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二本松城にやってきました。<br />郡山と福島の丁度中間くらいにある二本松。<br />当初は在来線経由で二本松に行こうと思ったけど、1時間に1本。<br />時間がもったいない。<br />福島か郡山経由で行こうと考えました。<br />どちらからも行けるけど、気分的に福島に行きたかったので福島経由で行くことにしました。<br />福島から高速を経由し、二本松城に行き、福島駅まで戻ってくるのに要した時間は約2時間。あえて二本松駅から行く必要はありませんでした。<br /><br />さて、二本松城に到着。<br />印象は縄張りが大きい城。<br />戊辰戦争で落城した際には守兵は約1,500名。<br />攻め手は約1,700名。<br />兵力的にはほぼ互角なはずが、二本松城が落城したのは攻め手の砲兵の存在故でしょう。<br />刀と弓矢には効果を発揮する城壁も砲撃の前には一撃で崩れてしまう。<br />砲撃に有効なのは塹壕ではあるものの、十分な数の銃がなければ塹壕戦は戦えない。<br />城門から打って出て戦死した家老の碑が城門近くにありましたが、落城寸前の状況を想像できる状態でした。<br />仮に砲兵が居なかったとしても、この城域を1,500名で守るのは厳しかったことでしょう。<br />これだけ広いと散兵になってしまう。<br />陽動をかけて、兵力が集中した時に一点突破をかければ、城壁は破られてしまった気がします。<br />三の丸、二の丸、本丸と出丸を設ける本質は遅滞戦術にありますが、戦国時代に設計された城は砲兵に対しては無力、ということをいみじくも証明した城になっています。<br />石垣すら再建、とあるのでかなり激しい砲撃だった、と想像することができました。<br /><br />本丸までの高低差はかなりあり、弓矢と刀、あるいは砲門の能力が低かった時代には有効だった城であることは理解できる構造になってました。<br />ただ、掘割は明確ではなく、往時の姿を想像することが難しい構成になっていたのは残念でした。<br /><br />天守台は立派なものでしたが、個人的には天守とか、再現はしないでほしいものと思います。<br />天守は観光客向けにはキャッチーですが、落城した歴史をキャンセルしてしないます。<br />落城し、破壊しつくされた城であればこそ、天守の無い城跡であってほしいと考える次第です。<br /><br />

No.11 百名城の二本松城(47/100)~これほど広いとは・・・

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2025/04/06 - 2025/04/06

83位(同エリア234件中)

スネフェル

スネフェルさん

二本松城にやってきました。
郡山と福島の丁度中間くらいにある二本松。
当初は在来線経由で二本松に行こうと思ったけど、1時間に1本。
時間がもったいない。
福島か郡山経由で行こうと考えました。
どちらからも行けるけど、気分的に福島に行きたかったので福島経由で行くことにしました。
福島から高速を経由し、二本松城に行き、福島駅まで戻ってくるのに要した時間は約2時間。あえて二本松駅から行く必要はありませんでした。

さて、二本松城に到着。
印象は縄張りが大きい城。
戊辰戦争で落城した際には守兵は約1,500名。
攻め手は約1,700名。
兵力的にはほぼ互角なはずが、二本松城が落城したのは攻め手の砲兵の存在故でしょう。
刀と弓矢には効果を発揮する城壁も砲撃の前には一撃で崩れてしまう。
砲撃に有効なのは塹壕ではあるものの、十分な数の銃がなければ塹壕戦は戦えない。
城門から打って出て戦死した家老の碑が城門近くにありましたが、落城寸前の状況を想像できる状態でした。
仮に砲兵が居なかったとしても、この城域を1,500名で守るのは厳しかったことでしょう。
これだけ広いと散兵になってしまう。
陽動をかけて、兵力が集中した時に一点突破をかければ、城壁は破られてしまった気がします。
三の丸、二の丸、本丸と出丸を設ける本質は遅滞戦術にありますが、戦国時代に設計された城は砲兵に対しては無力、ということをいみじくも証明した城になっています。
石垣すら再建、とあるのでかなり激しい砲撃だった、と想像することができました。

本丸までの高低差はかなりあり、弓矢と刀、あるいは砲門の能力が低かった時代には有効だった城であることは理解できる構造になってました。
ただ、掘割は明確ではなく、往時の姿を想像することが難しい構成になっていたのは残念でした。

天守台は立派なものでしたが、個人的には天守とか、再現はしないでほしいものと思います。
天守は観光客向けにはキャッチーですが、落城した歴史をキャンセルしてしないます。
落城し、破壊しつくされた城であればこそ、天守の無い城跡であってほしいと考える次第です。

旅行の満足度
3.5
観光
4.0
交通
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー 新幹線
旅行の手配内容
個別手配
  • 出発は福島駅

    出発は福島駅

  • 福島駅構内の立ち食いそば屋さんで、魅力的なメニューを発見

    福島駅構内の立ち食いそば屋さんで、魅力的なメニューを発見

  • 期間限定の喜多方そばとあります。<br />ラーメン具をのせた蕎麦?

    期間限定の喜多方そばとあります。
    ラーメン具をのせた蕎麦?

  • 喜多方ラーメンの具とスープに、ラーメン麺の代わりに蕎麦が入ってました(^^)<br />これはこれでアリですね

    喜多方ラーメンの具とスープに、ラーメン麺の代わりに蕎麦が入ってました(^^)
    これはこれでアリですね

  • 二本松城に到着。<br />桜祭りの季節なので提灯が。

    二本松城に到着。
    桜祭りの季節なので提灯が。

  • 掘割には水が流れていました<br />城が健在な時から流れていたのでしょうか・・・

    掘割には水が流れていました
    城が健在な時から流れていたのでしょうか・・・

  • 櫓。<br />天守が無い城ですが、雰囲気を出しています。<br />ちなみに、城らしい風景が見れるのはこのエリアのみ。

    櫓。
    天守が無い城ですが、雰囲気を出しています。
    ちなみに、城らしい風景が見れるのはこのエリアのみ。

  • 城碑。<br />櫓と一緒に映る、このアングルは結構好き。

    城碑。
    櫓と一緒に映る、このアングルは結構好き。

  • 城内へ向かいます

    城内へ向かいます

  • 入口には少年隊の像があります

    入口には少年隊の像があります

  • 少年隊の説明文<br />このような悲劇が、戊辰戦争時にはいくつもあります。<br />復興し、復旧したため、跡形もありませんが、人々が生活している限り語り継がれるのでしょう

    少年隊の説明文
    このような悲劇が、戊辰戦争時にはいくつもあります。
    復興し、復旧したため、跡形もありませんが、人々が生活している限り語り継がれるのでしょう

  • 少年隊を送り出した母の像が少年隊の像の背後にありました。<br />銃後の女性の悲劇を象徴する配置です

    少年隊を送り出した母の像が少年隊の像の背後にありました。
    銃後の女性の悲劇を象徴する配置です

  • 大手より城内へ入ります。<br />大手門は箕輪門と呼ばれている様です。

    大手より城内へ入ります。
    大手門は箕輪門と呼ばれている様です。

  • 箕輪門の説明文。<br />文字がかすれて読めません(苦笑)

    箕輪門の説明文。
    文字がかすれて読めません(苦笑)

  • 箕輪門。<br />なかなか凶暴な造りですが、大手門にしてはやや小振りの印象を受けます。

    箕輪門。
    なかなか凶暴な造りですが、大手門にしてはやや小振りの印象を受けます。

  • 箕輪門を抜けます

    箕輪門を抜けます

  • 三の丸の石垣。<br />乱積みの打込接ですね。

    三の丸の石垣。
    乱積みの打込接ですね。

  • 三の丸の石垣。<br />打込接。<br />丹羽氏の時代のものなら切込接でも良いと思うので再建かも?

    三の丸の石垣。
    打込接。
    丹羽氏の時代のものなら切込接でも良いと思うので再建かも?

  • 三の丸へ向かいます

    三の丸へ向かいます

  • 三の丸の説明文

    三の丸の説明文

  • 三の丸下段の様子。<br />かなり広い。<br />ここを守るにはかなりの兵力が必要では?

    三の丸下段の様子。
    かなり広い。
    ここを守るにはかなりの兵力が必要では?

  • 三の丸上段へ向かいます

    三の丸上段へ向かいます

  • 三の丸上段脇にある霞ヶ池

    三の丸上段脇にある霞ヶ池

  • さくらの名所100選に選ばれているみたいです

    さくらの名所100選に選ばれているみたいです

  • 三の丸上段の様子

    三の丸上段の様子

  • 本丸方面へ向かいます

    本丸方面へ向かいます

  • 細い小道。<br />当時もこのような小道だったのでしょうか・・・

    細い小道。
    当時もこのような小道だったのでしょうか・・・

  • 掘割を長雨ると結構急斜面であることが分かります。

    掘割を長雨ると結構急斜面であることが分かります。

  • 本丸は見えません

    本丸は見えません

  • まだまだ上ります。

    まだまだ上ります。

  • ようやく中腹

    ようやく中腹

  • 家老・小城代・郡代の割腹の地

    家老・小城代・郡代の割腹の地

  • ようやく本丸の石垣が見えてきました。

    ようやく本丸の石垣が見えてきました。

  • 城内の井戸の説明文

    城内の井戸の説明文

  • 井戸はかなり立派です

    井戸はかなり立派です

  • 本丸の石垣。<br />この角度からみるとマチュピチュの石垣みたいにも見えます

    本丸の石垣。
    この角度からみるとマチュピチュの石垣みたいにも見えます

  • 本丸下の野面積み石垣の説明文

    本丸下の野面積み石垣の説明文

  • ネットが掛かったコレ、ではないですよね・・・

    ネットが掛かったコレ、ではないですよね・・・

  • 多分こっちでしょう。<br />しかし、わかりずらい

    多分こっちでしょう。
    しかし、わかりずらい

  • 本丸が近づいてきました

    本丸が近づいてきました

  • 本丸の説明文

    本丸の説明文

  • 本丸。<br />天守の位置は不明ですが、結構広い

    本丸。
    天守の位置は不明ですが、結構広い

  • 城代と勘定奉行割腹の地の碑

    城代と勘定奉行割腹の地の碑

  • 本丸からの風景

    本丸からの風景

  • 磐梯山や綺麗に見えます

    磐梯山や綺麗に見えます

  • おそらく天守台であとう場所から見た本丸

    おそらく天守台であとう場所から見た本丸

  • 天守台から本丸を見る。<br />石垣が見事です

    天守台から本丸を見る。
    石垣が見事です

  • 天守台から櫓台方面を眺める

    天守台から櫓台方面を眺める

  • 天守台の石垣。<br />東海地方の名城の石垣に負けていません

    天守台の石垣。
    東海地方の名城の石垣に負けていません

  • 櫓台から天守台を眺める

    櫓台から天守台を眺める

  • 乙森の説明文。<br />二の丸の別名

    乙森の説明文。
    二の丸の別名

  • 乙森(二の丸)まで車で来れるようです

    乙森(二の丸)まで車で来れるようです

  • 本坂御殿

    本坂御殿

  • 本坂御殿の碑

    本坂御殿の碑

  • 行きには気づかなかったのですが、大手に大城代戦死の地の碑がありました

    行きには気づかなかったのですが、大手に大城代戦死の地の碑がありました

  • 遠景

    遠景

  • 恐竜君がいました(笑)<br />客寄せには最高!<br />ティラノ君の動きってコミカルですよね~

    恐竜君がいました(笑)
    客寄せには最高!
    ティラノ君の動きってコミカルですよね~

  • 新幹線で帰路へ

    新幹線で帰路へ

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