日本海の大絶景！西の百名山、大山（だいせん）登山　紅葉も良かったです。

2022/10/22 - 2022/10/23

今年のミッション、1000ｍ登る！を達成すべく、中国地方唯一の百名山大山に登ってきました。
1000ｍがつらいというより、ひたすら続く階段がつらかった・・・

エリア 大山周辺(鳥取)

境港を後にし、今日のお宿・ペンションブーメランへ。
大山の登り口から20分ぐらいのところにあります。

山のペンションぽいし、タイのゲストハウスっぽくもある。

旅行割を使って、鳥取割引券ももらって、この街の割引券ももらって、めっちゃお得に宿泊しました。
水回りはリフォームして新品でした。

お食事処。昔懐かしい雰囲気！
どうやらヨーロッパの小物がお好きなようです。
昔はこういう雰囲気のお店もよくあったと思いますが、気が付くと北欧風とか、もっとすっきりした雰囲気がブームですよね。
たまに見るとほっとします。

山中湖のペンションくりの木さんに泊まってから、おいしい食事ができるペンションを見つけるとついつい泊まりたくなってしまいます。
こちらも食事が人気だけあって。なかなかおいしかったです。
貝はスモークしてあった。

グラスを冷やしてくれているので、きんきんに冷えたビールで乾杯しました＾＾
いい休日だ。

ミネストローネ、とてもおいしい。

メインは魚と牛肉！ボリュームたっぷりです。
自家製のフルーツで作ったお酒もありました。

デザートもたくさん。ゆずのシャーベット、タルトなど。
ドライフルーツの紅茶と一緒にどうぞ。

翌朝です。朝ごはんを泣く泣くあきらめて出発。駐車場が混むと聞いていたのですが、駐車場はとっても広くて余裕で停められました。
大山寺までの参道を歩いて登山口に向かいます。

今日登るお山はあちら。角度によっては富士山型なのですが、こちらから見ると台形のような形。崖のあたりは登れないので、右側まわりで登る感じだと思います。

大山の麓にはモンベルの店舗があるんです。
山で他の登山客が持っていた〇〇、下山後に速攻購入できるという営業術。

では出発。
当然っちゃ当然なんですが、大山は自然の森がとっても素敵でした。
森・・・ヨーロッパでは当たり前にありますよね。あこがれます。

つらくて写真は撮ってませんが、これから延々階段が続きます。整備しすぎや。

6合目だったかな。たしか。真ん中よりちょっと行ったところあたりに避難小屋とビュースポットがあります。
ここから見る大山の斜面がかっこいいです。山はこうでないと！
まだ朝早いので逆光気味。

6合目をすぎると眼下に紅葉の登山道が見えます。真っ赤ではなく、やわらかいオレンジの紅葉の景色がとってもきれいでした。

そして日本海に続く鳥取の大地も広がります。
昨日までてんくらＣ予想とは思えないほど、好天！登山客も多いです。

オレンジの紅葉と、登山道。
こうやって、先行する人が登山道を歩くのを見上げられる道もいいです。

だいぶ登ってきました。6合目から木道に入るまでは階段も少なく、ひたすら急登です。
すでに地獄の階段で体力を消耗しているので、一番苦しいところ！
景色がいいのが救いです。
写真撮るふりしてちょいちょい休憩、呼吸を整えます。

帰りの時間に登りのピークだったらしく、渋滞しました。
これだけ人気の山だと、もう１ルート、メインとなる登山道があるといいですよね。

切り立った崖。アルプスの山みたいでかっこいいです。
たぶん、ここを切り取った写真を見たら、「大山」って分かると思う。
ちなみにあの尾根は、わたしのようなシロウツには歩けないコースみたいです。

地獄の急登をクリアし、木道に到着、下から見るとほぼ平らに見える部分だと思います。
ここからはゆるい登りを進みながら、絶景を眺められます。まさにご褒美ポイント。

草が黄金色に衣替えしていて、秋らしいいい景色。姫姉さまが飛んできそう。
夏もよさそうです。
とても心地いい（けど疲れて微妙な坂でさえしんどい）

いままでの階段地獄から比べると大したことないのに。
山にいくと、いつも「平らって素晴らしい」と思うのです。

それはそうと、9合目から頂上までの景色は天空庭園を歩いているようです。
山を登った者だけが見られる景色です＾＾

頂上にはこんな感じのウッドデッキがあって、みんなお弁当を食べていました。
観客席みたいになっていて、日本海まで見渡せる絶景ポイントです。

おつかれさまです。頂上到着。
この先はキケンなので立ち入り禁止だそう。

雲の上！
頂上のすぐ下には山小屋がありました。

では帰ります。
日本海に続く道！

9合目まで、別ルートで帰りました。

パイネのトレッキング道のようじゃないか。

大山の天空庭園。私が名付けた。
というか中国だったら絶対このネーミングになるよ。あの人たち、”天空”って付けるの好きだから。

ゴッホの絵にも見えませんか？

二つとして同じ山はない、としみじみ感じます。

ではまた登山道へ。急登は、下るのもきっつー。

下山時には斜面に日が当たってきていました。

これはiPhoneから。iPhoneの色補正がすごいんです。←OMDをぜんぜん使いこなせない私。

紅葉の登山道。この中を歩きます。

派手な紅葉ではないけれど、なんて美しいんだ、と思いました。

これだから秋山はやめられません。

うつくしい斜面。

黄色いトンネルをくぐって、再び地獄の階段へ。

こんなトンネルが延々続くのです。

3合目あたりかな。森がとてもきれいです。

確か私たちが下山してきたのは12時ごろだったんですが、この時間から登りだしている人がいました。
標準スピードの私で5時間かかっているので、よっぽど早く登らない限りは日没までに戻れませんよ・・・

西の大山寺をお参りできました。
有名らしいですね。

立派な山門もありました。

参道

おや、かわいこちゃん。

おさわりokですよ。久々の猫チャージ。
大きなカメラを抱えたおっさんが写真を撮りたそうにしていたとのことで、順番をゆずりました。
猫と食べ物はイイネを稼ぐ（by夫）

おつかれさまです。参道のおしゃれカフェでランチ。このエリアの観光チケットみたいなやつで、お得にいただきました。

高速に乗る前に見た大山。富士山みたいです！この反対側はあの切り立った崖なので、富士山のような姿を見るならこちら側なんですね。

富士山は登ったことがないけど、富士山に登ったような気分です。
東の大山（おおやま）を毎日のように眺めていた私にとっても、さらにとっても大きく見えるので、「よーーーー登ったなぁ」と思えました。

今夜は何食べてもいいよね？？

帰りも道の駅やらサービスエリアやら、寄り道して、名物のちくわ、旬の野菜、新そば粉、お花などを購入、お約束・サザエさん前までに帰宅できました。

鳥取の皆さま、またお邪魔します＾＾

ちなみにこのあと1週間筋肉痛でした、こんなに登っているのに相変わらずヘボい。

お土産は、人気の千代むすびさんにしました。
強力ってゆう品質の米が鳥取オリジナルだそうで。
大変おいしくいただきました。

以上、東日本出身者が行く、山陰ツアーでした。
ご覧いただきありがとうございました。