2025/04/24 - 2025/04/24
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fmi(ふみ)さん
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兼ねてから行こうと思っていた、茨城県笠間市の、笠間つつじ公園へ、「つつじ祭り」の最中に行ってきました。
山の中腹から上がツツジ一色に染まっていたその風景は見事、ちょうど盛りでした。また、ツツジ越しに山頂の休憩所から見る展望も良好。
よい時期に訪問できました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回はTXで、まず茨城の守谷まできた。
TXはダイヤ乱れが発生中。つくばエクスプレス 常磐新線 乗り物
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守谷駅始発の関東鉄道、下館行「快速」に乗車。
関東鉄道常総線は大体2時間に1本の間隔で、快速列車が走っており、下館までスピーディに移動できる。この快速、休日はちょうど、下館で真岡鐵道のSL列車に接続する。守谷駅 駅
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水海道を過ぎ単線区間に入ると、乗客もまばらになる。2両編成のディーゼルカー。
快速も運転、非電化路線だが本数が多い by fmi(ふみ)さん関東鉄道常総線 乗り物
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10時半頃、下館駅。友部行の水戸線電車はすぐに来た。
下館駅 駅
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大体40分くらいで目的地笠間に到着。
関東平野を走るように見える水戸線だが、岩瀬から先は、筑波山から羽黒山に連なる山地に分け入る感じで山がすぐそばに迫る。
笠間も、そんな山が近いところ。しかも、これから行く「笠間ツツジ公園」は、小山の頂上に位地する。笠間駅 駅
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笠間市は陶芸で有名で、見どころも多い観光都市なのだが、観光地が市内に散らばっており、笠間駅からはやや距離がある。
つつじの山とそれほど離れていない笠間稲荷は行きたかったが、次の機会にし、つつじの山を最優先にする。
その笠間つつじ公園も、駅から直線距離で2.2kmも離れている。
駅に停車した茨交バスの運転士に尋ねると、「日動美術館入口」というバス停から徒歩で行くのが一番近いとのこと。
それで茨交バスで、そのバス停まで乗車。
帰りは、美術館そばにある、「笠間観光周遊バス」のバス停から帰るとよいと教えてくれた。よって、帰りはsの通りにする。
バスの本数は少ないが、公園まで行って帰って来れるくらいの時間は充分ありそうだ。
その美術館入口バス停で降車。ここから徒歩で坂道を登る。路線バス (茨城交通) 乗り物
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寛さま稲荷の前の通りのつきあたりにバス停があり、そのそばに...
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観光施設があった。トイレもあったので寄って行く。
かさま歴史交流館井筒屋 名所・史跡
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その観光施設の北側に、東の山へ登って行く道があり、そこを身なりに進めば、つつじ公園。車道として整備されているし、つつじ祭りの案内もしっかり出ている。
途中、日動美術館を通るのだが、そのすぐそばに、忠臣蔵の大石内蔵助の像。
茨城と忠臣蔵と何の関係が、と、思って案内板を見ると、
元禄期の前に、25年ほど、浅野家は笠間藩の殿様だったらしい。大石家もその頃から浅野家の家来だったので、やはり笠間に邸宅を持っていたと、そして、その邸宅跡がここなのだそうだ。
そういえば、この邸宅跡の裏山、つつじ公園の南向かいにある小山は、笠間藩のお城だったところ。通称、城山(佐白山)。典型的山城ですな。
浅野家は笠間藩主を勤めた後、赤穂に転封されたのだそうな。実際ここに住んでいたのは大石内蔵助の祖父までで、内蔵助自身は笠間生まれではない。
何かこじつけ感というか、ちょっと無理があるな。大石邸跡 名所・史跡
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その大石象の真ん前に、観光周遊バスの日動美術館バス停。
調べると1時間以上後の12時20分すぎに笠間駅行のバスがある。これで戻るよう計画を立てる。笠間日動美術館 美術館・博物館
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坂道を登り、馬の鞍になってるとこまで来ると、山一面がつつじだらけになっていた。つつじ公園入口だ。ちょうどつつじ祭りの最中で有料、500円。障害者は無料とのこと。
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園内は斜面で、つづら折りや階段で頂上まで登ることになる。遊歩道が多く、観光客が多くても数珠つなぎになることはない。また、遊歩道は山道だが、木材チップを細かくしたものが巻いてあり、柔らかく乾いていて非常に歩きやすい。
山一面がツツジ by fmi(ふみ)さん笠間つつじ公園 公園・植物園
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入口方向をのぞみます。
お城のあった佐臼山の北側は、「富士山(ふじやま)」と呼ばれた、頂上が単独峰っぽい、標高150mちょっとの小山だった。
昭和41年に、この山の頂上から中腹に、1000株ものつつじを植えたのが、この公園のはじまり。
キャンプ場なども併設、入口には、坂本九の碑文もある。
ちょうど40年前、昭和60年の8月に、あの飛行機事故で亡くなった坂本九は、母方実家が、笠間の、それこそこの山の麓にあった。戦中生まれの坂本九は、戦争当時はここに疎開しており、本人にとっても縁が深く、また、戦時中に列車事故を逃れられたことから、笠間稲荷への信仰心も厚かった。
しかし、その笠間稲荷の神力も、500名以上が犠牲となった、あの悲惨な日航123便事故には通じなかったのか。笠間つつじまつり 祭り・イベント
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笠間は、筑波山系や羽黒山の小山に囲まれた盆地状の地形、関東平野のはずれ。そのせいか、山の中腹からすでに展望が開けていた。
東側をのぞむ。向こうの山は、羽黒山か。 -
つつじは見事
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頂上付近。展望が開ける
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頂上は広く、休憩場所も多い。
また屋台や売店もあり、朝食時に最適だった。
トイレや展望台もある。 -
屋台。ここでお昼に。しばし休む。まだ帰りのバスには余裕の時間。
麓のバス停から道のりで700mあまり、笠間稲荷体と1.3km、そして、笠間駅からは2.8kmの道程だ。標高は142m、麓のバス停との標高差は約100m。 -
お昼。
ハイボールと味噌田楽。 -
展望、東側
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展望、北側。
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展望西側、麓にイオンが見える
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展望台からの風景。
西側 -
この公園、出入り口は三か所ある。
第三ゲート周辺の広場 -
展望台から北東
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イチオシ
観音様
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さて、第三ゲートから降りることにした。
この山、もともと麓にある「佐白山正福寺」の裏山なのよね。第三ゲートはその正福寺の境内に出る。
そのお寺、千手観音を祀っていることから、この山の頂に、観音像があるわけ。
正福寺、真言宗のお寺だが、なぜか「あまびえ」がマスコットだそうな。 -
つつじだけでなく、所々、藤の花も。
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イチオシ
つつじ
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つつじと藤
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中腹まで降りてきた
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つつじと観音様
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イチオシ
山一面つつじ
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ひたすら降りる
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麓の正福寺まで降りてきた。
ここもツツジが多く植えられてる -
正福寺本堂
佐白山正福寺(観世音寺) 寺・神社・教会
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イチオシ
ここも花が美しい
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バスには十分間に合いました。
笠間観光周遊バス笠間日動美術館 美術館・博物館
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笠間駅まで戻ってきた
笠間駅 駅
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水戸線友部行が到着
笠間駅 駅
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二駅目が友部駅。ここで常磐線に乗り換える。
JR水戸線 乗り物
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友部駅前。
現在の笠間市の中心は、市役所のあるここ、友部である。平成合併するまでは、友部町の中心だったが、笠間市と合併した。
ジャンクションであり、高速のインターも近く、特急も停まる。友部駅 駅
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イチオシ
この時間帯、常磐線は短い編成が土浦と勝田の間を往復する列車ばかりで、東京まで行く場合は土浦で乗り換えなくてはならない。土浦での乗り換えは、同期しておらず、結局40分くらい待って特急に乗ってしまうのが、柏や上野に行くには一番速い。
なお、特急は「ときわ」がい時間毎に停まるが、この列車は上下とも、水戸線のダイヤとは同期しておらず、結構待ち時間がある。JR常磐線 乗り物
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特急ときわ、品川行きがようやく来ました。これで帰ります。
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なお、この駅、特急ひたちは通過する。
上野から水戸まで、100km以上、停車しないんだよね。特急 ひたち 乗り物
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始発が勝田なので、ときわの車内は空いていた。
ひたちは混むのよね。
全席指定だが、水戸線の車中であらかじめ「えきねっと」でチケットレス予約をしていた。房総特急や中央線、常磐線特急は、えきねっとだと席数限定で割引があるのだ。区間によっては常磐線快速のグリーン車より安い。
満開のつつじを見て、茨城県を後にしました。 おわり。JR常磐線 乗り物
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