コロナ禍に直前で中止せざるを得なかった、母とのニュージーランド・リベンジ旅行(2025年GW): Vol.5 快晴のミルフォード・サウンド

2025/04/28 - 2025/05/08

ニュージーランドを訪れるのが今回3回目になる私もまだ行ったことが無かった、ミルフォードサウンド。　母と一緒に行くNZ旅行では絶対に行きたい!と思って2020年の旅行計画でもバッチリ計画に組み込んでいました。　コロナ禍で結局行けませんでしたが、5年越しで再計画した今回の旅行でももちろん、一大イベント☆くらいの位置付けで、ミルフォードサウンドのツアー参加を組み込みました。　途中までレンタカーで行く事も出来ないわけじゃないけれど、お天気が悪かったり、途中の道が悪かったり…で慣れない道の運転に疲れるだけだと思ったので、クイーンズタウン滞在中に日帰りツアーに参加する形です。

日本語サービスのあるツアー会社だと、値段がほぼ倍で高過ぎるので、英語ツアーにしました。　その場合、どのツアー会社を選んでも立ち寄る場所はほぼ同じ。　値段の違いは、昼食付か否か?と、移動のバスのグレードの違いのようなものです。　私たちが参加したのは、5/5(月)だったのでぎりぎり夏バージョンから秋・冬バージョンに旅程が変わった直後でした。　

申し込みが完了した後は、もう当日の晴天を祈るのみ!　ミルフォードサウントは、景色が素晴らしい事の他に、晴天率が低い事でもめっちゃ有名。　1年の1/3は雨が降るらしい…。　ガイドブックに載ってる写真は勿論、最高のコンディションの時に撮影されたものなので、それを期待して行ってしまうと、お天気が悪かった時の残念感は目に見えています。　一応、ツアー発着地のクイーンズタウンには3泊しますので日程の余裕はありますが、他にもやりたいことや行きたい場所はあるし、天気が悪いから～という理由のみで別日のツアーに変更するような予算もありません。　今回は、誰よりも晴れ女の、私の母を一緒に連れて行くので、いっそのこと他の日はどうでも良いから、この日だけは晴れて欲しい!!と願っていました。　当日のお天気は、表紙写真の通り☆　ただ、母はこの日に力を発揮し過ぎたからなのか(笑)、クライストチャーチでは予想だにしなかった大雨、テカポ湖では雪降りましたけどね～(笑)。

エリア フィヨルドランド国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

レンタカーで、クイーンズタウン空港のすぐ近くのスーパー、Pak'n Saveに立ち寄ります。　

色々な都市にある、大型スーパーかな?って思ったのですが、ちょっとだけCostcoっぽい感じのお店なのかな?と感じました。　通常のサイズで販売もしてますが、色々な商品を箱買い出来るタイプのお店でした。　

今更ながら、外国に来た!と感じる果物の陳列方法。

肉売り場。　だいぶソーセージの種類多めw

観光地のお土産屋さんで$11で売ってたドライフルーツになったゴールドキウイが、ほぼ半額で売ってる!　ラッキー☆　最後の1つでした。　ちなみに日本に帰国後に食べましたが、最初は渋いのに酸っぱい、ヘンな味?…って思ったのですが、慣れたらめっちゃ美味しく感じるようになりました。

母は、ココでお土産用で色々な人に配るマヌカハニーを爆買いしてました。　

ネットで調べたら、ほぼ同じ濃度?(メチルグリオキサール含有量)のMGO 50の小さい瓶が、山田養蜂所では2000円超で販売していたものが、このスーパーでは$6.50でした。　

クイーンズタウンなど、観光地のお土産屋さんでは、MGO 50のような低い製品は逆に売ってなくて、MGOのケタが違うのがかなり高い値段で売ってて、でも、瓶の中のはちみつは茶色くて美味しそうに見えなかったので、そこまでこだわりナイなら、MGO 50で十分だろうなーと思いました。

この日から3連泊するアパートメントホテルに到着。　

レンタカー返却前にスーツケースなどの重い荷物やら、スーパーで買った物をおろしに来ました。　

クイーンズタウンのホテルは、どこもLake viewとCity viewでかなり宿泊料金が違います。　どうせ昼間は観光に出かけてて部屋にいないし、部屋からLake viewを楽しむことはナイだろうな…と思い、敢えて安い方のCity viewをチョイス。　

Booking.com経由で1番早く(飛行機をおさえた直後)手配し、3連泊で$457.39 (\40,619)でした。　建物自体は結構古いですが、メンテナンスされているのでキレイで快適です。　クライストチャーチやテカポ湖で泊まったHaka Houseと比べたら信じられないくらい広～い!

ガーデン コート スイーツ & アパートメンツ ホテル

冷蔵庫(保冷庫)が小さいのは想定内。　電子レンジが部屋に付いていたのがめっちゃ便利でした!

ワナカのホテルと同じ型のPanasonicの電子レンジだったからか、母が教えなくても使えるようになってましたw

キッチンが付いてるわけじゃないのに、パン切り包丁とトースターがあったのがちょっと面白かったです。　トースト食べるのはmustな宿泊客が多いのかな…。

1番道路側のスタンダードルームで、段差が全くなくてスーツケース運ぶのもラクで嬉しい!と思ったのですが、段差がナイ＝車椅子もOKのAccessible Roomだったらしく、バスルームも段差ゼロで扉が完全に閉まらないタイプのシャワーブースだったので、水が飛ばないようにシャワーを浴びるのがかなり大変でした…。

荷物整理が落ち着いた後は、レンタカーの返却の為にクイーンズタウン空港にやって来ました。　営業終了後もKey drop boxに鍵を入れることで返却可能と事前に調べてあったので、返却期限の前日の夜に返却する事を決めてました(明日は早朝からバスツアー出発しちゃうから返却は無理なので)。

Lockboxは、営業時間外(早朝や夜)から借りたい場合に使えるようです。　事前にそのように手配しておくと、スタッフが車の鍵をLockboxに入れておいてくれて、メールで暗証番号などが届くようです。　なるほどねー。

私は返却のみなので、こちらのAfter Hours Only Key Drop Boxに車の鍵を落として返却完了!

ヒュンダイ車を運転するのは初めてでしたけど、ウィンカー/ワイパーが左右逆な事以外は、ほぼ日本車と同じ感覚で運転出来て快適な車でした!

クイーンズタウン空港のターミナルまでは徒歩5分ほど。

空港内のPaperplusというお土産屋さんで、クイーンズタウン市内を走る公共交通機関に使えるSUICAのようなチャージカード(Bee card)を買う事が出来るので$5で購入し、$10チャージします。　

クイーンズタウンの路線バスは、このカードで支払うだけで運賃が半額になるんです!　しかも、1枚のカードで複数人使う事が出来るので、母もこのカードで乗れます。　クライストチャーチのmetroバスではそれが出来ず、1人1枚のカードが必要だったようなので、敢えてカードを作らず、現金で払いました。

クイーンズタウン空港 (ZQN) 空港

空港からは分かりやすい、1番のバスがクイーンズタウン市街地行きです。　私たちが宿泊してるホテルの目の前の道もこの1番のバスが通ります。

ドライバーにBee cardを2名で利用の旨を伝え、処理をしてもらいます。　降りる時も降車扉の所にある端末にピッとする必要があります(乗車時のピッがTag on、降車時がTag offと言います)。　Tag offを忘れると次のバス乗車時に面倒な事になるみたいなので忘れないようにしないとですね!

バスで宿泊してるホテルを通り過ぎて、ダウンタウンまでやって来て下車しました。　観光客で賑わってるエリアです。

滞在中に絶対に1度は行きたい、ファーグバーガーは、夜でも大行列になっていたので、そのお隣の系列店のパン屋さん、Ferg Bakerに立ち寄ります。　

明日のツアーのランチをココで買う予定にしていました。　ツアーをランチ付きにすることも出来たのですが、そうすると値段は高いのに全然美味しくなさそうなパサパサのサンドイッチ(ハンバーガー?)と軽食が付いてくるだけのようだったので、ランチは持参する予定で申し込まなかったのです。

ハンバーガーのファーグバーガーは大人気ですが、パン屋さんの方は残念ながらそこまでめっちゃ美味しそうには見えないな…。　取りあえず、当たりはずれの無さそうなクロワッサンなどを買いました。

ファーグベイカー パン屋

既に暗くなっていてクイーンズタウン市内の治安がまだ良く分からなかったのと、ホテルに行く直前がエグイ上り坂だった事もあり、バスで帰る事にしましたが、バス停は1つお隣。　翌日からは夜もフツーに歩きました^^;

ホテルに戻って来ました。　

ガーデン コート スイーツ & アパートメンツ ホテル

夕食は、この日のランチの残りのピザ。　スーパーで買い足したトマトとバナナと一緒に。

翌朝のバスツアーの集合場所の下見をして、おやすみなさいzzz

5/5(月)、7:00amにホテルの部屋を出発して集合場所のバス停へ。　そこは色々なバスツアーの集合場所になっているようで、防寒した何組かの外国人観光客が既に待機中でした。　大型観光バスが数台停車中で、ドライバー兼ガイドの男性が名簿と照らし合わせながらお客さんを待ってる様子でした。　待ってたツアー参加者は寝坊したのか、結局来ることなく、バスはそのまま出発。　その後どうなったんだろう…?!

私たちが利用したのは、GreatSightsという現地のツアー会社。　私たちがバス停で乗った時にはもう結構の座席がうまってて、辛うじて母と並んで座れた感じでした。

クイーンズタウンの市内を出発してちょっとバスで走った場所の車窓からの景色は、霧がかかってて幻想的な朝靄でした。

クイーンズタウン市内からバスで約2時間。　テ・アナウ湖に到着。　ここから参加する人もいたようです。　

トイレ休憩タイムの間に、テ・アナウ湖畔まで歩いて3分くらいで行けたのでちょっと行ってみました。　晴天で無風の日の朝はこんなに美しい景色を見ることが出来るんですね!

テ・アナウ湖を訪れたのは、1994年に初めてニュージーランドにホームステイに訪れた時以来!　その時の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/10662010　(1994年7月)

テアナウ湖 滝・河川・湖

テ・アナウ湖はトイレ休憩で立ち寄っただけだったので、ほんの数分だけではありましたが、写真を撮って美味しい空気を吸って、バスに戻ろうと思います。

雲海?!　でも、低すぎるから違うか…。　何だかとっても幻想的な風景でした。

私たちが乗車したGreatSightsのバスは、ルーフがガラスになってて、景色を楽しめるのが売りでしたけど、コレ、真夏はめっちゃ暑いと思う…。

バスと一緒に母がパチリ。

続いて、ミラー湖に立ち寄ります。　

ほぼ平らな道なので、歩きやすい。　別の観光バスのツアーと一緒のタイミングになってしまったので、はぐれないように気を付けなければ!

少し進んだところで見えてきたのは、この絶景!!　思わずパノラマ撮影したくなる気持ちも分かるでしょ?!ってくらい素晴らしい。

ミラー湖 滝・河川・湖

ドラえもんの"逆世界入りこみオイル"を垂らした湖面(湖に飛び込んだら左右が逆の別世界～w)のようなリフレクションは、肉眼よりもカメラで撮影したほうがキレイに見えました。

無風 & 快晴、万歳!

他のツアーバスが通過していくこの場所で、ドライバーさんが停車しました。　そのツアー会社やドライバー兼ガイドの裁量で、途中で停車する場所は結構自由な感じなのかな。

ココでは、湧き水をPETボトルに組んで飲めるスポットという事でバスを停めたようです。　すかさず私はバスと背景の山の全景が見渡せる場所まで行って撮影♪

湧き水を汲みに行こうとしたら・・・野生の山岳オウム・ケアが!　ニュージーランドの固有種にして絶滅危惧種でもあり、めっちゃ貴重です。　それなのに、全然人間を怖がらないのよね。

最初は、バスの車体の下にいたんですけど、トコトコ歩きながら出て来てくれました。　こんなアップで写真撮れたのめっちゃ嬉しい!

ポストカードでしか見たことのなかった野生の鳥(しかもニュージーランド固有種)に出会えて嬉しかったです。

更にバスを走らせ、ミルフォード・サウンドのクルーズターミナルに到着。　

クルーズ船の会社ごとに集合場所が分かれていますが、一体どこに行ったら良いのやら?　これが、日本語サービスのツアーとの違いですよね…日本語サービスは最初から最後まで至れり尽くせりなので。　まぁ、どうにかなるっしょ…ってお気楽に構え、私たちはまずはトイレを済ませます。

立派なクルーズ船が何隻も停泊してました。

ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷

その中で、私たちはバスを降りる時にもらったカードを頼りに、southern discoveriesというクルーズ船へ。　

ココへ来るまでの観光バスと同じ会社名が書かれたクルーズ船もあったので、そこはかなり大手の会社って事かな?　GreatSightsはクルーズ船までは所有してないようです。　

クルーズ船は時間が来ると順次出航～♪

日が当たって暑いけれど、やっぱり素晴らしい景色をずっと見ていたくて、私はデッキ席へ。　母は最初こそ船内にいましたけど、やっぱり景色を見たかったのか、デッキ席に来ました。

こんなに晴れたのは、晴れ女パワー全開してくれたおかげだよ!と言ったら、母は得意げな笑顔☆

雲一つない青空と思いきや、時々うっすらとこんな雲も見えたりして、本当にキレイ!　ガイドブックと同じ最高の景色を望むことは難しいと思ってたので本当に嬉しい☆

もう、同じような写真だけど、何枚でも撮っちゃう♪

フィヨルドの細かい地形が良く分かるわ。

ミルフォード サウンド 山・渓谷

ランチは、昨日の夜ファーグベーカーで買ったパンを頬張ります。　クロワッサンと、シナモンロール。　レンジで温めることができればもう少し美味しく頂けたかも…ですが、まぁこんなもんでしょ。　

前も後ろも絶景☆

しばらく進んでいくと、海に出ました!　一定の高さより高い場所に雲が出てるのが不思議～。

クルーズ船は折り返し、港に戻ります。

これは、別の会社のクルーズ船をズームで撮影したのですが、この後私たちもこの滝のめっちゃ近くまで行きました!

クルーズ船のスタッフによるアナウンスにより、先ほどまで船内で休憩してた多数の人がデッキへ出て来ました!　イルカがクルーズ船に合わせるかのごとくジャンプしててめっちゃ可愛かったです。　写真はあんまり良い瞬間は撮れませんでしたけど…。

私は、最後の瞬間だけ船内に移動しました。　Southern Discoveriesという別会社のクルーズ船ですが、一応GreatSightsツアー参加者用の座席もキープされてたらしいです。　そんなのカンケーなく、みんな好き勝手に座ってたように見えたけどねw

クルーズ船の旅を終え、バスに戻ります。

往路では、ドライバー兼ガイドのAdrianさんは饒舌に色々と見どころの解説をしてくれてましたが(良く、あんなにずーーっと喋りながらくねくね山道を運転できるなぁと感心するくらい喋ってた!)、復路は参加者も疲れて寝てる人が多いからか、ほぼ一言もしゃべらずひたすらバスを走らせ(こんな大型バスで山道もあんな爆走して、凄い運転技術だと思います)、クイーンズタウン市内に戻りました。

クイーンズタウンのダウンタウンにバスが到着したのは19:30過ぎ。　12時間の日帰りツアー、とても楽しめました。

簡単に夕食をテイクアウトで購入し、この日は坂道を上って歩いてホテルに戻って来ました。　これくらいなら昨日も歩けたね…って程度の坂道でした^^;

ガーデン コート スイーツ & アパートメンツ ホテル

この日の夕食も、またファーグベイカーでパンを購入しました。　今日はホテルに電子レンジあるので、ランチよりも美味しく頂けましたよ♪

ファーグベイカー パン屋

風邪が全快したわけじゃないので、ビタミンCもたっぷりとらないとね!

明日は、クイーンズタウン市内観光です。　続きは次の旅行記へ♪

この旅行記へのコメント （2）

• ぽちさん 2025/08/01 08:54:49

  素晴らしい景色ですね。

  とても良い天気で良かったですね。
  私達が行った時はミルフォードサウンドに行った時だけは土砂降りで、、、
  雨は雨なりに良い景色が見れたと思い込むようにしていましたがこの旅行記を読むとうーんという感じですね。
  でも良い写真を見せてくれてありがとうございました。

  Juniper Breezeさん からの返信 2025/08/06 13:16:28

  RE: 素晴らしい景色ですね。

  ぽちさん、こんにちは。　コメントありがとうございます。
  
  1年ぶりに私もぽちさんのNZ旅行記を再度読ませて頂きましたが…本当にミルフォードサウンドのその日だけピンポイントで雨だったんですね…。　私たちはミルフォードサウンドでは快晴で嬉しかったですが、初っ端のクライストチャーチが大雨で、そのせいで風邪を引き(結局、旅行の最後まで引きずるw)、その後に訪れたLake Tekapoは雪景色だったので(星空見れなかったのは残念でしたが、雪なんて予想もしてなかったからそれはそれで素敵だった)、やっぱり旅行期間全てを通してパーフェクトなお天気っていうのは難しいんですね…^^;
  
  7月の欧州旅行記が追加されてる☆のを見つけたので、後でまたゆっくり拝見させて頂きますね!
  
  Juniper Breeze