あおもり街あるき（2）善知鳥神社

2025/05/14 - 2025/05/20

5月19日（月）
青森市発祥の地いわれる善知鳥神社を参拝。
現在の青森市が善知鳥村と呼ばれていた5世紀中頃、この地を治めていた善知鳥中納言安方（うとうちゅうなごんやすかた）が、宗像三女神を祭神として祀ったことが始まりとされているそうです。

エリア 青森市内(青森)

5月19日（月）
13:56　
善知鳥神社を参拝。「うとう」と読みます。

坂上田村麿とのゆかり。

由緒

御祭神
宗像三女神
多紀理毘売命　
市寸島比売命　
多岐都比売命

末社の稲荷神社の近くには、なかなかシュールな作品。

鳥は善知鳥、悪知鳥と変幻し世界を視ると。

芭蕉の句碑
名月や鶴脛高き遠干潟

うとう沼
昔は「安潟」と呼ばれた広い湖沼で、大嵐でもこの湖沼に入ったら船は安全といわれた場所だったようです。

善知鳥は、中型の海鳥で個性が強く親子の情愛が深い鳥。「善 」は徳の究極。「知 」は神を祀ることによって神より与えられたもの。「鳥」は予知能力をもち天空の神々と地上の世界を結ぶ。神使の象徴として「善知鳥」の字をあてたとありました。

青森郵便局創業の地記念碑

14:38
神社前の道には、奥州街道終点記念の碑。
奥州街道は江戸時代五街道のひとつで、起点は東京日本橋。終点はさまざまな説があって、江戸時代初期の幕府撰慶長日本図によると、津軽藩の出張機関が置かれていた青森市安方地域が終点とされているそう。

読みにくいけど、青森市道路元標もありました。