すったもんだあったけど、結果オーライの北欧旅 2025 ③（ストックホルム②）

2025/05/28 - 2025/06/19

一昨年、昨年に引き続き3回目の夏の北欧へ。
今年も懲りずに北欧のロックフェスへおひとり様参戦。

昨年の旅行よりもバージョンアップさせようと試行錯誤しながら計画！
満足のプランに仕上がったはずなのにハプニング続出。
まあ、そんなハプニングも楽しみながら初夏の北欧を楽しんできました。

自分の備忘録なので、全く旅行の参考にはならない旅行記です。


（旅程）
5/28(Wed)　HND 21:51 > HEL 04:40 (AY 62)
5/29 (Thu) HEL 07:25 > CPH 07:56 (AY 951)
Copenhagen 10:25 ＞ Stockholm 15:31（電車）
　　　　　ストックホルム滞在（3泊）
6/1（Sun) Stockholm 10:25 > Kristianstad 14:56 （電車）
　　6/4（Wed）～ 6/7（Sat）　Sweden Rock Festival
　　　　　クリスチャンスタッド滞在（7泊）
6/8（Sun）Kristianstad ＞ Copenhagen （電車）
　　　　　コペンハーゲン滞在（1泊）
6/9（Mon）CPH 12:55 > TKU 15:20 （SK 2710）
　　6/12～14 Rockfest in Turku
　　　　　トゥルク滞在（6泊）
6/14(Sun) Turku > Helskink (電車）
　　　　　ヘルシンキ滞在（3泊）
6/18 (Wed) HEL 14:05 > BKK 5:30 (AY 141)
BKK 9:45 > HND 18:00 (JL 32)

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

5/31(土）この日もお天気よし。

日本を発つ前、この先1週間のストックホルムの天気は雨70％だったのに、どんどんずれ込んでこの天気！

この日も朝はお散歩に～！
ホテル裏手のセーデルマルム探検。
アパート群の間は階段が続く。

ひたすら石畳の坂道、しかも結構な勾配だけれど、個々の住人達は冬場はどのようにこの道を歩いているんだろう。

調べてみると熱した砂を散布して道路の雪氷を融かしているらしいけれど、そんなんでこの道を歩けるのだろうか？

この日はこの写真にある高台の建物目指して散歩。
上記の階段はこの写真にある海？運河？から建物の間にひっそりある細い路地階段。

そしてこの見事な建物の下にようやく到着。

この道の奥はストックホルム市庁舎を望める展望スポットMonteliusvägen。展望スポットには昨年3回ほど散歩で立ち寄ったので、今年は別の方向へ。

周辺を歩いていると、坂道やらビル同志がつながる橋やら迷路のような空間が現れる。

この辺りは高台というか、地盤が岩盤のためか、道や建物が整備されたものもあったり地形を活かしたものだったり、とにかく不思議。

ビルにつながる通路かと思いきや、そのまま一般道につながったり、私有地につながる橋が架かっていたり・・・

この道のように右側が高台につながる道、左は下に降りていく道・・・
そのため、Google Mapに従って歩いていると、どちらを指しているかわからなくなる。

車のナビで、高速と下道とでナビが別の指示をするときのように。。。（って、この意味わかるかな？笑）

このような道も多くある。
このタイプは単純に並行しているだけなんだんだけど、散歩のときはどちらを歩こうか悩む。

右は太陽が当たっているし、坂道だから下道のほうがいいか？
でも右のほうが運動になるか？

この周辺はギャラリーも多く、道にもこのような彫刻があちこちに

中央駅周辺やガムラスタンとはまた別の顔のストックホルム

散歩をしながらガムラスタンへ方向転換
朝や夕方の観光客がいない時間のガムラスタン、なんだか好き。

もちろん観光客がいてお店もオープンして活気のあるガムラスタンもいいけれどね。

朝食はガムラスタンのカフェで済ませようと、ウロウロ。

微妙な時間帯だったこともあり、ちょっと街中散策。

まずは宮殿。
観光客もいなくて障害物のない写真が取れるのに逆行＆下手くそ写真。

この時間すれ違うのはお店に商品を搬入する車ばかり

真っ青な空にピンクの壁のストックホルム大聖堂だって障害物なし！

Nobel Prize Museum　の前の広場には朝のお散歩の人たちがちょっとだけ

気持ちの良い朝！

昨年もそうだけど、朝や夜にあちこちウロウロ、裏道もウロウロ・・・
すると知らずに土地勘が出てくるのよね。

なんかこういう通りが好き。

オープンしているカフェをチェックしながらガムラスタンを散策。
この日の朝食はこちらに・・・

お店に入ると朝の散歩途中の殿方や、ここに集合しているご婦人たち・・・
と、おそらく地元の人たちばかり（そういう時間帯）

どれにしようかな～～と悩みつつ、何人かのお客さんが何を買っていくのかWatching

お店の奥にもテーブルがあったけれど、私はこちらのテーブルに

この日いただいたのは、カルダモンロールとついついChokladbollar（チョコレートボール）を・・・

カルダモンの爽やかな香りが口から鼻に通り朝からフレッシュな気分。
チョコボールはスウェーデンのスイーツの定番だけどコレまで試したことなく初挑戦。
バターにお砂糖やココアパウダー、オートミールを練り込んだだけ、揚げも焼きもしないこのボール。見た目より食べ応えがあるけど結構美味しい。コレは日本でも作るぞ！

と、帰国してすぐに作ったのは言うまでもない（笑）
最近はお砂糖やココアパウダーの分量を調整したり、生クリームを入れてみたりカスタマイズしているくらい、ドハマり！

聖ガートルード教会、中世に建てられたドイツ風の小さな教会らしいけれど朝なので中には入れず・・・

あらら、アジア食材のお店。

日本のお菓子や韓国のお菓子が陳列。
最近、海外で韓国のお菓子も人気よね。

うーーん、やはりガムラスタンは雰囲あるね。

魔女の宅急便の舞台ともいわれるこの町。
確かに言われてみるとそんな気も・・・

この時期、北欧ではみなさんこぞってテラス席を確保。
ちょっと肌寒くてもこちらの人はここぞとばかりに日に当たる。

だからカフェやレストランにはテラス席も多くある

おお、ガムラスタンに観光客が出てきた。
右のシートに覆われているのはストックホルム宮殿。
工事中・・・

冬が長い北欧は、夏の期間にいろんな工事をしているよね。

宮殿の前に消防車。何か待機でもしているのか・・・

それにしても気持ちのよい朝だ・・・

宮殿から市の中心部に向かって歩いていると、イベントの準備？

いや、これはストックホルムマラソン？

ここが37キロ地点！

宮殿の庭にある木々がなんだかきのこの山的に可愛い

金の王冠モチーフの飾り、

給水ポイントにコーラ

低くなった血糖値を高めたり、筋肉にたまった乳酸を緩衝し疲労回復になる効果があるんだとか・・・

スウェーデン！！

ストックホルム宮殿

去年は宮殿の中を見学したけれど、今年はNorbroから外観だけ・・・

Homeless Fox Statue
ブーツの片方と毛布をかぶったホームレスのきつねさん

毛布にくるまったキツネは、スウェーデンのホームレスの窮状と貧困、社会問題を表現している像。観光客にも地元の人の目にも触れやすく人通りの多い国会議事堂近くに置かれ、政治的にも市民にもこの社会問題を思い起こさせる意図があるらしい。

中央駅近くの広場、セルゲル広場に来てみた。

ランドマークのガラスの塔　Kulturhuset　もある。
夜になるとライトアップされてきれい。

ここに来た目的はTotal Metal という展示会

セルゲル広場にあるビル内でメタルの歴史的な展示会が実施されているということで、スウェーデンロック、スウェーデンメタルが好きな私。
知人にこの展示会を教えてもらったからには行かねば！と。

メタルの歴史？何の展示会だろうと・・・

展示場のあるフロアまでエレベータに乗ろうとすると、バンドTシャツを着た人たちとご一緒に。

展示場には80年代のメタル小僧のお部屋の再現

スウェーデンのメタルバンドのセットの一部

Ghostの衣装にAmon AmarthのViking Shipぐらいしかわからないニワカ

おお！これは Sabatonのドラムの戦車に違いない

こちらはSabatonのフェス出演の契約書

出張手当として6人でたった1000クローネ！！
デビューしたてだから・・・

まあ海外アーティストでも、若手や売り出し前なんかだと日本の旅費だけで招聘するようなこともあるらしいからね・・・

バンドTシャツ大展示会！

そのほかにもたくさんの展示物。
Europeから火が付いたスウェーデンメタルの歴史。
今ではスウェーデンのメタル音楽は世界でも地位を確立。

会場の出口で、若いアーティストたちがこれまでにどんな音楽に影響され今に至るのか等のインタビュービデオが流れていた。
休憩かねて座ってみているとエンディングで見覚えのある顔が。。。

もう1回ビデオを見た。
やっぱり！ 去年スウェーデンロックでマイケル・シェンカーのライブを隣で見ていろいろお喋りした Eternal Evilのドラム、アダム君！

ちょっと知ってる顔見つけて嬉しくなった。

ガラスの塔を上から見るとこんなんなってます。
ライトアップしたところ、ここから見てみたいな

Total Metalを後にして、そろそろランチにしようと思うが
食べたいものが見つからない

街歩きが大好きな私はウロウロしているうちにÖstermalms Saluhallに到着
マーケットだ

マーケットといっても、おそらく観光客や一般の人用のマーケット。

魚屋さんや肉屋さん、パン屋さんにチーズ屋さん
加えて喫茶店や軽食、レストランもあり、ここで何か食べようと思ったものの
陳列されているものを見ても食べたいものが見つからず、マーケットを後にする

結局地下鉄に乗ってホテルのあるセーデルマルムに戻ってきた。

セーデルマルムもマラソンコースなんだ。

去年ストックホルムに到着した日もマラソン大会の日だった。
ちょうどランナーたちが走っているタイミングと重なり、道路を渡るのに苦労したことを思い出した。

ここでも同じ目に合うのかと思いきや、ここはもう25キロ地点でランナーたちがばらけているようすで、道を横断するのも何の問題もない

ブラブラ歩いていると観光客にも人気、どのガイドブックにも乗っているミートボール専門店、Meetballs For The People を見つけた。

中途半端な時間、そしておひとりさまということもあり、すぐにお店に入れそう。

お店の中は観光客らしい人たちばかり。
あちこちからいろんな言語が聞こえる。

できればローカルが行くようなお店にいきたいところだが、ミートボールにつられた。

じゃーん！
シェフお任せ4種類ミートボールは、牛、豚、鶏、鹿のミートボールにリンゴンベリーとマッシュポテト。クリームソースをかけていただく。

感想は…
観光客向けって感じかな？悪くない！
でもクリームソースはシャバシャバ系で個人的にはもう少しクリーミーでミートボールをソースに絡めながらリンゴンベリーを添えて食べたいかも…
でも鹿肉のミートボール何肉肉しくて美味しかった??

お腹もいっぱい。

ミートボールのプレートとビールで7000円弱
北欧値段だね。でもデンマークより安いかな。

お天気がいいため、町の公園には日向ぼっこする人たちでにぎわっている

ミートボールでお腹いっぱいになったけれど、朝の散歩でずっと気になっていたケーキ屋さんへ

街のケーキ屋さんという感じ。

お持ち帰りで、ケーキとパンをひとつずつ

コーヒーを入れてプリンセスケーキをいただく。

北欧のエコノミーホテルにはポットがないことが多い。
お湯やコーヒーはレセプションやカフェテリアのサーバーで・・・ってパターン。

でもコーヒーは朝起きて飲みたいし、夜寝る前にハーブティー・・・みたいに、いちいち着替えたり部屋から出るのが面倒。ホテルによっては提供時間が決まっていたり。

そのため今年はポータブルポットを持参。

350ml程度のお湯を4分ほどで沸かすことができるポット
旅行用に電圧220V用をAliexpressで購入、しかもアリ価格だからリーズナブル?
いやーー！これは重宝したよ

夜9時半のホテルの窓からの景色

夜12時になってようやく街にも帳が・・・

そして朝3時半には朝焼けが・・・

暗くなるのはほんの一瞬。
夏の北欧は暗くならないから、ついつい寝るのがもったいなくなり寝不足になる。

この旅行記へのコメント （2）

• KRNさん 2025/08/20 13:09:47

  DIN-DIN！

  カルダモンロールなんてものがあるんですねぇ。
  興味津々です。
  ブリティッシュベイクオフを見ているとカルダモン、クミン、フェンネルなんかはパン屋焼き菓子で結構普通に使われているので「カレーかよ！」なんて突っ込みをしなくなりました。
  
  シナモンなんて可愛いもんですね。
  
  リコリスは好きかと言われると微妙だけど、割と平気な方。
  むしろネタ土産で貰ったサルミアッキは全然普通に全部食べてしまい、むしろちょっと癖になったくらいですｗ（自分じゃ買わないけど）
  
  一番気になったのはDIN-DIN CLUBラーメンスープ。
  カンフーだったり道場だったり、ASIAひとくくりですが、日本語が入ってる所を見ると「ラーメン屋さん」なのではないかと期待ｗ
  https://maps.app.goo.gl/yrQLJajAXadgDE2t5
  
  カフェの看板でも思ったんですが、スウェーデンって当たり前のように英語表記なんですね。
  IKEAに行くとそれこそ発音記号にしか見えない読みにくいローマ字綴りに白目になってる私ですが、これだけ英語で書かれてるならなんかイケそうな気がします。
  それにしても人が少ない・・・
  日本が多すぎなだけですかね～

  コヨーテさん からの返信 2025/08/21 19:51:37

  Re: DIN-DIN！

  カルダモンロールはカルダモンの香りがとっても爽やか。
  だけどお店によって香りが強すぎたり・・・でもシナモンがほのかに香るカルダモンロールは美味ですよ！
  
  北欧はリコリスだらけ（笑）アイスにもチョコにも、もちろんグミにも。
  サルミアッキはしょっぱいヤツだから、北欧の人でも好き嫌いが分かれるらしい。
  
  DIN-DINを見つけるとは！ はじめ何のことかわからず自分の写真を何度も見返しちゃいましたよ。
  北欧も日本ブームなのか、小さな町でもSushiとRamenが結構あるんですよ。で、日本語メニューなんかをわざと飾っているけれど、スシがスツとか「おしい！」って感じ。
  基本海外ではローカルなものを食べたい派のため、日本食にチャレンジする機会は少ないし、物価高の北欧でそのチャレンジはちょっとね（汗）
  
  スウェーデンの英語表記はストックホルムや観光客が多い都市部のみ。
  フェスの屋台飯には発音記号しか見当たらず、Google Camera起動して必死にオーダー。しかもその発音記号通りに読んでも発音は通じず・・・
  
  人が少ないのは、早朝の散歩や明るいけれど観光客が去った夜の散歩で写真を撮っているから（笑）その代わりお店はオープンしてない。
  でも昼間でも日本のオーバーツーリズムよりは若干マシかもしれません。