2025/03/19 - 2025/03/21
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nichiさん
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この旅行記スケジュールを元に
東急ハーヴェストクラブ勝浦をチェックアウト、勝浦漁港近くの朝市にやってきました。
ココで海鮮丼の朝食です。
新鮮でおいしかったです!
そして房総半島最南端、つまり千葉県最南端、要は関東最南端の野島崎へ。
野島崎(のじまさき)という言葉の響きは子供のころから記憶がありました。
ラジオで天気予報を聴いていた時、台風が近づくと、犬吠埼(千葉)石廊崎(静岡)と並んで出て来ていた地名です。
今回初めて訪れた野島崎。
広~い太平洋を感じました、
江戸時代から海運交通の難所であった野島崎沖。
ここに明治初期に灯台をつくったことで、東京湾への入港がスムースになったようです。
ココに石橋山の合戦で敗れた源頼朝の岩屋があったのはビックリでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハーヴェスト勝浦から車で10数分。
勝浦朝市の無料駐車場に車を停めました。
告知があったのですが、なななんと4月から有料になるようです。 -
ここから朝市。
なんか寂しいぞ~? -
新鮮なお魚、売ってます。
今日帰るなら買えるんだけどな~ -
朝市の会場は、月の前半と後半で場所が変わります。
すぐ近くなのですが、交互に開催されるのですね。 -
様々なお店が並びます。
-
美味しそうですね~
ちょっとお腹に入れる? -
相方の意見で先に進むことに、
-
地元のおばあちゃんが丹精込めて作られた野菜や漬物を売っていらっしゃいます。
相方はお婆ちゃんから白菜の漬物を購入。 -
こんな古い素敵な建物もあります。
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現役のお宿でした。
-
遠見岬神社の鳥居ですね。
-
この階段は、ひな祭りの時、お雛様が並ぶので有名な階段です。
-
生で見たことがないな~
-
写真がありました。
こんな感じになるのですね~
壮観だな~ -
朝市の中にいくつか朝食を戴くことができるお店がある中、「朝市新鮮広場 うおいすい」さんに入りました。
人気店のようで少々混んでまして、少し待って入りました。
数年前に一度訪れたことがあったお店でした。 -
メニュー
安いですね~~
入口で支払ってから席へ。 -
じゃ~~ん!
私は「サーモン漬けマグロ丼」。
相方は「漬けマグロネギトロ丼」。
う~ん。
新鮮で美味! -
食後、朝市のあたりをプラプラ。
勝浦港は大きな大きな漁港です。
江戸時代から商漁船が出入りをしていた歴史ある港なんですね~ -
少し寒いですが気持ちがいい気候です。
勝浦港は日本有数のカツオの水揚港ですが、本マグロ、メバチ、キハダ、ビンナガ、カジキなどのマグロも多く揚がるようです。
海上保安庁の巡視船の母港でもあります。 -
勝浦漁港から車で90分。
房総半島の最南端の野島崎にやってきました。
野島崎公園に車を停めました。
目の前は小さな漁港(野島漁港)です。 -
歩いて野島崎灯台まで行ってみましょう。
-
駐車場から徒歩5分。
野島崎灯台に到着です。 -
野島埼灯台はココ。
房総半島の一番南にあります。 -
なななんと、明治2年に最初の野島崎灯台がココに建てられています。
洋式灯台としては、三浦半島の観音崎灯台に次いで2番目です。 -
こんな地形です。
野島崎沖は艱難事故が多発していた地域で、欧米の船が東京に入港する際、野島崎灯台は必要だったのでしょうね~ -
入場料は参観寄付金300円。
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野島崎の東側の景色です。
右に見えるのはホテル南風荘です。 -
さあ灯台へ。
-
チケット購入。
300円×2枚 -
灯台に登ってみましょう。
-
野島埼灯台
崎の文字が埼。
山へんではなく土へん。
これが海上保安庁の正式表記なんだそうです。
明治2年12月18日初〇
〇はなんて読むんだろう?
「てん」?
「?」とは違うし・・・
ちなみにググってみると、初点灯は12月21日でした。
関東大震災で倒壊してしまいましたが、大正14年に再建されています。 -
読めない。。。
「点」の旧字でもないみたい・・・
下が「大」ではなく「火」なんだよな~~?
ググってもわからない。。
※フォートラの「くわさん」がご丁寧に教えてくださいました。
この字も「点く」の旧字でした。
つまり、「点燈」なんですね。
あと。点灯日の日付のズレは、は旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の違いなんですね。明治維新直後はmだ旧暦も混在していたのだそうです。
くわさん!
ありがとうございます。 -
螺旋階段をどんどん登って、
-
最後は梯子のような急階段。
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狭い!
-
登った所は灯室です。
ここは灯台の心臓部。 -
長年に渡り、海運を守ってきました。
-
さあ外へ。
-
ひゃ~~
-
こちらが真南ですね。
そよ風が気持ちいいです。 -
ここが房総半島の南の先端です。
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あそこの岩の上に見える白いベンチはラバーズベンチですね。
-
こちらが東側。
おっ?
あそこに見えるのは伊豆大島ですね? -
アップで!
野島崎からはほぼ真東に伊豆大島が見えるんですね。 -
南風荘以外にも建物が見えます。
野島崎の南側はリゾートっぽくなっているのでしょうか? -
こちらは西側の景色です。
-
この沖は海運の難所です。
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磯になってますね。
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いいお天気に恵まれました。
そろそろ下りましょう。 -
さあ野島崎灯台の小さな博物館へ。
フランス語の表記です。 -
中へ。
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F・L・ヴェルニーを首長とするフランス人技師たちの設計によって建設された野島崎灯台です。
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これが灯台の心臓部であるフレネルレンズです。
-
フルネルレンズはかなり複雑な構造のレンズです。
このレンズのおかげで、強力な光線を遠くまで発することができます。 -
順番に拝見しましょう。
-
野島崎周辺の観光案内も。。。
この辺りにこんなにたくさんの灯台があるのですね。
数えてみたら、南総だけで14本の灯台がありました。 -
ここは日本の灯台の歴史。
最初は神奈川県三浦半島の観音崎灯台です。
これは有名ですね。
明治2年(1869年)にできてます。 -
これは霧信号。
霧で船が灯台からの信号が見えないときの為、音を出してその場所を知らせていたのですね。
ココ野島崎には、大正14年(1925年)に設置されています。
平成4年(1992年)まで使われていたようです。 -
これは最初にできた仮設灯台の模型です。
木造です。
櫓ですね~~ -
シニア夫婦は、博物館を出て野島崎をプラプラ。
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岬の先端に向かって歩いていきます。
-
この辺りは野島崎公園として整備されています。
-
灯台を振り返ります。
青空に白い灯台が鮮やかですね~ -
房総半島最南端の碑
がありました。 -
房総半島最南端の碑から灯台を振り返ります。
-
この先はもう海です。
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岩の上に見える白いベンチ。
灯台の上から見えたラバーズベンチですね。
相方「登ってみる?」
私「おれはいい・・・」 -
相方だけラバーズベンチまで登ってみました。
-
ラバーズベンチからの景色。
こっちは西。
陽が沈む方向です。 -
こちらは東。
陽が上る方です。 -
「絶景 朝日と夕陽の見える岬」に碑がありました。
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ラバーズベンチから振り返った野島埼灯台です。
綺麗ですね~ -
さあ駐車場に戻りましょう。
-
ここは何?
-
洞窟のようですが。。。
-
伝説の岩屋?
源頼朝が石橋山の戦いで平家に敗れて伊豆から安房に逃げてきた際、この野島崎に立ち寄って、「野島山」の三文字を刻んだとのこと。
この地で武運再興の願掛けをしていた際に、雨が降ってきて、この岩屋で雨をしのいだそうです。 -
岩屋の中を覗くとタコの造形物。
大蛸は海面を鎮めて豊漁の神で海神なんだそうです。
お賽銭がたくさん~~ -
駐車場に向かう途中、左側にあったのは三峯神社です。
鎌倉時代に創建?
もっと古い? -
野島崎をでて館山城址に向かいましょう、
つづく
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この旅行記へのコメント (6)
-
- くわさん 2025/04/24 07:07:14
- 初「点」と読みます
- nichさん、こんにちは。
野島埼に行かれていたのですね。
私も以前行ったのですが、旅行記はまだです。
ところでナゾの文字ですが点灯の「点」です。蛍光灯を点けるとかの。
当時は電気でなく「火」だったので火の文字が入っているのでしょうね。
そして点灯日のずれは旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の違いです。明治維新直後は旧暦も混在していたようです。
くわ
- nichiさん からの返信 2025/04/24 08:24:32
- Re: 初「点」と読みます
- くわさん
ありがとうございます。
「火が点く」の「点」なのですね。
「点」の下が「大」ではなくて「火」だったので、「点」の旧字とは違うのだろうな~と思っておりました。
意味からすると「点」なんだろうと思ってましたが頭の中は「?」でした。
あと、日付のズレは、太陰暦と太陽暦の違いなんですね。
まだこのころは旧暦が残っていたのですね・・・
教えて頂きありがとうございます。
勉強になりました。
くわさんの野島崎の旅行記、楽しみにしてますね。
- くわさん からの返信 2025/04/24 09:40:19
- Re: 初「点」と読みます
- あと野島埼灯台には太平洋戦争で受けた機銃の弾痕跡が残っています。次行かれた時は探してみてください。
くわ
- nichiさん からの返信 2025/04/26 08:44:55
- Re: 初「点」と読みます
- おはようございます。
そうなんですね?
機銃の弾痕ですか・・・
アメリカの戦闘機による機銃掃射もあったのでしょうか?
戦争中、艦砲射撃を受けたことや、野島崎沖では日本の護送船団がアメリカの駆逐艦に襲われたことを今回知りました。
宿泊した民宿は波佐間漁港の近くにあったのですが、水上特攻艇「震洋」出撃基地の跡がありました。
南総は、空襲以外に様々な戦争の歴史があるのですね。
戦跡を見るたびに、二度と繰り返してはいけないと強く思います。
- くわさん からの返信 2025/04/26 10:55:54
- えっ? そこにも震洋の基地があったのですか!
- へぇ~、そうなんですか。そこにも震洋の出撃基地があったのですか。
実は、今年の正月に土佐清水に里帰りしていたのですが、そこにも震洋の基地があったのです。土佐清水に以前住んでいたころはそんな基地があるとは全然知らず、新聞記事で知りました。
https://4travel.jp/travelogue/11960696
千葉県にもあったとは驚きです。nichiさんに教えてもらうまで全然知りませんでした。今度、ぜひ行ってみたいと思います。ありがとうございました。こんなことがあるから旅行は止められませんね。
私の最新の旅行記は茂原の掩体壕です。飛行機の格納庫ですが、今でも残されています。
https://4travel.jp/travelogue/11973763
くわ
- nichiさん からの返信 2025/04/26 14:01:23
- Re: 初「点」と読みます
- 終戦間近には、房総沖にアメリカの艦隊がチョクチョク現れるようになったことと、千倉から館山のいくつかの南総の船大工が優秀で、震洋の製造を命じていたようです。
ということは震洋は木造船だったのですね。
幸いにして波左間の震洋は終戦を迎えて出撃することは無かったようです。
私も今回現地で初めて知ったことでした。
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