2024/11/01 - 2024/11/02
227位(同エリア648件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
こんぴら参りを済ませ、電車で一駅の善通寺駅に立ち寄りました。
雨も強まる中、駅からはちょっと遠めの善通寺に向かいます。
善通寺は、丁度二日後に行われる空海まつりの準備中でした。
善通寺に寄った後は、丸亀まで移動し、丸亀城に向かいます。
標高66Mの亀山に建てられた平山城からは、丸亀市内を見渡す事が出来、また天気がいい日に再訪してみたいなと思いました。
雨の中、駆け足になってしまいましたが、善通寺と丸亀城を巡ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
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JR琴平駅から、電車5分のお隣の善通寺駅で下車。
善通寺駅 駅
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善通寺に向かう途中で見かけたお遍路さん像。
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駅から歩いて約20分ぐらいの善通寺に到着しました。
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お遍路さんの顔出しパネル。
観光客ならともかく、お遍路の恰好した方も利用したりするんだろうか。 -
善通寺の象徴とも云える大きな五重塔。
弘法大師の創建した五重塔は、戦国期の兵火で失われてしまい、その後再建された塔も失火で焼失。現在の塔は、明治35年(1902)に完成したものです。総本山善通寺 寺・神社・教会
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境内にポツンと建っていた鐘楼。
東院の境内はかなり広く、建物がポツンポツンと建っているように見えます。 -
訪れた時は、空海まつりのイベント舞台設営の最中でした。
空海まつりは、毎年11月3日に善通寺で行われているお祭りのようです。 -
本堂となる金堂にも五重塔同様、五色幕が掛けられています。
空海まつりの準備もすでに整っているようです。
善通寺は、弘法大師が唐から帰朝後に父から譲られた土地に、師である恵果和尚が暮らした長安の青龍寺を模して、弘仁4年(813)に建立した寺院です。
寺院名も父の名前・善通(よしみち)から取っているそうです。 -
金堂や五重塔を含めた伽藍全体が、戦国期の永禄元年(1558)に兵火で失われてしまったため、現在見ることが出来るものは再建されたものです。
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金堂の前には、屋根のない手水が設けられています。
真っ直ぐに立ち上がった2体の龍の口から、水が溢れています。
背筋が真っ直ぐに伸びすぎて、チンアナゴ的な立ち方になっています。 -
善通寺は、金堂や五重塔などの伽藍で構成された東院と弘法大師が生まれた佐伯家跡地に建つ御影堂を中心とした誕生院と呼ばれる西院に分かれています。
東院と西院の間には、多数のお地蔵様が鎮座していました。 -
伽藍が建つ東院側の門。
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道路を挟んだ向かい側には、西院の入口となる仁王門。
明治22年(1889)年に再建された門です。 -
仁王門は、明治時代に再建されましたが、門に安置されている仁王像は、南北朝時代の応安3年(1370)に製作されたものです。
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木像ですが、石像のようにも見える色や光沢の仁王様です。
兵火で伽藍が全焼するような被害に遭いながら、大切に守り続けてこられたんですね。 -
仁王門の誕生院側に奉安されている大草履。
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弘法大師が生まれた佐伯家邸宅跡に建てられた御影堂。
天保2年(1831)に建てられたものです。
現在は、善通寺の東院・西院となっていますが、江戸時代までは誕生院と善通寺の別々の寺院だったそうです。
宝物館も見たかったけど、丸亀城にも寄りたかったので今回は断念。 -
善通寺駅から、電車で約15分の丸亀駅で下車し、時間がないのでタクシーに乗って丸亀城にやってきました。
小高い丘の上に建つ現存十二天守の一つ by 赤い彗星さん丸亀城 名所・史跡
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最終入場時間の16時までに天守に到着する必要があるけど、山上の天守は、下から見るとなかなかの高さの場所に建っているなあ。
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丸亀城も若かりし頃に一度訪れているようなのだけど、全く記憶がない。。
香川も数回目だけど、久しく訪れていなかったので、どこも初めて訪れたように新鮮な気分で旅が出来ています。 -
大手一の門は、かなり立派な櫓門です。
寛文10(1670)頃に建てられ、時刻を知らせる太鼓が置かれていたことから、太鼓門とも呼ばれています。 -
基本的に暑い時期を避けた秋から春先が私の旅行期間のため、菊祭りに出会う頻度が高い気がする。
丸亀城菊花展 祭り・イベント
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丸亀市のキャラクタートリオ、京極くん、とり奉行 骨付じゅうじゅう、うちっ娘のパネル。
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京極くんとうちっ娘の顔出しパネル。
とり奉行 骨付じゅうじゅういなくなったと思ったら、京極くんに采配でも持つかのように骨握られていますね。。。 -
この高石垣に至る坂は、なかなかの急坂。
でも時間がないので大急ぎで登坂。
三ノ丸北側のこの高石垣は、20Mを超える高さがあります。 -
井戸跡などがある二の丸を抜け、本丸に向かいます。
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樹木と石垣の間から、天守が見えてきました。
最終入場時間にも十分に間に合いそうです。 -
三層三階の小さな天守ですが、唐破風で装飾されています。
丸亀城は、生駒氏時代の城郭が一国一城令により一度廃城になった後、後年再建が許された後に山崎氏、京極氏時代に城普請され、1660年前後に天守が建てられたと考えられています。 -
弘前城のように人が目にする方向だけ装飾をつけて、あまり人目につかない方向は白壁のままという造りになっているのが、この角度からだとよく分かりますね。
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この角度から見ると、破風はついているけど三層櫓にしか見えないかも。
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小さな天守なので展示物などもほぼありません。
灯りの置き方が、和を感じます。 -
現存天守の階段は、狭くて急が当たり前だけど、その中では登り降りしやすい部類に入ると思われる階段。あくまで個人的な見解ですが。
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天守最上階で見る事が出来る天井。
天井板などは張られておらず、屋根の形に沿った天井を見ることが出来ます。 -
標高66Mの亀山に築かれた天守からの風景。
イメージ的には、標高3桁に届いていそうなくらい見晴らしのいい風景です。
(雨なので霞んでいますが。)
今日も雨の中、良く歩き、良く登ったなあ。 -
刀剣男子・・ゲーム内のご当地キャラなのか?
カラーのマンホール蓋になっているんですね。
調べてみると「にっかり青江」という、にっかり笑う女性の幽霊を切り捨てたという伝説の残る日本刀を、丸亀市立資料館が所蔵しているという所縁があるようです。
にっかり青江なんていう名称を持つ日本刀があるなんて全く知らんかった。。 -
先程のマンホール蓋とは違って、デフォルメされた図柄。
右のキャラクターも刀剣男子なのか?
京極政宗なら、刀剣の名称と気付けそうです。 -
無料で見学できる大手一の門。
閉館時間間際だったので外からだけ。
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