられた「睡蓮」という名のレストラン&ティーサロンが素敵だわ。個人旅行だと夕食難民になりかけたことが何度かありますが、ちゃんとお宿のオーナーさんに聞いておいて良かったですね。野菜がたっぷりで、美味しそうだわ~。

    観光客がいなくなった後の小さな村が素敵ですね。こういう景色、大好物です(#^^#) 宿泊したからこそ見られる贅沢な景色でしたね!

    最後になりましたが、完全修復されたノートルダム大聖堂の内部を丁寧に見せて下さってありがとうございました。私が行ったのは12年も前の事でした。再び見られて嬉しかったです(*^^)v

    yoko

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/11 23:22:58
    RE: やはりここは、泊まって楽しみたい場所でしたね(#^^#)
    yokoさん、こんばんは〜

    今回の"旅のラストはジヴェルニー"ととっても楽しみにしていました。ジヴェルニーは日帰り旅で楽しまれる方が多いですよね。でもきっと泊まりがけで訪問する価値があるだろうと思って1泊することにしたんです。ゆっくりお庭も家も見られると楽しみにしていたのに、結局、行った日はお庭を見る時間が少ししかなかったんです〜〜〜 自分が悪いんですが、何年も楽しみにして置いてあった半券を忘れるなんて(>_<) なんたる失態!!! yokoさん、慰めてくれてありがとう〜〜 これから長期の旅をする時は、持って行くものリストを必ず作るようにします(苦笑)

    「モネの庭」は、国内の高知だけでなく、ガーデンミュージアム比叡や昨年は浜名湖ガーデンパークへも行き、なんちゃって「モネの庭」を何度も体験したのですが、今年は本家のガーデンだと思うだけでワクワクが止まりませんでした。でもじっくりお庭を観察する時間がなく、とりあえずバラのアーチを見にまっしぐら。まだバラが咲き誇ってはいなかったけど、咲き始めていてバラのアーチが見られたのでうれしかったです^ ^

    「水の庭」は、モネは憧れていた日本風にしたくて、太鼓橋は安藤広重の浮世絵「名所江戸百景 亀戸天神境内」に着想を得て作ったそうなんです。確かにその浮世絵には藤の花も咲いているようでした。藤は少し見頃は過ぎていたものの、まだ咲いていて、ここまでは良かったんだけど、肝心の『睡蓮』が… 。睡蓮がない池は、とても残念でした。

    ところで、yokoさんが素敵だと書いてくれた「睡蓮」という名のレストラン&ティーサロンは翌朝もお散歩中に立ち寄り、飲食をしたわけではないんだけど、また写真を撮ったので、続編で見てね!夕食は、ほんと前もって聞いておいてよかったです。日曜日の夜でしまっているお店が多かったんです。

    ジヴェルニーは4月1日から11月1日までの春から秋までの営業。その期間は毎日多くの人が訪れるようで、日中はとても賑わっていました。でも閉園すると、一気に人がいなくなり、村はとても静かでした。よくここぞというお気に入りの地は泊まりがけで行くに限るといいますが、ここもその一つだったと思います。yokoさんもきっと気にいると思います。朝の散歩も気持ちが良かったです(^^)♪

    パリのノートルダム大聖堂、yokoさんも12年前に行かれたのですね!私も同じです。パリは旅先として最優先にはならないけど、やっぱりパリは独特な魅力があって、今回行けて良かったと感じました。。ジヴェルニーからパリに戻り、また少し街歩きをしたので、よかったらそれも見てね!

    akiko
  • ネコパンチさん 2025/08/09 23:03:19
    やっちまいましたね~ψ(`∇´)ψ
    akikoさん、こんばんは~

    半券忘れの代償、大きかったですね(泣)
    入場料ももちろん悔しいけど
    それより1時間半近くのタイムロスの方が
    ショックだったことでしょう…
    それでも残された時間でポイントを絞って回り切って
    写真もいっぱい撮ってさすがakikoさん!
    「人が少なくなって撮影には好都合」
    なんてカッコいいポジティブシンキング(^ー^)
    モネ似のムッシュー、そして太鼓橋に
    モデルのような美女がいたのもラッキーでしたね。
    でも睡蓮がなかった理由は説明を読んでも解せません…
    花はともかく、葉までないのは何故??
    真夏の水芭蕉みたいに(笑)、
    季節を勘違いしたわけでもないのにね?

    話は戻りますが、ジヴェルニー方面の列車は
    サン・ラザール駅発着なんですね。
    モネの作品の中でも逆光写真を思わせる
    サン・ラザール駅の連作はかなり好きなんです。
    偶然とはいえ、何となく嬉しくなりました。

    日帰り客の方が多い観光地に
    敢えて1泊するって良いですよね。
    夕方のジヴェルニーも
    素顔に戻ったような穏やかさが感じられます。
    イチオシのクロード・モネ通りの写真、
    私もこんな情景が大好き!
    翌朝の景色とモネの家のご紹介も
    待ち遠しいです。

    ネコパンチ

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/10 18:13:18
    RE: やっちまいましたね~ψ(`∇´)ψ
    ネコパンチさん、こんにちは〜

    やっちゃいました!旅って思い通りにいかないことって、何かはありますよね!今回は完全に私のミスなんですが、ジヴェルニーに向かう列車の中で「今からなら2時間くらいモネの庭で過ごせる♪」とルンルン気分だったのに、半券を忘れたと気づいた瞬間、まさに「やってしまった!」と真っ青になりました。

    買い直すお金がもったいない…というより、この半券さえあれば本家の庭にも入れるという“喜び”が消えたのと、さらに入園の列に並ばなければならないことがショックで…。列に並ぶのも想定外に時間がかかり、まさに “Oh, my God!!!” な出来事でした。からかわれそうですが、これは決して仕込んだトラブルではありませんから(笑)

    モネ似のムッシュー、雰囲気がすごく似ているでしょう!もちろん念のため言っておきますが、エキストラでお願いしたわけじゃないですよ(笑)。それにしても、モネの池に『睡蓮』がないなんて、大阪万博に人気者ミャクミャクがいないようなもの!なぜ睡蓮がなかったのか、今でも謎です(>_<) 睡蓮が咲く池の写真に「ここがモネが睡蓮を描いた池です!!!」と書きたかったな〜〜!

    モネの有名な作品の一つに「サン・ラザール駅」がありますね。ネコちゃんは連作がお好きなんですね。オルセー美術館の作品が有名だけど、実は12もの連作を描いていたんですってね!私は今回初めて知りました。私は以前、ルーアンを訪れたときにこの駅を一度利用したことがあって、今回は「あのモネが描いた駅舎を写真に撮りたい!」と思っていたのに、列車の時間が迫っていて叶いませんでした。

    ところで、ジヴェルニーは庭園が閉まると、人が急にいなくなって静かな村に戻っていました。昼間の賑わいとは違って、何でもない道の風景が妙に素敵に見えたり、道端のお花がひときわ存在感を放って見えたり…。風景がより魅力的に感じられました。翌朝は朝のお散歩もしたので、続編も楽しみにしていてくださいね!

    akiko
  • pareさん 2025/08/09 19:22:06
    やはりステキなジヴェルニー
    akikoさん、こんにちは

    いよいよ、ジヴェルニー編!
    とてもテンポよく有益情報満載で楽しく読み進めました、
    ありがとうございます

    バラのアーチも本当に素敵ですね
    四季折々のお花が楽しめるので、何度行っても楽しめますね
    私もルピナス大好きです、美しい画像にうっとりしました
    次回行くときには、ぜひ私もジヴェルニーで宿泊したいと思いました

    モネ似のムッシューは運命の出会いですね
    似すぎていて驚きです
    前のめりに語り合いたくなってしまいますが、平静を装って、
    続編も楽しみにしております♪

    -pare

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/09 21:49:57
    RE: やはりステキなジヴェルニー
    pareさん、こんばんは〜

    pareさんも私のジヴェルニー編を見てくれたのですね(^_-)-☆
    pareさんの時はチューリップがとっても可愛く咲いていましたね。私はバラが一番見たかったのですが、チューリップもホントに可愛くて、チューリップの季節もいいなって思いました。
    ところでpareさんもルピナス好きなんですね!私も大好きなんです。もしよかったら、NZのクライストチャーチまでのバス旅を見てみてね。ルピナスがたくさん咲くところをを紹介しています(^^)♪

    そうそう、半券のことですが、pareさんも高知のマルモッタン「モネの庭」へも行かれ、その半券を忘れずに持って行かれて、別の入り口からスイスイ入られたんですよね。その旅行記を見せてもらって、私は二度悔しい思いをしたのでした(笑)

    ところで、モネの庭のベンチで座っていた恰幅の良いムッシューは、モネに似てますよね! あんなところでしばらく座っているなんて、一瞬、モネがいる!と思い... いえいえ、それはない? それじゃ、まさかのいたずらのドッキリかと思いましたよ(爆)

    次は、モネの家を中心に旅行記を書こうと思います。また遊びにきてね!

    akiko
  • nichiさん 2025/08/09 16:25:02
    モネ!
    akikoさん
    こんにちは。

    パリに1年だけ赴任していましたが、ジヴェルニーに行けなかったのです。
    それが悔やまれていました。
    その後、旅行でパリに行ってレンタカーで足を伸ばすことも考えましたが、なかなか実現できていません。
    結局訪れたことが無いしヴェルニーなんです。
    今回、細かくジヴェルニーをご紹介してくださり、ありがとうございます。
    下手なネットの観光案内より詳しくわかりやすいです。
    特にモネのお庭の庭の社品は圧巻です!
    (※高知も行かなきゃ・・・)
    お泊りになったB&B「Le Coin des Artistes」は聖ラデゴンド教会の近くだったのですね。
    akikoさんのモネ愛を感じた素敵な旅行記でした。
    続編を楽しみにしております。

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/09 21:14:30
    RE: モネ!
    nichiさん、こんばんは〜

    nichiさんはヨーロッパに赴任されていたんですよね!以前にベルギーを旅した時に、旅行記にメッセージを書いてくれたこと、今でも覚えています。パリでは1年お仕事で赴任されていたのですね。

    パリからジヴェルニーって行けない距離ではないけど、微妙に遠いですよね。私も以前個人旅行でパリに宿泊したことがあって、その時行こうかと思ったものの、一日がかりだとわかり諦めたことがあります。

    モネや印象派画家の展覧会は、好きで何度も行ったことがあり、いつか本場のジヴェルニーに行ってみたいと夢見ていたんです。今回、メインはバスク地方でしたが、ジヴェルニーも一緒に行けてほんとに良かったです。

    宿泊したB&B「Le Coin des Artistes」は、おっしゃるように、聖ラデゴンド教会の近くでした。モネの庭から少し離れていましたが、歩いて10分かからないほどだったと思います。いつかチャンスがあれば、ぜひ行ってみてくださいね!できれば泊まりがけで行って、朝夕の村の散策も楽しんでもらえたらと思います。

    akiko
  • るなさん 2025/08/09 13:47:41
    akikoさんにどんぴしゃなジヴェルニー♪
    akikoさん、Bonjour♪

    私の中では「akikoさん=ジヴェルニー」という方程式が植え付けられているんですよね~たぶん以前行かれていた高知のモネのイメージが強く残っているんでしょうね。
    ってえぇぇ????その大事な半券を自宅でお留守番させちゃったのですか?あちゃー(>_<)それは大失態ですね。
    akikoさんにとって悔しいのは、お金より時間ロスなことなのでは?
    じゃあその半券はいつか私が譲り受けますねぇ~なんちゃって。ちゃんとお支払いしますから時間を買わせてください(笑)

    泊まられたChambre d'Hoteはめちゃ可愛らしい♪
    これは女子ウケ間違いないですね。
    ノルマンディ全体が女子ウケしそうですけどね(笑)私が以前泊まったオンフルールのChambre d'Hoteも私が泊まってはいけないのでは?ってぐらいめちゃくちゃ女子でした~

    待ちに待ったモネの庭!!
    こんな時期でも藤が咲いているんですか?やっぱり少し寒いのかな?
    あぁぁもうホントにakikoさんにはぴったりどんぴしゃな場所ですね。
    どこを見てもお花が迎えてくれて、この時期に行かなくちゃって感じです。

    ポレンタってイタリアでよく登場しますけど、フランスにもあるんですか?実は私はちょっと苦手でして( ;∀;)

    やっぱりこういうザ・観光地は泊まってこその良さがありますよね。
    どうしても日中は日帰りゲストがいっぱいいますから、静かにってわけにはいかず...それはもう数年前のコッツウォルズで嫌というほど思い知らされました!!

    akikoさんもイチオシにされていたクロード・モネ通りのお写真はとっても素敵♪私もこういう風情が大好きです。
    初夏のヨーロッパは日照時間が長くていつまででも歩いていたくなりますね。

    るな

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/09 20:53:20
    RE: akikoさんにどんぴしゃなジヴェルニー♪
    るなさん、こんばんは〜

    きゃ、るなさん、「私=ジヴェルニー」なんてイメージを持ってくれていたんですって!なんてうれしいというか、そんないいものじゃないと照れています(笑)
    ジヴェルニーはずっと行きたいと思っていたのに、タイミングが合わなくて、やっと今になって行くことができたんです。それなのに…ですよね!ちょっとしたミスじゃなくて、まさにおっしゃるように『大失態』で一瞬(いや、かなりの間)落ち込んでしまいました。おっしゃる通り、お金より時間ロスがつらかったです。半券はいつでももらってください!もしお役に立てるなら、ずっと待機している半券も喜びます(笑)

    お宿のことですが、B&Bのこと、Chambre d’Hoteっていうんですね!聞いたことある、ある!そっちの方が素敵だわ〜〜(笑)ここ女子ウケする感じでしょ。るなさんはホテル選びが上手だからいつも素敵、素敵と思って見せてもらっています^ ^ オンフルールのChambre d’Hoteも可愛いお部屋だったんでしょうね!今回のジヴェルニーの”Chambre d’Hote”は、私もちょっとテンションが上がりました。

    モネの庭は、バラが咲き始めてくれていたのがうれしかったです♪ バラのアーチが一番見たかったので…。藤も咲いていましたよ。他の方の旅行記見たら、少し前はパープルの藤が見頃だったようで、季節的には、紫→白の順で見頃になるのかなって。確か、るなさんは藤が大好きで、その見頃に合わせてイギリスなどの旅をしてましたよね?

    ジヴェルニーは人気観光地だとわかっていたけど、想像以上でした!モネファンは日本人だけじゃなかったです(笑)なので、泊まりがけで行ってほんとに良かったです。6時を過ぎると、ほとんど人がいなくなって、あの賑わいは何処へ〜〜???という感じでした。モネ通りの私が気に入った風景ですが、るなさんも好きだって言ってもらえてニンマリ(^^)♪ ヨーロッパの田舎って、何気ない風景でも魅かれますよね〜〜

    akiko
  • ドロミティさん 2025/08/09 09:58:24
    ジヴェルニー☆彡
    akikoさん、おはようございます。

    北川村の半券、、惜しかったですね。
    大切にしまっておいたのに、、 私まで悔しかったわ(苦笑)

    ジヴェルニーはモネの庭園は行ったことがあるけど、村の中を歩いた
    記憶は全くないので、ハーフティンバーの家や道端で見かけた可愛らしい
    ピンクのバラが新鮮でした。
    クロード・モネ通り、私も歩きたいわ。緑あふれる本当に素敵な道ですね。

    モネの家の近くのベンチの方、ホント一瞬モネか?って雰囲気ですね。
    話しかけたakikoさん、お茶目~!国内なら躊躇されたでしょうけど、
    海外だといつもよりフレンドリーになれるから不思議よね。

    野菜のブルギニョン風、綺麗に盛り付けられてまるで絵に描いたよう。
    ポレンタの黄色が効いてますね!さすがおフランスな一品だわ~

    後編も楽しみにお待ちしていますね(^^♪

                           ドロミティ

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/09 19:56:38
    RE: ジヴェルニー☆彡
    ドロミティさん、こんばんは〜

    マルモッタンの半券、自分では持っているものと勝手に思い込んでいて、さぁ、これから「モネの庭」に行きましょう!と思った時に、初めて気づきました。自分で「えっ、嘘でしょう!!!」と真っ白に。まぁ、時間とお金をかければ済むものでしたが、かなりショックだったわ。

    ドロちゃんもモネの庭園には行ったことがあるんですね!庭園以外はそれほど見どころがあるわけではないので、大抵の場合、お庭だけ見て帰ることが多いみたいですね。私はジヴェルニーは憧れの地だったので、1泊し夕方と朝には人の少ない村をゆっくりと散策したりして過ごしたいなって思ったんです。バラがある風景が好きなので、そういう風景があると足を止めて写真を撮ってと、気ままな街歩きを楽しむことができました♪

    モネの庭のベンチに座っておられたムッシュは、モネの雰囲気がするでしょ!いるわけないのに、思わず話しかけてしまいました。やっぱり海外に行くと気が大きくなるのか、わからないことを尋ねたり、話しかけたりするのが気軽にできるような気がしますね。実は、次の日も印象派美術館の前で雰囲気ある男性の写真を撮らせてもらったんです。日本なら絶対にそんなことしないのにね。

    野菜のブルギニョン風、見た目きれいでしょう。初めて食べたけど、ポレンタって穀物みたいなもので、お肉が入っていなくても野菜だけで食べ応えがありました。でも旅行記書きながら、デザートも食べればよかったな、なんて思ったのでした。
    ぜひまた後編も見にきてね!

    akiko
  • takaさん 2025/08/08 20:10:22
    「モネ」研究、相当されてますね。
    akikoさん、こんばんは。

    akikoさんの今回の旅は、やはりツアーでは行けない旅なんだと実感しました。芸術家モネを愛するがゆえに、自分でいろいろと決めながら出かける必要あり、というのが良く分かりました。

    まず、ル コイン デ アーティストという宿ですが、中を見て納得、実にお洒落と言う言葉だけでは済まない、とてもファンタスティックというか映え映えなホテルですね。これは最初からakikoさん、狙ってましたね。

    ただ、オーナーが中華系と言うのはちょっと???きっといい方なのでしょうが、今、日本中のあちこちで中国人による高級マンション、土地、山林のはてまで買い占め、暴利で転売、違法建築等、道内でも問題になっているので、パリでもか?と思ってしまいました。御免なさい、この方は違うと思いますが、一般論です。

    宿の中は本当に可愛らしい造りや明るい華やかな調度品などで特に女性には大受けでしょうね。私でも喜ぶもの。写真の撮り合いっこ、仰る通りです。

    北川村の入園券、惜しかったですね。akikoさん、あまりにも大事にし過ぎたんでしょうね。人生、そんなものですね。私なんて毎日のようにそんなことの繰り返しですよ。

    モネの庭の入場まで、凄い人気で大混雑、大変だったですね。日本でもフランスでもやはり人気の芸術家は違いますね。30分で全部廻るのも辛いところですね。

    庭のアーチのバラ、アリウム、フロックス、等の花々、綺麗です。見事ですね。アーチの大きさ自体も私が一般に見るものよりも遥かに大きい。さすが!。花の庭のアイリス、ピンクのバラ、シャクヤク等も綺麗。akikoさん、いい所を上手に撮ってらっしゃる。コラージュは毎度毎度、ハイセンス!バッチリ!レベルが高い!です。

    庭の造りがなんとなく上野ファームにも似ているような気がしました。でも、違いはやはりガーデナーの個性ですね。上野ファームは上野さんのセンスが光りますが、こちらの庭もここのガーデナーさんの個性が滲み出ますね。

    モネ風な紳士様もピッタリこの場にはまりますね。ちょっと体格が違うようですが。竹林や太鼓橋も完全に彼の日本好きから来る造形物なんでしょうね。藤まで咲かせていて、ここがもし日本だったら???となるでしょうが、いかに日本文化や日本の芸術を愛したかが分かりますね。

    睡蓮が見えない・・・・・、やはり広い施設は維持管理が大変なのですね。国家がもっと力を入れて積極的にかかわってくれたらと思いますね。

    レストランのお料理もカラフルで鮮やか、野菜が中心のようですが、見た目もきれいで美味しそう。私も、そこにいたら、これ、選ぶような気がします。

    でも、akikoさん、全編通して感じました。さすが、モネ好きというにはあまりにも詳し過ぎますね。日本でもフランスでも美術館の学芸員をできるんじゃないですか。文章の内容も専門的なことが多く、その研究心にも脱帽しました。とても勉強になり、そして綺麗で華やかな旅行記をありがとうございました。

                        taka

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/09 01:14:20
    RE: 「モネ」研究、相当されてますね。
    takaさん、こんばんは〜

    モネの晩年過ごしたジヴェルニーの旅行記も見ていただいてありがとうございます。ジヴェルニーは現地発着ツアーの日帰りコースで行かれる方が多いようです。確かに、モネの庭と家だけ見るなら2〜3時間あれば十分かもしれないですが、もっと村の様子も知りたかったので、1泊して訪問することにしました。

    お宿のことですが、「映え映えなホテル」にニヤリとしてしまいました。おっしゃるように、狙っていたと言われれば、その通りかも(笑)それほどホテルやお宿は多くなく、選択肢は少なかったんです。ここはリーズナブルで、ロケーションも悪くなかったので決めたのでした。

    takaさんの感じられた中国人の土地などの買い占め問題、北海道でも問題になっていると聞いたことがあります。大阪や東京の民泊でも問題になっていますよね。このお宿のホストさんはとても良い方で、私は気に入りましたが、いつから移住されてB&Bをやっているのかわかりませんでした。でも建物内をお花が好きな女性向けにされて、リーズナブルな料金で提供するのは、必ず需要はあるでしょうし、上手いやり方だと私も感じました。

    北川村のモネの庭の入園券の件、ずっと行きたくて大事に取ってあったのに、バスクの旅のことに気が行ってしまって、持参するのを忘れるなんて抜けてるでしょう!takaさん、慰めてくれてありがとうございます。私、よくこの手の失態をするんです〜〜 反省しきりです(^^ゞ

    モネは世界中でも日本で一番人気があると言われます。でも、行ってみて分かったんですが、いろんな国からモネの庭を訪ねられていて、場所を問わずモネが愛されていて人気があるといことを。
    お庭は、モネが造ったものを再現しているとのことで、お花がたくさん咲いていて、色が統一され工夫されているのは素敵だと思いましたが、正直なところ、個人的な感想ですが、もう少し緻密にデザインされているのかと期待していたのとはちょっと違うかもと感じました。たとえば、上野ファームとはお庭の形や規模が異なりますが、デザイン性でいうと、上野ファームの方が優っているような気がしないでもないと感じました。遠回しな表現でわかりにくい説明ですが…(^_-)-☆

    フランス人は日本のことが好きだそうで、日本人としては嬉しいことですね。モネも日本のことが大好きだったようで、浮世絵の収集は驚くほどだったとか。それとモネが生きていた時代はヨーロッパでジャポニズム(ジャポニスム)が流行していたことも影響していたと思いますが、「水の庭」は日本そのものをイメージして造られたとのこと。
    『睡蓮』がなぜ見られなかったのか謎ですが、モネが300点も描いたという睡蓮の浮かぶ池が見たかったです!

    レストランでの夕食は見た目、鮮やかでしょう。メニューにお料理の写真があったわけではなく、たまたまだったんですが、身体にも良さそうでお味も美味しかったので良かったです。

    最後にモネのことに詳しいとtakaさんはおっしゃってくださいますが、ただ好きで展覧会はよく行っているのは事実ですが… 実は知識は浅く広くなんです(笑)次は、「モネの家」のことを紹介しようと思いますが、それも本などを参考にするつもりです(^_-)-☆ また見ていただけたら嬉しいです。

    akiko
  • cheriko330さん 2025/08/08 17:14:41
    ちょこっとじゃなくて、ガッツリ(笑)☆・゚:*
    akikoさん、こんにちは~♪

    ふふふ( *´艸`)、パリの時も思ったのだけど、akikoさんのスタイルはちょこっとじゃなくてガッツリだけど、イメージ的にはじっくりとか??

    ジベルニーでよく見るのはパリからの一日観光ですが、今回はジベルニーに一泊されて
    翌日も通うという、何とも贅沢なお話ですね。
    St-Lazare駅の出口は、お仲間さんと一緒で心強かったわね。
    シャトルバスは一日、5本なら時間を調べて行かないとね。旅行記にも知らべられるように載せて下さり行く方には嬉しいね。
    車窓の景色も長閑で良いわ。

    akikoさん、旅立ちの前にチケット確認したかお聞きすれば良かったわね。私も大事に
    どこかに保管しています(笑) ということは、北白川の「モネの庭 マルモッタン」へ
    今回のチケットで行けるってことですね。また行かなきゃ☆

    モネの家での行列、少し時間が勿体なかったね。でも翌日も行けたので一泊して正解。
    30分の駆け足でしたが、満足な景色を見ることができて救われましたね。
    ここが、果樹園と果実酒の圧搾所として使われていた建物だったとは初耳でした。
    情報をありがとう。
    たくさんのお花が咲き乱れていて素敵です。ゴールデンセレブレーションは我が家にもあったのですが枯れました。イングリッシュローズは、グラハムトーマスのみ残っています。タイミング良く、モネおじさん似の方がいらしてグッド。
    たったの30分で名画のようなモネの庭の写真をたくさん撮られて、さすがのakikoさん。脱帽です。
    色んな記事も紹介下さり、後でゆっくりおじゃましますね。バラの時期に伺えて、きれいなバラにもウットリで満足でしたね。

    今日のお宿も女子が喜びそうで、アニーさん紹介のディナーのお店、地元の方が行くなら間違いなし。季節の野菜を赤ワイン煮でポレンタ添え、イタリア風ね。とうもろこし好きなのでポレンタも良いね。ポレンタ自体はそんなに味はないと思うけど、チーズなどを加えて焼いていただくのが好きです。

    モネは、きっとジベルニーに埋葬されるのを希望したのでしょうね。
    お宿まで、素敵な通りを歩きながら至福の時、もしも私も行くことができるなら、ジベルニーで一泊したいです。この時期のフランスは9時過ぎまで明るいので、観光には持もってこいですね。
    ジベルニーの後半も楽しみです。無理しないでボチボチ頑張ってね☆・゚:*

     cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/08 23:52:50
    RE: ちょこっとじゃなくて、ガッツリ(笑)☆・゚:*
    cheriko330さん、こんばんは〜☆

    一つ前のパリ編は”ちょこっと”で、このジヴェルニー編が”ガッツリ” としました。ガッツリなんておこがましいですよね(笑)cherikoさんの言われるように(バスク旅に付け足して)”じっくり”ジヴェルニーを見てきました(^^)♪

    ずっと前から行きたいと思っていたジヴェルニー。やっと念願が叶いました^ ^ 日帰りでも行けるけど、できればモネが気に入り、晩年を過ごしたという村に宿泊して朝夕の風景も見てみたいなって思ったんです。ヴェルノン・ジヴェルニー駅からは結構離れていたんだけど、セーヌ川が流れていたり、多分タンポポが一面に咲く草原があったりで、こんな風景をモネも見ていたのかなと思うだけで嬉しくなりました。

    高知の「モネの庭」の半券のことですが、ほんとにおバカでしょう!入場料が不要というのもありがたいけど、あれさえあれば別の入口から並ばなくても入園できたのでした。あの1時間20分の待ち時間の空しかったこと!今でも悔やみます〜〜!cherikoさんも高知の「モネの庭」に行かれたから半券はお持ちですよね。ぜひ、それを活かしてジヴェルニーに行ってね。できれば、1泊して村の風景に癒されてもらいたいわ。

    お花好きのcherikoさん、ご自宅のお庭にはいろんなお花を植えられていて、特にバラはスペシャリストみたい。黄色いバラはゴールデンセレブレーションだと見抜くなんて、さすがです。ジヴェルニーのバラの見頃は6月のようで、私が訪ねた時はまだ咲き始めといった感じでした。でも村のあちこちでもバラを見かけてニンマリしました。

    お宿は女子ウケしそうな内装でしょ!私の泊まった部屋は「睡蓮」という名前の部屋で、キュートな雰囲気がしました。ホストのAnnieさんはとてもフレンドリーな方で、よくしてもらいました。おすすめのレストランも良かったです!お料理はどれが良いかあまりよくわからなくて、あの時はお肉よりも野菜料理が食べたくて選んだのが、”野菜のブルギニョン風”だったんです。ポレンタってcherikoさんよくご存知ですね。私も初めてではなかったけど、主役のお料理の添え物的なもので、野菜の赤ワイン煮の旨みと一緒にいただくとバッチリでした。チーズとも相性が良さそうですね!

    モネのお墓も見てきました。今までモネを追いかけて展覧会を観てきたけど、モネの骨を埋めた場所にも行けたことでかなり満足できました。次は「モネの家」について書こうと思います。家族関係なんかも少し紹介できたらいいなって思っています。また次も付き合ってくださいね(^_-)-☆

    akiko

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