2025年4月 韓国東海線全線開通記念・墨湖 楸岩 三陟とソウルを巡る鉄道の旅（５）釜田駅から墨湖駅へ東海線直通ITXマウム号乗車後編

2025/04/04 - 2025/04/04

2025年1月に韓国の東海（トンヘ）線の盈徳駅から三陟駅までが新規開業し
釜山から江陵まで直通運転が開始されました。

また2024年12月に中央線も在来線だった義城ー北永川間が高規格新線に切替し全線電化されソウル（清凉里駅）から釜山（釜田駅）までKTXイウム号で直通運行が開始。

今回の旅は、釜田駅から江陵駅まで直通運行されたITXマウム号乗車とソウルから釜山までKTX京釜高速線とは別路線のKTXイウム号の乗車をメインの旅行となります。

今回は、盈徳駅から三陟駅の未開通区間が開通し、釜田駅から墨湖駅まで東海（トンヘ）線の乗車を前編・後編で紹介します。
盈徳駅から蔚珍駅、そして三陟駅までが、電化開通した東海線の初乗車区間です。

表題では東海線全線開通と記載しましたが、江陵駅から先の済津へ建設中との記事も見ていたので、正しい表現なのか少し迷いました。
今後東海線は草束・高城へ延長されるのでしょうか。

この旅行記は、2025年4月 韓国東海線全線開通記念・墨湖 楸岩 三陟とソウルを巡る鉄道の旅 釜田駅から墨湖駅へ東海線直通ITXマウム号乗車前編を一部内容を変更して再投稿しました。

全日程
第1日 4月2日（水）
下関(19時45分発）→関釜フェリー船内泊

第2日 4月3日（木）　
関釜フェリー→釜山(8時00分着）
釜山港大橋と広安大橋と南港大橋を1011番バスで渡る
岩南公園
ソンドスカイパークと松島海上ロープウェイ（ケーブルカー）
草梁168階段傾斜型エレベーター（空の道）
親環境スカイウェイ展望台

第3日 4月4日（金）
◎釜田駅(5時33分発）→ITXマウム1231号→墨湖駅(9時54分着）
墨湖観光

第4日 4月5日（土）　
墨湖駅(7時31分発）→ヌリロ1860号→三陟海辺駅(7時51分着）
三陟観光

第5日 4月6日（日）
湫岩・三陟観光
東海駅(17時22分発）→ITXマウム1255号→江陵駅(18時7分着）

第6日 4月7日（月）
江陵駅(8時25分発）→KTXイウム808号→ソウル駅(10時33分着）
ソウル観光

第7日 4月8日（火）
清凉里駅(14時40分発）→KTXイウム709号→釜田駅(18時36分着）

第8日 4月9日（水）　
釜山観光
釜山港→(20時00分）関釜フェリー→

第9日 4月10日（木）　
関釜フェリー→下関(7時45分着）

画像は今回乗車した、釜田駅で出発を待つITXマウム1231号

2025年5月21日 投稿
2025年7月21日 一部内容を変更して再投稿

画像は墨湖駅に到着したITXマウム1231号

エリア 東海(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

第3日目 2025年4月4日（金）　　　
前回から続きます。　
プサンの釜田駅から乗車した ITX-Maum1251号で蔚珍（ウルジン）駅に到着。

東海線釜田駅から江陵駅まで（3日間で）全線開通記念乗車中です。
蔚珍駅から先の三陟駅までが、今回初めて乗車する区間です。
墨湖駅まで乗車します。

8時51分 ITX-Maum1251号、蔚珍（ウルジン）駅を出発。
ガラスに ITX-マウム号が写ったのでパチリ。

蔚珍駅から墨湖駅までの時刻表です。
蔚珍（ウルジン）駅 8時51分発
興富（フンブ）駅 9時00分着09時02分発
三陟（サムチョク）駅 9時27分着09時28分発
--------------------（新規開通区間はこの駅まで）
東海（トンヘ）駅　　　　9時44分着09時47分発
墨湖（ムッコ）駅 9時54分着09時55分発
---------------------------------------------------
正東津（チョンドンジン）10時16分着
江陵（カンヌン）　　　　10時33分着

8時51分、蔚珍駅を出発。

竹邊（チュクビョン）駅を通過。　　8時56分

間もなく興富駅に到着。　

9時00分、新規開通区間で初めての停車駅、興富（フンブ）駅に到着。

興富駅－沃原駅間 9時03分

9時12分、臨院駅を通過。

臨院駅－近徳駅間　9時15分

9時16分、近徳駅を通過。　

近徳駅－三陟駅間　9時24分

9時24分到着の案内が有りました。
あと3分で新規開通区間のもう一つの駅、三陟駅に到着します。

間もなく三陟駅に到着します。9時25分

9時25定刻より少し早く三陟（サムチョク）駅に到着しました。

この三陟駅までが今回新規開通した区間となります。

以前、観光列車の海列車（パタユルチャ）で来た時は地上駅だったのでこの駅も大きく変貌しました。
但し、近くにコンクリート工場があるので場所的には大きく変わっていないかもしれません。

尚、今回の開通で釜山方面から三陟駅まで繋がったわけですが、三陟駅から東海駅までの区間は観光列車の海列車が江陵駅（江陵高速線の工事に伴い一時正東津駅始発に変更）が運行が無くなりこの区間の旅客運行もしばらく無くなりました。

今回の新線区間開通によって盲腸線であった東海駅から三陟駅間（当時は三陟線）
も東海線と名称が変わり旅客運行が再開されました。

三陟海岸が見えて来ました。9時34分

9時34分、三陟海岸駅を通過。
この駅は週末の土曜日・日曜日に停車する駅です。
（平日は停車しません）

この駅は明日宿泊するリゾートホテルの最寄り駅となっています。

間もなく楸岩駅を通過します。
三陟駅から東海駅（その時は三陟線と呼ばれていた）は以前観光列車の「海列車」が走行していた区間。
「海列車」が廃止されてから旅客運行が無くなっていたので久しぶり乗車出来ました。

9時36分、楸岩駅を通過
この駅も週末の土曜日・日曜日だけ停車する駅です。
（平日は停車しません）

東海の街並みが見えて来ました。9時38分

9時43分定刻で東海（トンヘ）駅に到着しました。　　　　

東海駅を出発し、しばらく進行すると再び近くに東海が近くに見えて来ます。9：51

この風景は思い出の有る風景。

9時55分に墨湖（ムッコ）駅に到着しました。

釜田駅から江陵駅（始発駅から終着駅）まで一気に乗車したかったのですが、今回の旅は墨湖と楸岩・三陟を観光したいので墨湖駅で降ります。

墨湖駅に到着し、江陵駅に向けて出発するITX-Maum1251号

ITX-Maum1251号を見送ります。

☆墨湖駅
この駅は現在1面2線で利用されていますが、画像に見えるホームは新しく出来るホームで完成すれば2面3線（？）の駅になるかもしれません。

墨湖（ムッコ）駅
現在の駅舎もホームの一番端にあるので、いずれ画像より右側に新しい駅舎ができるかもしれません。

昨年に続き1泊して、墨湖を観光します。
今回は前回行けなかった所を中心に観光しようと思います。

その前に朝ごはんを食べていないのでお食事タイムです。

墨湖（ムッコ）駅の近くで朝ごはんに丁度いい食堂を見つけました。

へジャンクッ
酔い覚ましのスープと言われるへジャンクッ、2種類のスープが有りました。

干しスケドウダラのスープにしました。

遅い朝食ですが、さっぱりした美味しいスープをいただく事が出来て大満足！

東海線の高架線を潜って、去年に続き歩いてホテルに向かいます。

海岸が見える所にはいろいろ見どころがいっぱい有ります。

賑やかな墨湖の街

左側に墨湖灯台、右側に（名前は付いておりませんが）墨湖タワーが見えます。

前回行かなかったので墨湖タワーに行こうと思います。
去年に続いて２回目の墨湖観光なので、今回は前回行かなかった観光地をメインに回りたいと思います。

小高い丘の上にピンク色と淡い緑色の家が見えます。

前回も行った所でドーナッツ屋さんが有る所ですが、前回開店前で入店出来なかったので行ってみたいと思います。

去年6月に墨湖港水辺公園に有ったタコちゃん！
ここに移動してきたのかな？

墨湖港活魚売りセンター

新しく出来た墨湖港のサイン

墨湖港活魚売りセンターのキャラクターかな？

カニカニ

注目したのは右側のメチャ大きな貝。

ここから先が墨湖観光のメインストリート。

この海岸線沿いには、いろいろな展望台や灯台、海産物のレストランが並びます。

☆トッチェビゴルヘラン（海岸）チョンマンデ（展望台）ファジャンシル（化粧室）

小さな灯台のように見えますが、お洒落なトイレです。
階段が有って小さな展望台を兼ねているよう。

ここも前回行ったヘラン（海岸）展望台。

前回の墨湖旅行の（2024年6月）時に行ったのトッチェビゴルスカイバレー展望台。

今回は、スルーします。

前回も宿泊をした東海ビーチホテルが見えて来ました！

まだチェックインは出来ないのでバックだけ預けに行きます。
次回は景色が綺麗な墨湖の街と夜景を楽しみたいと思います。

2025年5月21日 投稿　
2025年7月22日 再編集

2025年4月 韓国東海線全線開通記念 江原特別自治道・墨湖 楸岩 三陟とソウルを巡る鉄道の旅（６） 墨湖のいろいろな展望台を観光編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11972478
左上：墨湖ノンゴルダムの小さな展望台
右上：墨湖ノンゴルダムのカフェ店内
左下：墨湖タワー
右下：墨湖タワーから見たノンゴルダムの景色

今後は、韓国・江原特別自治道の墨湖 楸岩 三陟を紹介します。

左上：墨湖ヘラン展望台の夜景
右上：宿泊したSol Beach Hotel & Resort
左下：Sol Beach Hotel & Resortの夜景
右下：三陟海上ケーブルカー