2025年4月　インド その４　念願のアーユルヴェーダ体験

2025/04/17 - 2025/04/24

いよいよ念願のアーユルヴェーダ体験！

エリア コヴァラムビーチ周辺(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

二日目の未明、宿泊施設の外から大音響の音楽が聞こえてきた。最初はパーティかと思っていたのだけれど、途中から何となく宗教的な色合いを帯びてきた。この日はイースターだったので、その礼拝だった模様。

朝食はフルーツ＋手作りヨーグルトから。

野菜、豆、チャツネなど。

アーユルヴェーダの問診は12:30。施術を受ける人はヨガや瞑想のセッションに参加できる。隣接する同系列の３施設のどのコースに参加してもよいので、時間表を確認して、マナルテーラムの10:15～11:30の初心者コースに参加することにする。

コテージの前の木になっていた果物。これはもしかしてドリアン!?

車での送迎サービスもあるけれど、歩いても行ける距離なので徒歩で行くことにする。

エレベーター棟を降りてすぐのアユソマには迷わず行くことができるけれど、そこからマナルテーラムはちょっと難しい。アユソマのスタッフに何度か道を尋ねながら、ビーチ沿いに歩いてゆく。４月とはいえかなり暑い。

ビーチ沿いには海に向かって祈る聖母像が幾つかあった。ケララ州はインドの中でもキリスト教の割合が比較的高い。かつてヨーロッパ人が喜望峰経由で航海していた時代、この地域は寄港地として賑わったとのこと。

マナルテーラムのプライベートビーチを横目に施設の敷地内に入る。

バンガローが立ち並ぶ坂道を登ってゆくと、アーユルヴェーダセンターとヨガセンターがある。

初心者クラスには40代からシニア世代の欧州人が10名くらい参加。ソマテーラムから来ているフランス人マダムのグループも。初めてのヨガだったけれど、とても心地よかった。

熱心なインストラクターで、予定時間をオーバーしての指導。問診の時間までに部屋に戻ってシャワーを浴びたかったので、最後はちょっとヒヤヒヤ・ドキドキ。

ビーチ沿いの道を戻り、アユソマを経由してソマテーラムに戻る。

どうにか部屋に戻ってシャワーを浴びることができた。態勢を整えてからアーユルヴェーダセンターへ向かう。

この施設では、施術はもちろん、問診も完全に男女別になっている。女性ドクターの英語での問診を終えて、今日だけしか時間がないこともあり、ボディ＆ヘッドのマッサージをすることになった。

少し待ってから施術が始まった。六畳くらいの施術室の照明が落とされ、ろうそくの光のもと施術が行われる。

ここでの施術の特徴は、２名のセラピストによる施術。最初は小柄なベテランのオバチャンが担当し、ボディマッサージからは二十歳くらいの若い女の子が参加。ヘッド＆フェイスマッサージからボディーマッサージまで丸一時間。

施術が終わると緑色のガウンを着せてもらい、ベランダでココナツジュースを飲む。

昨日みんなが着ていてうらやましく思った緑色のガウンをようやく着ることができてとても嬉しかった。

セラピー後、一時間はシャワーを浴びないようにとのことだった。部屋で過ごしてからシャワーを浴びる。

シャワーを浴びてから、本を持ってプールへ。プールサイドには欧州人の女の子が二人いたけれど、本を読んだり、時々泳いだり、静かに過ごしている。ちなみにこの施設は原則的に12歳以下のお子様は宿泊できないとのこと。

ここへ来てからまだ２日も経っていないのに、もう何日もここで過ごしているような気持ちになる。

夕方に瞑想のクラスを受けようと思っていたけれど、プールで寛ぎすぎてしまってぎりぎりに行ったら、ヨガセンターの場所が変わっていて間に合わなかった。敷地内の表示はまだ移転前のものだった。残念。

この日の夕食も野菜中心。大好きなビーツがあってテンションが上がる。でも良く考えてみると、ビーツは寒い土地で栽培されるものかも。

お昼を食べていなかったので、二皿目もしっかり頂く。

この日は日曜日だからなのか、はたまたイースターだったからなのか、インド音楽の生演奏があった。インド音楽の生演奏を聴くのは初めて。まわりのテーブルの人たちも音楽に耳を傾け、穏やかな雰囲気。

ソマテーラム最終日、最高の時間を過ごすことができた。