2025/04/18 - 2025/04/18
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polodaddyさん
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奈良最終日は法隆寺です。
此処もボランティアガイドさんにお願いして案内して頂きました。
此処でも時間が早かった事も有りますが、思ったよりも参拝客が少なく快適に周れました。
しかし後半、奈良で初めて修学旅行生の団体に出くわしました。近頃では奈良や京都よりも大阪のUSJ等の方が修学旅行の定番だと聞いていましたので、未だ生真面目な学校も有るものだと思いましたが、自分を振り返っても寺や仏像の良さが判るにはそれなりの知識と経験がないとつまらないので、無理に修学旅行で駆け足見学しなくても良い様な気もします。
午前中いっぱいかけてゆっくりと参拝した(一応各所ではお賽銭を払って参拝していますし、写真を撮れない場所も多いのでじっくりと仏像の姿を眺める時間も必要です)後にそそくさと昼食を食べて帰路につきました。
金沢までまた4時間ぐらいの運転です。
さて今回の4日間の拝観料、入場料の合計は1人12000円(お賽銭除く)でした。結構掛かるものですね。
又奈良では余り名物や美食は期待していなかったので(奈良県民の方スイマセン。でも蕎麦、古代米、葛、奈良漬け以外に別段他と違って特別「此れ食べたいと」いうものを見かけなかったのです、柿の葉寿司は金沢にも有りますし・・。)そちらに支払う分は少なかったですが、やはり地元の方には頑張って工夫してもらいたいと思います。旅と美食は楽しみですから。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝の法隆寺参道、殆ど人が居ません。
ガイドさんによれば、日本人、外国人を問わず建築関係の方の見学が多いとか。 -
法隆寺南大門
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南大門から額縁の様に見える五重塔と金堂
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中に入っても未だ人が少ないです。
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境内図
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中門の金剛力士像、阿形
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吽形、と云う程は口を閉じていない様に見えます。
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わが国で最古と云われる五重塔(飛鳥時代)
高さ32.5mあるのですが、近年の研究で奈良時代にはこの高さを超える塔が他にも幾つもあった事が判って来ているので、遠くから眺めると現在の東京の高層ビルが立ち並ぶ様な景色だったのかも知れませんね。 -
金堂(飛鳥時代)
内部には釈迦三尊、薬師如来三尊、阿弥陀如来三尊と三尊が3つ並んでいる豪華で珍しい配置です。また周りを固める四天王像(白鳳時代)は未だ突っ立った中国様式で後年の様な躍動感はありません。
金堂の屋根には江戸期の改修の際に重さで下がって来る軒を支える為に彫刻が施された「つっかえ棒」が付け加えられている事が判ります。5重の塔の上層にもありました。
奈良時代以降の建物は軒を支える建築上の工夫が施される様になりましたが、飛鳥時代は未だ技術が追い付いていなかった様です。
でもこの長く張り出して反り返った軒の美しさは中国や朝鮮半島の建物には無い日本人の美意識の様です。 -
よくギリシャ建築に似た「エンタシス」と云う説明がされるようですが、ガイドさんによると少し違うらしい。
どうも「曲線」が日本人の美意識の根幹にあるようです。 -
大講堂。中には薬師三尊像と四天王像があります。
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此れは江戸期の改修の際に徳川綱吉の生母桂昌院が新たに加えさせた燈篭なので、よく見ると葵の紋が付いています。
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この写真の方が屋根の「つっかえ棒」がよく見えます。
法隆寺を建築した頃には中国寺院の建築方法が参考にされた様ですが、中国の寺院や塔では軒が余り張り出していません。そこに日本的美意識に基づいた長く張り出した曲線の屋根を載せるとどうしても屋根の重さを支え切れません。
後年、斗栱(ときょう)や肘木を使って屋根の重さを通し柱に上手く分散する事が出来る様になり、長く伸びた軒が重さで下がる事は無くなりました。
日本寺院の美しさは日本独自の建築技術に支えられている事が判ります。 -
五重塔の最上階の屋根にも「つっかえ棒」が見えますね
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しかし、これだけ人が少ないとは思ってもみませんでした。
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聖霊院
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綱封蔵
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大宝蔵院の中は撮影出来ませんが、昔習った「玉虫厨子」とか「百済観音」だとか多くの寺宝を近くで拝見出来ました。玉虫厨子は表面に僅かに残るタマムシの羽が見えましたし、百済観音はお身代わりでしたが、まさに飛鳥時代の「冨永愛」と云うぐらいのスタイルの良さ!この像も超高透明度ガラスと低反射コーティングで覆われていましたが、ライティングをもう少し工夫した方が良い(スポットLEDではなく聖林寺の様な間接照明がベター)と思いました。
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東院伽藍へ向かいます。
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有名な「夢殿」
扉が開かれていて中も見る事が出来ました。 -
中宮寺の入り口
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現在の中宮寺は法隆寺の奥に付随する様な小規模な寺ですが、かつてはもっと東の方にかなり大きな伽藍で建って居ました。
参拝の後の帰路の車での通りすがりに中宮寺跡の標識を見つけました。 -
国宝・如意輪観世音菩薩(半跏思惟像)を守る為に高松宮妃殿下の発願で新しく昭和43年に建てられた本堂。中には本尊の半跏思惟像が安置されかなり近くで拝観出来ます。
現代の鉄筋コンクリート造ですが国宝を守る為の強度を昭和43年の建設当時出そうと思うと必然的にコンクリートが選択されたのでしょう。
その頃未だ全国のお城の再建天守閣もコンクリート造が多く、最近の一部の再建の様に忠実に木造で再現し耐震性も必要となるとかなりの予算が掛かると思います。 -
版築で築かれた塀
土を幾層にも突き固めた層状の縞模様がはっきりと見えます。 -
法隆寺を出て西方向に少し歩くと藤ノ木古墳があります。
法隆寺よりも古い6世紀後半の古墳だそうです。 -
1985年の発掘調査で未盗掘の古墳である事が判り、その後多くの出土品が発掘されました。
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石室入り口
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ガラスを通してですが、石室内部を見る事が出来ます。
この後、簡単に昼食を済ませて金沢へ向けて出発。
無事今回の奈良旅行を終える事が出来ました。
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