2025/05/28 - 2025/06/19
17位(同エリア86件中)
コヨーテさん
一昨年、昨年に引き続き3回目の夏の北欧へ。
今年も懲りずに北欧のロックフェスへおひとり様参戦。
昨年の旅行よりもバージョンアップさせようと試行錯誤しながら計画!
満足のプランに仕上がったはずなのにハプニング続出。
まあ、そんなハプニングも楽しみながら初夏の北欧を楽しんできました。
自分の備忘録なので、全く旅行の参考にはならない旅行記です。
(旅程)
5/28(Wed) HND 21:51 > HEL 04:40 (AY 62)
5/29 (Thu) HEL 07:25 > CPH 07:56 (AY 951)
Copenhagen 10:25 > Stockholm 15:31(電車)
ストックホルム滞在(3泊)
6/1(Sun) Stockholm 10:25 > Kristianstad 14:56 (電車)
6/4(Wed)~ 6/7(Sat) Sweden Rock Festival
クリスチャンスタッド滞在(7泊)
6/8(Sun)Kristianstad > Copenhagen (電車)
コペンハーゲン滞在(1泊)
6/9(Mon)CPH 12:55 > TKU 15:20 (SK 2710)
6/12~14 Rockfest in Turku
トゥルク滞在(6泊)
6/14(Sun) Turku > Helskink (電車)
ヘルシンキ滞在(3泊)
6/18 (Wed) HEL 14:05 > BKK 5:30 (AY 141)
BKK 9:45 > HND 18:00 (JL 32)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6/12(木)今日からいよいよフェス!
といっても、恒例の早朝からのミーティング。
朝5時に起きてコーヒーとシナモンロールを食べながら日本とミーティングと仕事を午前中いっぱい実施。 -
フェスは4時半が1発目のステージ。
会場は3時なので、仕事を片付け遅めのランチを部屋で取ってお出かけ。
この日のランチはハムチーズサンドにキノコのスープ。 -
フェスのシャトルバスはマーケット広場近くから出るというが、詳細がよくわからない。○○通りと○○通りのそば、看板がでている・・・との説明に従って早めに下調べがてら向かうもそれらしき場所に看板もない。
周囲をウロウロしながら、バンドTシャツ着てリストバンドをつけて歩いている人の後について行ってみる。 -
それらしき場所に数人バンドTシャツ族がいるけれど、みんな「ここでいいのか?」的な表情。
加えてフィンランド人のみなさん、他人とは目を合わさず話さず・・・
声もかけづらく、とりあえず同じ場所で待っていると「Rockfest」と書かれた100番バスが到着。
100番バスはフェスの会場になっているGatorade Centerでイベントが開催される日のみ運行されるバスのよう。 -
会場に着いたけれど、人はまばら
天気も危うい
この人数でGate Openなんだけどちょっと寂しい -
今回のフェスの会場はフィンランドのホッケーチームTPSの本拠地のGatorade Centerというアリーナとその駐車場を使ってのフェス。トゥルクの中心部からも
アリーナは他のフェスではテントステージのようなスタンスで、外にメインとサブステージがある。駐車場を使っているため地面はコンクリート。たまに植え込みあり。
またアリーナのトイレも使用可能という条件。 -
なんだか人が少なくてフェス感が感じられない。
もちろんMetalheadがいっぱいいるにはいるけれど、激混みなわけでもなく人もまばら・・・ -
人は少ないと言っても、会場はRetreatエリアがあったり、観覧車があったりちゃんとフェス仕様。
ちょっと会場探検に出かけよう。 -
メインステージの手前には大きなメロイックサイン
-
こちらはメインステージ向かいにあるサブステージ
-
その間には観覧車
-
メインステージの脇にはちょっとしたベンチが。
その横にはテーブルもあって、食べ物おいての鑑賞ができるかんじだろうか? -
その奥にはVIPエリアがあり、VIP専用のバーや鑑賞スタンドがある。
私は一般チケットだから様子はわからず。
いずれにせよ、地面がコンクリートのため砂埃もないし、雨が降ってもドロドロになる心配はなさそうだ。 -
ROCKFEST!!
-
会場奥にもRetreatエリア。
なんだか森の中の公園のようで、北欧っぽいベンチなんかが置かれ酔っ払いたちがくつろいでいる。 -
お食事エリアも適度にテーブルとベンチが置かれていて、導線もいいしこの規模ならいい感じにまとまっているのでは?
と偉そうに言ってみたものも、海外フェスはBarcelona Rockfest, Sweden Rock, COPENHELLとここの4つしか経験ないけど(笑) -
フェスのオフィシャルグッズ売り場を探すも見当たらず、出演バンドのマーチャンテントを覗いてみたら、ほんの片隅にオフィシャルグッズがあった。
これまでの数少ないフェス参戦では、フェスのオフィシャルTシャツをお土産に買っていたから、ここでも買おうと思ったのに売られているのはフェスのロゴTシャツ。出演バンドのラインナップや日付もない・・・
だったら敢えて買わなくてもいいかと。
実際、フェスの会場でオフィシャルTシャツを着ている人をここまで見ないフェスは初めて!! -
正面に見えるのがアリーナ。
この写真にあるこの通路の右手がメインステージ、左がサブステージ。 -
こちらアリーナのステージ。
アリーナには飲み物の持ち込み禁止。
ペットボトルに入れていたお水はいちいち捨てないとならない。
飲み物は中で購入可能だし、お水も中のトイレで給水可能だけど、入場時にいちいち捨てるのが面倒でもある。
ただ、アリーナ内のトイレが使用できるとあって人の出入りはそこそこある。
まあ、外のトイレもスウェーデンのように水洗ではないけれど、そこまで汚くないから私は外のトイレも抵抗なく使っていた。 -
少しずつ人が集まってきた。
奥に見えるクレーンはバンジージャンプ用 -
1発目のステージまでちょっと時間があるので、ひと休憩。
ロンケロのラズベリー味と 小魚のフライ Voissa paistetut muikut
魚のフライは殿方たちがビール片手においしそうに食べているのを見て無性に食べたくなった。淡水魚に小麦粉まぶしてフライにしたような感じのフライは、ワカサギのフライを食べている感じと似ている。それにガーリックソースをかけてもらったが、かな~り好み! -
こんな魚屋さんのストール。
-
大きなフライパンで魚やら野菜やらを炒めている
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こちらのフェスでは、買った飲み物の瓶や缶を回収するシステム。
-
街中での買い物と同様に購入する際にデポジットを払い、フェス会場内の回収専門所あるいは、ストールに返却するシステムになっていて、返却すると1ユーロ。
このおかげでスウェーデンのように飲んだ缶や瓶がポイ捨て皆無。
万が一ポイ捨てがあっても、誰かがお金をもらうために拾ってくれる(笑)
今回の旅行ではスウェーデンクローナもデンマーククローネもユーロも全く持ってこなかった私。ここで初めてCashを手にした(笑) -
こちらは街中のスーパーにあるリサイクルマシン。
-
いよいよフェススタート。
この日は10バンドが出演。 -
まずはCrownshift
フィンランドのメロディックデスメタルのNorther のメンバーで再集結したバンドとのこと。クリーンボイスとグロウルをうまくかみ合わせてカッコいい。
お膝元のはずだし、それなりのメンバーが出ているのに観客がおとなしい・・・
https://youtu.be/GTcwI7wt78Y -
やっぱりこのメロイックサインでかい!!
-
お次はお目当ての H.E.A.T
昨年Sweden Rockで観て、この旅行の直後東京でも観たけど、やっぱり好きだわ~~ -
でもね、でもね・・・
人入りが悪いし、ノリが悪いというか、大人しくてちょっと寂しい。
東京でのライブではメンバーがみんなノリノリだったから、今振り返ってもやっぱりお客さんのノリって大事なんだね。
まあ個人的には最前列で余裕で観れたし満足だけど。
https://youtu.be/NlEEQRwJ7ig -
フェスになると、ロックという括りであっても好みはそれぞれ。
参加バンドのジャンルもそれぞれ。
ガッツリ参戦する人ばかりでないから、演奏をBGMとして楽しみながら周囲を散歩したり食事やお茶したり~~
ゆったり過ごせるのがいいね。 -
お次はSweden Rockでも観た D-A-D
デンマークのハードロックバンド。
Disneyland After Darkがバンドのオリジナル名称だけど、ネズミの国からクレームが来てしまうことを懸念して名前をD-A-Dに・・・
でもステージのバックはちゃんとDisneyland After Darkなのね。
https://youtu.be/jBaAO8Zeq9I
そしてアリーナステージに行ってみたのはMoon Shot
Children of Bodomのベーシスト、Henkka Seppäläがいるバンド。
とっても魅力あるパフォーマンスでこのフェスで初めて知ったバンドだけど気に入った。
https://youtu.be/uSW80sTdsvU -
そして1日目のヘッドライナーは、Metal GodのJudas Priest
ボーカルのRob Halfordの年を考えて、ライブを見るのは最後かもと、2022年にスペインとNYで観たけど、2024年にスウェーデンと東京、横浜で・・・
そして今年はフィンランドで・・・
もちろん年には勝てないところはあるけれど、やっぱり別格! -
そんなJudas Priestのステージと爆音と美しい夕日をバックにバンジーやるなんて贅沢モノがいた。
-
Robはステージでのお色直しがたくさん!
バトルジャケットや革ジャン、どれもカッコいいんだなぁ -
そしてヘッドライナーの後に残されたバンド。STAM1NA
地元フィンランドのスラッシュバンド。
今回のフェスもそうだけど、何気にヘッドライナー後のバンドの演奏が楽しみ。
結構ローカルバンドが出るから、地元民で盛り上がる。
このSTAM1NAもそう。
このバンド、演奏も良かったけれどメンバーたちの頭クルクルのヘドバンが印象的。
STAM1NA
https://youtu.be/1p5eckAxNpk -
初日、最後まで参戦し深夜1時ごろに会場を出てみるも、まだまだこの明るさ。
ゲート横にはキャンプ組。
人の流れに導かれてゲートを出るがシャトルバスはどこから??
シャトルバスだけでなく、通常の路線バスもフェス会場を通るバスは深夜もフェスのために運行してくれるらしい。
来た時と同じシャトルバスに乗った場合、降車後は明るいとはいえ真夜中に30分歩いて帰ることになりそう。他のバスで帰ろうか悩むも、とりあえずシャトルバスに乗った。
シャトルバスの路線は会場~駅~中心部。
その途中に私のアパートがある。アパート近くのバス停で止まってくれないかな?
乗客に聞いてもほとんどが観光客で「知らない」と。
ダメ元でバスがアパート近くを通った時に「ピンポン」と止まれのボタンを押してみると、バスは停留所で止まってくれた。
会場から私のバス停まで降りる人は誰もおらず、私のバス停でも私だけ。
ここが正式に止まってくれるバス停かは定かじゃないけれど止まってくれたんだから降りればOK。降りるときには大きな声で「Kiitos!!」と叫ぶのは忘れない。 -
バス停からアパートまでは5~6分。
夜中の2時とはいえこの明るさ。
夜道をジョギングしている人や犬の散歩をしている人もいる。
オートバイや自転車、車も通るがフェス帰りの地元民らしい。
北欧での女性ひとりのフェス参加、夜中のオバちゃん一人歩きも大丈夫!
コレ最高。 -
フェスから帰っても全く暗くならないトゥルクの街。
明け方になって眠りにつき、ちょっと遅めに起床。
朝ごはんは残り物でオープンサンド。 -
前日シャトルバスを降りたバス停から乗車をしようかとも思ったけれど、止まってくれるか不安だったため、往路は前日と同様始発の中心部から乗車。
時間があったので、中心部までは歩いて向かう。
途中、遊歩道にはフルーツや野菜を売るワゴンが。
夏の北欧、ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーが並ぶ。 -
前日と打って変わっていいお天気。
こういうお天気だとテンションもあがる! -
この日はマーケット広場もにぎやか。
-
これからフェスでなければ、ベリーを買っちゃうんだけどなぁ
-
始発のシャトルバスに乗って会場へ。
会場に隣接するキャンプ場では、ようやく起きた~~的な人がウロウロしているかと思えば、すでにキャンプ場で酒盛りしているグループも。 -
ゲートオープン時間もガラガラ。
-
この日は11バンド
-
やっぱりお天気がいいと写真も映える!
観覧車も人が結構並んでいるけどひとりで乗る勇気はないんだなぁ(笑) -
さてさてフェス2日目の1発目はスウェーデンのNestor
お気に入りのバンドで去年のSweden Rockでも前方で観た。
この日も最前狙い! -
高校時代にお友達と作ったバンド。
売れずにそれぞれの道に進んだものの、再結成して活動中。
とっても仲良しで、80年代の感じがいいんだな。 -
来日祈願!
噂だけで終わらず、日本に来てくれ~~
Nestor
https://youtu.be/iYWouh2oXqg -
こちらのフェス、とにかくバーというかお酒を販売するストールがやたらと多い。
こちらはカクテルを提供するストール。 -
私はランチがてらにこちら。
鹿のソーセージとフライドポテト、ガーリックソース掛け。
鹿のソーセージがとっても肉肉しくて美味しい! -
こちらのお店にはトナカイの肉もある様子。
-
奥が鹿肉ソーセージとポテト、真ん中がトナカイの肉。そしてベジミックス
お料理は結構シンプルなのね。 -
お次はスウェーデンのメタルコアバンド Dead by April
普段自ら聴かないジャンルも、こうやってフェスで聴いて新しい発見もできる。
Dead by April
https://youtu.be/EyaW3vRH1BI -
そしてお次はフィンランドを代表するパワーメタルバンド Battle Beast
昨年Sweden Rockで観てボーカルの歌唱力に度肝を抜かれたバンド。
前方に行こうか悩んだけど、全体を見たいからと中央で参戦。
でもお膝元なのに前方が結構空いていたから、前方に行っておけばよかったと後悔。
地元のバンドだから盛り上がると思ったけれど、これが普通だとか。
フィンランド人は大人しくてライブでもそんなに騒がないと教えてくれた人がいた。
このバンドもSweden Rockで観たときのほうが断然盛り上がっていたから、あながち嘘ではないのかもしれない。 -
いやー、このバンドの曲を聴くと元気がでる。
-
バンドを見ている間、お隣にいた殿方がずーーーっと私にフィン語で話しかけてくる。
「フィンランド語はわからない」
と言っても通じないのか、ずっとしゃべり続けてきて、顔を見てビックリ!(笑)
相当酔っぱらっているけれど、まあ害はない。
でも、こういう時に横にいるお友達は一切無視。
途中でこの殿方がビールを買いに行ったときに、お隣のお友達に話しかけたらようやく喋ってくれた。シャイな上に英語が得意ではないこともあったけれど、あえて自分からは会話に入らないのがフィンランド流のようす。
話始めれば話をするんだけどね。 -
大満足のステージ
Battle Beast
https://youtu.be/z_QSc5X1SNo -
お天気もいいし、ちょっとビールをいただく。
マンゴー味のビール。
飲んでいる人も多く興味をそそられ買ってみた。
個人的にはあまりマンゴーの味は感じられない。夏限定の商品で人気のようだけれど、微妙・・・
マンゴービールと聞いて、台湾のものを想像してしまったのがいけないね(笑) -
Die Krupp
https://youtu.be/V7wFDXcPyXk -
地元トゥルク出身のバンド Awake Again
この日はNestorとBattle Beastを聴いて満足しているため、あとはあちこちをウロウロ。
Awake Again
https://youtu.be/AulOQ_j7Mdw -
あら、Mr. Finlandさん
お顔も Finland
おそらくサッカーの日本代表戦で必ず応援にいるMr. 日の丸さんのお友達(笑) -
この日はお天気もよく気温も20度ぐらいあったのでアイスクリームタイム!
-
チョコレートのソフトクリームをいただく!
やっぱり甘いものも必要ね。
日本のソフトクリームほど濃厚さはなかったけれど、美味しかった。 -
ソフトクリームをいただきながら鑑賞するのは日本でも若者に人気の BFMV ことBullet For My Valentine
この明るさだけど、金曜の夜8時のステージということもあり、人も集まり盛り上がってきた。
Bullet For My Valentine
https://youtu.be/MJKbxE_u5SQ -
それにしてもフィンランドのフェス、いやこちらのフェスだけだろうか?
異様にお酒のストールが多い!
ビール、サイダーだけでなく、ワインやカクテル、ハードリカー
とにかく豊富にあって、食べ物のストール以上に飲み物があるような気さえするくらい。 -
こちらにはイエーガーマイスター 。
ショットグラスとともに、レッドブルやジンジャーエールなどを一緒に購入する人もいれば、ショットのまま飲んでいる人ももちろんいる。 -
ソフトドリンクやビール、サイダー・・・
メニューがこちらにあるけれどまったく読めず、わかるものを注文するだけの私。 -
こちらはワイン・・・
-
1軒のみあったコーヒーショップ
-
フィンランドといえばコーヒー消費量世界一だもんね。
-
で、私はここでもロンケロをいただく。
暑い日にさっぱりグレープフルーツ。美味しい~ -
飲んだあとは1ユーロ返してもらいにリサイクルスポットへ。
-
うーん、何度もマーチャンショップへ行ってオフィシャルTシャツをお土産&記念に買おうか悩むけれど、結局買わず・・・
ラインナップも入らないTシャツはちょっとツマラナイ -
ステージのほうではウクライナのメタルコアバンド、JINGER
彼らをフェスで観るのは4回目だけど、あまり系統が趣味ではないためじっくり聞いたことがない。この日はこれまでで長く鑑賞。 -
でもどの会場でも特に若い子たちに人気だし、メタルコアと言ってもメロディックな聞かせどころもあるし飽きさせない音楽でボーカルのTatianaのオーラとパワーが凄い!
Jinjer
https://youtu.be/tMIfU678gmc -
ちょっと口さみしくなってトルティーヤチップスを買ったらボリュームありすぎ。
っていうか、普通これは人とシェアするんだよね。
おひとり様フェス参加者にはちょっと食べきれない量・・・というか、食べている間に飽きてしまうため、そばにいた気分よく酔っぱらっているおじさんに声をかけて一緒に食べてもらった。
フィンランド人、酔っぱらっているとフレンドリーだけど、シラフのときは仏頂面している人が大多数。おじさんと一緒に食べていても、おじさんの友達は絶対にこちらに加わらない。
無理やり声かけをしてみたら、ようやく喋ってきた。
おじさんの友達夫婦は話を始めると、数週間後に初めてずっと憧れていた日本旅行に行くんだ!と話始める。
みんな消極的なのか、シャイなのか・・・でも基本的に無駄話は嫌いなのか。 -
22時半の夕日。
このくらいの時間になると、周囲は酔っ払いであふれかえり、急にしゃべりかけてくれる人が増えてくる。もう全くの別人!!
昼間大人しかった人たちも騒がしくなり、警察に連行される人、救急車で運ばれる人も増えてくる時間帯。
Sweden Rockではそこまでの酔っ払いは見かけなかったなぁ。
これがフィンランドのお国柄だろうか。 -
この日のヘッドライナーはドイツのRammsteinのボーカルTill Lindemannのソロプロジェクト。
ドイツでの圧倒的な人気のRammstein。ソロのパフォーマンスでも不思議な世界を展開していた。
Till Lindemann
https://youtu.be/WFxD83njYpk -
バイキング発見!
子供のころ見たアニメ「小さなバイキング」のビッケでみた帽子?ヘルメット(笑) -
そしてこの日のラストは北欧のスーパーバンド Cemetery Skyline
Dark Tranquilityや Insomnium、Amorphisのメンバーから構成されたバンドだっていうから見なきゃ損!ってことで、この日もラストまでフェスを満喫
Cemetery Skyline
https://youtu.be/3K_LLKKtBnk?si=JmWYJarrPLFnemMe
そしてシャトルバスにのって帰る際は、またしてもアパートに近くのバス停でバスを止めて下車。前日もこの日も、シャトルバスを途中で止めているのは私だけだけど、バスが止まってくれるんだからいいんだよね(笑) -
フェス3日目、
この日は先日マーケットでサーモンスープをいただいたお店で他の人たちが食べていたサーモンステーキがどうしても食べたくて、フェス前にマーケットホールへ。 -
周囲の人のオーダーしたお皿を見たらボリュームが凄かったため、私は「両少な目」でオーダー。
ちょうどいい具合にローストされたサーモン。
パサパサにならずジューシーなサーモンにクリームスープ。
添え物のジャガイモがホクホクで甘くて美味!!
これ、両少な目にしなきゃ良かったと後悔するくらい美味しかった。 -
こちらはレストランでなく、マーケットホールにある魚屋さん
-
やっぱり北欧の魚屋さんはサーモン多し。
生、燻製(いろんなタイプの燻製)やマリネしたもの・・・ -
フェスの最終日のラインナップ。11バンド参加。
-
スウェーデン同様、会場まで自転車で来る人も多くいる。
-
この日のドリンクはナシのサイダー。
スウェーデンのサイダーよりも甘さ控えめ。 -
そして私はスウェーデンで買った炭酸水のミニサイズのペットボトル(280ml)に水道水を入れて腰にぶら下げる。
スウェーデンもフィンランドも水道水をそのまま飲めるから、小さなボトルでも何度も汲みに行ったほうが重たくなくて〇!
しかも欧州だとペットボトルの蓋が本体にくっついているから、蓋を開けても蓋が転がったりなくしたる心配なし。こちらのボトル、3週間お世話になりました! -
そして前日ソフトクリームを買ったお店でこの日はアイスクリーム。
ソフトクリームよりクリーム濃厚で美味しい! -
あらら。。。
バケツにカクテル入れて持ち歩いている人もチラホラ -
ステージのほうはこの日の一発目、Demolition 23
地元フィンランドのロックバンドHanoi Rocks のMichael Monroe率いるバンド。
Honoi Rocks 解散後、バンドメンバーだったSami Yaffaと結成したのがDemolition 23. でもこのバンドも1枚のアルバム発売で解散。ある意味伝説のバンドの再結成?
Hanoi RocksやMichael Monroeは名前ぐらいしか知らない程度だけど、60歳にしてこの色気・・・すごいわ。
Demolition 23
https://youtu.be/LWwo2G4IoF4 -
さてさて、この日のフェス飯は何にしよう。
ハンバーガーとか、他でも食べられるものではなくフィンランドらしいものに目が行く私。
鹿肉ソーセージのお店が混んでおり、みんなが注文しているものをまねてみた。 -
じゃーん
PORO KEBAB トナカイの肉??
炒めたミックスベジの上に、薄くスライスした偽物肉のような肉が載って、ガーリックソースをかけてもらったお料理。
肉のようだけど本当に肉か? 訳すとトナカイの肉、お店の人に聞いたけれどなんだか質問が通じていないし、(酔っぱらっていないフィンランド人は)誰も関わってくれない。
とりあえずトナカイの肉として食べてみた。
味は淡泊だけど美味しい。 -
フェスはコスプレや目立つ格好のおしゃれさんが多くいる。
この人もファッションだけでなくお化粧もすごくて・・・
大人たちは見て見ぬふりしているけれど、子供たちはじーーーっと彼女の顔を見つめていた。 -
あらら、この方はワインボトル1本持ち歩いてフェス参戦。
そんなこんなしている中でCultのステージ。
あまりこの手は詳しくない私。
この日はIron Maidenの日本ツアーのTシャツを着ていたんだけど、突然隣の女性が「ヨロシクオネガイシマス」
と言ってきた。
あれ?今の日本語? まさかね・・・
と思ったら、「ニホンジンデスカ?」
彼女はご主人の仕事の関係で日本に住んでいたことがあるとのこと。
日本のメタルのライブはすごく盛り上がることが有名で、フィンランドのバンドは日本好きが多いと。最近はその盛り上がりを味わいたくてフィンランドからフィンランドのバンドのライブに来日するファンもいると。
そういえば、フィンランドのバンドのライブで外国人多く見かけたのはそういうこと??
するとご主人も顔を出し、日本流にお辞儀であいさつをしてきた。
日本駐在後、日本が大好きになって子供は今ワーホリで日本にいて、家族は息子を訪ねに日本に行く予定になっている~~と、嬉しそうに話してくれた。
海外で日本のこと褒められると嬉しいね。
The Cult
https://youtu.be/ndLKibVN49U -
こちらはワゴンでハードリキュールを販売。
高濃度のアルコールをショットで売っている。
ヴォッカやリキュール・・・
1杯2000円ほどのショット。みんなガンガン購入しているけれど、貧乏人の私はビールやサイダー、ロンケロのような1500円程度の低アルコール飲料を1日2杯飲むのがせいぜい(苦笑)
そんな人間ウォッチングをしている傍ら、メインステージではManic Street Preachers
Manic Street Preachers
https://youtu.be/Xnyl41U6DAs -
こちらの人はリンゴンベリーのカクテル。
コレ、すごく飲みたかったけれど、どのバーでどうやって注文するのかわからず、そして不愛想なフィンランド人に聞く勇気もない小心者の私。
眺めるだけで満足し、この日のヘッドライナー MUSE。
この日は土曜日、そしてラインナップもメタルよりもロックンロールやロック。
そのためメタルよりの観客は飲みモード、ピクニックモード。
ステージ前方もこれまでの2日間と人の層が逆転。
私も最終日だけど、かなりゆる~~く参戦していた。
MUSE
https://youtu.be/IglUUjwv6hE -
ロンケロのオレンジを見つけてトライ。
今回の北欧旅は、すっかりこのロンケロにハマった私。 -
トゥルクのRockfest
3日間のフェスのオオトリは地元フィンランドのスラッシュバンド MOKOMA
フィンランドでも相当人気があるバンドのようで最終日のオオトリを飾るのにふさわしく、会場も大盛り上がり。
3日目のフェスに参加したメタルファンは、このMOKOMA目当てじゃないかと思うくらい、最後の最後にメタラーがサブステージに集まってきた。
Mokoma
https://youtu.be/4fhXTBqhM4A -
あっという間の3日間。
初めて訪れたフィンランドのフェス。
規模はそこまで大きくないものの、会場の広さ、導線、ラインナップ・・・
まずまずで私は結構気に入った。
ここのフェスならトゥルクの街中からもシャトルで行けるし、タクシーに乗っても5キロほど。それほどの混雑もなくまったり参加できるフェス。
これまではHyvinkääで開催されていたこのフェス。常連の参加者はみな口をそろえてHyvinkääのほうがいいというが、さて来年はどこでいつ開催されるのだろうか?
日程があえば参加したいフェスのひとつになった。
3日間ありがとう!
夜中2時を回ったけれど、まだまだ明るい中、シャトルバスに乗って帰路に就く。
この日もアパート近くのバス停で停止ボタンを押したら、私以外に1組のカップルが下車した。やっぱり下車ボタンを押せばシャトルバスはバス停に止まってくれるんだ。たまたま降りる人がいなかっただけだったんだろう。
3日間、お世話になりました。
Kiitos!!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- KRNさん 2025/08/26 11:44:35
- ウケるw
- ・バス停でみんな不安なのに目を合わさないとか、恥ずかしがり屋さんめっ!
・人 が 少 な す ぎ る
・小魚フライにガーリックソース、これは良いツマミ
・SepulturaとJudas Priestしかわからん、でも写真ヤバいくらいカッコいい
・D-A-Dの気遣いと気弱な感じがメタル精神に反してて面白い
・ノリ悪いのになぜ来た!?日本発着のクルーズ船のようだ(某英国船)
・ダメ元でボタンを押したら止まるシステム、それはキートスと叫ぶしかない(笑
・サーモンにワサビ・・・ではない、でもそれにしか見えなくなる魔法にかかりました
・13日の金曜日のラインナップは一つもわからん
・鹿にトナカイに、イイねー!そういうの、イイねー!!
・酔っ払いフィンランド人、可愛い、そしてメイクヤバいっすwステージ降りてきた?
・14日はDemolition23だけ知ってるー!アルバム持ってるー!って、幻なの!?
・スウェーデン語でザクロの事をGranatappleって言うのね、英語ではPomegranate、このPomeはAppleから来てるから語順が逆になってて・・・と関心
・頭にお花乗っけてるオシャレさん、女子なの?男子かと思いましたわ・・・
・日本に住んでたご夫婦に遭遇とは!こういう交流好き!
・夜まで明るいって素敵!怖くない!
- コヨーテさん からの返信 2025/08/26 16:21:54
- Re: ウケるw
- フィンランド人、なんか日本人に似ているんですよ。きっと欧米人が日本に来たら日本人に対する印象ってこうなんだろうな~と。
にしても、フェスでこの人出、ヤバいでしょ?
でも、フェスの公式の写真とか見るとそれなりに人がいたので安心。
まあこの人出、加えてパーソナルスペースをきちんと確保するフィン人なので、前方で観ようと思えばかぶり付きポジションも楽にゲット可能(笑)でもみんな大人しい・・・地蔵のようにじっと腕組んで棒立ち、でも本人たちはノッているらしい。しかもこれがメタル大国の実態というから驚き!でもお酒が入るとノってるよ。
D-A-Dはさすがに相手がネズミの国じゃ訴えられたら勝算ナシだし、賢明な判断では?
Demolition23のアルバム・・・1枚しか出てないから幻よ。
ザクロの言葉関係、さすがKRNさん!目の付け所が違うわ。
物価高で北欧敬遠中のKRNさん、私の旅行記で空想旅行楽しめた?(笑)
懐かしいメタルの世界も経験できたでしょ?
トナカイの味をお届けできないのは残念。
-
- ymさん 2025/08/18 21:56:05
- おつかれさまでした!
- 楽しみにしてました、トゥルクでのフェスレポート!
規模も違うのでしょうが、やはりスウェーデンとフィンランドは色々違いがあって面白いですね。ヘルシンキで見たバーでの無料ライブも、みなさん決して盛り上がってないわけではなく、お行儀よく楽しんでいるのですが、アメリカ人旅行者とおぼしきおばさんが、オメーらもっと盛り上がれよ!とキレる始末でした。
お酒が入るとご陽気なのでしょうが、基本シャイですよね。距離感が日本人と近い感じがしてとても親近感が湧きます。
とてもバラエティに富んだラインナップで、よく知らないなーというバンドでもそれぞれ1時間くらいなら、ちょうどいいくらいですね。Demolition 23だとオープニングアクト的なポジションなんですね。これがHanoi Rocksならば(涙)
そしてCult!!80年代ですね。大好きでした。
あとでYouTube でじっくり拝見します!
しかし日付が変わって1時までとは驚きです。長丁場、本当におつかれさまでした。
夫が来年はスウェーデンのフェスに行きたいと言っているので、こちらのレポートをよく読んで予習してもらいます!
続いてのヘルシンキも楽しみにしております!
- コヨーテさん からの返信 2025/08/19 10:52:05
- Re: おつかれさまでした!
- コメントありがとうございます!
やっぱりフィンランド人、はたからみると「ノリ悪い」ですよね(笑)
フィンランドとスウェーデン、どちらも似ていてどちらも日本に近い部分があるのに、微妙にすべて違う。でもこの似たところ、おっしゃる通り親近感が湧きますし、私にはとっても居心地がいいですね。
Demolition 23、確かに1発目でしたが、メインステージの1発目は3日ともそこそこメジャーなバンドが出演していましたよ。メインステージ、サブ、室内の3つのステージで松竹梅(笑)ハノイロックスだったらどの位置だったでしょうか? 最近のフェスは世代交代なのか、ヘッドライナーが私でも知っているような重鎮から若者に人気のバンド(私の知らない世界)が並び勉強不足を痛感させられます。
ご主人が来年スウェーデン希望?? Sweden Rockですか?ぜひ行ってください!夏の時期はスウェーデンのみならず、あちこちで毎週のように大小様々なフェスがありますし、ジャンル特定したような小さなフェスもあるようですよ。ご主人のお好みのメロハーフェスはマルメでありますし!ぜひ実現してレポートしてください!
引き続きよろしくお願いいたします。
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