2025/05/20 - 2025/05/21
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新緑の美しい五月の山形を旅しています。
今日は2日目。初日に泊まった「白布温泉 東屋」をチェックアウトしたところです。
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山形の旅の2日目。
初日に泊まった「白布温泉 東屋」を出発します。
お湯はもちろん、食事も部屋も良くて、気持ちのいいお宿でした。
宿の方に見送られ、送迎車に乗り込みます。 -
送迎車は、米沢駅に行く途中で上杉神社の前を通りました。米沢の名所のひとつですから、素通りするのは惜しい気がします。
降りて、寄り道して行くことにしました。
案内図を見ると、松が岬公園の一画のようです。米沢城跡・松が岬公園 名所・史跡
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上杉神社の御祭神は、戦国最強の武将とも言われる上杉謙信です。
参道にかかる舞鶴橋に「毘」の文字が翻っていました。 -
謙信の武勇にあやかって、開運招福・所願成就などのご利益があります。
風格を感じる神社でした。パワースポットなのだそうです。
パワーをいただいて元気に歩き出したところで、雨が降って来ました。旅の雨はちょっと残念です。上杉神社 寺・神社・教会
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摂社、松岬神社にもお詣りしました。
こちらは上杉鷹山を祀っています。
鷹山公は、財政破綻寸前だった米沢藩を再建した名君。天明の大飢饉の際に藩内にひとりも餓死者を出さなかった、という話が伝わっています。理想の上司像アンケートでトップになったことがあるそうです。松岬神社 寺・神社・教会
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上杉氏は明治時代、伯爵に叙爵されました。
その邸宅(再建)の庭園を無料で見学できます。満開のツツジが、雨に香るようでした。上杉記念館(旧上杉伯爵邸)庭園 公園・植物園
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13時8分。米沢駅から今夜の宿「姥湯温泉 枡形屋」に向けて出発です。
最寄は奥羽本線の峠駅。米沢から上りに乗って三つ目の駅です。交通系カードは使えないので、切符を買いました。米沢駅 駅
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米沢から峠に行く奥羽本線は、1日わずか6本。昼の時間帯は、今乗ったこの1本しか走っていません。
到着した峠駅は、仄暗くて夜のようでした。
見上げると、駅全体が黒いスノーシェッドに覆われています。峠駅 駅
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外から見たスノーシェッドです。 -
(写真撮影の許可をいただきました)
峠駅には駅員はいません。そのかわりのように、ホームを法被姿の女性が歩いていました。
「とぉーげのちからもちー……」と呼ぶ声が、広い駅舎に吸い込まれていきます。 -
「峠の力餅」の立ち売りです。駅のそばの店舗から売りに来ているようです。
大福系のお菓子が大好きなので、この力餅は是非食べたいと思っていました。
一箱1,000円。ずっしりと重いです。 -
峠駅には、かつてスイッチバック線路がありました。跡地には、がらんとした空間が広がっています。
その一画に、「姥湯温泉 枡形屋」の送迎車が停まっていました。奥羽本線(上り・下り)の到着時間に合わせて運行しているようです。 -
13時50分。予約客を乗せた送迎車が、峠駅を後にしました。
宿までは、急な山道を登っていきます。
車一台通るのがやっとの狭さで、しかも雨。車内から見下ろすと、ほんとうにすぐ横が絶壁です。もし落ちたら…と想像して鳥肌が立ちました。
送迎車は、クネクネと曲がりながら深い緑を抜けていきます。ベテランドライバーさんのハンドル捌きは危なげありません。
でも、緊張して肩が凝りました。 -
40分ほどで枡形屋の駐車場に着きました。
ここから先は徒歩でしか行けません。吊り橋を渡り、坂道を200メートルほど登ります。荷物は小さなリフトで運んでいただけました。
左に見える小屋には、自家発電の装置が収められています。 -
しばらく登ると山の間に「枡形屋」が見えてきました。人気の秘湯 by ひよこ日和さん姥湯温泉 桝形屋 宿・ホテル
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まだ3時になりませんが、チェックインできました。
今夜泊まるのは、2階の奥の方にある11号室。近年改装されたらしく、秘湯とは思えないほど綺麗でした。
広さは9畳で、ゆったりとしています。
正座が苦手なので、椅子があったら嬉しかったです。 -
入り口そばに、洗面所とトイレ。ペーパータオルがあるのが助かります。 -
クローゼットには浴衣とタオル、それにヘアドライヤーが置いてあります。自家発電の宿なのでドライヤーは期待していませんでした。
流石に冷蔵庫はありませんが、フリーWi-Fiはあります。 -
館内と露天風呂のマップがありました。
上の方にある「おしょうしなっし」は、ありがとう、という米沢の言葉だそう。
山奥の秘湯でこんなに快適な部屋に泊まれるなんて、こちらこそ「おしょうしなっし」です。 -
(誰もいないことを確認して撮影しました)
早速温泉に向かいます。
まずは内湯(女湯)に来ました。こぢんまりしたお風呂で、5人くらいのサイズ感でした。
お湯は、ほぼ透明できりっとした肌触り。ほのかに鉄の香りがあります。
シャワーやシャンプー類があるのは、ここだけです。 -
(誰もいない事を確認して撮影しました)
続いて露天風呂へ。女性専用の「瑠璃の湯」に来ました。
こちらは内湯とは違う泉質。綿のようにまろやかな源泉を、惜しみなく掛け流しにしています。
目隠しの壁はありますが、屋根はありません。雨と風を浴びながらお湯に浸かりました。大自然に溶け込む気分です。 -
(誰もいない事を確認して撮影しました)
「枡形屋」には、他に「山姥の湯」と「薬師の湯」があり、この時間はどちらも混浴でした。女性専用時間は、6時から8時半、18時から20時の2回設けられています。
写真は翌日撮った「山姥の湯」。一番大きな露天風呂です。
姥湯温泉は1533年開湯。初代当主が山姥から湯守を任された、という伝説を読みました。
今も山姥が湯浴みしていそうな、神秘的な露天風呂です。 -
湯上がりに、部屋でお茶を淹れました。
峠の力餅は、柔らかくて滑らかです。もうひとつ食べたいけれど、夕食前なので我慢。
5時半、部屋の外からスタッフさんの声がかかりました。「お食事の支度ができました」とのこと。 -
宿泊者が一堂に集まって夕食です。一階の和室でした。
ちゃぶ台に所狭しと料理が並べられています。
鯉の洗い、サーモンの刺身、煮物…米沢牛のしゃぶしゃぶもあります。後から茶そばも来ました。 -
鯉の甘煮は米沢の名物です。味は見た目ほど濃くなく、クセがなくて食べやすいと思いました。
山奥の宿でこれだけの料理がいただけるのは、本当にありがたいです。
とは言え、ちゃぶ台での食事は食べにくく、落ち着きませんでした。隣の方との間隔が近いのも気になります。
でも、そんなところも秘湯の風情なのかもしれません。 -
もう一度温泉に浸かってから、布団に入りました。
窓の下は川です。きょうの雨で流れが激しくなっているのでしょう。灯を消すと水音がいっそう大きく聞こえます。
にも関わらず、こてんと眠りに落ちました。名湯のおかげかもしれません。 -
翌朝。
窓を開けて景色を眺めました。川は穏やかさを取り戻し、さらさら流れています。山際が朝日に染まって綺麗でした。 -
(山姥の湯のあたりです)
「山姥の湯」「薬師の湯」の朝の女性専用時間は、6時から8時半です。
6時45分、空いた頃を見計らって出かけました。
朝日のさす「山姥の湯」を、山々と巨石が見下ろしています。風景画の中にいるような、極上の露天風呂でした。 -
7時過ぎ。慌ててお湯から上がり、朝食に向かいました。少し遅刻です。
ちゃぶ台には、鮭、煮物、納豆、温泉玉子など、朝食らしい皿が並んでいました。
ご飯は、炊き立てほかほかです。お櫃を空っぽにしました。 -
10時にチェックアウトです。(清算は現金のみでした)
ここで宿を出発するのが普通ですが、山の中なので、そう簡単に動けません。
「姥湯温泉枡形屋」から米沢駅に行く送迎車は、2便あります。
1便目は8時頃(?)、2便目は12時半頃に宿を出発します。奥羽本線の時刻表に合わせているようです。
10時にチェックアウトすると、送迎時間まで2時間半あります。宿の玄関あたりでぼーっと過ごしました。 -
12時15分。宿のリフトに、出発する客のリュックやスーツケースが積み込まれました。 -
荷物を預けたら、駐車場に向かいます。
景色を眺めながら、のんびりと坂道を降りました。
この吊り橋を渡ったところが、送迎車が待つ駐車場です。 -
荷物を満載したリフトが、宿から駐車場に降りてきました。
12時半。荷物を送迎車に詰め込み、姥湯を出発です。車内は、駅に向かう客とスタッフさんで満員でした。
走るのは、来た時と同じ険しい山道です。切り返さないと曲がりきれないカーブ、細くて急な下り坂…改めて、送迎車が頼もしく見えます。
どんどん標高が下がり、駅が近づいて来ました。 -
出発から30分程で、峠駅に到着。仙郷から現実世界に戻った気分になりました。
この無人駅が、きょうの山形旅のスタートです。
これから向かうのは、赤湯温泉「鶴の湯 松島館」。
源泉掛け流しのお湯、それに食事が素晴らしいお宿です。数年前に泊まってから、ずっと忘れられずにいました。
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