ユーレイルパス　オビドスへ　乗り遅れて助けられて　27日目

2025/06/03 - 2025/06/03

列車が10分ほど遅れたために接続列車に乗れず。今夜のホテルまで辿り着けるか？
今日は列車を4本乗り継いでオビドスまで行く。ドゥエロ川沿いのTuaからポルトで乗り換えgrammaで乗り換えFigueiraで時間僅少で乗り換えようとしたら到着と同時に発車して行ってしまった。
車掌にあらかじめ言っておけばよかったのだろうけど、みんな乗り換えると思っていたら私だけ。ユーレイルのアプリで調べても今日中にオビドスへ着けない。
困っていたら降りてきた男性が新しいルートを提案してくれて、なんとかオルビスの6kmほど手前まで辿り着ける。その後はタクシーで行けばいいやと思っていた。教えてもらったルートに乗ってcoimbra-B駅で乗り換えた際、乗っていた女性にオドビス方面へ行きますか？と聞いたところ、私もそちらに行きますと言う。さらに、そこからタクシーはありますかと聞いたところ、タクシーはボラれるのでUberアプリでタクシー呼んだ方がいいと言われたので、Uberアプリをダウンロードして準備したところSMS認証が必要のため電話番号を持っていない私は使えないことが判明した。
駅についてから女性にアプリダメでしたと話したところ、女性を迎えにきていたお母さんの車で送ってあげると言う。
ありがたく送ってもらう事にした、その際腹減っていないかと言われ、パンも戴いてしまった。
オドビスまで送って頂いたはいいが、泊まるホテルには入れず。事前に遅れる旨をメールしておいたにもかかわらず返信がなかった。
仕方ないので、近所のバーのにいちゃんに、ホテルはないかと聞いたところ、やっていそうなホテルを案内してくれて。運良くホテルに泊まれたのは23時。
大勢の人の助けを借りてなんとか野宿する事なくたどり着くことができました。ポルトガルの皆さんに感謝です。

エリア オビドス(ポルトガル)

朝食
ハムとスクランブルエッグ

ドゥエロ川を見ながら
あまり綺麗な川じゃないけどね
向こう側の畑はブドウ畑。ブドウの木は小さいけれど斜面にものすごい数の畑がある。ワイナリーも近くにある。
ポートワインで有名なところ。ワインが安い。2ユーロ位から750mlのコルク栓の付いたワインが買える。コルクはポルトガルの名産品。

川を航行する遊覧船
ダムが幾つかあるのにこんな大きな船が航行しているのが不思議。

Tua駅
この列車で帰る

この駅は列車が行き違いできる。
この駅員さんが、あっちのポイントを返し、黄色い旗を出して列車を入れ、歩いて反対のポイントまで500m位行き、ポイントを返して行き違いの列車を入れる。
これを毎回やっているようだ。1日5本くらいなんだけど。でも毎回歩いているのはすごい、自転車でも使えばいいのに。それより自動化して欲しい。

車内はちょっと豪華

駅長さん
手に持っているのは赤旗と手帳のような紙。これが通票の代わりなのかな

ポルト駅切符売り場
乗り換え時間まで15分しかないけどここで指定券を買う
意外と空いていてすんなり買えた

ICと呼ばれる高速列車でもないけど200km/hくらい出る。電気機関車が7両の客車を引っ張っている。

一等車に乗る

一等車の車内
今回はシングル座席で進行方向向き

でも、なんか暗いと思ったら、窓が落書きで何も見えない。
片面全て落書き。もう片面は落書きはないが、窓が汚い。夜間留置中にやられたのだろう。
仕方がないので反対側の落書きがしていない、空いている席に座る。
特急列車の一等車なのにこの落書きは酷い。

ローカル列車に乗り換える
この列車が遅れて、乗り換え駅で次の列車に置いていかれる。

乗客の男性に提案してもらった他のルートでオビドスへ向かう
この列車も落書きだらけ。

この車内で、女性にオドビス方面に行くか聞いたところ、私も行くと教えてくれた。
オドビスから先はUberでタクシーを呼べばいいとアドバイスしてくれたが、私はデーターSIMだけなのでSMSでの認証ができず使えなかった。

この女性が終着について母親が迎えにきていたため、私をオドビスまで乗せて行ってくれた。感謝感謝です。
しかし、この女性と別れた後ホテルへ向かうも鍵がかかっていて入れず、他のホテルを探して泊まる事に。運良く空いていたのと、ここは観光地なので宿泊場所は複数あった。ありがたかった。