スコータイで引き続きの洪水警報＆古都の世界遺産周辺を３０ｋｍのサイクリング巡り

2025/07/25 - 2025/07/26

タイ中北部（チェンマイ→チェンライ→スコータイ）を訪れました。
雨期だったのでそれ程の暑さでもなく、しんどさもありませんでした。
主な行程は、以下の様です。（1バーツ5円で換算しています）
本編はスコータイ編（7月25日‐27日）です。
チェンマイからスコータイまでバス移動して、スコータイの世界遺産を丸１日かけて見学しました。
スコータイでは引続き緊急洪水警報メールが数回発信され、実際に新市街では道路や家屋が浸水していました。
世界遺産のある旧市街（歴史公園）付近は全くそのような気配はなく、のんびりとサイクリングできました。
7月20日（日）：関西国際空港8:55発→チェンマイ空港12:30着（チェンマイ泊）
7月21日（月）：チェンマイ観光（チェンマイ泊）
7月22日（火）：チェンマイ→チェンライ　バス移動（チェンライ泊）
7月23日（水）：チェンライ観光（チェンライ泊）
7月24日（木）：チェンライ観光（チェンライ泊）
7月25日（金）：チェンライ→スコータイ　バス移動（スコータイ泊）
7月26日（土）：スコータイ観光（スコータイ泊）
7月27日（日）：スコータイ観光後スコータイバンコク移動（夜行列車泊）
7月28日（月）：バンコク→ラヨーン移動（ラヨーン泊）
7月29日（火）：ラヨーン観光(ラヨーン泊）
7月30日（水）：ラヨーン→バンコク移動(バンコク泊）
7月31日（木）：バンコク観光　バンコクスワンナプーム国際空港23:55発
8月1日（金）：成田国際空港8:40着

今回の旅行費用（概算）は、９９８０６円でした。
航空チケット（往復）　　　４０１８６円
ホテル　　　（10泊）　　 ２７１８４円
移動（日本で予約分）　　　　５４３４円
現地食事、移動、観光など　２７０００円

エリア スコータイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 徒歩

【７月２５日（金）】
早朝７時３０分発のバスだったので、Ｇｒａｂバイクのお兄さんに第１バスターミナルなるから５ｋｍ程離れた第２バスターミナルへ送ってもらいました。
こっちのお兄さんは結構な厚着です。

約４００ｋｍ程を６時間以上かけて走るので、大型バスです。
お菓子とパンと水が配られました。

こんな感じの山道をずっと走ります。
道路は整備されていて、快適なバス旅でした。

途中で２度程、トイレ休憩します。

スコータイのバスターミナルで降りて、そこからソンテオで歴史公園のある旧市街へ移動する予定でしたが、二つのトラブルがありました。
１．スコータイのバスターミナルは終点だと思っていて、他の乗客も降りなかったのでそのまま乗車していました。少し様子がおかしいとＧｏｏｇｌｅマップで確認したら、スコータイのバスターミナルを過ぎていました。(;^_^A
２．スコータイのバスターミナルから旧市街までのバスやソンテオはサービス停止中でした。仕方がないので、Ｇｒａｂバイクをお願いしました。

今日と明日の２泊する歴史公園から２００ｍ程にある「オールドシティー ゲスト ハウス 」（７０００円/２泊：朝食付）です。
バンガローハウスの様です。

部屋はすっきりさっぱりですが、冷蔵庫はあります。

【７月２６日（土）】
朝食は食パンと果物（ランブータンとかバナナとかライチとか）に、コーヒー程度です。

レンタル自転車は２５０円/日です。
やっぱり、こうでなくっちゃ（スコータイでは、レンタバイクよりもレンタル自転車の方が盛んみたいです）

スコータイ歴史公園全景です。（南北１６００ｍ×東西１８００ｍ）
四方が城壁と堀で囲まれています。
入場１０００円で、当日に再入場可能です。
（北エリアなどは別途入場料６００円）

最も大きな「ワット・マハータート」です。
数多くの石柱が建っています。
スコータイは、タイ族最初の独立国家だそうです。

高さ８ｍ程の仏像も、当時は屋根の下にありました。
この繁栄も長くは続かず、１４０年後にはアユタヤに支配されてしまったそうです。

「ワット・シー・サワーイ」です。
もともとはヒンドゥー教の寺院だったものを仏教寺院に改修したそうです。

公園内を整備が行き届いているので、公園内は森林広場の様に芝生が広がっています。

公園内は自転車道が整備されていて、とても走りやすいです。

公園内のあちこちに仏塔が建っています。

半日ほどで、主要ポイントを見終えたので、一度公園外へ出て昼食です。（再入場可能）

午後からは、昨日トラブルがあり行けなかった新市街に出かけます。
旧市街と新市街は１１ｋｍ程度離れていますが、バスなどは休業中なので自転車の出番です。
曇り空でいつ雨が降ってくるか、少し心配ですが、・・・

中間地点位に「ＢＩＧ　Ｃ」があったので、フードコートで休憩します。

１時間ほどで、昨日は間違えて降りれなかった「スコータイバスターミナル」に着きました。
チェンマイ/バンコク/アユタヤなどの長距離バスとピッサヌロークなどの近郊へのミニバスが走っています。
明日利用するピッサヌローク行は６時２０分から１８時１５分まで１時間毎にある様です。

ヨム川の越えようとしたところ、ヨム川が決壊寸前です。(-_-;)
水面は橋の路面より上がっていて、日本であれば間違いなく通行止めになる状況です。

レスキューの人たちも、万一に備えてボートを準備しています。

ヨム川近くのお店も土嚢を積んで、万一に備えます。

これ以上前に進むのは危険なので、１１ｋｍ離れた旧市街へ戻ります。
途中でタピオカミルクティーを購入して、

雨も降り始めたので、再びの「ＢＩＣ　Ｃ」で雨宿りです。

こんな直線道路で、ひたすらペダルをこぎます(;^_^A

放牧された牛が、のどかです。

公園の近くでは、公園の外でも自転車道路が整備されています。

夕方頃には、公園の中と外に屋台が出ます。

夕涼みを兼ねて、御座に座って、お茶を飲んだり食事したりしています。

公園内もだんだん暗くなってきました。

公園の外でも夜景が広がります。

晩ご飯は「野菜炒めのせライス（２５０円）です。
野菜不足になりがちなので、助かります。
結局、今日１日で約３０ｋｍ程を走りました。（お疲れ様(*^^)v）

【７月２７日（日）】
今日はスコータイからバスでピッサヌロークに行き、夜行列車でバンコクを目指します。
朝食のランブータンが甘酸っぱくておいしいです。

昨日の調査で新市街行のバスなどはないのが分かったので、数年ぶり２度目のＧｒａｂタクシーを利用して新市街へ向かいました。（６５０円）
（Ｇｒａｂバイクを探したのですが、見つからなかったので仕方なく）

昨日、途中で引き返したヨム川の橋です。
水位は、昨日より少し上がったみたいで、本当にいつ決壊してもおかしくありません。
昨日よりもレスキューの人もボートの数も増えていました。

と言うか、街に水が流れ出しています。
街のあちこちで水があふれていて、バスターミナルまで１０分程度の道を遠回りして４５分位かかりました。

１３時１５分発のピッサヌローク行のミニバスは、満員です。

ミニバスが走る道も水びだしで２か所程迂回しました。
前方のヨム川の防水堤には土嚢が積まれていて、土嚢まで水が上がっていて、いつ土嚢が崩れてもおかしくない状態です。(@_@。

バスの中でタイの人が見ているＳＮＳを見ると、実際に決壊した場所の写真がアップされていました。
ちょっと不安そうな車内です、・・・

９０分ほどで、６０ｋｍ位離れたピッサヌロークに着き、ワット・ヤイ（ワット ナーンパヤー）前のバス停で降ろしてもらいました。
ナーン川のたもとに建つ「ワット・ヤイ」には、顔のない仏様がピッサヌロークに来る人を迎えています。

「タイで最も美しい」とも言われる３．５ｍ程の仏様（ナンラート仏）です。

堂内には多くの仏像が並んでいます。

ピッサヌローク駅に行く途中のショッピングモールで一休みです。
モール内のキッズパークでは、遊ぶ子供たちを見守るお母さんがずっとしゃべっています。

「ピッサヌローク駅」に着きました。
駅前にはＳＬが（イギリス製らしいです）

駅の窓口です。
こちらは１２ＧＯで、２２時０９分発の寝台夜行列車を予約済です。（３３６８円）
スコータイの歴史公園前からもっと安い夜行バスも出ていましたが、列車旅にしました。

列車は１０数本/日の発着なので、駅のホームはのんびりしています。

列車の出発まで５時間あるので、駅周辺をブラブラします。
駅前には３輪トゥクトゥクが並んでいます。

駅前のマーケットです。
主に食品、特にお惣菜系や白ごはんやゆで麺が並んでいます。
こちらの人は家で調理する以外に、こういったところで食事の調達をするようです。

果物も豊富です。
ライチによく似たリュウガンもよく並んでいます。

定刻２２時０７分に列車が到着しました。
これから６時間３０分後の４時３０分にバンコクに到着します。

上下２段で中央に通路があり、カーテンで区切られています。
クリーニングされた枕とシーツ、毛布があり、車両の振動はそれなりですが、冷房対策していたこともあり結構快適に寝られました。