2025/06/14 - 2025/06/14
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kawakoさん
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ボーデン湖畔の小さな町ベルリンゲン/Berlingenにはスイスのナイーブ派を代表する画家、アドルフ・ディートリッヒが生涯暮らした質素な家が今も立っています。
アドルフ・ディートリッヒ(1877年11月9日 ~1957年6月4日)は貧しい農家の7人兄弟の末っ子として生まれました。
教師から絵の才能を見出されていたものの、農作業の手伝いを必要としていた両親からの理解は得られず、長い間一労働者として暮らし、絵を描くことができたのは日曜日だけでした。
50歳近くになってやっと絵に専念できるようになり、1937年から1938年にかけてパリとチューリッヒで開催された展覧会で、ディートリッヒはナイーブ・アートの代表的人物としてついに国際的なブレイクを果たしました。
突然のブレイクにより名声と人気を得たディートリッヒですが、生涯を独身のままこのボーデン湖畔に立つ、小さく素朴な両親の家で過ごしました。
ベルリンゲンからの帰路はフェリーに乗ってシャフハウゼンまでの船旅を楽しみました。
↓料金、タイムテーブルなどはこちらで
https://www.urh.ch/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道 船
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ボーデン湖畔を走る小さな電車に乗ってベルリンゲン/Berlingenにやってきました
( ̄▽ ̄)b チューリヒからだとシャフハウゼン乗り換えで1時間20分ほどです -
ベルリンゲンはドライブなんかだとあっという間に通り過ぎちゃう小さな村です
村の中にスーパーの類は一軒もないけど、湖畔のフェリー乗り場周辺にレストランはあるんですよね -
ゼー通り/See Strasse を歩いてアドルフ・ディートリッヒ・ハウスに向かっています
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赤い木組みが美しい建物がちょこちょこあってドイツっぽさを感じます
湖の対岸はドイツだからねぇ -
この道、けっこう車通りがあるんですが、歩道がデラ狭いんですよw
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歩いていると見覚えのある風景が飛び込んできました
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わ~この庭!よく絵で見たまんまだ~
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この庭はアドルフ・ディートリッヒの作品によく描かれています
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この少女像の背景もこの庭なんですよ
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庭と道路を挟んで向かいに立つ建物がアドルフ・ディートリッヒ・ハウスでした
( ̄▽ ̄;) あの庭、てっきり画家の家の庭だと思ってたんですが、お向さんの庭だったんかw -
二階にディートリッヒのアトリエがあります
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Adolf Dietrich Haus
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( ̄▽ ̄)b アドルフ・ディートリッヒ・ハウスが開館しているのは、サマータイム期間中(要確認)の土曜と日曜の午後2時から午後6時ですのでご注意を
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一階にはビデオルームがあって、中庭に通り抜けできます
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まずは二階のアトリエへ直行しました
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(*'▽') わ~
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Adolf Dietrich Haus
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この頭部像、ひょっとして父親の顔かも
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ここで全ての作品が生み出されたのか~
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描きかけの絵が残されているそうなんですが、これなのかな?
ディートリッヒは外でスケッチは何枚も描きましたが、絵の制作はほとんどここで行ったそうです -
画のタッチからいって細筆を愛用していそうだとは思ってたけど、細いのばっかりだなぁ
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Adolf Dietrich Haus
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Adolf Dietrich Haus
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アトリエの窓からはあの庭がよく見えます
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Adolf Dietrich Haus
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鳥の剥製が多く目につきました
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Adolf Dietrich Haus
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Adolf Dietrich Haus
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一階のビデオルームはミュージアムショップも兼ねていて、大量の絵ハガキがありました
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床の絨毯が素敵~と思ったら、ディートリヒの作品がモチーフになってました
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裏庭に出ます
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植物がいろいろ植えられているせいか、ちょっと狭く感じます
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晴天だったのと湖の照り返しあって眩しいです
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ディートリッヒの絵のモチーフになったのかな?
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庭から湖に出られるようになってます
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暑い日はここで泳いだりしたんでしょうか
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これは画家が最期まで手元に置いていたという犬のバルボの絵ですが、背景に描かれているのはベルリンゲンの風景だそうですよ
( ̄▽ ̄)b アドルフ・ディートリッヒの作品はスイス中の美術館で見られますが、最もまとまって見られるのはトゥールガウ州美術館です
↓元修道院の建物は一見の価値あり
https://4travel.jp/travelogue/11866067 -
アドルフ・ディートリッヒ・ハウスを出て、前の道を町外れのほうへ歩いて行きます
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5~10分ほど歩いたところに駐車場があって、ベンチも並んでいる場所があるのですが、ここから眺めるベルリンゲンの町並みがとても美しいんですよ
ディートリッヒもここからの眺めを描いたそうです -
ではベルリンゲンのフェリー乗り場に向かいます
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フェリー乗り場の周辺には公園やレストランがあって賑わってました
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そろそろかな?
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キタ━(゚∀゚)━! そして思ったよりフェリーのサイズが小さい・・・
( ̄▽ ̄;) ここからでも満員なのが見てわかるw -
(`・ω・´)ゞ さらばベルリンゲン
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屋根の下には尻をねじ込むスペースがなかったw
(;´Д`) ギリギリ半分くらい影に入るような場所に座りましたよ -
ベルリンゲンの次はシュテックボルン/Steckbornに泊まります
↓ここもなかなか美しい所です
https://4travel.jp/travelogue/11380292 -
このフェリー、クロイツリンゲン~シャフハウゼン間を一日数便運航しています
今年は春から雨が少なく川や湖の水位が低いため、一部区間では運休していました -
ボーデン湖(ウンター湖)のスイス側とドイツ側をジグザクと進みながら、ライン川に入っていきます
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シュタイン・アム・ラインの聖ゲオルグ修道院の横を通り過ぎて行きます
聖ゲオルグ修道院 寺院・教会
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4月にここ来た時は水位が下がりすぎて砂浜が出来てたもんなぁ
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シュタイン・アム・ラインのフェリー乗り場では大勢の人が待っていましたが、それ以上の人たちが下船していきました
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(`・ω・´)ゞ さらばシュタイン・アム・ライン
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船内が空いてきて、やっと飲み物頼めましたよw
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のんびりとライン川クルーズを楽しんでいます
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わぁ低いw
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ディーセンホーフェン/ Diessenhofenです
この町は名前ぐらいしか知らなかったんですが、中世の町並みが残る美しい旧市街があるそうです -
町外れに大きな修道院(Ehemaliges Kloster Sankt Katharinental)があるのも見えたんですよね~
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ドイツ側のフェリー乗り場周辺では泳いだりボートに乗ったりしてる人が多かった印象です
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お、いよいよ・・・
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シャフハウゼン到着です
電車で移動すればずっと早いんですが、今回は二時間半ほどの船旅を楽しみました
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