2022/08/07 - 2022/08/07
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スネフェルさん
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子供の受験の関係で弘前に滞在したこともあり、季節外れですが、弘前城に行きました。中学生の修学旅行で来て以来ですので、約40年ぶりの訪問です。
石垣が修復中ということもあり、天守が曳き家で移動してたため、かなり違和感のあるたたずまいでした。平地のぽつんと佇む天守より石垣の上に立つ天守のほうがやはり似合います。
中学生の頃の記憶なので、定かではなかったのですが、城内は結構広かった、というのが新たな印象です。平城であれだけ城内が広いと、天守はあまり役に立たなかったのでは?との印象を持ちます。ただ、最北の城の唯一の天守を有する城ですので、周辺諸国に家格を示す、という一点において、効果はあったのでしょう。(実際、天守再建が認められた当時は、国持大名に準じる家格でしたし、表高10万石、実高28万7千石の大藩でした。)司馬遼太郎が「日本七名城の一つ」と評したのは、納得です。
現存天守閣の建造は1810年。当初の天守閣は落雷で保管してあった爆薬が爆発し、消滅。以後、200年ほど天守閣の無い城でしたが、1810年に天守閣の再建が幕府に認められた、との事。現存天守はそのころのものですから、築200年超というところですね。幕府は戦闘設備である天守閣の建設には否定的でしたから、異例の措置といえます。
現存天守閣は隅櫓を改築する形で作られた天守閣です。高さを3層に抑えたのは幕府が5層天守を禁止していたから、ということもあるのでしょう。山鹿流兵法を信奉していた弘前藩ですが、天守閣の外観を見る限り、一般的な城郭と大差ないように見えました。山鹿流兵法教授の吉田松陰に評されたように、山鹿流は西洋兵学にはかなわない、と言われたのは納得ではありました。松陰の流れは五稜郭へと続いていくのでしょう。
城塞としてでなく、公園としてみるなら、なかなかに美しい城跡です。散歩にも最適。その意味では桜の季節の早朝に散歩してみたい城跡でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前日がねぶた祭りだったため、街中はそこかしこに「ねぶた」が残っていました。
しばらく展示するのかな? -
街中には昔の商家が点在し、往時の雰囲気を想像することができます
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町名表示も雰囲気あります
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文明開花がいち早く導入された地域だけあって、教会も立派です
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城の端まで到着しました。
左に曲がります -
城までの地図。
こういう配慮はありがたいですね。 -
城近くには雰囲気ある建物が点在していて、良い雰囲気です
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桜の絨毯で有名な堀
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市立観光館の壁には何故か初音ミクが(初音ミクは北海道が発祥)
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追手門に到着
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追手門脇の土手。
土塁ですが、形状は美しい。 -
追手門は修復中でした
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弘前城址の碑
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弘前城内の案内図
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入って右手が植物園だけど、スルー
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市民広場前の案内所は屏風風
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弘前城の説明板
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二の丸にある辰巳櫓
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二の丸の堀と杉の大橋
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杉の大橋
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杉の大橋の説明文
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杉の大橋を渡った先の南内門も修復中
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二の丸の案内図
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弘前城情報館の前を左折します
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二の丸の通路
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本丸へと続く下乗橋
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本丸の石垣は修復中。
本来、天守は石垣の高い足場の部分にありました。
石垣修理のため、曳家で本丸の中程に移動されて、下乗橋からは見えません。 -
天守が見えてきました
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弘前城天守。
曳家で移動されているので、違和感が拭えません -
移動した天守を示す地図
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本丸の井戸。
残ってない城も多いですが、弘前城にはしっかり残っています -
本丸から岩木山がよく見えます
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本丸から北の郭に向かいます
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本丸から北の郭へ向かうには階段を下ります
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階段は新しいですが、左の石垣は昔のものでしょう
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本丸と北の郭を結ぶ鷹丘橋を渡ります
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本丸と北の郭の間の掘割
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北の郭のメイン、武徳殿。
明治に入ってからの建物の為、比較的新しいものです -
武徳殿入り口
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武徳殿遠景
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北の郭を後にします
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四の丸に向かいます
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四の丸には護国神社があります
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四の丸。
ナニかを修復中でした -
四の丸の北、北門にやってきました。
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北門。
立派は立派ですが、門の左右の壁は木製で、防御力は低そうです。
城壁というより屋敷の塀、という佇まいです -
北門の説明文
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北門と城外を結ぶ亀甲橋
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