70代両親と絶景火山へ　阿蘇山トラベルハイキング

2025/04/29 - 2025/04/29

ゴールデンウィークの帰省で阿蘇山に登ってきました。
今回は父も参戦し、何十年ぶりかに両親と登山。

エリア 阿蘇(熊本)

よいお天気！
この美しい阿蘇の地に蔓延る悪名高きメガソーラーも見つつ・・・

「土から離れては生きていけないのよ！」とナウシカが言った通り。

「自然とともに生きよ」と、うちのばあちゃん（９６歳）が言っている通り。

メガソーラーは大地を滅ぼす巨神兵だね。

霧島がホームの我が家、阿蘇の景色は霧島とは全然違うんだよなー。

では登山開始。
朝は火口までの道が通行止めでした。ビジターセンターからてくてく入山。

阿蘇最高峰高岳に続く道は草木がない。ラダックみたいだな！

まずはミヤマキリシマエリア。
今からがシーズン。ここは全然登らなくていいので、登山しない人にもおすすめです。この辺一帯がピンクに染まるのかな。５月末から６月頭ぐらいでしょうか

火口に近い道は危ないのかなと思って火口から離れたルートを歩いたら、ちょっとだけ登ってまた下りる羽目になった。両親からブーイング。

でもいい眺め！
砂千里を一望。
右がこれから目指す方角

火口
結構強めのガスが流れてきて、皆咳き込んでいた。

草千里方面の眺め。

一旦下って、このルート最大の登りへ。
遠くから見ると壁に見えたけど、近くに行くと人間が登れる程度の傾斜はあるね。

父。草野球をやっているので案外体力はある。

えっほ。えっほ。

ここだけで一気に３００ｍぐらい登ってるのかな？
でも苦しいのはここだけで、あとは大体全部ご褒美ステージ。

阿蘇のカルデラ！

もうちょっと

おなじみ、おかん。誘わなくても気が付いたら参戦してた(笑)
ホームの韓国岳と高低差は同じなんだけど、距離が倍ぐらいあってトイレが心配とのことで、このあとご飯を食べたら撤退します。

父の登山靴のソールが壊れて(笑)父もゆっくり中岳まで上がるとのこと。こんなときに限って紐を持ってなくて、包帯でぐるぐる。
足じゃなくて靴がケガしてます。

我々はさっさと高岳のピークハントして父を回収して帰ろうと思ったら、ここから頂上までめっちゃ遠くて、そうこう言っている間に父も中岳までは行けたらしい。

ということでご褒美ステージ
火口の上に来た。

目指す高岳まで尾根歩き。この辺り、まるでラダック。
しかもあまりアップダウンもないし、眺めも最高。

二つの火口。
アタカマ砂漠とか、こんな感じなのかな。

最後ちょこっとだけ登って高岳到着。
ラインしたら父は中岳とのこと。はや！

中岳方面かな。

１年のうち３００日花粉症のマスクおじさん。
低酸素運動のプロ

中岳まで戻ってきた。

中岳から見えるご褒美ステージ。写真の何倍も雄大だった。

ラダックみ溢れる

中岳から高岳

阿蘇

阿蘇

ヘリコプターで火口フライト。人気でした。

父、速い。おらんがな。

高岳を振り返る。ご褒美ステージだらけの山だな。

かっこいい山です。

では、下ります。
永遠と続くがれ場。転ばないように。

一瞬アメリカかどっかかなってぐらい巨大な大地のひび割れ

このエリアも異国の乾燥地帯のよう。
九重ー阿蘇ー霧島の大地の雄大さは一見の価値ありです。
みなさん、ぜひ九州にどうぞ。

父、まだ追いつかない。靴壊れてるのにめっちゃはやい。

砂千里の遊歩道

ラダック？

遊歩道でやっと父に追いついた。
夫が拾った紐をあげようとしたら、父も紐を拾っていた(笑)
紐ってそんなに落ちているものか？
下向いて歩いていたそう(笑)

火口がオープンしてた。
トーチカみたいな避難豪が沢山見える。

遊歩道が終わって、ここから歩道

避難豪

おつかれさまでした。

ミヤマキリシマのシーズンにまた来よう。

お約束の阿蘇牛ソフト。
早上がりしたおかんはソフトクリームを食べながら日本語が堪能な中国人とおしゃべりしていたとのこと。
想定内。

ふと後ろを向くと、駐車場の淵に座ってアイスを分け合う夫婦が。
お互いいつも文句ばかり言っているが、なんだかんだよくしゃべってるよね（Ｂｙ夫）

お疲れ様でした。では薩摩藩に戻ります。