⑤マダムの暮らすように旅する高知　2日目の2　モネの庭

2025/06/23 - 2025/06/23

　2025年6月22日(日)から25日(水)高知を旅しました。昨年はツアーで6月始めに「モネの庭」などに来たのですが、青い睡蓮には少し早く、来年は少し遅く来ようと、梅雨真っ只中の6月末になりました。JALパックのマイルで飛行機とホテルを取り、ネットなどで調べプラン作成。高知観光案内所に日参し、その土地在住のプロならではのアドバイスを受けながら、徒歩と公共交通機関を利用し、「土佐の朝市」「モネの庭」「牧野植物園」「紙の博物館」などを回って来ました。主な行程は以下のとおりです。●が該当旅行記です。⑧までありますので、宜しければご覧下さい。
6月22日(日)1日目　①自宅・・自宅最寄りのバス停＝リムジンバスにて羽田空港第一ターミナル　7:30発JAL491便　高知空港8:55着＝バスにて蓮池町通り・・③高知パレスホテル3連泊②・・土佐の朝市・・高知駅・・観光案内所（以後TIC）・・ランチ（於：庄や）・・買い物
23日(月)2日目　④(H)・・高知駅ー奈半利駅＝北川村バス＝●⑤モネの庭＝④バス奈半利駅ー安芸ー後免ー高知駅・・TIC・・買い物
24日(火)3日目　⑥(H)・・高知駅　MY遊バスにて牧野植物園＝高知駅・・ランチ（於：リトルマーメイド）ー⑦伊野・・紙の博物館ー高知駅・・TIC・・買い物
25日(水)4日目　⑧(H)・・蓮池町通り＝高知空港　11:25発JAL 494便　羽田空港12:45着　＝リムジンバスにて自宅最寄りのバス停＝カイロ・・娘宅・・自宅

エリア 北川・奈半利・田野(高知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2025年6月23日(月)旅行2日目の続き
　奈半利で下車、北川村へのバス乗車。マイクロバスです。あのチケットで乗れると思ったら、あれは電車だけだと。慌てて230円支払いました。

奈半利駅 駅

　パスには9分間乗車、モネの庭下車。1日6本！これしか本数がないので、しっかり写真を撮って、記録して、(記憶に残らないので)乗り遅れないようにしなければなりません。

北川村「モネの庭」マルモッタン 公園・植物園

　チケット売り場。係の方は1人しかいず、お客の皆さんも、皆さん1人でいらしているので、前の8人ほどを待ちながら並びました。

　電車の1日パス券を見せると、100円引きで900円になりました。入園券には青い睡蓮の写真。ちなみにこの半券でフランスのモネの庭へも入れます。使うかもと、去年のをそのまま持ってますが。計2枚。ご招待されない限りは多分行かないので、行かれる方、欲しい方、差し上げますよ。または、どなたかご招待してください。

　園内の地図。

　パンフレット
　25周年と表にあります。25周年バージョンの物で、昨年のとは少し変わりました。車なら高知市から90分ほどで着くようです。乗り継ぎなどがないので便利です。

　パンフレット
　除草ひとつをとっても、すべて除去するわけではないこと、花壇の色合いに調和する場合はあえて残し、植物の健やかな生育と生物多様性の保全に努めていると、書かれていました。

　美味しそうなモネの家にも惹かれますが、とにかく、青い睡蓮が咲いているのかどうか、早く見に行きたいです。

　百合の花、萼の数、ちょっとちがいませんか？そんな種類？

　滝も流れてます。

　もう桔梗が咲いてます。秋？

　白いのはよく見かけますが、珍しいピンクです。アベリア。

　青い睡蓮、咲いているのかいないのか、明記されてません。睡蓮は熱帯性なので、ジヴェルニーでは、ついに咲かなかったそう。ここの睡蓮は、モネが苗を仕入れていた所と同じ水生植物園から苗を持ち帰り、大切に育てた結果、見事に咲かせることができたそうです。

　ヤマボウシも綺麗。

　タチアオイ、足元には百合。

　綺麗な、濃いピンクのグラジオラスは半分倒れてます。頭が重い？もう夏です。

　さて水の庭、睡蓮の池。
　庭師が、5月～10月、週に1度池に入り、水草や枯葉を取り除き、葉を裏返すと、前回お聞きしました。手をかけないとこんなに美しい状態は保てません。どこの睡蓮の池を見ても、ここほど葉が丸まらずに、平らの状態が保てている所はないなあと思います。

　ここは外側が薄ピンクの白。

　ここは濃いピンク。

　ここは白

　咲いてる！青い睡蓮！写真を撮って、たまたま先ほどの電車とバスでご一緒になった神戸からいらしたマダムに、「やっと、見られました！咲いてました！青い睡蓮！」と話してると、「あちらの池で二輪咲いてましたよ。」と、どこかのマダム。写メも拝見。おばさんはいつでもどこでも、誰とでも会話できます。まして、この暑い季節に、わざわざ、こんな辺鄙な所まで花を見に来るような「花好き」という共通項があればなおさら。

　蓮もすぐ咲きそう。

　ボートもありました。

　紫陽花も。

　さあ、先ほどのマダムの情報、あちらの池「ボルディゲラの庭」にも咲いているという、二輪の青い睡蓮を見に行きます。今年からあちらの池でも育て始めたとか。

　あった、二輪咲いてます！青い睡蓮！

　もうすぐ開く？蓮。

　こちらは開いてます。

　トンボが止まりました。

　こちらにはラベンダー。

　トンボと青い睡蓮。

　あ、こちらにも二輪咲いてます。合計五輪咲いてました！念願成就。1年越しの夢が叶いました！旅の目標が達成できたので、もう帰っても良いです。（笑）

北川村「モネの庭」マルモッタン 公園・植物園

　赤とんぼと黄色い睡蓮。周りの木々が水面に映り込んでいます。晴れていたら、きっと青い空と白い雲も映り込んで、更に美しいことでしょう。

　沖縄でよく咲いている赤い花、デイゴ。より暑さを感じます。青空と白い雲がちょっぴり、短時間ではありましたが、顔を出しました。

　カフェ　モネの家。惹かれますが、バスの時刻が気になるのでパス。

　半夏生。半分葉が白い。

　藤棚と睡蓮
　名作「睡蓮」が生まれた舞台。浮世絵や日本庭園から影響を受けたモネは、太鼓橋や藤棚、しだれ柳などを配置し、池を美しく縁取りました。

　さて残りの時間が迫って来ます。とりあえず駐車場、そして花の庭へ。
噴水が涼し気。

　グラジオラスが咲いてます。昨年6月の初めには、足元のナスタチウムのオレンジ色が目を惹きました。

　蔦の絡まるショップ。

　こちらはカフェ。

　メニュー。ゆっくり過ごすなら、ここでランチするのもいいかな？と思っていましたが。

　八重のアマリリス。

　フローラルホールを覗きます。

　作品。

　作者。

　白いアジサイも咲いてます。

　売店も覗きます。25周年オリジナル記念グッズも販売してます。

　モネの睡蓮。

　2階から売店を見下ろす。

　個性あふれる作品。
　先ほどの神戸のマダムとバス停でお会いしました。帰りもまた同じバスと電車で高知へ戻られるそう。花の庭へ入ってないとおっしゃり、「5分で見られますか？」と尋ねられました。「お店を突っ切って、ベランダから下のお庭を眺めることはできますが、走って行って5分で戻れるかどうかは、おみ足次第です。」とお答えしました。昨日朝7時の飛行機で来て、MY遊バスで桂浜と牧野植物園、土佐の朝市、ひろめ市場と見て食べて一泊。今日はモネの庭と午後は高知城へ行き、19時の飛行機で帰るそうで。40台に見えましたが、元気に歩き回れる体力と気力がある方とお見受けしました。初めての一人旅だそうですが、素晴らしい！羨ましい！
　念願の青い睡蓮が見られて、大満足で、バスと電車を乗り継いで、高知駅に戻ります。

この旅行記へのコメント （2）

• takaさん 2025/06/30 22:37:13

  モネの庭。

  よしめさん、こんばんは。
  
  「モネの庭」、なかなか雰囲気があっていい所ですね。今回はツアーではなく個人で行かれたとのこと、大都市なら交通の便も良いでしょうけれど、田舎は大変ですね。一つ乗り遅れると、何時間もまたそこで待つというのは恐ろしく大変なことですよね。
  
  睡蓮の池、これ、本当に日本じゃないみたいで、よく作りましたね。睡蓮がとても美しい。余計なものがない。本当に水面がきれいで雑草や藻を丁寧に処理されているんですね。
  
  私も睡蓮が咲く水辺を何回も見たことがありますが、正直言ってどこもあまりきれいではない。水自体が見えないこともあるくらい、汚い雑草で覆われているのですが、こちらは見事に綺麗な状態を保つように手をかけているんですね。
  
  もちろん、ここを観光の目玉としてお客さんを呼ぶ町ですから、当然と言えば当然なのでしょうが、睡蓮の大きさや形も見事にそろっていて、花もいろいろな色があって、ある意味モネの池よりもきれいかも。
  
  青い睡蓮も見事ですが、それ以上に、モネの池の雰囲気の再現力が飛びぬけているというか、絵とは違っても、雰囲気は全く一緒。川の両岸の木や低木、草なども見事に再現されていて、凄い！の一言ですね。こんな所なら私も行って見たいなあと思いました。
  
  ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka

  よしめさん からの返信 2025/07/01 05:44:58

  RE: お早うございます、よしめです。

  　takaさん
  
  　お立ち寄りといいねとコメント、いつもながらありがとうございます。
  　関東は梅雨明け前なのに、この数日好天続きで、洗濯物が良く乾き、干した布団も気持ちよいけれど、暑いです。梅雨が開けたらまた、ずーっとこんな日が続くのかと思うと、怖いです。旭川も暑いようですが、おかわりありませんか？
  
  　モネの庭は、本場のは見たことはありませんが、多分、「手入れしてないように見えて手入れしている」素敵なお庭です。雑草ひとつをとっても、色彩がそばの花と合っていれば、抜かず、整えると聞きました。所どころにモネの絵画が飾ってあって、これを再現しているのだなという事がよく分かるようになっていました。上野さんのお庭もよく手入れされ、大変美しいと思いますが、現代的で、見せる、魅せるための工夫をされているのかな？こことは時代と視点が違うのでしょうね。ぜひ一度いらして、たっぷり滞在し、あちこち写真を撮ってください。
  
  　北海道もそろそろラベンダーや夏の植物が咲き、とうもろこしもメロンも美味しくなってきた頃でしょう？六花亭の美味しいものも食べたく、また訪問したくなりました。
  
  　暑さに向かいます。お体大切に。
  　
  　よしめ