2023/04/08 - 2023/04/08
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kawakoさん
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カルタウゼ・イッティンゲン/Kartause Ittingenは、トゥールガウ州にあるカルトジオ会の元修道院で、ロココ様式の装飾が美しい教会があることでも知られています。
ここは現在、民間の財団がセミナーセンターとして運営しており、敷地内にはホテルやレストランがあります。
修道院の建物の中には修道院博物館とトゥールガウ州美術館が入っています。
最寄り駅はフラウエンフェルド/Frauenfeldで、ここからバス(B819 Kartause Ittingen行)に乗り終点で下車すると、すぐ目の前まで来られますよ。
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乗り換えで降りたチューリッヒ駅では、イースターが近いということでリンツの金のウサギちゃんがいました
( ̄▽ ̄)b 日本ではほとんど馴染みがないイースターですが、キリスト教圏ではクリスマスに並ぶ重要イベントです!もちろんスイスでも大々的にお祝いします
宗教行事なのですが、長ーい冬が終わりを迎えて春になるのを喜ぶ素朴な気持ちが根底にあると、個人的には思っています -
さて、フラウエンフェルド駅からバス(B819)に乗って終点、カルタウゼ・イッティンゲン/Kartause Ittingenで降りると、正門はすぐそこです
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ここはカルトジオ会の元修道院だったところです
焼き網のアトリビュートが見えるので、聖ラウレンティウスでしょうか? -
中に入って左手にある建物は宿泊施設のようです
小さいお店もありました -
で、こちらがklosterladen/修道院ショップだそうです
( ̄▽ ̄)b ちなみにこの小さい家は養蜂箱ですよ -
中に入ると雑貨屋+小さなスーパーといった感じで、この地方のワインや農産物など取り扱っているようです
季節柄、伝統的な方法で染色されたイースターエッグがありましたよ -
入って右手にある建物はレストランです
結婚式などのイベントので貸し切りにすることもできるようです -
乗馬でここに来た人たちがいるようで、水場で馬たちが水を飲んでいました
こういうのを見ると、いかにもヨーロッパだなぁと思いますね -
少し奥に見えているのが今回の目的地の修道院です
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入口はこちらで、中に入ると修道院博物館とトゥールガウ州美術館に分かれています
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Kartause Ittingen
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修道院博物館に行くにはまずミュージアムショップを通り抜けます
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トゥールガウ州美術館のほうは写真の展示も力が入ってるようで、ショップのほうにもこのような品々がありました
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ミュージアムショップ内にあった昔のストーブ
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ミュージアムショップを出て、正面にある扉の向こうは修道院博物館に続いています
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通路に昔の修道院のなんやかやが置かれています
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自然光が当たって綺麗だなと思いました
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焼き網を持った聖人像(聖ラウレンティウス?)
通路の角に立つこの像の辺りに地下や二階に行く階段があるので、良い目印になってます -
元修道院で部屋がいっぱいあるんですが、名前付きの大部屋ではそれぞれ昔の調度品や宗教芸術品の類が飾られています
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この部屋のタンスはデラ立派なんですよ!
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タンスの木彫装飾はめっちゃ見ごたえあり!
中に入っている祭事用の服も素晴らしかったです -
この十字架も立派ですよね~
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扉のノブとか鍵も良かったなぁ
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ここは集会用の部屋だったかな
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この祭壇もすごいんですよ
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木彫の装飾が見事でした
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この修道院ではどの木彫装飾も見ごたえあったなぁ
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廊下を歩いていると部屋が次々に出てきます
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これ昔の修道院の様子らしいです
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ここから先は、修道士の部屋になります
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このやや大きめの部屋は修道士の作業部屋です
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こういう雰囲気だったのかな
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修道士の見ていた風景
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カルトジオ会では修道士は個室を持っています
部屋はめっちゃ小さくて、とくにベッドには驚きました
扉の開いているタンスみたいなものの中がベッドなんですよ! -
中庭にも出られます
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カルトジオ会では共同でのお祈りの際もお互いに口を利くことはなくて、無駄話は一切してはならないそうですが、日曜日と祝日と集会のわずかな時間だけは唯一会話ができるそうです
この中庭もそういう時間を過ごす場所だったのかな -
小部屋が続く回廊の突き当りまで行くとなんか不思議なオブジェが出てきました
この元修道院のΠ形の回廊の右側は修道院博物館、左側はトゥールガウ州美術館に分かれているのですが奥でつながっていて、このまま進むと美術館サイドに入ってしまいます -
ということで、来た通路を引き返して回廊から本館に戻ります
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洗面台かな?
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本館のほうに入ると、ちょっと雰囲気の違う部屋が出てきました
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集会部屋みたいですけど、なんか様式が変わった気がしますね
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修道士たちの肖像画が並んでいる中に、修道女の肖像画が並んでいるのが珍しいなと思って撮った一枚
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また別の部屋に入るとさらにモダンになりました
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近代のブルジョワっぽいな~
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この修道院は700年ほどの歴史があるそうなんですが、最初の300年はアウグスティノ会?で、1461年からカルトジオ会なんだとか
カルトジオ会は1848年に解散したそうですが、この調度品の感じから見て、その後この建物を市の上流市民あたりが使っていたのかもしれませんね -
最初の通路に戻ってきました
この像のそばにある階段を降りると・・・ -
現代的な部屋に出ます
ここは瞑想用の場所だそうで私語厳禁です -
で、次は二階に上がります
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二階の通路からは、後ほど立ち寄る教会を上から見下ろすことができます
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通路の途中に小さな礼拝堂がありました
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天井画もなんか可愛いな~
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通路を進むと本館の二階に出ました
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本館の部屋の一つ
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天井画
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ワイン関連の展示
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ただでさえ狭い空間の壁一面が戸棚で埋まってる部屋
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宗教芸術の展示
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さて一階に降りて、教会に入りますよ
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ここの教会はロココ様式の美しい装飾で有名なんだとか
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実用性は低そうだけど美しい彫刻ですね
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何とも優美な祭壇です
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美しい祭壇画
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おぉ天使がいっぱいいる
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Kloster Kirche
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地下に降りると不思議な空間が・・・
現代アートのスペースになってるようです -
ではトゥールガウ州美術館のほうへ
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レトロな写真の展示
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現代アートとかいろいろあったんですが、私が気になったのがこの部屋の展示です
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いわゆるナイーブアートです
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スイスのナイーブアートを代表する画家、アドルフ・ディートリッヒの作品があるんですよ!
( ´∀`)美~ -
う~ん美しい!
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さて外に出て・・・
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建物の周りを時計回りにぐるっと回っていきます
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ボロい小屋(失礼)があるなーと思ったら、案の定アート作品でした
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よく見るとたてがみとか尾が草なんですよw 植えてあるんかな?
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小さな木戸をくぐった先は・・・
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園芸屋? この修道院は庭も有名なんだそうですが
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修道院の外側にはワイン畑が広がっていました
ワインは祭事で必須だからねぇ・・・ -
ぐるっと回って、修道院の庭がある方に出ました
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並木の保護?の柵が自然の木を使っていて面白いなと思いました
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奥に見えているのは、まだ全然生えそろってないですけど、ハーブのタイムでできたラビリンスです
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この修道院の庭には歴史的な薔薇の品種が250もあるんだとかで、初夏に来ると見ごろだそうです
失敗、ちょっと早く来すぎたなw ここに来るなら6月から7月がお勧めです
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