2025/05/15 - 2025/05/16
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tanochannさん
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ここは、なんだかガンにも効く温泉らしい。
全国から湯治客が大勢押しかけて盛況のようだ。
ホント???ナゾの温泉
秋田県の秘湯めぐりで泊まってみた。
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近くには玉川温泉と新玉川温泉の2軒の宿がある。
新の方は近年の盛況で新しく1998年にopenさせたもの。
こちらはリゾートホテルのような立派な作りになっていて通年営業。
一方、玉川温泉のほうは昔からある元祖湯治場で簡素な旅館部と湯治部があり自炊も出来る。ただ降雪のため11/末から4月中旬まで冬季休業である。
今は2軒とも同じ会社の経営
玉川温泉では、温泉療法を
「泉質刺激による療法」「気候刺激による療法」
「入浴による物理療法」「地熱による温熱療法」「お客様同士による精神的ケア」の5つの総合作用として考えるというコンセプトで、療養に適した環境を提供しているという。
。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急
-
とにかく不思議な温泉である。
日本屈指の強酸性の温泉と、天然の岩盤浴がセットになっているそうな。
しかも岩盤浴の付近には「北投石」というラジウムを含む石があって、そこで放射線を浴びるとガンが快方に向かったとブログには書いてある。
3本立ての温泉効果。
こりゃ、現地に行って確かめねば。。 -
後生掛温泉の翌日は、玉川温泉に1泊することにした。
後生掛温泉の旅行記は書かない。ふけの湯も書かない。
ところがこの辺り交通の便が大変悪く、コロナ禍以来後生掛温泉付近に行くバスは減便されて1日1往復しかない。羽後交通はずっと運休が続いている。
後生掛を9:38に出ると玉川には10:15に着く。ただその一択だけ。
それを逃したら4時間余をかけて徒歩で山越えするしかない。
*マイカーを持っていない場合です。
私はマイカーを買うお金があったら、温泉巡りに資金を回したいほうです。 -
秋北バスで玉川温泉に着きました。
予想外に大きな旅館で、3方を宿泊棟で囲まれています。
湯治棟1つ、旅館棟3つ、浴場棟がバス停の広場の周りにあり賑わっていました。
175室ある大きな宿です。
なお田沢湖駅方面には羽後交通の1日5往復のバスがありますが、このバスは玉川温泉から奥には行きません。玉川温泉 宿・ホテル
-
時はまだ10時半、チェックインまでまだ4時間以上あるので荷物をフロントに預け、まず屋外岩盤浴することにします。
湯治施設なので、立派な売店があり日用品から食料、酒まで調達できます。
肉、豆腐、野菜など自炊の食材も売っています。
では行って見ましょう -
売店には岩盤浴用品のコーナーがあり、ゴザ、バスタオル、クロックス、Tシャツ、傘、帽子などを売っています。レンタルは無いようです。
売店の隣には、使ったゴザを干しておく部屋までありました。 -
旅館棟を出て川に沿って上流に向かうと、自然研究路と屋外で岩盤浴する場所があるようです。
-
丸めたゴザとか、大きな荷物を持った人たちが続々と上流に向かっていました。
おお、岩盤浴仲間ですね。 -
この付近の案内図です。
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川から大量に硫黄ガスの噴き出している付近には、遊歩道にゴザを敷いて寝そべっている方が大勢おられます。
地面に触ってみると、結構地熱で熱くなっています。 -
大噴といわれる場所で、地底からガスと湯が噴き出ています。
97℃と高温で危険なので絶対に入らないよう注意書きがありました。
別府の地獄を見ている気分ですね。
色はエメラルドグリーンですごく綺麗なんですが。 -
こんなにガスを吸ってよく硫化水素中毒にならないかと心配になりますが、硫化水素は重いので川底に溜まり、遊歩道上は通常は危険はないそうです。
噴煙は硫黄を含む蒸気で、硫化水素ではありません。
ラドンを含んでいるそうで、身体いっぱいに浴びている人もいます。
この蒸気を吸えば健康になれるのか。 -
遊歩道の脇に、コブシの花が咲いていました。
硫黄蒸気が充満していても、花は咲くものです。 -
ややっ、、左手に広場があり、鳥居の前あたりにまとまって地面に寝ている人がいますよ。
これはもしかして・・・ -
そう、北投石が散在している場所です。
「健康によい」さらには「末期癌をも治す効果がある」と言われる放射性物質を放出する鉱物で、はBaSO4(硫酸バリウム)が主成分です。 -
このあたりに放射線の強い場所があると聞いていたのでガイガーカウンター(放射線量計)を持参しました。
これは福島の原発事故のとき買っておいたもので、ウクライナ製で小型軽量で頑丈です。ウクライナはチェルノブイリ事故がありましたからね。
神社鳥居前の北投石の上で、最大2.85μSv/h(1時間あたり2.85マイクロシーベルト)を記録しました。資料によると最大4.28にも達するときもあるそうです。
この場所に1年間いると、年間被ばく線量の許容量を超すことになります。
もしもここに家を建てて住んだら危険ですが、1~2週間だったら問題にならない量です。
この計器をもってウロウロしていたら、数人の方からどれくらいの線量があるのか聞かれました。計器がないと、どこの線量が強いのかわからないのです。
アラームを25μSv/hに設定していたらピーピー鳴りっぱなしでした。
玉川温泉薬師神社前 -
更に奥に進むと、むき出た岩が硫黄で白くなっています。
地獄谷の様相ですね。 -
屋外岩盤浴小屋が見えてきました。
これは40℃くらいの熱い岩盤の上に建てられており、この上に1時間ほど横たわっていると汗をかいて代謝が促進するそうです。 -
ここは大人気の場所で朝6時から場所取りしているそうで、入りきれなかった人は小屋の外でも寝そべっています。
-
中には足の踏み場もないほど大勢の人が入っていますね。
注意書きが貼ってありますが・・・ -
看板が自然光で退色して読めないので画像補正して読めるようにしました。
テント利用時のルールです。(小屋のことをテントと言うらしい) -
こちらは場所利用に関する注意事項。
-
ちょうど帰った人がいたので、入れ替わりに小屋へ入れました。ラッキー(⌒∇⌒)
中はこんな感じで日よけの屋根だけがある感じです。 -
下は素の岩盤でデコボコしています。
岩の表面はかなり熱いので、ゴザとタオルを敷かないと寝ていられません。
同じ姿勢で寝ていると低温やけどするので、10分おきに寝返りをします。 -
寝そべって天井をパチリ。
木の骨組みにブリキ屋根です。真夏は暑そうですね。 -
この小屋内は放射線レベルはそんなに高くはありませんでした。
0.6から1.2の間くらい。
でも放射線ホルミシス(微弱な放射線で刺激して、免疫力を高めで自然治癒させる)には適切な量なのかも。
*都市部だと平常時は0.03から0.1くらいですから(自然放射線)それより1桁高いです。
福島原発事故の直後は都内でも0.5から1.8が普通でしたから、ずいぶん下がったものです。 -
岩盤の上に温度計をじか置きしたら38.9℃。
赤外線温度計ならもう少し高く出るかも。 -
小一時間寝ていたら、結構汗をかきました。
中には厚着したり、アルミシートにくるまって発汗促進している人もいます。
サウナに入るのと効果は違うのでしょうか?
私にはわかりません。 -
更に上流を見ると、土砂崩壊地で砂防ダムもあります。
焼山は活火山で、恐山の地獄のような様相です。 -
この周辺の広域地図です。
秋田焼山 自然・景勝地
-
昼過ぎとなり、おなかがすいたので食堂へ。
13:30がラストオーダーなのでε≡≡ヘ( ´Д`)ノいそげ~
宿泊すると、この食堂で夕食、朝食もいただきます。 -
ランチメニューです。
券売機で食券を買う方式です。 -
秋田三昧のAセットをいただきました。
豚丼と稲庭うどんにスイーツがついて1300円とお得です。
あー大汗かいたのでビールも~ -
比内地鶏のスープがサービスです。
この粉末スープが売店で売られていました。 -
こちらが旅館部の玄関です。
14時を過ぎたので、フロントへ。
早めにチェックインさせて頂きました。
14時半のバスで着いた方が続々やってきます。
お迎えの方が3人いて、この階段を荷物を運んで下さいます。
病人、老人にやさしい玉川温泉。 -
さすが秋田県、玄関前には青鬼のなまはげもお出迎えですよ。
-
部屋は南館3階で、フロントや風呂からかなり遠いところです。
でもエレベータやスロープがあるので意外に移動は楽でした。
館内にスロープはあるけどバリアフリー
6.5畳の和室でトイレ付き、広縁なし1泊2食付き1人15440円です。
旅館部でも南館以外は部屋にテレビがなく、談話室で共同で観ます。
布団はすでに半分にたたんで床に出されています。 -
さすが湯治場、館内にはエレベータがありバリアフリーに考慮され年寄りにはやさしい。
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風呂と食事に行くときは、これを首にかけておきます。
日帰り客、湯治客と旅館客を区別するものらしい。 -
カギは2つ。良い温泉の鏡、気が利いてますね。
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単身湯治者が多いので、コミュニティールームがあり談話を推奨しています。
楽しく語れば病もふっとぶ。 -
ここは長期逗留の方も多いので、毎夜映画上映会など娯楽行事も行われます。
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館内には宿泊棟4館と浴場棟があり結構複雑な構造です。
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平面図です。迷子になりそう。
旅館部でも、西館と南館はテレビとトイレがついていますが、本館と東館、それ自炊棟にはついていないので予約のときは注意です。 -
本館と大浴場を結ぶ連絡橋より上流側を見る。
右奥の建物が屋内岩盤浴、右手前が大浴場
奥の噴煙は源泉のあたり。 -
大浴場の入口です。
昼間は右の番台で、お姉さんが入浴券のチェックをされています。
大浴場は湯治棟側にあり、旅館棟からは渡り廊下を超えて来ます。
部屋からは3回違うエレベータに乗換えです。
この風呂に入るにあたり、厳しいお約束が1つだけあります。
それは「浴槽の湯で絶対に顔を洗ってはいけない」
万一、強酸性の湯が目に入ったら・・・エラいことになります。
それこそ病院送りかも。
岩盤浴で日焼けした顔を洗うと、腫れあがります。
なにしろ、塩酸ですから。 -
同じフロアに源泉100%、50%、弱酸性、湯華湯、ぬる湯、気泡湯、立ち湯、寝湯、うたせ湯、蒸気湯(サウナ)、箱蒸し湯の11の浴槽と飲泉が並んでいました。
今年からあつ湯が湯華湯に変わったそうです
飲泉は源泉を50倍程度に薄めて飲まないと、歯が溶けるので注意。
とりあえず味見します。うーー、、酸っぱい。。
草津や酸ヶ湯の苦みのある味とは明らかに違います。
塩酸⇒酸っぱい
硫酸⇒苦い
硝酸、どうだったかな。
中学の理科実験を想い出しました。
浴槽と壁は腐食に強いヒバの木材です。
洗い場のカランはプラ製になっていました。
男女は同じものが対称に配置されています。
強酸性の蒸気が充満しているので、金属、電子機器は浴室内持込禁止です。
ビニル袋で密閉して行って急いで1枚だけ撮りました。
1か月経ってもカメラはまだ無事でした。 -
日帰り入浴は大浴場入口の券売機で入浴券を買います。
大人800円。 -
お得なセット券もありました。
やっぱ風呂上りには、広間でゴロンとしてビール飲みたいでしょ。
ビールは館内では、大浴場前の自販機が一番安かったです。(食堂、売店よりも) -
案内には書いてなかったですが、実は貸切浴場もありました。
フロントで予約して45分、宿泊者は無料です。
やはりヒバの浴槽で4人くらいは入れるサイズで、窓を開けると駐車場が見えました。
源泉50%の湯ですが、10分以上入っていると皮膚の弱いところがヒリヒリしてきます。100%の湯だと2分くらいで会陰部に違和感を感じてきます。
ガマンして入り続けると炎症するので注意。
切り傷、擦り傷などがあると浸みて痛いです。
新玉川では貸切は3ヶ所ありましたが、玉川は1ヶ所のみです。だから大きくPRしてないんでしょう。やはりタトゥとか要介護者で貸切は必要ですから。 -
源泉から大浴場に湯を送るパイプ。
途中で冷ましたり薄めたりしているので、かなり複雑な配管です。 -
夕食は17:30~19:30の間の予約した時刻に食堂に行きます。
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献立はメイン1品+バイキングです。
この日のメインは、魚料理(白身魚の道明寺ぎんあん)か肉料理(鶏肉のクリームソース煮)のうち1品を選びます。ヘルシーですね。 -
メイン1品以外は20種のバイキングです。
いかにもの既製品ではなく、ちゃんと調理しているものが並んでいます。 -
人気のものは、すぐにこうなる・・・
筍マヨ味噌田楽 これはなかなかおいしい
皆さんわかってますね。 -
姫茸と身欠きにしん煮
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ずいぶん控えめに・・
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ライチ、キウイ
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ドリンクメニュー
館内の売店、自販機と比べ食堂は割とお高めな値段設定でした。 -
日本酒の呑み比べセットをたのみました。
秋田の地酒はマイルドで好みです。 -
ライブキッチンで揚げたての天ぷらも。
これは何個でもいただけます。 -
自分でつくるお茶漬け。
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デザートも美味しそう。
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こちらが玉川温泉の源泉です。
pH=1.12などという、トンデモナイ酸性の湯は初めてです
単純泉などと違ってかなり「重い温泉」のようで、結構疲れましたね。
効能も大きいんでしょうが。
食後、もう一度入ろうと思っていたら知らぬ間に寝ていました。
塩酸系の味でとてつもなく酢っぱい。
青森の酢ヶ湯温泉や草津温泉は同じ酸性泉でも硫酸系なので、酸っぱいよりも苦いのが先にきます。 -
翌朝も同じ食堂でバイキングです。
やはり20品目くらいありました。 -
チンゲン菜おひたし
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野菜ピクルス
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朝はカレーもあります。
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有名な岩泉ヨーグルト。
粘りがあって、とてもおいしい。
なかなか食べられない逸品です。 -
サラダはどれも、みずみずしい。
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パンのコーナー。
クロワッサン、フレンチトーストもありました。 -
健康的な朝食。
身体の内側、外側からヘルシーにします。 -
トマトのヘタがピンとしています。
朝獲れでしょうか。チョー新鮮です。
バイキングでこんなのが出るのは珍しい。 -
チェックアウト後はまた遊歩道に行って岩盤浴します。
この時は日が照っていてかなり暑くなり、みんな傘で日よけしています。 -
お昼は売店で売っている玉川名物の温泉玉子(かたゆで)と嶽君を買っていただきました。とてもおいしい。
湿度により黒玉子になったり、茶褐色になったりするそうです。 -
バスはこれしかありません。
14時発の田沢湖行きで帰りました。 -
玉川温泉と新玉川温泉は同一経営なので、フロントに言えば写真左上の入浴券をいただけ、チェックアウト日の18時まで相互入浴が可能です。
新玉川の風呂は露天風呂があるほかは玉川と全く同じです。
*写真のその他は今回使った回数券に早トク21(50%引の特急券)など。 -
玉川と新玉川の間は、無料シャトルバスがあって相互に湯めぐりができます。
雪のない時には遊歩道があって10分強で往き来出来るんですが。 -
田沢湖から盛岡まで普通列車に乗りました。770円別払い。
途中の信号場でこまち号とすれ違い。
こんな写真、他では撮れません。田沢湖駅 駅
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盛岡で下車し盛楼閣で冷麺と焼肉を食べたあと、はやぶさ号で帰宅しました。
田沢湖からこまち号に乗ると、盛岡で途中下車できないので普通列車にしたのです。
玉川温泉は、余命3か月と宣告されたがん患者を連れてきたら1年延命したという手記がありました。きっと効果はあるのでしょう。盛楼閣 グルメ・レストラン
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今回、玉川温泉というかなり特殊な温泉体験をしました。
強酸性泉、天然岩盤浴、ラジウム・ラドンなど自然の放射線浴。
ここはJRの地・温泉にも入っているので観光客もいるでしょうが、周囲を見渡すと半数以上の方は、やはり健康に不安があって治療にこられているのを強く感じました。
これを書くにあたって、多くの資料やクチコミを読みました。
ガンに関しては「科学的根拠は無い」ということらしいですが、前出のように効果は見られるという評価も数多く見受けられました。健康増進にも効果があり活力が出たというクチコミも多数ああります。信ずることが自己免疫の向上にも役立つという説があります。
迷信以上、科学未満というグレーな領域が世の中には数多くあります。
温泉治療もまたその一旦を担っているんだという印象を強く持ちました。
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公式には玉川温泉の効能は下記で、難病にも効果があるという記載はありません。
・リウマチを含む神経系統の疾患
・生体の免疫力・抗菌力の増強、健康増進に対する効果
・血圧等循環器系統の疾患
・肝機能の活発化に対する効果
・脊髄性並びに脳性小児麻痺
・疲労回復に対する効果
・貧血症並びに白血球減少症
・細胞の活発化と若返りに対する効果
・皮膚病 -
そういえば、このバスの色どこかで見たことありません?
そう、国際興業バスと同じカラーリングなんです。
秋北バス、岩手県北バス、山梨交通バス、十和田観光電鉄バスは元国際興業グループで中古車両を融通しあっているためです。関係なさそうに見える地方のバス会社も、こういったところで繋がっているんですね。
なお、よそから買った別のカラーの車両と混用している会社もあります。
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