念願の世界一周！前半その４　イースター島②

2025/04/05 - 2025/04/07

イースター島３日目は、半日ツアーを２つ。これでチケットが必要な国立公園にすべて行くことができます。コロナ以降、ガイド付きでないと入れなくなったということでした。チケットなしで見られるモアイ像もたくさんあります。
４日目はのんびり街を散策。　最終日は雨のため、あまり動けませんでした。

（モアイ像についての記事は「世界遺産イースター島完全ガイド」ダイヤモンド社より）


〇いつか行きたいと思っていた世界一周！
スターアライアンスの世界一周航空券を昨年６月に購入し、試行錯誤しながら計画を立ててきました。
２０日以上の旅をしたことがない私たち。行きたかったところを詰め込むと、どうしても長くなってしまうので2つに分けることにしました。
前半は南米を主にして、ヨーロッパへ渡ってから 一旦 日本に戻ります。
前半は以下のようなコースとなりました。

名古屋→ 羽田 →ニューヨーク →リマ（ペルー）
★ここから個別手配　
リマ→クスコ →リマ→ ラパス →ウユニ →ラパス→ リマ→ サンティアゴ →イースター島→ サンティアゴ
★ここから世界一周航空券に戻り
サンティアゴ →ボゴタ→ ニューヨーク →フランクフルト
★ここから列車で
フランクフルト →アムステルダム →ブリュッセル
★ここで 前半を終わり 一時帰国
ブリュッセル →イスタンブール→ 羽田→名古屋　（特典航空券を別手配）

エリア イースター島(チリ)

今日の午前中は半日ツアーです。まずオロンゴの儀式村にやってきました。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

海に見える3つの島。奥の一番大きな島 モトゥ・ヌイに泳いで渡り、 飛来する海鳥の最初の卵を持ってくるという鳥人儀礼が行われていたそうです。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

超人儀礼の際に使われたとされる住居 も復元されています。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

このような住居が51 も復元されているそうです。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

入り口はこのように深くなっています。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

テホという 薄い 石を積み重ねて作られています。細かく綺麗な石積みです。

オロンゴ儀式村 散歩・街歩き

上には カルデラ湖があります。ラノ・カウは大きなコニーデ火山で、すり鉢の底にある カルデラ湖は直径1.6km あるそうです。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

周りの石には岩絵のようなものが見えます。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

至る所に遺跡が。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

カルデラ湖が一望できるスポット。湖は約200m 下にあります。葦の島がたくさん 浮いています。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

水深は4～5m あり 島の水源にもなっているそうです。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

展望台の石には鳥人間 （タンガタ・マヌ）が彫られていました。 かなり薄くなってしまっています。

ラノカウ展望台 滝・河川・湖

アフ・ビナプに来ました。

アフ ピナプ 建造物

モアイは全て倒されてしまっていますが、 ここの石組みは島のどこよりも美しい そうです。

アフ ピナプ 建造物

このアフの石組みが インカの石組みと似ているので、ヘイエルダールは南米起源説を確信したそうです。

アフ ピナプ 建造物

確かに、マチュピチュやクスコで見た石組みと似ています。

アフ ピナプ 建造物

もっとも、現在ではポリネシア起源説が有力だそうです。

アフ ピナプ 建造物

大きなプカオが点々と残されています。

アフ ピナプ 建造物

女性のモアイといわれているもの。プカオと同じ赤い石で作られています。

アフ ピナプ 建造物

顔だけが埋まってしまったモアイさん。

アフ ピナプ 建造物

大きなモアイもすべて倒されてしまっています。
これで午前のツアーは終わり。

アフ ピナプ 建造物

ツアー客の2人を降ろすため、空港に寄ったところ、ちょうど飛行機が到着するところでした!
ドライバーさんがしばらく停車して、着陸の様子を見せてくれました。

マタベリ国際空港 (IPC) 空港

午後のツアーは３時から、また同じガイドさんとともに、まずはアフ・タハイへ。

アフ タハイ 史跡・遺跡

ここには、唯一イミテーションの目がはめ込まれたアフ・コテリクがあります。逆光なのでちょっと分かりにくいですが。

アフ コテリク 史跡・遺跡

一体だけの大きなモアイ、アフ・タハイと、５体のモアイが立つアフ・バイ・ウリ。

アフ タハイ 史跡・遺跡

頭が欠けたモアイや、胴体だけの小さなモアイ、 台座だけ など、不揃いながら絵になります。700年代と、初期に立てられたものだそうです。

アフ バイ ウリ 史跡・遺跡

アフ・タハイは中期、アフ・コテリクは後期に作られたものだそう。

アフ タハイ 史跡・遺跡

次はアフ・アキビです。

アフ アキビ 建造物

ここのモアイは、海のほうを向いて立っています。

アフ アキビ 建造物

モアイは守り神 だったため 海を背にして 村を見下ろすように建てられるのが一般的でしたが ここのモアイ だけは海を眺めて立っています。

アフ アキビ 建造物

伝説のホトゥ・マトゥア王がやってきたヒバの国の方角を見つめているという説や、王の 7人の遣いだという説があるそうです。

アフ アキビ 建造物

後ろから見ると このように 海の方を向いていることが分かります。

アフ アキビ 建造物

最後にプナパウにやってきました。

プナ パウ 自然･景勝地

モアイの頭の上に乗っている赤い石のプカオはここから切り出されました。

プナ パウ 自然･景勝地

番号がついているのは 考古学研究のため 1935年にやってきた セバスチャン・エングレット神父がつけたものだそうです。

プナ パウ 自然･景勝地

こちらの石にも何か 刻まれているようです。
ここで ツアーは全て終わり、村に戻ります。

プナ パウ 自然･景勝地

今日の夕食は また マコナで。気に入った マヒナ ビールを頼んだら 缶で出てきました モアイさんがついています。

マコナ 地元の料理

パンと、トマトと玉ねぎのサラダ のようなもの。

マコナ 地元の料理

フィッシュグリルとエビのチーズソース、 相変わらず ボリューミーです。

マコナ 地元の料理

ビーフステーキの下には 山盛りのポテト。お腹いっぱいになりました。

マコナ 地元の料理

翌日はフリーです。日曜日なのでハンガ・ロア教会のミサに出かけてみました。

街中には大きな ハイビスカスが咲き誇っていました。

こちらも ハイビスカスの一種のようです。

ハンガ・ロア教会です。

ハンガ ロア教会 寺院・教会

たくさんの人が出席し祈りを捧げていました。ゴスペルはとても美しかったです。こちらはミサが終わってから撮った写真です。

ハンガ ロア教会 寺院・教会

散歩しながら 海沿いにあるモアイを撮りました。
こちらはアフ・ホタケ。

こちらは アフ・タウティラです。
インフォメーションへ行きモアイのスタンプを押してもらいました。その後は 土産物屋さんで ポストカード やしおりなどを買いました。

アフ タウティラ 史跡・遺跡

昼食用にエンパナーダとドーナツを買って帰りました。どちらも大きくてかなりのボリュームでした。

午後は休憩した後、タハイへ 夕日を見に出かけます。ここは チケットがいらず、村から歩いて行くことができます。昨日のツアーでは気づかなかった こんな石が。

タハイ儀式村 史跡・遺跡

あいにくの曇り空ですが 夕日はどうでしょうか。

アフ コテリク 史跡・遺跡

夕日を待ちながら いろんな角度で写真を撮りました。

アフ タハイ 史跡・遺跡

次第に沈んでいく 夕日。

アフ コテリク 史跡・遺跡

雲に隠れてしまいそうです。

アフ バイ ウリ 史跡・遺跡

ほとんど 雲の中に入ってしまいました。

アフ タハイ 史跡・遺跡

たくさんの人が 夕日を眺めていましたが、雲の中に沈んでしまい 真っ赤な夕日を見ることはできませんでした。

アフ バイ ウリ 史跡・遺跡

村へ戻って今日はシャディshaddi というお店で夕食です。こちらは セビーチェ、野菜もたっぷりです。

こちらは アヒデ ポロ、ペルーで食べたアヒ・デ・ガジーナのような料理でした。

ホテルに戻って残っていたビールをいただきます。モアイさんのラベルに惹かれて買ったビール。3種類くらいの味がありました。

そして 翌日は イースター島を出発します。
あいにく 朝から結構強い雨。チェックアウトは10時でしたが オーナーさんから空港へのお迎え時間まで使っていいよ、というメールを頂いたのでありがたく 滞在させてもらうことにしました。ただ、郵便局へ ポストカードを出しに行きたかったので 少し 小降りになるのを待って 出かけました。先にインフォメーションへ行って ポストカードにスタンプを押し その後 郵便局へ。切手を買って無事 ポストに投函しました。

こちらは、上がラパ・ヌイ国立公園のチケット。それぞれの入り口でスタンプを押してもらいます。下は、インフォメーションで押してもらったスタンプです。

お昼頃 お迎えに来ていただいて 空港へ。その時はかなりの 土砂降りで道にも大きな水たまりができていました。観光中に雨に降られなくて良かったです。
空港に着いても 雨は止まず 少し遅れて出発。サンティアゴに到着して、空港で夕食の買い物をしてからすぐ近くのホテルに泊まりました。

こちらが宿泊したホリデイイン。空港からすぐでした。写真は翌朝撮ったものです。

ホリデイ イン サンティアゴ エアポート ターミナル バイ IHG ホテル

久しぶりに普通の（?!）ホテル。

ホリデイ イン サンティアゴ エアポート ターミナル バイ IHG ホテル

なんだかホッとします。

ホリデイ イン サンティアゴ エアポート ターミナル バイ IHG ホテル

コーヒーメーカーもあります。

ホリデイ イン サンティアゴ エアポート ターミナル バイ IHG ホテル

シャワーのみですが、熱いお湯が出ました。

ホリデイ イン サンティアゴ エアポート ターミナル バイ IHG ホテル

翌日 飛行機は夕方なので空港でほぼ 時間を過ごしました。昼食は空港内のレストランで、ピケマチョとビール。チェックイン後も サンティアゴ 空港には アビアンカ航空 が使えるラウンジがなく、夕方 結局マックで腹ごしらえをしました。これからアビアンカ航空でボゴタ経由ニューヨーク（JFK）です。

アルトゥーロ メリノ ベニテス国際空港 (SCL) 空港