2025/04/26 - 2025/05/05
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どどさん
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2025のGWに1人でフランス(パリと近郊)を旅行しました。自分用の記録と、これから旅行に行かれる方に、僅かでも参考になればと思い、この旅行記を書きます。
4/26(土)JALでCDG空港へ、パリの友人宅
4/27(日)パリ市内のアパートに入居、スーパーで買い物、オランジュリー美術館、サントゥスタッシュ教会、またスーパー
4/28(月)ルーアンへ日帰り旅
★4/29(火)ノートルダム大聖堂、オルセー美術館、ランチ、ボンマルシェで買い物(今ここ)
4/30(水)オルレアンへ日帰り旅
5/1(木)ショッピング、サンシュルピス教会、レオンでランチ
5/2(金)ノートルダム大聖堂、ショッピング、ギャラリーラファイエット、コンコルド広場、アレクサンドル三世橋
5/3(土)ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂
5/4(日)リシュリュー図書館、CDG空港へ
5/5(月) 夕方に羽田着
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おはようございます。4/29(火)の朝です。
今朝、5時くらいに起きて、ノートルダム大聖堂のアプリを開いたら、9時入場の予約が取れたので、まずはノートルダムに向かいます。
10時半にオルセー美術館の予約をしてるので、ノートルダムに1時間くらいはいられます。 -
メトロのサン・ミッシェル=ノートルダム駅で降ります。
ここに大好きなサン・ミッシェルの噴水があるのですが、今は工事中でした。残念!サンミッシェル広場 広場・公園
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再開したノートルダム大聖堂です。火災が起きた2019年4月15日のことは、ショックで忘れられません。
火災の数日前に、旅行でノートルダム大聖堂に来ていました。
再建の話が進んでも、もう私が生きている間には再開できないのでは…もう二度とノートルダムには入れないのでは…と思っていました。
わずか6年で再開できるなんて、フランスの技術力は素晴らしいです。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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シャルル・マーニューの銅像はいつもと変わらず。
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よく見ると、まだ足場もけっこうあって、修復が進んでいるようです。
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私は9時の予約でしたが、15分くらい前に入れました。
ちなみに、ノートルダム大聖堂の公式アプリでは9時以降しか予約できないのですが、大聖堂は朝8時から開いてます。たいてい8時からミサも行われているので、8時前に行って予約なしの列に並べば、ほとんど待たずに予約なしでも入れます。
予約なしで日中や午後に並んで入ることもできますが、かなーり長時間並ぶことを覚悟しなければならないと思います。 -
現代アートも飾られていました!
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南のバラ窓。
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ノートルダム中央部に、イエスの生涯を描いた立体の壁画があります。
これは最後の晩餐。イエスの手にキスしてるのは、誰でしょうか?もし「ユダの接吻」の場面ならば、手にキスをしている人物がユダです。兵士達に誰がイエスなのか知らせるための裏切りの接吻なのです。 -
幼児大虐殺の場面。イエスの誕生を知ったヘロデ王が、国中の幼児の虐殺を命じたのです。
その頃、イエスと家族はエジプトに逃げていたので、殺されずにすんだのです。 -
これは受胎告知。左の青い服の女性が聖母マリアで、右が大天使ガブリエルです。
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まだ重機も置いてありました。
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ステンドグラスって、開くんだ~!という素朴な感想。
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聖遺物を納めた箱です。
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消防士たちの活躍が讃えられています。
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壁や天井も色鮮やかに修復されていて、とても美しいです。
昔はこのような装飾がされていたのですね。 -
尖塔に付いていた風見鶏。火災の熱で変形してしまいました。
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ノートルダムにいるジャンヌ・ダルクです。
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北のバラ窓。
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全体的に壁や天井は、白っぽく綺麗になり、彩色が復活した場所は色鮮やかになり、昔の状態を再現しようと最新の技術が駆使されていることが分かります。
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奥側の内陣にはピエタ像。内陣は信者の方のみが入れるということでした。私は信者ではないので遠くから。
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中国の絵画も飾られていて、多様性が表されていると思いました。
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天井が綺麗!
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ガーゴイルも修復されています。
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もっと時間をかけてじっくり見たいのですが、オルセー美術館へ移動します。
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左岸からバスで向かいます。
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美術館に着いたのは10時過ぎ。大行列ができてますが、並ぶ列は、10時の列と10時半の列は別々でした。どこに並ぶのか、かなり分かりにくいので、皆さんスタッフの方に聞いてたので、臆せず聞くのがベストです。
オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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最初に5階まで上がります。この時間ならカフェ・カンパーナもガラガラですね。入りたい…けど、13時半に近くのレストランを予約してる…ので我慢。
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とりあえず名画。星月夜は大人気で人だかりが凄い…しばらく待ってからようやくじっくり見られました。
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モネのルーアン大聖堂が5枚ありました。昨日見たあの大聖堂、感慨深いです。
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5枚のルーアン大聖堂の絵は、全部光の当たり方が異なっており、時間の経過で色彩がこれほど変わることが、印象的でした。モネはルーアン大聖堂の絵を約30枚くらい描いたそうなので、世界中に点在したこの絵を見て周りたいなと思いました。
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マネの草上の昼食。高校生の美術の授業もしていました。フランスの学校では、保育園から高校まで、年齢に関わらず本物を観て、その絵を解釈する授業があります。絵の描かれた背景や歴史も踏まえて観ると、良くわかるようになります。
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ロダンの地獄の門です。上の方中央に考える人がいます。死者の向かう先が天国か地獄か考えているのです。
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地獄の門のアップです。これはウゴリーノ伯爵。ダンテの神曲に登場する人物ですが、実在したイタリアの貴族です。
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ロダンは、ウゴリーノの彫刻は地獄の門とは別に製作しています。
ウゴリーノはイタリアのピサを治める領主でしたが、度重なる内紛などにより反乱を起こされ投獄されました。ウゴリーノは、息子や孫たちとともにグアランディ塔に投獄され、1289年3月には命令により牢獄の鍵はアルノ川に投棄され、ウゴリーノたちは監禁されたまま、食料を断たれて餓死したということです。伝説では、ウゴリーノは息子や孫たちを食べたとか、自分の指を食べたという逸話も残されています。 -
ギュスターヴ・モローのオルフェウス。
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ロダンのバルザック像。
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ロダンのパンセ(考える人)です。有名な考える人とは別の作品ですが、この作品のモデルはカミーユ・クローデルです。カミーユはロダンの弟子であり、愛人でした。若くて才能があり、しかも美しいカミーユは、ロダンとその妻との三角関係に悩みながら、だんだんと精神を病んでいくのです。
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カミーユの作品、Âge Mûr (成熟した年齢)です。男性がロダン、男性を連れて行こうとする老婆がロダンの妻、引き留めようと縋っている若い女がカミーユという、分かりやすい三角関係です。
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アングルの泉。肌がツルツルに描かれております。
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ドラクロワのライオン狩。
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オルセー美術館の前のサイ。
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ゾウの躍動感が素晴らしい!
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この馬は、棘に怯えてて、なんだか可哀想です。
さて、オルセー美術館では大好きなアンリ・ルソーの絵は観られなかった(外部に貸出中)のですが、それでも充分満足しました。本当はもっと居たいけれど、ランチの予約をしているので、レストランに向かいます。 -
Le Gentilというレストランを13時半に予約していました。ミシュラン掲載店です!日本人のご夫婦のお店なので、日本語OKというところも安心であります。https://guide.michelin.com/jp/ja/ile-de-france/paris/restaurant/le-gentil
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日替わりランチの前菜、メイン、デザートで29€でした。私はビールとワインも飲みました。めちゃくちゃ美味しかったです。
前菜は半熟卵の入った冷製スープ、メインは牛のステーキ、デザートは豆腐プリンでした。 -
めちゃくちゃ美味しかった。また来たい。本当はこの旅行中にもう一度来たかったけれど、お店のお休みもあって叶いませんでした。でも、次の旅行でも必ず!
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食後は散歩がてら、オーステルリッツの駅に向かいます。しかし、この日も暑い…
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明日は友人と、オルレアンへ行くため、オーステルリッツ駅の下見に来ました。待ち合わせ場所を探しておきます。
パリから地方に行く時は、行き先によって駅が違うのです。この駅はフランス南西部方面の列車が主に発着します。 -
駅の待合室です。他のGareより若干ボロさがあります。
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オーステルリッツ駅発着のメトロは地上を走ります。
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メトロミュージシャン。素敵な歌声でした。
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またしても、バネタイプの手動ドア。
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道端のカフェも絵になります。
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オデオン駅のホームはカラフルです。
この日は、この後、ボンマルシェやその付近でお買い物して、早めにアパートに帰ってゆっくりしました。明日のオルレアン行きに備えて、早く寝ます。オデオン駅 駅
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