スリランカ旅行の帰りに寄ったソウル　後編【街歩き・チムジルバン】

2025/02/24 - 2025/02/25

約１週間のスリランカ旅行からの帰国便を検索したところ、なかなかお高めだったのでソウル経由で帰国することにしました。
韓国は昨年、トランジットで大邱に立ち寄っただけでソウルを訪れるのは初めてです。
２泊３日でハイキングや街歩き、アートメイクなどをしました。

行程です。
2月14日　出国　関空から経由地のクアラルンプールへ　そのままKL泊
2月15日　KLからバンダラナイケ空港着　ネゴンボ泊
2月16～21日　アンバランゴダ泊
2月21日　コロンボに移動し、バンダラナイケ空港からKL空港へ
2月22日　KL空港から仁川空港へ
2月22～24日　ソウル泊
2月25日　帰国　金浦空港から羽田空港を経由し伊丹空港へ

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月24日　月曜日

Airbnbの宿を11時にチェックアウトし、地下鉄２号線聖水（Seongsu）駅から乙支路入口（Euljiro １ga）駅に移動。JCBプラザラウンジに来ました。こちらで荷物を預かっていただきます。こちらの営業は18時まで。17時50分までに荷物を受け取りに来てください、と言われました。

私が言うまでもないですが、JCBプラザラウンジは日本人の定番の旅行先にあり、便利ですね。利用するのはホノルルに次いで２度目。荷物預かりとドリンクサービスがありがたいです(ソウルでは預かりサービスは色々なところがやっていると聞きますが）。

普段の買い物はVISA。JCBのカードは割引になるVeltraとアプリで返済の手続きができる海外キャッシングでのみ使っています。私はですが、JCBのカードで海外キャッシングできなかったことはありません。
いざという時の保険として、海外旅行にはいつも持っていきます。宣伝ではないです(^^;)

JCBプラザ ラウンジ ソウル 散歩・街歩き

帰国の飛行機は翌７時50分、金浦空港発のJAL（特典航空券）です。この日は金浦空港近くのチムジルバンに泊まることにしていました。

時間があるので、JCBプラザラウンジでマッサージ店を紹介してもらい、そちらに向かいます。ラウンジからマッサージ店まで徒歩30分ほど。

韓国銀行貨幤金融博物館

1912年、朝鮮銀行本店として建設。
書き方が難しいですが（書きたいので書きます）、当時の日本人の威力を感じます。きれいに残していただき、ありがたい。

おそらく、ソウルを訪れる人の多くが通る場所であり、見慣れた建物でしょうが、初めてこちらの建物を見た私は足を止めてしばし見入っていました。

韓国銀行 貨幣金融博物館 文化・芸術・歴史

東側はすぐ明洞。紹介されたマッサージ店は日本人向けのところ。
ゆっくりできればいいので、特にこだわりはありません。

ヘラエステ

最初はマッサージだけにしようと思っていましたが、眉のアートメイクのチラシが目に留まり、一緒にお願いしました。
アートメイクは初めてしましたが、化粧が面倒な人ほどやった方がいいというのを実感しました！顔の印象が全然違うし、もっと早くやっていればよかった。また必ずすると思います。

こちらにはなんだかんだで12時半から16時まで滞在してしまいました。

ヘラ エステ エステ・スパ・マッサージ

近くの明洞餃子を教えてもらい、遅すぎる昼食。私が行ったのは地下鉄明洞駅近くの新しいビルの方です。
定番とのことですが、確かにおいしかった！（私はソウルのことを何も知りません）儲かっているから、最近新しいビルを建てたとヘラエステの方が言っていました。

あと、私が券売機でお金を払っている時、日本人と思われる人がサッと現れ、後ろ姿を激写されたのですが、何のためなんだろう？「券を買う人」の画が欲しかったのかな。その人はすぐにいなくなりました。

16時30分近くなり、預かっていただいている荷物を受け取るまで残り１時間ほどになりました。
近くにある日本統治時代の建物を見て回ることにしました。お馴染みの建物かと思いますが、記録として旅行記に収めます。

旧ソウル駅舎が見えてきました。

旧ソウル駅舎（文化駅ソウル284）

1925年竣工。
最近自分がどこの国に住んでいるのか分からなくなってきていたので、先達の力をもらいました。もちろん、現代でもこのような美しい姿を見られるのは韓国の方によるところも大きいと思います。

道路を渡り、内部も見学したかったですが、時間が迫るので急ぎ足で次の目的地に向かいます。

文化駅ソウル284 (ソウル駅旧駅舎) 博物館・美術館・ギャラリー

崇礼門（南大門）

ソウルの映像として、こちらか光化門広場がよく見られるように思います。
ソウル市内には、大統領の弾劾に関する横断幕がたくさんあったことだけを記します。

崇礼門広場 広場・公園

先ほども目にした韓国銀行貨幤金融博物館。
この一帯に日本統治時代の風格ある建物が点在しているので、丸の内の雰囲気を思い出しました。

韓国銀行 貨幣金融博物館 文化・芸術・歴史

近づいてみました。
日本の外に行き、日本を思い出すたび、つくづく「日本は唯一無二の国」だと思います。なぜ日本のような国があるのか、本当に不思議ですし、日本人でいられることをありがたく思います。

その向かいにある新世界百貨店本店（ザ・ヘリテージ）

旧第一銀行本店。1935年竣工。

旧朝鮮貯蓄銀行本店 建造物

この時点では準備中だったようですが、今年4月にラグジュアリースポットとして生まれ変わったようです。

新世界百貨店本店　

広告の方が目立っていますが…、よく知られているように、1930年に三越として開業した建物。

他にもソウル市庁舎を見学したかったのですが、荷物の受け取り時間が迫るので、JCBプラザラウンジへと急いで向かいました。でも、道に迷って明洞をうろうろしていました。

荷物を受け取り、金浦空港近くのチムジルバンに向かいます。
JCBプラザラウンジのスタッフの韓国人の方、とても親切でした。他のお客さんがいなかったので、ちょっとだけ世間話もさせてもらいました(^^)

チムジルバンは地下鉄５号線金浦空港駅隣の開花山（Gaehwasan）駅が最寄り。乗り換えなしで行けるよう、JCBプラザラウンジから５号線光化門（Gwanghwamun）駅まで20分ほど歩きました。

光化門駅 駅

18時45分、開花山駅に40分ほどで到着。

時間帯もあるのか、ずっと混雑していて（私もその一人）、「どこで空くんだろう？」と思ったら皆さん金浦空港までの乗車でした。

駅の近くの店で夕飯にします。

トッポギとイカ天。Google翻訳もありますが、とっさのことは対応できず、自分が無力に思えます。でも、たまにはこんな経験も必要だと思います。

ぶれてます。
歩いてチムジルバンに向かいます。静かな街です。

ありました、開花山ランド。
翌7時50分発の飛行機に乗るため空港の近くがいいのと、早朝発ならホテルに泊まるのももったいないかな～、とこちらに泊まることにしました。
チムジルバンは初めてなので、それも楽しみ。

ケファサンランド (開花山ランド) エステ・スパ・マッサージ

入口は地下にあります。
大人一人12,000ウォンです。ロッカーがあまり大きくなく、大きめなリュックはぎりぎり入りました。

浴場でシャワーを浴びてからさらに下に降ります。こちらは浴場から休憩所に向かう階段です。浴場には大小さまざまな浴槽があり、ゆっくり浸かりたかったのですが、アートメイクを受けた直後なので顔と髪は濡らさず、シャワーで体を洗っただけでした。

次に韓国に行くことがあるとしても、またアートメイクをしたいのでチムジルバンとの両立が悩ましいところ。先にチムジルバンに行くしかないな。

こちらは休憩所。
なんだか色合いが宗教施設の道場みたい？

休憩スペースにある岩塩のサウナ。男女共用で、館内着を着て過ごします。深夜は利用できません。
こんな洞穴のようなところが３か所ほどありました。おもしろいですね～。
様子を見に行っただけですが、長時間いたかった！アートメイクしていなかったら長時間いられました。

女性用スペースの入り口です。すべてハングルなのでスマホを活用。WiFiはなし、充電できるところは見ませんでした。

その内部。22時頃は私しかいませんでしたが、朝５時前に起きると、他にお二人が寝ていました。

２月25日　火曜日

朝５時ごろ、チェックアウト。
その前にシャワーを浴びましたが、浴場には私しかいませんでした。

チムジルバンのレセプションの方に「金浦空港まで歩いて行けますか？」と尋ねると、丁寧に道順を教えていただけました。金浦空港が歩いて行ける空港でよかったです。たまに歩いて入れない空港がありますからね。

金浦空港。チムジルバンから徒歩20分ほどで到着。

一応気を付けながら空港内を撮影しましたが、掲載してよいものと悪いものが分からないので、こちらに載せるのは控えます。気にしすぎかな？
GMP 07:50→HND 09:55

金浦国際空港 (GMP) 空港

いきなり場面がとびます。

金浦空港から羽田空港に着き、こちらは伊丹空港に向かう機内。富士山がとってもきれいでした！
羽田空港に漂う出汁のにおいと富士山の眺めにホッとしました。
HND 12:30→ITM 13:40

機長からも「きれいな富士山がご覧になれます」とのアナウンスがありました。

おそらく南アルプス付近。日本の高山を飛行機で見るたびに圧倒されます。

伊丹空港に到着。

JAL金浦→羽田の朝の機内食は特に量が少ないようです。
撮影していませんが、サンドウィッチとサラダ、パイナップルが少量ずつだったので、顆粒並みにサッと溶けてなくなりました。
力がでなかったので、伊丹空港近くの吉野家で牛すき鍋膳（大盛）をいただいて帰宅しました。

この旅行記へのコメント （3）

• nekochanさん 2025/05/05 05:06:31

  日本人でよかったですよね。

  こんにちは。Cameliiaさん
  
  わたしは、日本を離れてから日本のよさに気が付きました。
  ドイツに住むことを選びましたが、日本人でよかったとつくづく思います。
  
  ドイツに住んで長くなり、日本に住んでいた時間より長くなりました。
  どんどん外国人が増え、ドイツらしさがなくなってきたと思います。
  日本はこういう方向に変わってほしくないですね。
  
  次の旅行記を楽しみにしています。
  
  nekochan

  Camelliaさん からの返信 2025/05/05 19:30:33

  Re: 日本人でよかったですよね。

  nekochanさん
  
  
  こんにちは。投票とコメントありがとうございます。
  
  外国にいらっしゃるとその国に順応しつつも、日本人としての揺るぎない核の部分を感じられるのでしょうか。私は短期間の滞在であっても、他の方との比較や自分を顧みることにより、常にそれを感じています。
  
  自国や出身地は自分の拠り所なので、変わってほしくないです。それを今まで残してくれた方々のことを想いながら旅をすることが多いです。
  日本は素晴らしい国であるが故、過去も現在も浸食されて潰されそうになっているのでしょう。
  
  ドイツは１泊しかしたことがありませんが、確かにムスリムとアフリカからの不法移民っぽい人（取り締まりを受けていました）が多いと思いました。田舎の方はまた違うのでしょうか。
  昨年のイギリス旅行で行き先にサウス・デヴォンを選んだのも、昔ながらの美しいイギリスを見たかったからです。ストリートビューでロンドン近郊のとある街を見たら、ムスリムの雰囲気を感じて…。もちろん、素敵な場所もたくさんあると思いますが。
  東欧は地理的・経済的・政治的な理由からか、それほど乗っ取りの標的にはなっていないようで、安心して旅できる気がします。
  
  先々のことを心配しながら生活しています。
  普段、こういったことについて話をする人とはもうず～っと話してしまうのですが、掲示板なのでこの辺にしておきます(^^;)
  
  私もnekochanさんの旅行記を楽しみにしています。
  それでは、また。
  
  
  Camellia

  nekochanさん からの返信 2025/05/06 01:00:43

  Re: 日本人でよかったですよね。

  Camellia さん
  
  返信ありがとうございます。
  
  日本人としての揺るぎない核の部分ということにわたしが値するかどうかわからないのですが、小さな行動の一つ一つが日本人かどうかで違うと思うのです。
  ここの部分をなくしてはいけないと思っています。
  わたしの場合、行動パターンは少しドイツ化していて（ドイツに長く住んでいる日本人共通です）、そういう人たちの集まりではよく一時帰国した日本でこうだった、ああだったという話になります。
  日本式に慣れるのを冗談でリハビリと言っています。
  
  先週末はバイエルン州の小さな村にいました。
  そこはいわゆるドイツ人しか住んでいないところだったので、なんというかびっくりしました。
  子供たちが作ったイースターの飾りつけが村の中心にあって、なんとなく誇らしい感じ？がしました。
  いたずらされたわけでもなく、（最近は外においてあるものは壊されたりすることが多いです）きれいに残っていて、住民の民度が表れていると思いました。
  
  そうですね。掲示板ですから、どこまでどういう風に書いていいかというのがありますね。
  日本人なので日本のことを気にしながら、心配しながら、ドイツで生活しています。
  
  それでは、また。
  nekochan