百名城No.08の仙台城(10/100)

2016/02/27 - 2016/02/27

職場の同僚の御尊父の葬儀があり、休日に出かけることになりました。久々の単独行動。少し足を伸ばして百名城の多賀城を訪問した跡に、仙台城に行きました。
仙台城（青葉城）を訪問するのは16年ぶりです。以前は仙台駅から歩いて青葉城まで言ったのですが、流石にもう40代の自分ではキツイ。今回はタクシーで向かいました。
護国神社にお参りし、本丸部を散策。
団体さんご一行に遭遇しました。観光客は徐々に戻ってきているようでした。
以前来た時には気づかなかったのですが、護国神社に併設されている英雄顕彰館は必見です。戦没した仙台周辺の方々の写真が展示されていました。戦没者全ての写真が掲示されているのかどうかはわかりませんが、戦没者の数、戦没者の若さ・幼さには圧倒されました。
戦犯として事実無根の罪で処刑された方の我が子への手記を読んだときは同じ父親として涙なしでは読めませんでした。変な主義主張にかぶれることなく、是非多くの方々に見ていただきたいと思いました。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

タクシーで「青葉城の銅像のところまで」とお願いすると護国神社の駐車場まで連れて行ってくれました。

本丸にある有名な正宗の騎馬像。仙台の街を見つめています。

本丸のところにある護国神社

護国神社に併設された英雄顕彰館に入りました

幾多の戦役で戦没した方々の写真が展示されていました。
氏名だけを載せている顕彰館は割りとありますが、写真を展示しているところは初めてでした。戦没者の年齢の若さには圧倒されました。

南方で戦犯として処刑された方の自らの子供に当てた遺書は、同じ父親として涙なしでは読めませんでした。BC級戦犯の多くは戦争の復讐としていい加減な裁判の結果として処刑されています。事後法での処刑も多く、近代の罪刑法定主義に沿ったものではありません。欧米（アングロサクソン）の本質は悪であり、正義の権化などとは程遠いことを思い起こすべきでしょう。

護国神社を出ると石垣が見えてきます。右手に見えるのは本丸の石垣。
切り込み積みになっており、近世に作られたものがわかります。

別の角度から本丸の石垣を見たもの。
タクシーの運ちゃんの話では東日本大震災で崩れた石垣があるとのことですが、この意志ファ機は無事だったようです。

本丸から三の丸に至ることろにあった石垣。
ここは野良積みでした。

同じく三の丸に至る道の土塁と石垣

ここの石垣も野良積みでした。

三の丸を出たところ。
堀と土塁。
石垣は失われたのか、土塁しかありません

仙台城跡の碑。
堀の脇に立っていました。

国際会議場駅に向かいます。
地下鉄の駅と言うには違和感のあるくらい存在感のある駅舎です

仙台駅に行き、帰りの牛タン弁当を頂きました。
安い1080円の弁当ですが、消石灰と水が交じる時の発熱反応で温めることができる機能はしっかりついていました。