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ジヴェルニーは、モネが43歳のときにこの地に魅了され、家族とともに移り住んだ土地でした。それから亡くなる1926年までの約43年間、モネはこの地で創作活動に打ち込み、数々の名作を生み出しました。<br /><br />1日目は、モネが丹精込めて作り上げた「花の庭」と「水の庭」をわずか1時間足らずの間でしたが、見ることができました。そして翌日は、午前中を中心に「モネの家」とされる母屋を見ることにしました。<br /><br />モネの家の内部は、ほぼモネが生きていた時と同じように再現されていました。アトリエとされた部屋には多くの作品が飾られ、今は多くの作品は世界中の美術館に所蔵されていて、ここにあったのはレプリカでしたが、一度に多くの作品を見ることができ贅沢な気分を味わうことができました。<br /><br />またモネの部屋や家族の部屋も写真では見たことがありましたが、実際に自分目でも見ると、その趣や生活感がより鮮明に伝わってきました。特に、所狭しと飾られた浮世絵などの多さに驚かされ、ダイニングルームやキッチンを見ることで、モネが食事を大切にしていたことがわかりました。<br /><br />モネの家と庭園を見たあと、近くにある「ジヴェルニー印象派美術館」も少しですが訪問し、モネの愛した村 ジヴェルニーでの滞在を終えたのでした。<br /><br />※参考書籍:「ジヴェルニーのモネ」モネの家で購入

フランス&スペイン バスク一人旅 2025 [11] モネの庭を訪ねて ガッツリ ジヴェルニーへ(後編)

105いいね!

2025/05/18 - 2025/05/19

3位(同エリア106件中)

旅行記グループ モネの庭を訪ねる旅

26

91

akiko

akikoさん

ジヴェルニーは、モネが43歳のときにこの地に魅了され、家族とともに移り住んだ土地でした。それから亡くなる1926年までの約43年間、モネはこの地で創作活動に打ち込み、数々の名作を生み出しました。

1日目は、モネが丹精込めて作り上げた「花の庭」と「水の庭」をわずか1時間足らずの間でしたが、見ることができました。そして翌日は、午前中を中心に「モネの家」とされる母屋を見ることにしました。

モネの家の内部は、ほぼモネが生きていた時と同じように再現されていました。アトリエとされた部屋には多くの作品が飾られ、今は多くの作品は世界中の美術館に所蔵されていて、ここにあったのはレプリカでしたが、一度に多くの作品を見ることができ贅沢な気分を味わうことができました。

またモネの部屋や家族の部屋も写真では見たことがありましたが、実際に自分目でも見ると、その趣や生活感がより鮮明に伝わってきました。特に、所狭しと飾られた浮世絵などの多さに驚かされ、ダイニングルームやキッチンを見ることで、モネが食事を大切にしていたことがわかりました。

モネの家と庭園を見たあと、近くにある「ジヴェルニー印象派美術館」も少しですが訪問し、モネの愛した村 ジヴェルニーでの滞在を終えたのでした。

※参考書籍:「ジヴェルニーのモネ」モネの家で購入

旅行の満足度
5.0
  • 翌朝6時半ごろ目覚めました。この日は前日中に入れなかった「モネの家」が見たくて、「モネの庭」の入場時間(9:30~)に合わせてスケジュールを考えました。<br /><br />お宿の朝食タイムは8:30からだったので、身支度&荷物整理をして、7時すぎにジヴェルニーの朝の散策に出かけました。

    翌朝6時半ごろ目覚めました。この日は前日中に入れなかった「モネの家」が見たくて、「モネの庭」の入場時間(9:30~)に合わせてスケジュールを考えました。

    お宿の朝食タイムは8:30からだったので、身支度&荷物整理をして、7時すぎにジヴェルニーの朝の散策に出かけました。

  • お宿をそっと出ると、ふと道端に目を奪われました。朝日が昇ったばかりの柔らかな光の中に、小さなバラの花が、たくさん咲いていたんです。誰も気づかないような時間帯でも一生懸命に咲いている姿を見て、何だか愛おしく感じたのでした。

    お宿をそっと出ると、ふと道端に目を奪われました。朝日が昇ったばかりの柔らかな光の中に、小さなバラの花が、たくさん咲いていたんです。誰も気づかないような時間帯でも一生懸命に咲いている姿を見て、何だか愛おしく感じたのでした。

  • ここは個人宅なのか、とにかく立派な邸宅で、ここの外壁にも赤いバラが!

    ここは個人宅なのか、とにかく立派な邸宅で、ここの外壁にも赤いバラが!

  • またまた民家の門のフェンスのところにお花が咲いていて、足を止めました^ ^  どれも可愛いお花たちで、それぞれ写真を撮ってあげました。

    またまた民家の門のフェンスのところにお花が咲いていて、足を止めました^ ^ どれも可愛いお花たちで、それぞれ写真を撮ってあげました。

  • その先にあるピンクの建物も素敵で... <br />よく見ると、「HOTEL BAUDY」と看板が出ていました。

    その先にあるピンクの建物も素敵で...
    よく見ると、「HOTEL BAUDY」と看板が出ていました。

  • その建物と軒を連ねた建物が、このモザイクタイルが印象的な建物でした。とても目立つ建物で、1階の窓ガラスにたくさん写真やポスターが貼ってありました。

    その建物と軒を連ねた建物が、このモザイクタイルが印象的な建物でした。とても目立つ建物で、1階の窓ガラスにたくさん写真やポスターが貼ってありました。

  • こんな説明も!ここは、Ancien Hôtel Baudy”(アンシャン・オテル・ボーディ)という歴史あるホテル(現レストラン)で、 かつては、モネをはじめセザンヌ、ルノワール、シスレー、ピサロなど印象派画家が多く通った由緒ある場所だったそうです。<br /><br />最初は、小さなカフェ兼日常食料品店だったそうですが、パリでモネが移り住んだ噂が広まり、若い画家たちがジヴェルニーを訪れるようになり、宿泊場所もなかった当時、マダム・ボーディがホテルをオープンしたのだとか。<br /><br />また、お気に入りの画家のためにアトリエスペースまで造るなど、ここがジヴェルニーに来る画家たちの交流の場となったのだそう。

    こんな説明も!ここは、Ancien Hôtel Baudy”(アンシャン・オテル・ボーディ)という歴史あるホテル(現レストラン)で、 かつては、モネをはじめセザンヌ、ルノワール、シスレー、ピサロなど印象派画家が多く通った由緒ある場所だったそうです。

    最初は、小さなカフェ兼日常食料品店だったそうですが、パリでモネが移り住んだ噂が広まり、若い画家たちがジヴェルニーを訪れるようになり、宿泊場所もなかった当時、マダム・ボーディがホテルをオープンしたのだとか。

    また、お気に入りの画家のためにアトリエスペースまで造るなど、ここがジヴェルニーに来る画家たちの交流の場となったのだそう。

  • しばらく進んでいくと、モネの作品「草上の昼食」が描かれたレストランが開店準備をしていました。

    しばらく進んでいくと、モネの作品「草上の昼食」が描かれたレストランが開店準備をしていました。

  • 前に白い花をつけた大きな木が見えてきました。これに似た木が他にもあって、良い香りを放っていたのでした。

    前に白い花をつけた大きな木が見えてきました。これに似た木が他にもあって、良い香りを放っていたのでした。

  • その白い花はこれで、調べてみるとエルダーフラワーの花でした。エルダーフラワーは以前にエルダーフラワー・ウォーターを飲んだことがありましたが、こんな可愛い花だったんですね!

    その白い花はこれで、調べてみるとエルダーフラワーの花でした。エルダーフラワーは以前にエルダーフラワー・ウォーターを飲んだことがありましたが、こんな可愛い花だったんですね!

  • グラン・ヴァル通りに、アンティーク屋さんがありました。深みのあるピンクのバラが建物を美しく彩っていて... 一目で気に入りました。このような花風景が大好きです。

    グラン・ヴァル通りに、アンティーク屋さんがありました。深みのあるピンクのバラが建物を美しく彩っていて... 一目で気に入りました。このような花風景が大好きです。

  • その少し先に、フランス国境が掲げられた建物がありました。これはジヴェルニーの村役場(Mairie de Giverny)でした。

    その少し先に、フランス国境が掲げられた建物がありました。これはジヴェルニーの村役場(Mairie de Giverny)でした。

  • ここにも赤いバラが!

    ここにも赤いバラが!

  • こちら側が村役場のファサードですね!朝陽があたってオレンジっぽい色に...。

    こちら側が村役場のファサードですね!朝陽があたってオレンジっぽい色に...。

  • 近くに、紫色の花が咲いているところがあり、たぶんセージの仲間の花でした。

    近くに、紫色の花が咲いているところがあり、たぶんセージの仲間の花でした。

  • アイリスや、ラムズイヤーなども咲いていて、道端に咲いているお花を見るだけでも楽しい朝散歩でした.:*☆*:.

    アイリスや、ラムズイヤーなども咲いていて、道端に咲いているお花を見るだけでも楽しい朝散歩でした.:*☆*:.

  • 「モネの庭」の建物が、行く先に見えてきました^ ^

    「モネの庭」の建物が、行く先に見えてきました^ ^

  • 前日に立ち寄ったギフトショップの前まで来ると、またバラが「写真を撮って」と主張している気がして、「もう仕方がないんだから~」とカメラでパシャリ!

    前日に立ち寄ったギフトショップの前まで来ると、またバラが「写真を撮って」と主張している気がして、「もう仕方がないんだから~」とカメラでパシャリ!

  • お次はこちらね、と何枚か撮影したのでした。

    お次はこちらね、と何枚か撮影したのでした。

  • そうそう、ここは「Les Nymphaea(睡蓮)」というレストラン&ティーサロンでした。パーゴラをつたって咲くバラがきれいでうっとり。。。

    イチオシ

    そうそう、ここは「Les Nymphaea(睡蓮)」というレストラン&ティーサロンでした。パーゴラをつたって咲くバラがきれいでうっとり。。。

  • ティーサロンのテラス席もいい感じ☆彡 ここでこの日ランチすれば良かったな...。

    ティーサロンのテラス席もいい感じ☆彡 ここでこの日ランチすれば良かったな...。

  • 朝8時ごろの「モネの庭」の出入口がある建物。さすがにまだ誰も並んでいませんでした。

    朝8時ごろの「モネの庭」の出入口がある建物。さすがにまだ誰も並んでいませんでした。

  • 少し下がって見たところ

    少し下がって見たところ

  • 左手には、このようなベンチが!

    左手には、このようなベンチが!

  • 朝日がだいぶ上がってきて、見える景色も明るくなってきました♪

    朝日がだいぶ上がってきて、見える景色も明るくなってきました♪

  • ここはモネと同時期の印象派の画家の作品を展示する「印象派美術館」の前の道でした。モネの家を訪ねたあと、訪問しようと思っていました。

    ここはモネと同時期の印象派の画家の作品を展示する「印象派美術館」の前の道でした。モネの家を訪ねたあと、訪問しようと思っていました。

  • さらに歩いて行くと、こどもの可愛らしい声が聞こえてきました。これから学校に行くのかな?お父さんも女の子の言ってることを聞き、お返事しているようで、その様子が微笑ましくて... 温かい気持ちになりました。「行ってらっしゃい!」

    さらに歩いて行くと、こどもの可愛らしい声が聞こえてきました。これから学校に行くのかな?お父さんも女の子の言ってることを聞き、お返事しているようで、その様子が微笑ましくて... 温かい気持ちになりました。「行ってらっしゃい!」

  • バラが咲くハーフティンバーのお宅の前を通り掛かりました。鳥の囀りが聞こえる朝の一コマを10秒くらいの動画で撮りました。よかったら聞いてみてくださいね。<br /><br />https://youtube.com/shorts/XwMQGjk2Ro4?feature=share

    バラが咲くハーフティンバーのお宅の前を通り掛かりました。鳥の囀りが聞こえる朝の一コマを10秒くらいの動画で撮りました。よかったら聞いてみてくださいね。

    https://youtube.com/shorts/XwMQGjk2Ro4?feature=share

  • お宿に戻ってくると、もうすでに朝食タイムが始まっていました。

    お宿に戻ってくると、もうすでに朝食タイムが始まっていました。

  • 広めのお部屋が入り口横にあって、アートな空間になっていました。

    広めのお部屋が入り口横にあって、アートな空間になっていました。

  • 「どこでも好きなところへどうぞ」と案内され、窓が正面に見えるところに座りました。

    「どこでも好きなところへどうぞ」と案内され、窓が正面に見えるところに座りました。

  • ドイツから来られているご夫婦が窓際に座られていて、「これからモネの庭に行かれるんですか?」と声をかけ、少し話をしたのでした。<br /><br />私と同じように前日も庭園に行かれたそうで、この日も訪問されるとのことでした。私が前日、長い列に並んだことをお話しすると、「オンライン予約はしていなかったの?」と尋ねられ、「半券をもっているつもりだったので、しなかった」と伝えると、「今日はしておいた方がいいね!」とわざわざスマホを出して調べてくれたのでした。結局、当日予約は無理だとわかったのですが、その親切さががうれしくて、とてもありがたかったです。<br /><br />それで朝食が運ばれてきて、その写真を撮ったつもりが、クロワッサンが目立つ写真で、ヨーグルトやフルーツが全く入っていない写真だったのでした。この時、かなり浮き足立っていたに違いありません(笑)

    ドイツから来られているご夫婦が窓際に座られていて、「これからモネの庭に行かれるんですか?」と声をかけ、少し話をしたのでした。

    私と同じように前日も庭園に行かれたそうで、この日も訪問されるとのことでした。私が前日、長い列に並んだことをお話しすると、「オンライン予約はしていなかったの?」と尋ねられ、「半券をもっているつもりだったので、しなかった」と伝えると、「今日はしておいた方がいいね!」とわざわざスマホを出して調べてくれたのでした。結局、当日予約は無理だとわかったのですが、その親切さががうれしくて、とてもありがたかったです。

    それで朝食が運ばれてきて、その写真を撮ったつもりが、クロワッサンが目立つ写真で、ヨーグルトやフルーツが全く入っていない写真だったのでした。この時、かなり浮き足立っていたに違いありません(笑)

  • 朝食をいただいたあと、荷物をまとめてチェックアウトしました。スーツケースは預かってもらうことにし、またこの日もチケットを買わなくてはいけなかったので、急いで「モネの庭」の方に向かいました。<br /><br />9時半から入場できるのですが、9時前には10名ほどの方がチケット売り場の列に並んでいたのでした。「モネの家と庭園」はぜひオンライン予約を済ませて行ってくださいね!<br /><br />公式予約サイト:https://claude-monet-giverny.tickeasy.com/fr-FR/produits 他にもKlookなどのサイトからも買えるそうです。

    朝食をいただいたあと、荷物をまとめてチェックアウトしました。スーツケースは預かってもらうことにし、またこの日もチケットを買わなくてはいけなかったので、急いで「モネの庭」の方に向かいました。

    9時半から入場できるのですが、9時前には10名ほどの方がチケット売り場の列に並んでいたのでした。「モネの家と庭園」はぜひオンライン予約を済ませて行ってくださいね!

    公式予約サイト:https://claude-monet-giverny.tickeasy.com/fr-FR/produits 他にもKlookなどのサイトからも買えるそうです。

  • そしてこの日はスムーズに入園することができました(^^)♪ まず、「モネの家」が混まないうちに見ておこうと、母屋にまっしぐらに進んで行きました。

    イチオシ

    そしてこの日はスムーズに入園することができました(^^)♪ まず、「モネの家」が混まないうちに見ておこうと、母屋にまっしぐらに進んで行きました。

  • 次々と訪問客が訪れ、入口あたりはこのようでした。玄関を入ると、絵がたくさん飾られた大きな空間がありました。(※ 絵は世界中の美術館にあり、ここの作品はほとんどがレプリカ)

    次々と訪問客が訪れ、入口あたりはこのようでした。玄関を入ると、絵がたくさん飾られた大きな空間がありました。(※ 絵は世界中の美術館にあり、ここの作品はほとんどがレプリカ)

  • 一階にあるこの部屋は、モネがアトリエとして実際に絵を描いていた部屋だそうです。やがて、モネが好んで友人を招き、壁にかかる絵画を解説しながら様々な体験談を語る場になったんだとか。

    一階にあるこの部屋は、モネがアトリエとして実際に絵を描いていた部屋だそうです。やがて、モネが好んで友人を招き、壁にかかる絵画を解説しながら様々な体験談を語る場になったんだとか。

  • これは、このアトリエで撮られたモネの写真です。ここで実際にモネが絵を描いていたと思うと、ワクワク気持ちが高まりました!

    これは、このアトリエで撮られたモネの写真です。ここで実際にモネが絵を描いていたと思うと、ワクワク気持ちが高まりました!

  • たくさん並ぶ絵画の中で、女性の肖像画がありました。この絵に描かれているのはカミーユ・ドンシューで、モネの最初の妻です。カミーユはもともとモネの絵のモデルをしていた女性でした。下に飾られている子どもの肖像は、カミーユとの間に生まれた長男ジャン(Jean)と次男ミシェル(Michel)です。<br /><br />ジヴェルニーの家では、モネとカミーユの2人の息子に加えて、後に2番目の妻となるアリス・オシュデと、その前夫エルネスト・オシュデとの間に生まれた6人の子どもたちも一緒に暮らすという、大所帯だったそうです。<br /><br />実際はかなり複雑な家族関係で、その経緯を簡単に時系列でまとめてみました。(間違いがあれば、教えてくださいね)<br />1866年頃 モネのモデルをしていた若い女性カミーユ・ドンシューと出会う<br />1867年 長男ジャン誕生<br />1870年 普仏戦争直前にカミーユと結婚<br />1876年 裕福な実業家エルネスト・オシュデとその妻アリス、6人の子どもたちと親しくなる<br />1877~1878年 エルネストが破産し、オシュデ家が経済的に困窮。モネ一家とオシュデ一家が同居を始め、この頃からモネとアリスの関係が深まる<br />1878年 次男ミシェル誕生<br />1879年 カミーユが長い闘病の末、32歳で死去<br />1881~1891年 モネとアリス、その子どもたちが一緒に暮らす生活が続く(実際にはカミーユが亡くなる前からアリスがモネの子育てを助けていた)<br />1892年 前夫エルネストの死去を機に、モネとアリスが正式に結婚<br />1926年 アリス死去(モネは最晩年まで彼女を深く愛し、その死を大きな喪失として受け止めた)

    たくさん並ぶ絵画の中で、女性の肖像画がありました。この絵に描かれているのはカミーユ・ドンシューで、モネの最初の妻です。カミーユはもともとモネの絵のモデルをしていた女性でした。下に飾られている子どもの肖像は、カミーユとの間に生まれた長男ジャン(Jean)と次男ミシェル(Michel)です。

    ジヴェルニーの家では、モネとカミーユの2人の息子に加えて、後に2番目の妻となるアリス・オシュデと、その前夫エルネスト・オシュデとの間に生まれた6人の子どもたちも一緒に暮らすという、大所帯だったそうです。

    実際はかなり複雑な家族関係で、その経緯を簡単に時系列でまとめてみました。(間違いがあれば、教えてくださいね)
    1866年頃 モネのモデルをしていた若い女性カミーユ・ドンシューと出会う
    1867年 長男ジャン誕生
    1870年 普仏戦争直前にカミーユと結婚
    1876年 裕福な実業家エルネスト・オシュデとその妻アリス、6人の子どもたちと親しくなる
    1877~1878年 エルネストが破産し、オシュデ家が経済的に困窮。モネ一家とオシュデ一家が同居を始め、この頃からモネとアリスの関係が深まる
    1878年 次男ミシェル誕生
    1879年 カミーユが長い闘病の末、32歳で死去
    1881~1891年 モネとアリス、その子どもたちが一緒に暮らす生活が続く(実際にはカミーユが亡くなる前からアリスがモネの子育てを助けていた)
    1892年 前夫エルネストの死去を機に、モネとアリスが正式に結婚
    1926年 アリス死去(モネは最晩年まで彼女を深く愛し、その死を大きな喪失として受け止めた)

  • お庭に面した壁側に、以前見た記憶がある作品がありました。<br /><br />これは、ガーデンミュージアム比叡の「花の庭」の門のところにあった作品だとわかりました。

    お庭に面した壁側に、以前見た記憶がある作品がありました。

    これは、ガーデンミュージアム比叡の「花の庭」の門のところにあった作品だとわかりました。

  • これがその作品で、色味が薄いですが、<ヴェトゥイユの画家の庭> 1880年(モネ40歳)でした。<br /><br />1877年、パトロンだったオシュデが事業の失敗で破産し、モネは困窮状態に!翌年アルジャントゥイユの家を引き払い、失踪したオシュデの妻アリスとその子ども達とともにヴェトュイユに引っ越し、共同生活を始めました。<br /><br />1879年病気がちだった妻カミーユが32歳の若さで死亡。妻を失った悲しみ、妻に対する悔恨、生活苦等、この頃のモネは人生で最も苦しい時期にあったとか。<br />しかしモネは立ち直り、翌1880年にはサロンに入選、同年6月には初の個展を開催。このとき既にモネはオシュデ夫人(アリス)との関係を深めていて、一緒になることに...。<br /><br />哀しみを乗り越え、モネがたどり着いた希望の世界。ヒマワリが咲き乱れる庭が描かれています。階段の上段にはオシュデ家の娘と息子、中心にいるのはモネの次男ミシェルなんだそう。

    これがその作品で、色味が薄いですが、<ヴェトゥイユの画家の庭> 1880年(モネ40歳)でした。

    1877年、パトロンだったオシュデが事業の失敗で破産し、モネは困窮状態に!翌年アルジャントゥイユの家を引き払い、失踪したオシュデの妻アリスとその子ども達とともにヴェトュイユに引っ越し、共同生活を始めました。

    1879年病気がちだった妻カミーユが32歳の若さで死亡。妻を失った悲しみ、妻に対する悔恨、生活苦等、この頃のモネは人生で最も苦しい時期にあったとか。
    しかしモネは立ち直り、翌1880年にはサロンに入選、同年6月には初の個展を開催。このとき既にモネはオシュデ夫人(アリス)との関係を深めていて、一緒になることに...。

    哀しみを乗り越え、モネがたどり着いた希望の世界。ヒマワリが咲き乱れる庭が描かれています。階段の上段にはオシュデ家の娘と息子、中心にいるのはモネの次男ミシェルなんだそう。

  • 数段階段を上がり、上階へ!

    数段階段を上がり、上階へ!

  • ここは、アトリエに続く間で、プライベートギャラリーだったのだそうです。座り心地の良さそうなカウチも置いてあり、疲れたらここで休んでいたのでしょうか。

    ここは、アトリエに続く間で、プライベートギャラリーだったのだそうです。座り心地の良さそうなカウチも置いてあり、疲れたらここで休んでいたのでしょうか。

  • 大きな窓から自然光が入り、お庭も眺められるようになっていました。壁には、以前訪ねたことがあるルーアン大聖堂の絵があったり、その下には睡蓮の絵も!

    大きな窓から自然光が入り、お庭も眺められるようになっていました。壁には、以前訪ねたことがあるルーアン大聖堂の絵があったり、その下には睡蓮の絵も!

  • こちらの壁には、私の好きな「日傘の女」もありました。日傘シリーズでも最初のカミーユと息子のジャンが描かれた作品は見当たりませんでした。

    こちらの壁には、私の好きな「日傘の女」もありました。日傘シリーズでも最初のカミーユと息子のジャンが描かれた作品は見当たりませんでした。

  • この部屋は、隣にある「エピスリー(食品庫)」でした。モネはこの部屋にロンドンや他の地域から取り寄せたスパイス類や茶葉を戸棚に入れていて、この家を訪問する人に異国の香りでエキゾチックな旅の空想に誘っていたとか。壁にかかる浮世絵は、西洋と極東の交易を介したつながりを表現しているものだそうです。

    この部屋は、隣にある「エピスリー(食品庫)」でした。モネはこの部屋にロンドンや他の地域から取り寄せたスパイス類や茶葉を戸棚に入れていて、この家を訪問する人に異国の香りでエキゾチックな旅の空想に誘っていたとか。壁にかかる浮世絵は、西洋と極東の交易を介したつながりを表現しているものだそうです。

  • 2階に上がってきました。廊下に男性が新聞を読んでいる絵と女性の絵が飾ってありました。この絵画は、ルノワールが描いた『新聞を読むクロード・モネ』と「モネ夫人像」なんだそうです。<br />モネとルノワールは同じ印象派の画家で、非常に親しい友人関係にありました。 上の絵は、パイプをくゆらせながら新聞を読むモネの姿が描かれていて、日常の一場面を切り取ったような作品。<br /><br />下の「モネ夫人像」は、モネの最初の妻であるカミーユ・ドンシューを描いた肖像画で青い服をまとったモネ夫人が椅子に座っている様子が描かれています。1871年にモネがパリ郊外のアルジャントゥイユに引っ越すと、ルノワールもモネの家をたびたび訪れたそうです。

    2階に上がってきました。廊下に男性が新聞を読んでいる絵と女性の絵が飾ってありました。この絵画は、ルノワールが描いた『新聞を読むクロード・モネ』と「モネ夫人像」なんだそうです。
    モネとルノワールは同じ印象派の画家で、非常に親しい友人関係にありました。 上の絵は、パイプをくゆらせながら新聞を読むモネの姿が描かれていて、日常の一場面を切り取ったような作品。

    下の「モネ夫人像」は、モネの最初の妻であるカミーユ・ドンシューを描いた肖像画で青い服をまとったモネ夫人が椅子に座っている様子が描かれています。1871年にモネがパリ郊外のアルジャントゥイユに引っ越すと、ルノワールもモネの家をたびたび訪れたそうです。

  • そしてその先に、モネの部屋がありました。大きな部屋で、この部屋にも多くの作品が飾られていました。(現在は複製画)<br /><br />この部屋では、セザンヌやルノワール、シニャック、カイユボットなどお気に入りの芸術家仲間の作品に見守られながら生活をしていたんだそうです。ちなみに、ベッドの真上にはカイユボットのパリの風景を描いた「パリの通り、雨」という作品が飾られていました。この絵は印象派画家の展覧会で見たことがありました。その右の絵も同じくカイユボットの「白と黄色の菊、ジュヌヴィリエの庭」という作品だそうです。<br /><br />ベッドは意外にも質素で、ここでモネは1926年 86歳の時、息を引き取ったということです。

    そしてその先に、モネの部屋がありました。大きな部屋で、この部屋にも多くの作品が飾られていました。(現在は複製画)

    この部屋では、セザンヌやルノワール、シニャック、カイユボットなどお気に入りの芸術家仲間の作品に見守られながら生活をしていたんだそうです。ちなみに、ベッドの真上にはカイユボットのパリの風景を描いた「パリの通り、雨」という作品が飾られていました。この絵は印象派画家の展覧会で見たことがありました。その右の絵も同じくカイユボットの「白と黄色の菊、ジュヌヴィリエの庭」という作品だそうです。

    ベッドは意外にも質素で、ここでモネは1926年 86歳の時、息を引き取ったということです。

  • ベッドは質素でしたが、同じ部屋にある家具は素敵なもので、右のタンスは18世紀、ルイ・ドレットルの工房で作られたものらしく、赤に灰色の石目が入った大理石の天板が乗せられています。真ん中の優美な家具は机なんだそうです。丸くなった板張りの部分を開けると、机になるんでしょうね。

    ベッドは質素でしたが、同じ部屋にある家具は素敵なもので、右のタンスは18世紀、ルイ・ドレットルの工房で作られたものらしく、赤に灰色の石目が入った大理石の天板が乗せられています。真ん中の優美な家具は机なんだそうです。丸くなった板張りの部分を開けると、机になるんでしょうね。

  • 窓からは、モネが作り上げた美しい庭を一望することができるようになっていました。

    窓からは、モネが作り上げた美しい庭を一望することができるようになっていました。

  • この部屋は、モネとアリスの部屋の間にあった浴室でした。

    この部屋は、モネとアリスの部屋の間にあった浴室でした。

  • これも浴室とされる小さな部屋で、浮世絵がたくさん飾られていました。<br /><br />モネは231点もの浮世絵のコレクションを所有していて、特にお気に入りを室内に飾っていたそうです。モネは、来客をサロンに招いた際、自慢げに自身のコレクションを紹介したそうですが、浮世絵コレクションは単なる装飾品や趣味としてではなく、モネ自身の研究と着想の源だったんだそうです 。

    これも浴室とされる小さな部屋で、浮世絵がたくさん飾られていました。

    モネは231点もの浮世絵のコレクションを所有していて、特にお気に入りを室内に飾っていたそうです。モネは、来客をサロンに招いた際、自慢げに自身のコレクションを紹介したそうですが、浮世絵コレクションは単なる装飾品や趣味としてではなく、モネ自身の研究と着想の源だったんだそうです 。

  • 浮世絵は、奥行きのない平面的な構図が特徴で、大胆な切り取りや高所からの俯瞰、そして遠近法を無視した表現が用いられていました 。この「奥行きのない描き方」や「空間の省略」は、モネを西洋の遠近法的空間の制約から解放し、より自由な空間表現を可能にしたのだとか。<br />これらの浮世絵は、モネにとって常に参照可能な「生きた図書館」だったということです。

    浮世絵は、奥行きのない平面的な構図が特徴で、大胆な切り取りや高所からの俯瞰、そして遠近法を無視した表現が用いられていました 。この「奥行きのない描き方」や「空間の省略」は、モネを西洋の遠近法的空間の制約から解放し、より自由な空間表現を可能にしたのだとか。
    これらの浮世絵は、モネにとって常に参照可能な「生きた図書館」だったということです。

  • これは、2番目の妻アリスの寝室。アリスはモネのパトロンだったエルネスト・オシュデの奥様でした。そして連れ子の6人は、エルネストとの間にできた子どもたちでした。エルネストは裕福な実業家で、モネの有名な作品「印象、日の出」も彼が購入し、モネの一番の支援者でした。<br /><br />でもエルネストは事業に失敗、破産して、妻子を親しかったモネの家に預けて、単身パリで再起をはかることに!モネは経済的に困窮していた頃にエルネストに大変世話になり、エルネストの家に住まわせてもらってアリスに世話になった時期があったので、アリスと6人の子どもたちを預かることを承知したのだそうです。<br /><br />アリスは病気がちだったモネの先妻カミーユの世話や子供達の面倒も一手に担いました。そんな中、アリスが家に来てから2年後に、モネの妻カミーユは病気で亡くなり、残されたモネとアリスと子どもたちはそのまま一緒に暮らすことに...。<br /><br />やがてモネとアリスとの間には愛情が芽生えて、エルネストがパリに呼び寄せようとしても、それに応じなかったそうです。10年ほどしてエルネストが亡くなり、モネとアリスは正式に結婚したということです。

    これは、2番目の妻アリスの寝室。アリスはモネのパトロンだったエルネスト・オシュデの奥様でした。そして連れ子の6人は、エルネストとの間にできた子どもたちでした。エルネストは裕福な実業家で、モネの有名な作品「印象、日の出」も彼が購入し、モネの一番の支援者でした。

    でもエルネストは事業に失敗、破産して、妻子を親しかったモネの家に預けて、単身パリで再起をはかることに!モネは経済的に困窮していた頃にエルネストに大変世話になり、エルネストの家に住まわせてもらってアリスに世話になった時期があったので、アリスと6人の子どもたちを預かることを承知したのだそうです。

    アリスは病気がちだったモネの先妻カミーユの世話や子供達の面倒も一手に担いました。そんな中、アリスが家に来てから2年後に、モネの妻カミーユは病気で亡くなり、残されたモネとアリスと子どもたちはそのまま一緒に暮らすことに...。

    やがてモネとアリスとの間には愛情が芽生えて、エルネストがパリに呼び寄せようとしても、それに応じなかったそうです。10年ほどしてエルネストが亡くなり、モネとアリスは正式に結婚したということです。

  • ベッドの左の暖炉の上には、ジヴェルニーの家で撮影された、アリスの娘であるマルト・オシュデと、アメリカ人画家テオドール・バトラーの結婚式を記念した集合写真が飾られていました。<br /><br />

    ベッドの左の暖炉の上には、ジヴェルニーの家で撮影された、アリスの娘であるマルト・オシュデと、アメリカ人画家テオドール・バトラーの結婚式を記念した集合写真が飾られていました。

  • アリスの部屋の隣が、ブランシュ・オシュデの部屋でした。ブランシュも、モネの妻アリスの連れ子で、後にモネの息子であるジャンと結婚した人物でした。アリスの死後、彼女はモネの晩年を献身的に支え、彼の作品制作を助けたんだそうです。ジヴェルニーの家でモネと一緒に暮らしていたため、彼女の部屋も保存され、現在も「ブランシュの寝室」として公開されています。<br /><br />クリーム色とバラ色を基調とした女性らしい上品な部屋でした。

    アリスの部屋の隣が、ブランシュ・オシュデの部屋でした。ブランシュも、モネの妻アリスの連れ子で、後にモネの息子であるジャンと結婚した人物でした。アリスの死後、彼女はモネの晩年を献身的に支え、彼の作品制作を助けたんだそうです。ジヴェルニーの家でモネと一緒に暮らしていたため、彼女の部屋も保存され、現在も「ブランシュの寝室」として公開されています。

    クリーム色とバラ色を基調とした女性らしい上品な部屋でした。

  • 2階から1階に下りてきました。この明るい黄色のダイニングルームはモネが生きていた時は、もう少し鮮やかなクロームイエローだったとか。この色は、太陽の光と関連付けられ、食事を楽しむ雰囲気を高めるために選んだのだそうです。<br />

    2階から1階に下りてきました。この明るい黄色のダイニングルームはモネが生きていた時は、もう少し鮮やかなクロームイエローだったとか。この色は、太陽の光と関連付けられ、食事を楽しむ雰囲気を高めるために選んだのだそうです。

  • これは、ダイニング・ルームに立つモネのモノクロ写真です。現在もモネが生きていた時とほとんど同じ部屋の構成ですね!

    これは、ダイニング・ルームに立つモネのモノクロ写真です。現在もモネが生きていた時とほとんど同じ部屋の構成ですね!

  • モネは美食家としても知られていて、好物はアスパラガス、ローストダック、ヤマシギやヤマウズラ、そしてオイルをたっぷり回し、コショウを振ったサラダだったとか。自宅の菜園で育てた野菜やハーブを使い、家族や友人たちと食卓を囲んだそうです。<br /><br />大きなダイニングテーブルに家族が揃って座り食事をするのが決まりだったようですが、きっと賑やかな食事風景だったのでしょうね。それにしても、こんなおしゃれな部屋で食事をしていたんですね!

    モネは美食家としても知られていて、好物はアスパラガス、ローストダック、ヤマシギやヤマウズラ、そしてオイルをたっぷり回し、コショウを振ったサラダだったとか。自宅の菜園で育てた野菜やハーブを使い、家族や友人たちと食卓を囲んだそうです。

    大きなダイニングテーブルに家族が揃って座り食事をするのが決まりだったようですが、きっと賑やかな食事風景だったのでしょうね。それにしても、こんなおしゃれな部屋で食事をしていたんですね!

  • このダイニングルームには、モネの浮世絵コレクションの中でも、特に見栄えする作品が多く、歌麿、北斎、広重の代表作が飾られていたそうです。

    このダイニングルームには、モネの浮世絵コレクションの中でも、特に見栄えする作品が多く、歌麿、北斎、広重の代表作が飾られていたそうです。

  • 庭に面したフレンチウィンドーにはオーガンジーのカーテンが下がり、ここから庭に出ることができたそうです。

    庭に面したフレンチウィンドーにはオーガンジーのカーテンが下がり、ここから庭に出ることができたそうです。

  • 隣は、青と白のルーアンタイルで装飾され、すっきりとした印象のキッチンでした。

    隣は、青と白のルーアンタイルで装飾され、すっきりとした印象のキッチンでした。

  • モネ自身も料理に凝っていたとかで、さまざまな種類の銅製のお鍋やフライパンが並んでいて、その多さにびっくり!調理担当の人も雇っていたそうですが、お鍋などがズラリと並ぶ様子から、モネが食を大切にし、また楽しんでいたことが伺えました。<br /><br />これで、モネの母屋の見学を終え...

    モネ自身も料理に凝っていたとかで、さまざまな種類の銅製のお鍋やフライパンが並んでいて、その多さにびっくり!調理担当の人も雇っていたそうですが、お鍋などがズラリと並ぶ様子から、モネが食を大切にし、また楽しんでいたことが伺えました。

    これで、モネの母屋の見学を終え...

  • 「花の庭」にも出てみました。この頃になると、お庭にも多くの人が訪れていて、写真を撮るにも人がいっぱい写り込んでしまうので、それぞれのお花の写真を撮るのは控えました。庭の奥にはこのようなところも!

    「花の庭」にも出てみました。この頃になると、お庭にも多くの人が訪れていて、写真を撮るにも人がいっぱい写り込んでしまうので、それぞれのお花の写真を撮るのは控えました。庭の奥にはこのようなところも!

  • あまり人がいないところを選んで撮影!このあたりはバラが咲き誇っていました。

    あまり人がいないところを選んで撮影!このあたりはバラが咲き誇っていました。

  • 「水の庭」ももう一度、行ってみました。ここも多くの人が水辺の風景を楽しんでいましたが、人が写っていない風景を1枚撮影しました。ここに睡蓮があれば、最高だったのに。。。

    「水の庭」ももう一度、行ってみました。ここも多くの人が水辺の風景を楽しんでいましたが、人が写っていない風景を1枚撮影しました。ここに睡蓮があれば、最高だったのに。。。

  • そして最後に、花の庭に戻り、バラのアーチをじっくり見納めました。ずっと憧れていたモネが手塩にかけて作ったの庭園を自分の目で見て、まるで自分が絵画の世界の中にいるような気分を味わうことができました。<br />

    そして最後に、花の庭に戻り、バラのアーチをじっくり見納めました。ずっと憧れていたモネが手塩にかけて作ったの庭園を自分の目で見て、まるで自分が絵画の世界の中にいるような気分を味わうことができました。

  • そして、このような庭園を40年もの歳月をかけて完成させたモネの素晴らしさを改めて感じたのでした。<br /><br />終の棲家を眺めて、去り難い気持ちはありましたが、午前中に、ジヴェルニー印象派美術館も行きたいと思っていたので、お庭をあとにすることにしました。<br />

    そして、このような庭園を40年もの歳月をかけて完成させたモネの素晴らしさを改めて感じたのでした。

    終の棲家を眺めて、去り難い気持ちはありましたが、午前中に、ジヴェルニー印象派美術館も行きたいと思っていたので、お庭をあとにすることにしました。

  • 出口を出ると、まだこれからチケットを買う人の列がずっと続いていました。おそらく終日このような列ができているのでしょうね~

    出口を出ると、まだこれからチケットを買う人の列がずっと続いていました。おそらく終日このような列ができているのでしょうね~

  • 旅も終盤で、お土産になるものがあればと思いギフトショップにやってきました。

    旅も終盤で、お土産になるものがあればと思いギフトショップにやってきました。

  • いろんな商品がありましたが、花柄のナプキンセットが素敵だったので、何種類かと香りが良さそうなハンドクリームを購入。円安でお土産などの買い物の楽しみが減りました(&gt;_&lt;)

    いろんな商品がありましたが、花柄のナプキンセットが素敵だったので、何種類かと香りが良さそうなハンドクリームを購入。円安でお土産などの買い物の楽しみが減りました(>_<)

  • そして、「ジヴェルニー印象派美術館」にやってきました。この美術館は、ジヴェルニー・アメリカ芸術美術館のあとを引き継いで、2009年にオープン。<br /><br />ジヴェルニーの小さな村の中心部に位置するこの建物は、クロード・モネが1890年代に有名な「積みわら」の連作を描いた「コトー」という丘の上に建てられたのだそうです。

    そして、「ジヴェルニー印象派美術館」にやってきました。この美術館は、ジヴェルニー・アメリカ芸術美術館のあとを引き継いで、2009年にオープン。

    ジヴェルニーの小さな村の中心部に位置するこの建物は、クロード・モネが1890年代に有名な「積みわら」の連作を描いた「コトー」という丘の上に建てられたのだそうです。

  • エントランスまでの通路に藤棚があって、入口の緑のベンチで、ある紳士が座られていました。目が合ったので「ボンジュ!」と軽く挨拶すると、笑顔を返してくれました。前の日も「モネの庭」でモネ似のムッシューを見かけたばかりでしたが、帽子を被りベンチに座る様子がまたモネにどこか似ている気がしました。「失礼ですが、この美術館にお似合いだと思うので、1枚写真を撮らせてもらっていいですか?」と尋ねると「僕でいいのかい?」と言って決めポーズをとってくれたんです。またまた不躾なお願いをしてしまいましたが、快く撮影させていただいてありがとうございました。

    エントランスまでの通路に藤棚があって、入口の緑のベンチで、ある紳士が座られていました。目が合ったので「ボンジュ!」と軽く挨拶すると、笑顔を返してくれました。前の日も「モネの庭」でモネ似のムッシューを見かけたばかりでしたが、帽子を被りベンチに座る様子がまたモネにどこか似ている気がしました。「失礼ですが、この美術館にお似合いだと思うので、1枚写真を撮らせてもらっていいですか?」と尋ねると「僕でいいのかい?」と言って決めポーズをとってくれたんです。またまた不躾なお願いをしてしまいましたが、快く撮影させていただいてありがとうございました。

  • 建物に入り、チケット売り場でチケットを購入。入場料は14EURでした。<br /><br /><ジヴェルニー印象派美術館><br />(Musée des impressionnismes Giverny)<br /><br />【住所】99 rue Claude Monet 27620 Giverny<br />【開館日】11~3月は休業<br />【開館時間】10:00~18:00<br />【公式サイト】https://www.mdig.fr

    建物に入り、チケット売り場でチケットを購入。入場料は14EURでした。

    <ジヴェルニー印象派美術館>
    (Musée des impressionnismes Giverny)

    【住所】99 rue Claude Monet 27620 Giverny
    【開館日】11~3月は休業
    【開館時間】10:00~18:00
    【公式サイト】https://www.mdig.fr

  • ちょうどこの時、「ナーマド・コレクション展 ~モネからピカソまで~」が行われていました。ナーマド・コレクションは世界有数の個人コレクションだそうで、モネからピカソ、ドガからルノワールまで、19世紀末から20世紀初頭にかけての重要な芸術家による約60点の作品がここで展示されていました(3/38~6/29)

    ちょうどこの時、「ナーマド・コレクション展 ~モネからピカソまで~」が行われていました。ナーマド・コレクションは世界有数の個人コレクションだそうで、モネからピカソ、ドガからルノワールまで、19世紀末から20世紀初頭にかけての重要な芸術家による約60点の作品がここで展示されていました(3/38~6/29)

  • <シスレーとピサロコーナー><br />フランスに定住したイギリス人画家、 アルフレッド・シスレーは印象派の初期の 支持者の一人でした。彼は自然と光への深い理解を印象派画家と共有し、セーヌ川とロワン川の風景を好んで描きました。彼の作品は、穏やかな田園風景や水辺の風景を繊細な色彩と筆致で捉えています。(彼はモネとも大変親しく、ルノワール、バジールとともに4人でよく活動していたそうです)<br /><br />カミーユ・ピサロは印象派の画家の中でも、特に田園風景や都市の郊外を描くのを得意としていました。光と影の繊細な表現や、日常の一瞬を捉えたような自然や構図が特徴。(ピサロはモネより10歳ほど年上で、印象派画家の兄貴的存在だったとか)

    <シスレーとピサロコーナー>
    フランスに定住したイギリス人画家、 アルフレッド・シスレーは印象派の初期の 支持者の一人でした。彼は自然と光への深い理解を印象派画家と共有し、セーヌ川とロワン川の風景を好んで描きました。彼の作品は、穏やかな田園風景や水辺の風景を繊細な色彩と筆致で捉えています。(彼はモネとも大変親しく、ルノワール、バジールとともに4人でよく活動していたそうです)

    カミーユ・ピサロは印象派の画家の中でも、特に田園風景や都市の郊外を描くのを得意としていました。光と影の繊細な表現や、日常の一瞬を捉えたような自然や構図が特徴。(ピサロはモネより10歳ほど年上で、印象派画家の兄貴的存在だったとか)

  • ここからはモネの作品を3点。これは企画展のパンフレットにも使われていたモネの「アルジャントゥイユの舟遊び」(1874年 )<br /><br />モネがアルジャントゥイユに住んでいた時期に描かれた作品だとか。アルジャントゥイユは伝統的な田園風景が残っていて、パリの人々が週末に楽しむハイキングの目的地となっていたとか。そしてヨットレースや水浴場、自然の風景など、モネに多くのモチーフを提供したんだそうです。

    ここからはモネの作品を3点。これは企画展のパンフレットにも使われていたモネの「アルジャントゥイユの舟遊び」(1874年 )

    モネがアルジャントゥイユに住んでいた時期に描かれた作品だとか。アルジャントゥイユは伝統的な田園風景が残っていて、パリの人々が週末に楽しむハイキングの目的地となっていたとか。そしてヨットレースや水浴場、自然の風景など、モネに多くのモチーフを提供したんだそうです。

  • これは、「アルジャントゥイユの雪」という作品。青と灰色を基調とした色彩で、どんよりとした冬の午後の寒々しい風景が描かれています。

    これは、「アルジャントゥイユの雪」という作品。青と灰色を基調とした色彩で、どんよりとした冬の午後の寒々しい風景が描かれています。

  • これは、「睡蓮、水草の反映」(1897年作) だとか。<br /><br />モネは1883年からジヴェルニー移り住み、彼は「水の庭園」を作るための大規模な工事に着手。そこで珍しい睡蓮の球根を輸入し育てました。この絵画は新しく作られた池に睡蓮を描いた最初の作品の一つなんだそうです。この作品では、睡蓮が前景を占め、雑草と葦が構図の上部を縁取っています。池とそこに映る空からの光との関係をモネが探求する出発点となったんだとか。

    これは、「睡蓮、水草の反映」(1897年作) だとか。

    モネは1883年からジヴェルニー移り住み、彼は「水の庭園」を作るための大規模な工事に着手。そこで珍しい睡蓮の球根を輸入し育てました。この絵画は新しく作られた池に睡蓮を描いた最初の作品の一つなんだそうです。この作品では、睡蓮が前景を占め、雑草と葦が構図の上部を縁取っています。池とそこに映る空からの光との関係をモネが探求する出発点となったんだとか。

  • これは、アンリ・マティスによる絵画『ピアノのレッスン』(1916年)。<br />この絵は、マティスの次男ピエールがピアノを弾いている様子を描いたものだそうです。色使いがマティスらしくて、キュートな作品だと感じました。

    これは、アンリ・マティスによる絵画『ピアノのレッスン』(1916年)。
    この絵は、マティスの次男ピエールがピアノを弾いている様子を描いたものだそうです。色使いがマティスらしくて、キュートな作品だと感じました。

  • これは常設展の、オーギュスト・ルノワールのコーナーでした。

    これは常設展の、オーギュスト・ルノワールのコーナーでした。

  • これは、ルノワールの 「書き方のレッスン (La Leçond&#39;écriture)」という作品。<br /><br />ルノワールは豊かな色彩と柔らかな筆致が特徴で、この作品は、ルノワールが1880年代後半から90年代半ばにかけて数多く制作した、裕福なブルジョワ階級の「少女」を主題とした作品の一つだそうです。正面と横から見たところを撮影!横から見ると、筆致がよくわかります。

    これは、ルノワールの 「書き方のレッスン (La Leçond'écriture)」という作品。

    ルノワールは豊かな色彩と柔らかな筆致が特徴で、この作品は、ルノワールが1880年代後半から90年代半ばにかけて数多く制作した、裕福なブルジョワ階級の「少女」を主題とした作品の一つだそうです。正面と横から見たところを撮影!横から見ると、筆致がよくわかります。

  • ルノワールの「青いドレスを着た子供」と「ピエール・ルノワールの肖像」も展示されていました。<br /><br />写真左の「青いドレスを着た子供」は、とても可愛い女の子を描いていると思ったのですが、後で、実はこのモデルはルノワールの甥っ子ともいわれる男の子だとわかりました。金髪の美しい髪や青いワンピースは女の子を思わせますが、そうではなく、この作品が描かれた時代は、女の子よりも男の子のほうが体は弱く、長く生きづらい時代で、そのため、男の子に女の子のような恰好をさせて描き、元気に育つことを願ったのだそうです。<br /><br />写真右の『ピエール・ルノワールの肖像』は、ルノワールが、自身の息子であるピエール・ルノワールを描いた肖像画だそうです。こちらも女の子のような雰囲気がする絵でした。

    ルノワールの「青いドレスを着た子供」と「ピエール・ルノワールの肖像」も展示されていました。

    写真左の「青いドレスを着た子供」は、とても可愛い女の子を描いていると思ったのですが、後で、実はこのモデルはルノワールの甥っ子ともいわれる男の子だとわかりました。金髪の美しい髪や青いワンピースは女の子を思わせますが、そうではなく、この作品が描かれた時代は、女の子よりも男の子のほうが体は弱く、長く生きづらい時代で、そのため、男の子に女の子のような恰好をさせて描き、元気に育つことを願ったのだそうです。

    写真右の『ピエール・ルノワールの肖像』は、ルノワールが、自身の息子であるピエール・ルノワールを描いた肖像画だそうです。こちらも女の子のような雰囲気がする絵でした。

  • これは、美術館のレストランの「Oscar(オスカー)」のものです。このレストランは、ミシュラン1つ星のレストランらしく、デビッド・ガリエンヌ氏が提供するお料理はとても人気なんだそうです。<br /><br />公式サイト:https://oscargiverny.com/fr/

    これは、美術館のレストランの「Oscar(オスカー)」のものです。このレストランは、ミシュラン1つ星のレストランらしく、デビッド・ガリエンヌ氏が提供するお料理はとても人気なんだそうです。

    公式サイト:https://oscargiverny.com/fr/

  • ジヴェルニー印象派美術館は、お庭も必見ということで、外に出てみました。すると、草原のようなところがあり、そこに『積みわら』があったんです。<br /><br />この『積みわら』を描いた作品は、昨年大阪で行われた展覧会「モネ 連作の情景 ~CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS~」でも展示されていて、モネの家の近くにあった積みわらを、様々な季節や時間帯、天候の下で描いた連作だと紹介されていたのでした。このあたりで描かれたんだと思うと、テンションが上がりました。<br />また、野原には赤やオレンジ色のコクリコ(ひなげし)も咲いていて、これもモネの作品に登場するお花だとニンマリ(*^^*)

    ジヴェルニー印象派美術館は、お庭も必見ということで、外に出てみました。すると、草原のようなところがあり、そこに『積みわら』があったんです。

    この『積みわら』を描いた作品は、昨年大阪で行われた展覧会「モネ 連作の情景 ~CLAUDE MONET JOURNEY TO SERIES PAINTINGS~」でも展示されていて、モネの家の近くにあった積みわらを、様々な季節や時間帯、天候の下で描いた連作だと紹介されていたのでした。このあたりで描かれたんだと思うと、テンションが上がりました。
    また、野原には赤やオレンジ色のコクリコ(ひなげし)も咲いていて、これもモネの作品に登場するお花だとニンマリ(*^^*)

  • 庭園は、小さな生垣で区切られ、テーマ別の植物が植えられていました。<br />

    庭園は、小さな生垣で区切られ、テーマ別の植物が植えられていました。

  • ピンク、黄色、青、白などの色の花が咲いていて...

    ピンク、黄色、青、白などの色の花が咲いていて...

  • ベンチのそばにもひなげしが咲いていました^ ^

    ベンチのそばにもひなげしが咲いていました^ ^

  • 白い花が咲く区画もありました。この小さな白い花は、「シロミミナグサ(白耳菜草)」という名前らしく、春から初夏にかけて白色の5弁花を咲かせるとのこと。とっても可愛くてにっこり(#^.^#)<br /><br />そろそろお庭を出て、お宿に戻らなくちゃいけない時間になりました。

    白い花が咲く区画もありました。この小さな白い花は、「シロミミナグサ(白耳菜草)」という名前らしく、春から初夏にかけて白色の5弁花を咲かせるとのこと。とっても可愛くてにっこり(#^.^#)

    そろそろお庭を出て、お宿に戻らなくちゃいけない時間になりました。

  • この日は午後、Vernon-Giverny駅 13:54発の列車に乗ってパリに戻る予定でした。シャトルバスが、ジヴェルニー13:20発だったので、そろそろスーツケースを引き取り、歩いてバス乗り場に行かなくてはなりませんでした。<br /><br />お宿に行き、ホストのAnnieさんにお別れを言って最後にハグをしました。その後お宿をあとにしたのですが、ずっとご夫妻は手を振って見送ってくれました。お世話になり、ありがとうございました~~♪

    この日は午後、Vernon-Giverny駅 13:54発の列車に乗ってパリに戻る予定でした。シャトルバスが、ジヴェルニー13:20発だったので、そろそろスーツケースを引き取り、歩いてバス乗り場に行かなくてはなりませんでした。

    お宿に行き、ホストのAnnieさんにお別れを言って最後にハグをしました。その後お宿をあとにしたのですが、ずっとご夫妻は手を振って見送ってくれました。お世話になり、ありがとうございました~~♪

  • バスステーションまで10分ほどかかりましたが、「モネの庭」のことを思い出しながら村の小道を歩いて行きました。<br /><br />バス乗り場に着き、数枚写真を撮っておきました。そして来た時と同じように、バスの車窓を楽しみながら、Vernon-Giverny駅まで戻りました。

    バスステーションまで10分ほどかかりましたが、「モネの庭」のことを思い出しながら村の小道を歩いて行きました。

    バス乗り場に着き、数枚写真を撮っておきました。そして来た時と同じように、バスの車窓を楽しみながら、Vernon-Giverny駅まで戻りました。

  • そして、駅に着いて、少し時間があったので、駅前にあるカフェバー「L&#39;Arrivée de Giverny」でバゲットサンドとカフェ・クレームでランチ。その写真も撮っておきました。<br /><br />スマホで撮った記憶があるのですが、なぜかバス停の写真も、このカフェバーの写真も見当たらなくて、狐につままれた気分。自分で削除した記憶がないのですが、何かの間違いで消してしまったのか、わからないままです°°・(&gt;_&lt;)・°°<br /><br />というわけで、カメラに残っていたこの駅の写真でジヴェルニー編を締めくくりたいと思います。備忘録として作品などに多くの説明を書き込み、読むのが大変だったと思います。そんなジヴェルニーの(前編・後編)にお付き合いいただいて、どうもありがとうございました。

    そして、駅に着いて、少し時間があったので、駅前にあるカフェバー「L'Arrivée de Giverny」でバゲットサンドとカフェ・クレームでランチ。その写真も撮っておきました。

    スマホで撮った記憶があるのですが、なぜかバス停の写真も、このカフェバーの写真も見当たらなくて、狐につままれた気分。自分で削除した記憶がないのですが、何かの間違いで消してしまったのか、わからないままです°°・(>_<)・°°

    というわけで、カメラに残っていたこの駅の写真でジヴェルニー編を締めくくりたいと思います。備忘録として作品などに多くの説明を書き込み、読むのが大変だったと思います。そんなジヴェルニーの(前編・後編)にお付き合いいただいて、どうもありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (26)

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  • マリアンヌさん 2025/09/21 15:30:42
    ジヴェルニー
    akikoさん こんにちは。

    大変遅ればせながらコメントさせていただきますね。
    akikoさんは、お庭の近くに宿もとって、とても丁寧にジヴェルニーの庭園を訪れたのですね。私が行ったのは31年前でした。
    ツアーのフリーの1日を使って鉄道で最寄駅に行きタクシーで往復しました。
    それにしても現在は本当にたくさんの観光客が訪れているんですね!当時はずっと少なかったです。しかし何と言ってもフィルムカメラの時代で少しの写真があるのみです。
    akikoさんの丁寧な旅行記で館の内部も詳細に拝見することが出来て興味深かったです。
    私の印象に残るのは黄色い食堂、水色のキッチンと読書室、アトリエくらいでしたが、整備されて公開される部屋も増えたのですね。
    館の外観は昔と変わりなく、キープされていらっしゃる方々に感謝ですね☆

    お庭は花盛り、5月中旬で薔薇が咲き誇っていますね。
    温暖化の影響でしょうか、少し開花が早まったかも?私は6月初旬で満開でした。
    絵画そのままの天国のような庭、akikoさんのきれいな写真で昔の感動が蘇りました。
    日本庭園の池に睡蓮が無くて驚きました。培養中?四国の庭でも見られたのに残念でしたね。参考までに絵画展とともに少しスキャナーで昔の写真を掲載してます。

    https://4travel.jp/travelogue/11953330

    ジヴェルニーの庭の周辺も雰囲気が整えられて素敵になっていますね。以前は田舎って感じだったのに、お宿も可愛らしいですね☆
    ジヴェルニー印象派美術館も出来ているのですね。
    丁寧な説明ときれいな写真、ありがとうございました。

    マリアンヌ



    akiko

    akikoさん からの返信 2025/09/21 20:40:37
    RE: ジヴェルニー
    マリアンヌさん、こんばんは〜

    マリアンヌさんはジヴェルニーに1994年に行かれたのですね。
    教えていただいた旅行記を拝見し、その時に撮影されたモネの庭とモネの家を見せていただきました。訪問は6月だったそうですが、ちょうどバラが盛りの時でとても美しいです☆彡 「水の庭」の池にはちゃんと睡蓮が!モネの絵画の通りで、私もこのような池を見たかったな..。太鼓橋で記念撮影をしている新婚さんカップルはやはり時代を感じさせますね(笑)

    昔はそれほど観光客が殺到するほどでもなかったとか。今はすごいんです!笑 モネ財団が維持管理を行なっているそうですが、徐々により魅力的に整備されてきているようです。マリアンヌさんの印象に残ったという黄色のダイニングルームと水色のキッチンは、私も強く印象に残りました。どちらの部屋も素敵で、モネは食にもこだわりがかなりあったようですね。

    ジヴェルニーの村は今でも昔のままのどかな感じでしたが、レストランやホテルなどはきっと増えているのでしょうね。ジヴェルニー印象派美術館は2009年に出来たようです。ここの庭には、モネの描いた積みわらが再現されていて、モネの庭だけでなくここも観光スポットになっていました。今回泊まったB&Bは可愛らしい感じでしょ。オーナーが中国系の方のようで、映えを意識した内装でしたが(笑)

    書き込みどうもありがとうございました♪

    akiko
  • tamaemonさん 2025/09/08 15:03:15
    モネの歴史!
      akikoさん、こんにちは!

     ジヴェルニーの美しい花の季節、楽しませて頂きました!
    20年近く前ですがモネに庭園に訪れた事があり、日本庭園は本当に睡蓮の絵そのものでびっくりした覚えがあります。その頃は庭園中心で館は一部公開していましたが、家族の部屋までは見られなかった覚えがあります。さらに「ジヴェルニー印象派美術館」まで出来ているんですね。

     モネ自身の事は当時、今と同じ様に日本文化が流行っていて浮世絵を収集していたことくらいで、複雑な家族のことは知りませんでした。のちに子供同士も結婚しているんですね。複雑でも家族は仲が良かった様にお見受けしました。ジヴェルニーの環境も良かったんでしょうね。

     また素敵な旅行記、楽しみにしています!

                    tamaemon

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/09/08 22:16:31
    RE: モネの歴史!
    tamaemonさん、こんばんは〜

    tamaemonさんはジヴェルニーのモネの庭に20年近く前に行かれたとか。その頃は私はモネの庭や家のことを知らなかったような気がします。その頃「水の庭」は睡蓮がたくさん浮かんでいたんですね。私もその光景が見たかったです!モネが晩年あの池を眺めてずっと睡蓮を描き続けていたんですものね。

    モネの家はかつて、今のように全室公開されていなかったとは知りませんでした。そう言えば、ドロミティさんが、昔はもっと雑然としていて、浮世絵が画鋲で留められていたのに衝撃を受けたと教えてくれました。ジヴェルニーの観光資源として、モネの家も充実させていったのかもしれないですね。

    モネの絵画は、ずっと前から日本でも人気がありますが、あまり家族関係のことは詳しく知られていないですよね。私も京都にある「ガーデンミュージアム比叡」という庭園で印象派の陶板画が飾られていて、モネの子供や奥さまが描かれた絵を見て調べたのがきっかけだった記憶があります。最初の奥さんのカミーユが存命の時に、パトロンの奥さんのアリスが子供を連れてモネ家に押しかけてきて、おそらく心の葛藤はあったはずですが、仲良く暮らしていたようです。その後、アリスはカミーユの病気の世話もし、子供全員の面倒をみたらしく、モネは死ぬまでアリスを愛し続けたそうです。家族関係を知ると、また家族が描かれている絵を見る時、見方も変わってくるかもしれないですね(^_-)-☆

    書き込みどうもありがとうございました^ ^

    akiko
  • あまいみかんさん 2025/08/21 18:58:23
    誌上美術館だわ~
    akikoさん、毎日異常に暑いですね。

    そんな時期に6割くらい家の中の物を捨てたり、お盆対応で力尽き、
    書き込みがすっかり遅くなりました。ジベルニーの旅行記、まるで
    美術館へ行ってるような爽やかな気分になりました。
    流石のakikoさん、コラージュはいつもながらセンス抜群、全てが
    美しく、丁寧な解説で、地獄のような燃える街とはまるで異なる
    世界でした。
    午前中に「マルモッタン・モネ美術館」とエッフェル塔を訪ねてから
    午後にジヴェルニーへと移動されたとか、ともかくエネルギッシュね!
    入場までに時間がかかり、一時間弱しか見る時間がなかったそうですが
    そんな忙しない雰囲気は全く感じられません。
    まず「水の庭」を見学されたとか。太鼓橋にかかる白藤の見事なこと。
    池の周りにはいろいろなお花が咲いていて、高い竹林のある小径は
    風情がありますね。私は6月半ばに訪ねたので、薔薇は同じように
    美しかったけれど、藤の花はもう終わってました。
    一日目は思うように鑑賞時間が取れなかったようですが、2日目は
    朝一番でお家に入れたとか、良かったです。
    私は主人と2012年にジベルニーに行ったのですが、その後ルーアンに
    行ったので、akikoさんの一泊して観光客の消えた夕方、朝の静かな村
    を歩かれたのいいなあ~と思いました。(当時、ウハウハの1ユーロ=
    100円。あんな時代もあったんだ~)アトリエや二階のモネさんが
    寛がれたお部屋、娘さんのお部屋、台所、ダイニングなどの美しい
    お写真を見てるうち、だんだん訪ねた時のことが思い出されました。
    一番印象的だったのが、黄色のダイニングルームで日本の藍色の
    浮世絵が壁いっぱいに飾られていたこと。その時はモネの家族関係は
    知らなかったのですが、台所やダイニングルームを見て、お幸せな方
    だったんだなっとの感想を持ちました。akikoさん、モネの交友関係
    とか、家族関係とか、他の事も詳しく書いて下さってますね。
    私も原田マハさんの「ジベルニーの食卓」という文庫本で、モネの
    人生の一端を知る機会があり、画業に加え、モネの庭、家の意味など
    を知ったような気分に。その時はなんて思わなかったのだけど、
    akikoさんの旅行記のお写真で緑のお家はやっぱ大きいなっと。
    大家族でしたもんね。お庭の素敵さに感激してそこ迄気づきません
    でした。モネの庭からバス停までの道々はどこも見事にお花が咲き誇り、
    本当に可愛い建物や庭廻りで、去りがたかったです。
    村々の小径には真っ赤な立葵が咲いてたのを記憶してますが、薔薇が
    美しい村ですね。教会、お墓、印象派美術館も同様に訪ねましたが、
    いずこも美しい、静かな村だったけど、切符売り場の行列には@@
    印象派美術館では、お仲間の素晴らしい絵を沢山見られたのですね。
    私は絵の事は全く覚えてないのですが、広いお庭の手入れを庭師さん
    達が一生懸命にしてたのと、やはり赤いポピーの咲く丘が印象的で
    大好きな「日傘の女」の絵をまねて傘を差して写真を撮ってもらったの。
    が、絵の様な訳にはいきまっせんでしたわ(笑)
    お泊りになられたホテルも可愛くて、朝食会場も柔らかな印象で
    いいですね。満を持して行かれたakikoさんの旅行記で色々思い出したり
    空想を膨らませたり、季節違えばお花も変わるから何回でも行きたいなっ
    と思ったのだけど、現実は無理でした~。とっても楽しませて頂きました。
    ありがとうございます。

    あまいみかん

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/22 00:44:07
    RE: 誌上美術館だわ~
    あまいみかんさん、こんばんは〜

    断捨離をされているとお伺いしましたが、6割のものを処分されたんですね!それはお疲れさまでした!!! でも家の中がスッキリされて、居心地がグンと良くなったのではないですか? いつかは使うと思って残しているものが多いですが、結局使わないですよね。私も真似したいです〜〜

    ところで、ジヴェルニーの旅行記に、もったいなさ過ぎるお褒めの言葉をありがとうございます。今までモネ展や印象派画家展に行ったり、モネの庭を模した場所に何度か行き、いつか本家も行ってみたいと思っていた願いがようやく叶いました。

    そんな憧れの庭なのに、高知の庭の半券を忘れるというドジっぷり。お恥ずかしい限りです!
    みかんさんもモネの家と庭園に13年前に行かれたのですね!お写真を見せてもらった記憶があります^ ^ その時は、なんと1ユーロ、100円でしたか!私も120円くらいの時は覚えていますが、100円なんて今から思うと夢のようですね(笑)6月半ばに行かれたそうで、バラがちょうど一番の見頃だったんでしょうね!バラが最盛期だと、バラのアーチも咲き揃って最高だったでしょうね!!!

    「モネの家」は、室内が再現されているのは本家だけですから必見ですよね!モネの部屋やアリスの部屋を見学するのは楽しみでしたが、続きにとても可愛らしい部屋があって、それがブランシュの部屋でした。ブランシュって誰???後でわかりましたが、みかんさんは原田マハさんの「ジベルニーの食卓」を読まれたことがあるとのこと。その本の中に、クロード・モネの義理の娘であるブランシュが登場し、彼女の目を通して、モネの連作『睡蓮』がどのようにして誕生したかが語られるそうですね。彼女は晩年のモネのお世話をしていたそうで、私も読んでみたくなりました。

    印象派美術館では、もっとたくさんの作品もあったのですが、今回は企画展のことを主に書きました。ここは展示されている作品も見応えがありますが、みかんさんも印象に残っているというお庭も見応えがありましたね!あの赤いポピーの咲く丘で、みかんさん「日傘の女」の絵をまねて傘を差しているところの写真を撮ってもらったんですって!わぁ〜、その写真見たいです。でもドレスを着ないと、なかなかあの絵のようにはならないですよね。モネの連作『積みわら』もあのあたりで描かれたそうですね!

    お宿のお部屋も朝食会場もちょっと素敵でしょう.:*☆*:. 泊まりがけで行けて本当によかったです。フランスの田舎って素朴だけど素敵でいいですね!朝夕のお散歩が良い思い出になりました。
    前編、後編見てくださって、コメントもどうもありがとうございました(^^)♪

    akiko
  • 川岸 町子さん 2025/08/21 08:28:50
    早朝の街
    akikoさん、おはようございます(^o^)

    またまた暑い一日の始まりです。
    それに比べ旅行記の中の早朝は、なんて美しいのでしょう♪
    薔薇が建物に沿うように咲いてますね。
    作られた姿でなく自然にお花が育ってゆき、今の姿になっていると伝わります。
    薔薇を見るなら、やはり5月がベストかな?
    アイリスも見かけたのですね。
    日本だと菖蒲やアヤメと同じタイプに見られちゃうけど、欧州のアイリスは存在感ありますね。

    私、akikoさんの早朝散策の大ファンです(^_-)
    いつも素敵な風景を沢山見つけられ、このように見せて下さり、とても楽しみにしています。
    人通りがなく、まだ街が半分眠っているかのような穏やかで静かな時間。
    その中の一枚一枚に、うわぁぁ~(☆∀☆)
    毎回素敵だなと、うっとりしてます。
    出会ったお花達が、写真撮ってくれてありがとーと言ってますよ♪

    モネの家へお入りになり、良かった良かった!
    朝食時に出会った御夫妻、素敵な方ですね。
    きっとakikoさんだから、そこまで親切になさったのだと思います。
    お家は特別ゴージャスでなく普通の、それでいてセンスやこだわりのある室内。
    ご自分にとって居心地の良い空間作り。
    それを元に生まれた素晴らしい沢山の作品、尊いですね。

    お庭で紳士にお声がけされた「この美術館にお似合いだと思うので」、さすがakikoさん、素敵でキュンキュンです(^_-)←古い言い方(笑)
    紳士はとても嬉しかったと思います。

    出会った方々も含めて、忘れられない思い出の街ですね。
    私はお気に入りにジヴェルニーを入れてます。
    いつか行けるなら5月、その前にこちらの旅行記を再読させて頂き、行かなくちゃ!
    町子

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/21 21:56:38
    RE: 早朝の街
    町子さん、こんにちは〜

    私が旅をした5月中旬はフランスもスペインも涼しくて、一度も持参した半袖の服は袖を通すことはなかったんですよ。ジヴェルニーの朝は涼しくて気持ちが良かったです。道沿いにはお花も咲いていて、バラもあちこちで咲いていてとっても可愛くてにっこり^ ^
    バラはフランスの北部では6月半ばが見頃なんだそうです。でも5月半ばから早咲きのものは咲き始めるのか、とにかく咲いていたのを見つけてうれしかったです(#^.^#) 菖蒲やアヤメは英語にするとアイリスだと覚えましたが、こちらのアイリスは大きめで、ほんと存在感がありました。

    町子さん、早朝散策のファンだなんて言ってくれてありがとうございます^ ^ 早朝は観光客がほとんどいなくて、ゆっくりその街や村の風景を楽しめるので、たいていタイマーをかけて早く起きるようにしてるんです。「早起きは3文の得」と言いますが、必ず何か素敵なものや風景に出会えるような気がします。ジヴェルニーでは田舎の素朴な風景に可愛いお花が咲いていてニンマリしたのでした。

    朝食時にご一緒したドイツ人のご夫妻は、フランスを2週間かけて旅されているそうで、前日もモネの庭に行かれ、この日ももう一度行くとおっしゃってモネが大好きな様子でした。2日ともオンラインでチケットを購入されていて、私のことまでわざわざ調べて下さってありがたかったです。
    モネの家は、どのお部屋も、町子さんが仰るとおりセンスやこだわりのある室内でした。特に、ダイニングルームはイエローの温かさ、そしてキッチンはブルーの清潔感が感じられて、こんなところで家族団欒をされていたんだなって当時のことが容易に想像できました。ダイニングルームは浮世絵も飾られていて、あのセンスが良いお部屋で毎回食事され、さぞ食事も美味しく感じられたのでしょうね〜

    印象派美術館でお見かけした紳士は、お一人でベンチに座っておられ、「あっ、またモネさんがいた!」って思えたんです。数人でお座りだったら、気にも留めなかったと思うんですが、様になっておられ、思わずお願いしてしまいました。町子さんにキュンキュン感じてもらったそうで、なんだか照れてしまいます〜〜(^^ゞ 町子さんの旅行記にはもっと多くの方の笑顔が登場していて、私こそいつも素敵だなぁって感じているんですよ(^_-)-☆

    ジヴェルニーがお気に入りに入っているとお伺いし、とても嬉しいです。4月のチューリップの時も素敵で、バラなら5月下旬〜6月中旬がいいのかなと思います。「バラの村」と呼ばれる「ジェルブロア」もとっても素敵だと思うので、両方行けたら最高だと思います。

    akiko
  • ドロミティさん 2025/08/18 09:32:50
    モネの愛した村 ジヴェルニー☆彡
    akikoさん、おはようございます。

    モネの愛した村 ジヴェルニー、しかと堪能させていただきましたー
    まだ活動する前の澄んだ空気の中で朝散歩、宿泊した人の特権ですね!
    でも私の場合はせっかくお泊まりしてもたぶん早起きできなくて
    朝散歩する余裕はなさそうだけど(;^ω^)
    よく手入れされた民家のバラも見頃を迎えていて、お天気にも恵まれて
    素晴しい滞在でしたね。

    モネの家もakikoさんのルポでしっかり見学しましたー
    早い時間だから見学者もまだ多くなかった?
    丁寧なお写真に加えて分かりやすくモネの生涯を紹介してくださったので
    生前のモネの暮らしぶりがリアルに想像できました。(当たっているかは別にしてネ!)
    大昔に見学したときはもっと雑然としていた印象で、特に浮世絵が画鋲で留められていたのに衝撃を受けた記憶があります(@_@)

    とても素敵な旅行記を見せていただきました!ありがとう(^_-)-☆

                            ドロミティ

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/18 20:46:30
    RE: モネの愛した村 ジヴェルニー☆彡
    ドロミティさん、こんばんは〜

    ジヴェルニーの旅行記を読んでくれてありがとう!ドロちゃんが行かれた時とは、家の中の様子が違っていたんですね。人気の観光スポットだから、展示の仕方も工夫して変えてきたのでしょうね〜 それにしても、浮世絵が画鋲で留められていたなんてびっくり!私が見たときは、すべて額に入っていましたよ(笑)

    2日目はオープンと同時に入園できたので、人が少ないうちに家の中を見学できました。私の後からどんどん人が入ってきて、部屋をじっくりを見たり、写真を撮るのもきっと大変だったと思います。やっぱり見学は朝イチに限りますね。

    ジヴェルニーの村自体は、ドロちゃんが行かれた頃とそれほど変わっていないと思います。のどかな田園風景が広がっていて、日常を離れてリフレッシュできる場所だと感じました。特に早朝は、鳥のさえずりしか聞こえず、花々もあちこちに咲いていて、モネも同じようにこの村を歩いていたのかなと思うと嬉しくなり、どこまでも歩いていけそうな気持ちになりました。
    ジヴェルニーに行けて本当に良かったです!!!

    書き込みどうもありがとう〜〜 (#^.^#)

    akiko
  • elenaさん 2025/08/17 15:16:35
    咲き誇るバラの競演
    akikoさん、こんにちは~
    毎日暑いですねぇ...もうぐったりですよ。でもね、我が家はわりと涼しくて、夜は帰宅してエアコンでお部屋冷やしたら寝る時はサーキュレーターで寝れちゃうんです(笑)
    フランスも日中こそ暑いけど、朝晩は快適ですよね。

    観光客が押し寄せる前の静けさの早朝散歩♪最高です~
    これはもう宿泊してこその醍醐味ですよね。
    小さな街には小さな可愛らしいお宿がよく似合うし、私は大都会よりも小規模な街や村の方が好きなのでジヴェルニーはホントに素敵。
    深みのあるピンクのバラが咲くアンティークショップの美しいこと!!
    Les Nymphaeaのパーゴラのバラも見事だわ~この街はどこを見てもうっとりですね。

    モネの家には混雑する前にたどり着けて良かったです(笑)
    これも泊まってこそですよねぇ。
    浮世絵なんてものも飾られているんですね??不思議だわ。
    モネのダイニングルームもお泊りになったChambre d'hôteの朝食ルームみたいに可愛いですね♪

    ギフトショップがまた可愛らしい(*'▽')
    もうみんな欲しくなっちゃうぐらいパケ買いしたいですね(笑)

    素敵なジヴェルニーを見せてくださってありがとうございました。
    ここはやっぱり花の咲き誇る春から初夏に行きたい街ですね。

    elena

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/18 00:04:06
    RE: 咲き誇るバラの競演
    elenaさん、こんばんは〜

    ほんと、いつまでこの暑さが続くのでしょうね〜 日中はできるだけ外出はしたくないと思ってしまいます。

    ジヴェルニーは想像以上に人気でびっくりでしたが、早朝は別世界でした。モネの庭以外にこれといったスポットがないから、泊まりがけで訪れる人も少ないみたいだけど、静かな村を味わうように歩くのは本当に楽しかったです♪

    5月から6月にかけて、バラが咲くヨーロッパはどこも素敵ですよね!ジヴェルニーもアンティークショップやLes Nymphaeaのティーサロンのバラが咲く風景、素敵でしょう!他にも道端に花が咲いていたり、民家の庭先にきれいな花が咲いていたり、歩いているだけで幸せな気分になれました。

    今回、モネの家と庭園に入るのに、半券忘れたので初日はひどい目に遭いましたが、2日目は泊まっていたので、早めに行き楽々入ることができました。オンライン予約をしていない場合、朝イチは狙い目です!
    モネの家に飾られていた浮世絵のことだけど、ちょっと不釣り合いな感じがしますよね!モネは当時流行っていたジャポニズムにとても魅かれていたらしく、画風にも参考になるとのことで、いつでも見られるように多くの浮世絵を飾っていたんですって。ダイニングルームは明るい黄色で塗られていて可愛いでしょう。あのようなところでお食事がしたいですよね!ピンクの家の外壁もそうですが、田舎にある家とは思えないセンスの良さで、さすが芸術家だと感じました。

    お花に関するものや可愛いものがいっぱいのギフトショップは、円安でそれなりのお値段がするので、あれもこれもと手が伸びませんでしたが、見てるだけでもが楽しいですよね。ほんと、できることならパケ買いがしたかったです(笑)

    旅の終盤で、憧れていたジヴェルニーに行けてほんとに良かったです!宝物にしたい記憶がまた一つ増えました^ ^ いつも付き合ってくれてありがとうございます(^^)♪

    akiko
  • yokoさん 2025/08/17 12:47:49
    周りの景色も含めて、やはり本場のジヴェルニーは素敵ですね*.:*☆
    akikoさん こんにちは(^^)

    その地に泊まったからこそできる朝の散歩は、最高の贅沢だと私は思っています。こんな素敵な村だと、ワクワクが止まりませんね♪ バラやその他の春の花がいっぱいで、写真を撮っていると前に進めなくなりそうです。印象派の画家たちが集っていた建物も残っていたりして色々な発見もありましたね。エルダーフラワーは、本当に可愛い花で実際に見てみたくなりました。「睡蓮」の名が付いたレストラン、パーゴラに咲くバラが朝の日差しを受けて美しいですね。

    優しいドイツ人ご夫婦との交流もあった朝食を済ませて、再びモネの庭へ行き真っ先にモネの家に向かわれたのですね。私だったら行っても、ささっと写真を撮って終わりにしてしまいそうです。akikoさんの丁寧な写真と説明で、素敵な部屋の様子やモネの複雑な家族関係がとてもよく分かりました。こんな素敵な家でたくさんの家族と暮らしていたのですね。最後にアリスと暮らした年月が、モネにとってはいちばん幸せな時期だったのかもしれませんね。

    「花の庭」も「水の庭」も、明るい日差しの下でとっても鮮やかですね。藤棚の近くに座っていた男性、本当に素敵です。フランスやイタリアの男性って、こんな風にお洒落に年を重ねている方が多いように思います。

    ジヴェルニー印象派美術館も楽しまれて、お庭に出てみると『積みわら』のコクリコが咲いていたのですね。以前、ラベンダーが見たくて南仏に行った時に、シャンブルドットのオーナーから「コクリコが咲く頃も綺麗ですよ」と聞いていたことを思い出しました。そんな花の季節に、またフランスに行ってみたくなりました(^^♪

    yoko

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/17 23:02:55
    RE: 周りの景色も含めて、やはり本場のジヴェルニーは素敵ですね*.:*☆
    yokoさん、こんばんは〜

    私もyokoさんも旅先では朝早起きをして、朝の散歩を楽しむという旅スタイルが好きですよね!ジヴェルニーではそれほど早起きでもなかったですが、まだ少し暗さが残った村を歩いてきました。モネの家と庭園があるジヴェルニーの村はそれほど大きくなく、歩いているとお花があちこちで目につきました。yokoさんも歩かれたら、そうそう、なかなか進まないかも(笑)

    前編のコメントで、「睡蓮」の名が付いたレストランのこと触れてくれたでしょう!あのお店の前にあるバーゴラで咲いていた赤いバラが私もとても気に入っていたんです。朝の散歩の時も、可愛くて、同じような写真を再び撮ったのでした^ ^ バラの花風景って惹かれますよね♪

    モネの池は日本でも再現しているところはいくつかありますが、家は外観だけかな..。内部はジヴェルニーでしか見られないと思ったので、時間をかけて見てきました。旅行記に書いた説明は全て自分の知っていたことではなく、本などを参考にして書きました^ ^ 前から、先妻のカミーユと2番目の妻のアリスが登場するけど、よくわからなくて、今回やっと頭の整理ができました。カミーユは死の床にある姿まで描いて愛していたんだと思ったけど、アリスのことも最晩年まで彼女を深く愛し、その死を大きな喪失として受け止めたそうなんです。いつもそばに支えてくれる人がいて、子供達にも囲まれ、自分は好きな絵の道に専念できて、モネはきっと幸せだったんでしょうね。

    印象派美術館のベンチでくつろいでいた男性は、帽子をかぶって、一見モネに似ていると感じたんですが、写真をよく見るとダンディで、yokoさんの言われるように、お洒落に年を重ねている方だったんですよね。旅行中は楽な格好をしがちだけど、ラフになり過ぎず素敵ですよね!

    積みわらがあったところにひなげし(コクリコ)がたくさん咲いていて、モネの絵を思い出しました。フランスではコクリコも人気があるみたいですね〜 yokoさんが南仏の素敵なシャンブルドットに泊られたことはよく覚えています。南仏でコクリコが咲く風景もきっと素敵でしょうね〜〜 想像するだけでトキメキます。私も見に行きたくなりました(笑)

    akiko
  • 旅するんさん 2025/08/16 16:27:03
    睡蓮こそ見あたらなかったものの、心癒やされる旅行記.:*
    akikoさん こんにちは。

    ジベルニー編を両方拝見し楽しませていただきました。

    モネの絵画は素敵で大好きですが、モネの家族関係や人生は知らなかったので大変興味深く読ませていただきました。

    モネのアトリエにはレプリカとはいえ大好きなモネの名画が一杯で幸せな気分になれますね!

    上階にあった睡蓮の絵を見ると思い出してしまうのが、水の庭に睡蓮の葉さえ見当たらない謎です。
    気候のせいなのでしょうか?葉が小さくて目立たなかったのかと、お写真を拡大しても葉さえ見当たりませんものね?
    自然のものなので仕方ないのでしょうが、きっと残念すぎて二度見に行かれたお気持ちが良く分かります。(汗)
    モネ財団様 何とかなりませんか?って...

    それでもジベルニーに泊まられて両日とも抜ける様な青空に恵まれましたね!!
    薔薇を始め、ジャーマンアイリス、芍薬やアガパンサス、ルピナス等々咲き誇っていてとても良い時期でしたね。朝のお散歩でのお写真も全部美しいですし、鳥のさえずりも素敵でした(*^o^*)
    akikoさんの写されるお花はとても可愛らしくて心癒やされました~☆

    モネの睡蓮の絵を見る視点が変わりそうです。
    モネは、花よりも水面の移り変わりに惹かれていたのかもなのですね。
    水面の移り変わる色彩を意識して描かれているからこそ、見る人を惹きつける名画なのかも!...なんだか納得した気分です(^^)

    前編でも後編でもモネに似た紳士に出会われた事も思い出深いでしょうね!
     
    素敵な旅行記ありがとうございました。

    旅するん






    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/16 21:48:16
    RE: 睡蓮こそ見あたらなかったものの、心癒やされる旅行記.:*
    旅するんさん、こんばんは〜

    ジヴェルニーの旅行記を読んでくださってありがとうございます^ ^
    訪問するのをとても楽しみにしていたところなので、1泊してじっくり見てこようと思っていたのですが、実際はあっという間に時間が過ぎてしまいました。

    でも、ようやくバスクの旅行記を書き終え、次はジヴェルニーだと思い、写真を確認しながらその過ごした時間を思い出していく作業はとても楽しく、もう一度旅をしている気分になれました。村のメインストリートは「クロード・モネ通り」という名前で、あの道を歩くだけで気分が上がり、やっと来れたと感動したのでした。

    「モネの家と庭園」で入園するのに時間がかかり、お庭では実質40分ほどしか時間がなくて、かなり焦りました。「花の庭」でバラのアーチを見たり、花壇に植えられたお花たちを撮影したりして、「水の庭」に移動。緑の太鼓橋が藤で彩られていて夢中で写真を撮ったりしていると、残り時間が少なくなってしまい、睡蓮のことが後回しになってしまい、気づけば睡蓮がない!ということに…。写真を拡大しても全く睡蓮が見当たらないでしょう!あの時、出口でなぜ睡蓮がないのか聞けば良かったと今になって思います。

    モネといえば、「睡蓮」が思い浮かぶ象徴的なモチーフですよね。最初の頃は、睡蓮の花の輪郭をしっかり描いていたそうですが、次第に花より水面の移り変わりに惹かれて輪郭が曖昧に…となっていったんだそうです。旅するんさんがおっしゃるように、水面の移り変わる色彩を意識して描かれているからこそ、見る人を惹きつける名画なのかも!というのは、私も同感です^ ^

    池に睡蓮がなかったことだけが心残りですが、あとはモネの家は翌日、朝イチに行ったので、ほとんど人がいないモネの部屋やダイニングルーム、キッチンなどを撮影でき、また飾られていた作品をたくさん見ることができてとても満足できました。
    モネに似た方は連日現れ、良い記念になると思い撮影させてもらいましたが、偶然ですが、何だか少し不思議な感じもしました(笑)

    akiko
  • フォートラベルユーザーさん 2025/08/15 19:25:05
    あこがれのジヴェルニー。
    こんばんは!akikoさん!

    あこがれのジヴェルニー。
    前編、後編とも、
    じっくりと堪能させていただきました。
    やはり、こちらに泊まらないと、
    これ程満喫するのは、難しいですよね。

    とても可愛らしいB&Bにお泊まりに
    なって、オーナー夫妻とも打ち解けられて。
    凄いなあ、と思うのは、
    ご自分から積極的にコミュニケーション
    をとられていること!
    モネ似のムッシュー達のお写真、
    すごく素敵です!本当に見習いたいなあ。

    朝のお散歩のお写真も、素敵で。
    一般のお家の花あしらいが、すばらしい。
    お花達が、私も撮って!ってakikoさんに
    リクエストしたのですね。
    初日は、
    モネこだわりの美しいお庭をメインに。
    薔薇のアーチが、綺麗ですね。
    人が少なくて、ラッキー(半券は
    ちょっと悔しいですね、)

    2日目は、モネのお家を、余すところなく。
    数々の名作が、そこかしこに
    飾られているんですね!
    浮き世コレクションも、スゴイ!
    太鼓橋も、実際にご覧になりましたね。
    あれは、亀戸天神社の太鼓橋を模したもの。

    モネの複雑な家族関係も、初めて知りました。
    勉強になりました!
    でも、大家族で、あの美しいダイニングで
    食事されていたんですから、
    実り豊かな人生であったと想像します。

    次回も楽しみにしています。
    ありがとうございました!

    コトラ




    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/15 23:32:10
    RE: あこがれのジヴェルニー。
    コトラさん、こんばんは〜♪

    前編・後編ともじっくり読んでくださってありがとうございます!
    ジヴェルニーはモネの家と庭園だけ楽しむなら、日帰りでも良さそうなんですが、村を歩いたりするにはやっぱり泊まりがけで行った方が良いと実感しました。

    泊まったB&B、女子ウケしそうなお宿でしょう!正直なところ、本物の邸宅にある可愛らしさではなく、狙った感のある内装だと感じてしまいましたが..(笑)
    ホストのAnnieさんは面倒見がよくてとても良い方でした。ホテルだと、気遣いはしなくて済みますが、B&Bなどは、お宅で顔を合わせることも多く、できるだけホストの方とも打ち解けようと気を遣ったかも..。言葉は流暢に話せるわけではないのですが、笑顔があればOK!気持ちで通じます(^_-)-☆

    モネ似のムッシューたちは、思い切って話しかけて写真まで撮らせてもらいましたが、日本ではそんなことはしません。たぶん^ ^ 海外だから、気が大きくなるのでしょうね(笑)コトラさんはご夫婦で海外へ行かれることが多いようで、あまり現地にいる人と話しかける機会は多くないと思いますが、ここぞという時は思い切って話しかければ、思いがけない展開になるかもしれません。ぜひ、やってみてくださいね。

    朝の散歩では、本当にどの家もお花が素敵で、「私を撮って!」と花たちが話しかけてくるようで…つい足を止めてしまいました。もちろん話しかけてくるというのは、私の思い込みですが(笑)「花の庭」のバラのアーチはピークの少し前でしたが、あれが一番見たかったんです。初日はもう閉園前でほとんどの方が帰られて、人が少なかったのは少しだけラッキーでした。半券の件は…もう笑い話です(あの時は笑えませんでしたが^^;)

    モネの家は、作品がたくさん飾られていて、今は作品は世界中の美術館に散らばっているので、一度にあれだけの作品を見ることができないなか、とても贅沢な空間でした。浮世絵コレクションの多さも驚きでしょう!私もあんなに多く飾られているなんて知らなかったんですよ。
    そうそう、池にある緑の太鼓橋は亀戸天神の橋をモデルにしていたんですってね。コトラさん、すごい!!! ご存知だったんですね〜〜

    モネの家族の話は、作品に違う女性が次々に現れて、この方は先妻?後妻?子どもも実の子?などと、把握しようと思うととてもややこしくて…。旅行記では頭の整理をして書き出したのでした。でも経済的に困窮していたことが多かったという、モネがあんなふうに自由に庭づくりや絵画の作品に没頭できたのは、全て奥様のおかげですよね。

    コトラさんが言われるように、あの美しいダイニングで家族みんなで食事する様子を想像すると、本当に豊かな人生だったんだろうなと思います。書き込みどうもありがとうございました。

    akiko
  • ネコパンチさん 2025/08/15 16:29:43
    ジヴェルニーで迎える朝
    akikoさん、こんにちは!

    朝散歩、素敵な時間を過ごせましたね(*^^*)
    民家も店舗も丹精込めて育てられた
    お花でいっぱい!
    市役所の建物もそうと聞かなければ
    プチホテルかレストランみたいな可愛らしさです。
    途中で会った親子のような
    旅先で触れる日常風景って心が和みますよね。

    モネの家には時間前に着いて
    入場後まっしぐらにモネの家へ、
    その気持ちわかります~!
    邸内は絵画がレプリカであることを除けば
    当時のまま保存されているんですね。
    どの部屋も窓が大きく、特に2つのアトリエは
    角部屋で光がふんだんに射し込んでいて…
    この明るい空間で、光を自在に操る
    数々の名画が生まれたと思うと
    本当に感慨深いものがあります。
    そして美食家でもあったのですね。
    庭造りを通じて、野菜やハーブを育てること、
    その生命をいただくことに
    想いを馳せてのことなのかな?
    2人の妻に先立たれるなど辛いこともあったとはいえ
    自身が創り上げた理想の家で、家族に囲まれて
    天寿を全うできるなんて、幸せな生涯でしたよね。

    そして最後の(?)エキストラは
    またまたモネ似のムッシュー!
    こちらのモネさんはハットにスーツとオシャレさんで
    失礼ながら同世代の日本人男性には
    絶対備わっていないセンスと清潔感!
    まあ、それを言ったら私たち日本人女性も
    マクロン大統領夫人のようには到底なれませんが(爆)

    ホテルのオーナーさんとのお別れのシーン
    立ち去り難い思いがひしひしと伝わってきました。
    それにしても撮ったはずの写真はどこへ??

    ネコパンチ

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/15 22:25:23
    RE: ジヴェルニーで迎える朝
    ネコパンチさん、こんばんは〜

    ネコちゃんが前編の書き込みで朝散歩のこと興味示してくれてニンマリ(^^)♪
    そうなんです!この日は朝ごはんの前に、村を歩いてきたのでした。まだ太陽が昇ったばかりで、少し暗さが残っていた村の道を歩いていたら、バラが咲いていて、ほかにも道端にお花が見えて、これは写真を撮らないとと飛びついたのでした^ ^ 民家やお店の前に植えられたお花はどれも丁寧に手入れされていて、少し大袈裟だけど、まるで村全体がひとつの庭のように感じました。

    市役所も役所らしくないですよね!←市役所と勝手に書いたけど、”村役場”ですね。言われてみたら、プチレストランみたいね。フランス人の親子のことだけど、旅の中でたくさん見かけて、みんな手を繋いで、それが様になっていて、まるでドラマの一コマ???のように感じたのでした。

    ところで、モネの家って立派でしょう!それにピンクの外壁っておしゃれですよね。家の内部も窓から光が入ってとても明るい感じでした。あの光の中で筆を取るモネの姿を想像すると感慨深かったです。黄色のダイニングルームやブルーが基調カラーのキッチンも素敵でしょう。美食家で、食べる一方でなくお料理もしたそうで、食へのこだわりもあったとか。庭で野菜やハーブを育てて、自分の食卓を彩る…まさに“生活もアート”だったんだろうなと思いました。

    印象派美術館のところで、またまたモネ似のムッシューを見かけて、あれはもう偶然とは思えないくらいの雰囲気だったんです!スーツ姿でおしゃれでしょう!あそこで何をされていたのか、謎です(笑)そうそうマクロン大統領夫人って、奇跡の70代ですよね!私たちがマクロン大統領夫人みたいになるのは、まあ、永遠の課題ってことで(^_-)-☆

    ジヴェルニーの最後を締めくくるはずだった写真はどこに行ったのか、ほんとに不思議でなりません。確か、スーツケースを持っていたので、カメラはバッグに入れてあって、スマホで撮影したはずで、でも何回もスマホの写真フォルダを見ても、そこだけなくて、急にパリの写真になっているんです。こんなことってある?写りが悪い画像は削除することがあるけど、私が削除してしまったのか、いまだにわからないままなんです。気が付いたのが、旅行記を書く段になった時で、もし削除していたら、1、2ヶ月経っているので、削除した写真のフォルダーにもなくて。仕方がないですね〜〜 これから気をつけようと思った次第です。

    akiko
  • cheriko330さん 2025/08/14 19:16:42
    ジヴェルニーの朝散策☆・゚:*
    akikoさん、こんばんは☆彡

    また本格的な暑さに戻りましたね。続けての力作の作成、お疲れさまでした。
    ジヴェルニーに宿泊して本当に良かったですね。

    朝目覚めて、窓からこのようなしっとりしたジヴェルニーの景色が見れたら
    何という幸せなんでしょう。私も体や色んな条件をクリアできていればご一緒できた
    かもって思うと残念です。今回は本当に素敵なところばかりで、ジヴェルニーも
    ずっと行きたいところです。akikoさん、久々のヨーロッパで念願かなって本当に
    良かったです。

    人通りの少ない朝の様子、お花もたくさん咲いていてきれいですね。建物も素敵。
    エルダーってお花もこんなに可愛いものだったのですね。
    心温まる親子連れの後ろ姿の朝の風景にホッコリ。きっと可愛いお嬢ちゃんね。

    鳥の囀りの動画も良いね。朝食の写真もakikoさんにしたら珍しいですね。その後の
    「L'Arrivée de Giverny」でも写真も見つからないとは??

    そして「モネの家」、この日はスムーズに入場できて良かったですね。モネの家族や
    生活のことも、分かりやすく詳しく記して下さり、何度かテレビで自伝的なものを
    見ていましたが、忘れていることも多く、ブランシュとジャンが結婚したのは知らな
    かったか?忘れたか?(笑)

    「ジヴェルニー印象派美術館」でも偶然とはいえ、こちらにも紳士が。ツッコまれそうね。akikoさんならではの素敵な出会い。こちらの紳士の方が、好みかもな~んて(笑)
    絵画も見応えがあり、ここのお庭もとっても素敵。積みわらとひなげしも良いですね。

    浮世絵が印象派の画家たちに大きな影響を与えて、日本人としても誇らしいね。
    でも国内より、海外へ散らばってしまったのは残念です。
    今回の旅行記、帰国編もありますよね?

     cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/14 23:48:17
    RE: ジヴェルニーの朝散策☆・゚:*
    cheriko330さん、こんばんは〜

    ジヴェルニーはずっと憧れていた場所だったので、泊まりがけで訪問したのですが、もし日帰りだったらジヴェルニーはお庭だけ見て終わりでした(笑)宿泊したおかげで、朝、夕の静かな村を散策できて本当に良かったです(^^)♪

    ジヴェルニーはモネが住み始めて140年あまり経ちますが、それほど大きな村にはなっていなくて、自然や村の良さが残っているところでした。今から思うと、ヴェルノンージヴェルニー駅でレンタサイクルを1泊2日で借りて、村までサイクリングすれば良かったなんて思います。駅と村までの間もとても素敵そうだったんです。
    今回は一人旅でしたが、cherikoさんも一緒に旅ができたら良かったですね!

    朝散歩していて、偶然見かけた3人家族は、手を繋いで仲良く歩いていて、そても素敵な親子でした。お顔は見えなかったけど、cherikoさんの言う通りきっと可愛いお嬢ちゃんだったと思います。あの村に住んで、離れたところにある学校や勤め先に毎朝通っているんでしょうね。
    朝は静かだったんだけど、鳥の囀りだけは絶え間なく聞こえていて、これは動画で残しておきたいと思わず思ったのでした。自然豊かな証拠ですね!

    モネの家は作品がたくさん展示されていて、この人は誰?と思う人が多くて、後で調べることにしました。モネの家族関係はややこしいですよね。今回、もう一度頭を整理した次第です^ ^ ブランシュとジャンが結婚したのは私も知らなかったです。義理の娘と息子が結婚するなんて複雑だけど、そのブランシュがずっとモネのお世話をしていたというのも、初めて知ったことでした。

    偶然なんですが、なぜか日替わりで!?、モネに似たムッシューに出会いました。お二人ともベンチにお一人で座っていて、さも写真を撮ってもらいたいようにされていたのかな?そんなことはないと思いますが(笑)2日目の男性の方がシュッとされていましたね!

    積みわらのある風景いいでしょう!あれは人為的なものでしたが、モネが連作を描いていたのはあのあたりだったとか。展覧会で”積みわら”の連作を鑑賞したところだったので、とてもロマンを感じました。

    旅行記は、まだパリ編とマルモッタン・モネ美術館が残っているので、あと一つはお休みした後で書こうかなって思っています。いつも付き合ってくれてありがとう〜〜(#^.^#)

    akiko
  • クサポンさん 2025/08/14 17:47:59
    モネの家大変なのね・・・
    akikoさん
    クサポンです。
    いろいろ行きたいところばかりだったので興味深く拝読しました。

    来年6-7月にフランスプロバンスに行く予定です。
    帰路パリに早朝についてモネの家までなんて思っていましたが、大変そうですね。
    ここは。ふらっとではなくて、本気で臨まない見れないのだと認識しました。

    う----飛行機のチケットのみ抑えて旅程が決まっていないのでこれからのんびり計画したいと思います。

    四国の旅行記も拝見したので、あれって思っちゃいました。

    いつも素敵な写真楽しんでいます♪

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/14 21:45:35
    RE: モネの家大変なのね・・・
    クサポンさん、こんばんは〜

    ジヴェルニーの旅行記を読んでくださってありがとうございます。
    クサポンさんは海外の魅力的な場所を次々と訪ねられていて、いつもいいなって思っています。来年の初夏はフランスプロバンスへ行かれる予定だとか。ラベンダーがちょうど美しい時期ですね!私はニースやカンヌくらいしか行っていませんが、とても魅力的な地域ですよね!!!

    ジヴェルニーは6月中旬はバラが咲き誇る素敵な時季だと思いますが、7月はどうなんでしょうね。私もメインがバスクで、ジヴェルニーは付け足しのような感じで訪問しましたが、あの人気ぶりは、なめたらいけないと実感しました。訪問するなら事前にオンライン予約はマストだと思います。あと、モネの家は朝イチで行かないと、人がたくさん映り込むので、良い写真は撮れないかもしれません。

    まだ1年ほどあるので、ゆっくり旅スケジュールを決めていくといいですね。行くまでも、行った時のことを想像したりして楽しめますね(^_-)-☆ 素敵な旅になりますように。。。

    akiko
  • ことりsweetさん 2025/08/14 16:12:31
    懐かしのジヴェルニー♪
    akikoさん、こんにちは。

    毎日暑いですが、お元気にお過ごしでしょうか。
    一昨年のコロナ明け初めての海外旅行として、フランスに行き、
    憧れのジヴェルニーに行った時を思い出しました。

    akikoさんはモネの家近くのB&Bに宿泊して
    前日はお庭、そして翌日はモネの家と
    ジヴェルニー印象派美術館も行けて本当によかったですね。
    またジヴェルニー2日目の朝の村の薔薇たちのきれいなこと!
    モネの庭のお花も私がいった6月とは違っていて
    太鼓橋の白藤、ルピナス、薔薇とまた別の風景がでしたね。
    モネの家の見学も、akikoさんの記事を読んでモネの生活をまた
    再確認できました。
    それにしても睡蓮がないのは不思議でしたね?

    そうそう、昨年12月に私が高知に行くとき、
    もちろんマルモッタンに行こうと思っていたら
    12月は閉館とのこと。泣
    日本のモネの庭は経験できませんでした。残念!
    やはり出会えるベストな時を準備しないといけませんね。
    出会いと言えば、モネもどきのムッシューに2日とも
    会えるなんて楽しい思い出ですね。
    大満足は旅だったことと思います。

    長くなりました。ではまた。

    ことりsweet

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/08/14 21:28:34
    RE: 懐かしのジヴェルニー♪
    ことりsweetさん、こんばんは〜

    一昨年、ことりsweetさんがご夫婦でバラが美しい時期にジェルブロアからジヴェルニーへ、そしてアルザス方面へとドライブ旅をされたこと、素敵だったのでとても印象に残っています。

    先ほどジヴェルニーの旅行記をもう一度拝見したら、6月はバラがさらに咲き誇っていて、鮮やかなポピーや百合も咲いていて、6月のお庭もいいなぁって感じました。それに、水の庭では睡蓮が浮かんでいて、お花も咲いていますね!モネが晩年夢中で描いていた様子が想像でき、私もジヴェルニーでこのような睡蓮が浮かぶ池を見たかったです〜〜

    ところで、ジヴェルニーの「モネの家と庭園」の開園期間は、4月1日から11月1日まで冬季はやってないことは知っていましたが、高知の「モネの庭」も12月〜2月末まで休園なんですってね。せっかく12月にチャンスがあったのに、営業してなくて残念でしたね〜
    私の個人的な感想ですが、高知の「モネの庭」はよく再現されていて、特に、池とその周辺は本家に勝るとも劣らない造りだったと思います。7月〜9月ごろが睡蓮が綺麗だそうで、その頃にまた行けたらいいですね!

    ことりさんの”モネもどきのムッシュー”という書き方ににっこり。もどきのお二人はくしゃみをされているのではないかしら(笑)あのお二人、帽子を被られていて、体格は違いますが、私の目にはモネに似ているような気がしたんです。写真を快く撮らせてもらえて良い記念になりました^ ^

    書き込みどうもありがとうございました。

    akiko

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