首都圏から陸路＆大間フェリーで北海道へ

2025/04/21 - 2025/04/25

去年の秋には後期高齢者になり、クルマの運転もあと何年できるがわからなってきました。そこで郷里の北海道への帰省するのに、今回は自家用車で行くことにしました。さらに初めて本州最北端の大間フェリーに乗ってみることに。老体にはかなりハードな行程でした。途中はあまり余裕がなく、陽のある昼間はひたすら走るだけの旅行でしたので、写真も少ない雑な旅行記ですみません。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 タクシー 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発初日は、東京都内で午後に仕事があった関係で、夕方4時過ぎに都心を出発となり、首都高から東北道で仙台に向かいました。最初の休憩をこの羽生PAでとりました。安全運転できる陽のある内に仙台へは着けません。

羽生パーキングエリア (下り線) 道の駅

結局仙台のホテル（ANAホリデイ・イン仙台）には夜10時過ぎに到着。夕食を夜おそくてもお店が沢山開いている国分町でとりました。翌朝はANA-IHGでのSFC会員特典の無料の朝食サービスを利用しました。このホテルの朝食のクオリティーは群を抜いたレベルでした。

ANAホリデイ・イン仙台 宿・ホテル

2日目は下北半島のむつ市を目指します。交通費を節約しようと途中まで一般国道の4号線を走りましたが、予想以上に時間がかかりました。夕刻に着くためには、高速道路でないと無理なので、途中からまた東北道を利用しました。岩手山の見えるSAで休憩します。なんとここの食堂は24時間営業でした。

岩手山サービスエリア （下り） 道の駅

このSA内のベイカリーは種類は少ないけど、秀逸なオリジナルのパン類を売っています。岩手山のかたちをしたメロンパンは素晴らしい味でした。

岩手山サービスエリア （下り） 道の駅

陽が落ちてから約30分近くすぎた頃に、やっと下北半島のむつ市の宿泊先に着きました。立派な施設なんですが、夕食は館内施設でとれないとのこと。タクシーを呼んでもらい、ホテルで推奨の居酒屋へ行くことに。

むつグランドホテル 斗南温泉 宿・ホテル

お店は「酒遊海峡 善」といいお客さんが多く盛況でした。驚いたことに個人経営の独立店舗ですが、注文はタブレットで、配膳ロボットで注文が運ばれてきます。

酒遊海峡 善 グルメ・レストラン

やはり刺身類が売りのようで、めずらしい鮭児（ホンマかいな）があったので注文しました。本物にしては安すぎる（1,200円）のですが…。

酒遊海峡 善 グルメ・レストラン

このホテルには高台にあり、本来なら眺めがよいのですが、あいにくの雨天で眺望はおあずけ。宿泊客は無料となる付属の温泉施設があり、朝風呂を楽しみました。

むつグランドホテル 斗南温泉 宿・ホテル

最上階のレストランは朝食のみ営業でした。弁当＋ミニビュッフェのスタイルですが、内容は今ひとつでした。ちなみに朝食券（1,650円）は前夜購入です。

むつグランドホテル 斗南温泉 宿・ホテル

13時乗船の津軽海峡フェリー大間航路に間に合うように国道279号線を走りました。途中ところどころに桜並木がありました。大間までの国道279号線は狭いうえに、凹凸があり危なくてとても夜間走る気にはなれません。二十数年前初めて仕事で来ることになり、航空機遅延の都合でレンタカーを夜間利用して肝を冷やしました。特に冬場は難関の国道です。

記念に自車も入れて再度のショット。何と息子から譲り受けたこのクルマは12万キロを突破しました。よく走ります。

フェリーの乗船まで、2時間以上あります。せっかくなので「大間のまぐろ」を食べに行くことに。評判の「海峡荘」は当日は休業で、次に人気の「浜寿司」さんへ。大将は商売上手の方で、結局一番高いまぐろずくしと個別発注のうに握りをたべました。かなり予算をオーバーしました。

浜寿司 グルメ・レストラン

大間航路はフェリー乗り場に来るまでが大変ですが、航海時間が短く、運賃も安いのがメリットです。翌々日から年間で一番高いGW料金となります。割引運賃で乗船できたよかった。実はかなり前にネット予約しましたが、オフシーズン料金最終日の明日は満席でしたので、一日早く行くことに。

津軽海峡 フェリー大間フェリーターミナル 乗り物

小ぶりなフェリーですが、戦後日本で最初に就航した外洋フェリーという歴史を誇りにしています。

津軽海峡フェリー 乗り物

車両置き場へはエスカレーターで移動でき、便利です。日本のフェリーでは、このようなエスカレーターはめずらしい。

津軽海峡フェリー 乗り物

函館で下船して今日の目的地は小樽です。函館から高速道路は途中区間しかありません。北海道で唯一一桁数字の国道5号線を走ります。陽が暮れる前に着きたいのですが、結構な距離なんです。途中の道の駅で休憩します。

道の駅 らんこし・ふるさとの丘 道の駅

ここへは午後4時55分着。5時に店じまいとなりました。

道の駅 らんこし・ふるさとの丘 道の駅

雄大な羊蹄山が眺められる道の駅でトイレタイム。暗くなる前に小樽着はむずかしそうです。

道の駅 ニセコビュープラザ 道の駅

日が暮れてから小樽に着きました。今夜は旧友と久しぶりの再会です。

JR小樽駅 駅

泊まったホテルの部屋から地元の人気菓子店「Le TAO」の新施設が見えました。

ホテルノルド小樽 宿・ホテル

ホテルのロビーにはステンドグラスがありました。さすが小樽ですね。

ホテルノルド小樽 宿・ホテル

翌日は札幌に移動し、仕事の打ち合わせをしてなじみのANAクラウンプラザホテル札幌に泊まりました。IHGのエリート会員の特典とAＭC/ＳFC会員の特典で色々な優待があり、とても快適に滞在できました。ここまでほぼ予定通り来れたので、あとちょっとで目的地（留萌市）なので安堵しました。

ANAクラウンプラザホテル札幌 宿・ホテル