2019/03/18 - 2019/03/21
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無人(muto)さん
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2019年3月 アメリカに行ってきた。
推しバンド(Asterism)が初のUSツアーに行くのに乗じて、かねてから見てみたいと思っていたヒューストンのNASAを訪れ、またこれも見てみたいと思っていたモニュメント・バレーなどの自然公園エリアを訪れた。
第1日:羽田⇒ダラス Asterism ライブ ダラス泊
第2日:ダラス⇒ヒューストン Asterism ライブ ヒューストン泊
第3日:NASA見学 ヒューストン泊
第4日:ヒューストン⇒グランド・ジャンクション
グランド・ジャンクション泊
第5日:コロラド・ナショナル・モニュメント
キャニオンランズ国立公園 モアブ泊
第6日:アーチーズ国立公園/モニュメント・バレー
モニュメント・バレー泊
第7日:グランド・キャニオン グランド・キャニオン サウスリム泊
第8日:グランド・キャニオン ウィリアムズ泊
第9日:セドナ フェニックス泊
第10日:LAX経由で帰国
記憶をたどって書いていたら長くなったので以下6編に分割して掲載することにした。
その① ダラス/ヒューストン編
その② キャニオンランズ編
その③ アーチーズ編
その④ モニュメント・バレー編
その⑤ グランド・キャニオン サウスリム 編
その⑥ セドナ編
本編は、第1日と2日の「その① ダラス/ヒューストン編」 である。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
推しバンドASTERISMのライブがオースティン、ダラス、ヒューストン、LAと4ヶ所で開催されたが、その中でダラスとヒューストンの2回を観ることにした。羽田からダラスまで直行便が飛んでいるし、後の行動を計画しやすかったのだ。
ダラスに到着したのは早朝で、空港からベイラー・ステーション(Baylor Station)まで DARTライトレール(Dallas Area Rapid Transit)に乗り、駅からは歩きでエルムストリート(Elm Street)のホステルへ。部屋は空いているからとチェックインさせてくれた。ラッキーこの上ない。(2025年3月現在このホステルは閉業しているらしい。)
ライブハウスに近い場所としてここに宿を取ったのだが、面白いエリアだった。ネット情報では若い人が集まる場所の一つとか。 -
お腹が減っていたので早速外に出てブランチということで、#getfried Fry Café に入った。ニューヨーク発のポテトがメインのファーストフードでダラスでは前年2018年にここでオープンしたらしい。そして、2019年秋にはクローズしていて今はない。日本には来てないようだけど、来てもやはり流行らない気がする。
午後には、会社の元同僚と再会しお茶。アメリカ駐在中にパートナーを見つけて会社をやめて、そのまま居着いちゃった人。楽しそうにしていて安心した。 -
お茶したカフェのすぐ近くのグラフィティ
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お茶の後、少し見て回ったけどグラフィティがあちこちにあって雰囲気ある街だ。レストランなども賑わっているようで、ちょっと見で感じるアブなさそうな街ではないようだ。
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この通りはエルム街といってもオハイオ州の悪夢の通りではない。しかし、ケネディ元大統領が暗殺された場所として記録に残る悪夢の通りだ。狙撃場所はホステルの辺りから2.5kmほど西、ダウンタウンの反対側。この写真の道路の突き当たり、高いビル群の向こうに樹木が見えているところである。
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夕方になって撮ったら映画に出てくる西部の街の雰囲気や!
早めにライブ会場に行ったけど何人かいたけで待機列なし。和気藹々とした感じでバンドの話などをしていた。開場しても混み合うことはなかった。聞くところによるとダラス、ヒューストン、LAはUSのファン有志がライブ会場の手配をしてASTERISMを招いたそうだ。ASTERISMがサウス・バイ・サウスウエスト(South by Southwest、略記:SXSW)でイベントに参加する予定と聞いて、せっかく米国まで来るのだから単独でもやって欲しいと思って行動を起こしたらしい。日本のアーティストがアメリカでも推されているのを見るのは嬉しかった。
ライブ開演前にトイレに行ったらメンバーが飛び込んできてびっくり。この会場にはここしかトイレがないとかw -
一緒に写真を撮ってもらうことができた (^-^*)
因みにこのライブ会場 Curtain Club は2019年6月末で閉館した。気軽な感じで良いのだけど、古びてボロい箱だったからなぁ。ダラスで行ったところは5年後にはどこもなくなっていて何かさびしい気がする。
1回目のライブが終了し、翌日ヒューストンに移動。 -
ヒューストンでは空港でこんな車(Nissan Frontier)を借りた。(写真はネットからの拾いもの)
激安割引セールで、かつ、なんかテキサスというとこんな感じが似合うかなというので選んだやつ。 -
2日目のヒューストンでのライブの様子。
これで推しとはお別れ。 -
ヒューストンと言えば、NASAの宇宙センター(NASA Johnson Space Center)があるところ。宇宙に興味がある者としては聖地である。アポロの交信での「こちらヒューストン」で有名なように、打ち上げられた宇宙船の管制をおこなっている。ずっと前にフロリダのケープカナベラルの打ちあげセンターを訪れてから、こちらヒューストンにも是非来てみたかったのである。
場所はヒューストンと言っても車で1時間ほど南へ走ったところにある。そして広大で歩いて回ることなどできない。 -
いきなり、「来たぁ!」って思える光景。インディペンデンス・プラザ(Independence Plaza)という広場に置かれたスペースシャトル(レプリカ)+ボーイング747ベースのNASA905シャトル輸送機が迎えてくれる。
公式ビジターズセンターであるヒューストン宇宙センター(Space Center Houston)に到着したのだ。ツアーの出発場所で、ディズニー傘下の会社(Walt Disney Imagineering)がデザインした一般客用の宇宙に関する展示やグッズショップなども入っている建物だ。
まず、ツアーのミーティングポイントのゲスト・サービス・ディスクへ。参加したツアーは NASA Level 9 Tour だった。一般的な NASA トラムツアー(NASA Tram Tour)と違い、バスで回る少人数のグループツアーだ。ツアーを探し始めた時はいろんな旅行会社が催行しているヒューストン市内からの移動も含むツアーの日本語のホームベージばかりが目に付いたが(この旅行記にももれなく表示されるw)、公式のサイトにたどり着いてほっとした。ちゃんと公式で買えるじゃないか!しかも宇宙飛行士との朝食できるコースなど複数のオプションがある。特に朝食は希望していなかったのでこの Level 9 ツアーを選んだ。このツアーは昼食を挟んで(昼食代はチケットには入っていない)午前の部、午後の部に分かれていて少し離れた場所にあるプールでの訓練施設も見学できるコースだ。1日10名程度の人数限定で催行される。
これらのツアーはネット上で予約することができる。というか、予約しておかないとこのツアーには入れないだろう。
注:2025年現在の内容は当時と変わっている。そもそも展示内容も変更されているようなので、見学される予定の方は訪問時に確認する必要があるだろう。また、移動手段は自分で別に手配しなくてはならない。
公式のサイトへのリンクは以下の通り。
NASA Johnson Space Center:https://www.nasa.gov/johnson/
Space Center Houston Tickets:https://tickets.spacecenter.org/webstore/shop/viewItems.aspx?cg=admissioncg&c=admissionc
NASA VIP Tours(Level 9 Tour にあたるようだ):https://spacecenter.org/exhibits-and-experiences/nasa-vip-tour/ヒューストン宇宙センター 博物館・美術館・ギャラリー
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最初に訪れたのは 9号棟の宇宙船モックアップファシリティ(Space Vehicle Mockup Facility:SVMF)だった。
200mくらいある大きな建物で、JAXAの「きぼう(KIBO)」を始めいろいろな宇宙船のモックアップ(実物大模型のこと)が設置されている。見学のために置かれているのではなく主に宇宙飛行士の訓練とシステムの習熟に使用されている。
https://www3.nasa.gov/specials/svmf360/
ところで、ジョンソン宇宙センターの建物は Building 9 (9号棟)のように数字で示されていて、ガイドさんを含め関係者はこの番号をしょっちゅう口にするのでツアー前に覚えておけばよかったかなと思った。(実際はしないだろうなぁ)番号は古いものから順番につけられたわけではないようだ。
参考:
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_buildings_in_the_Johnson_Space_Center -
これはスペースシャトルの操縦席のシミュレーター
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オリオンあるいはオライオン(Orion)
スペースシャトルの代替として開発中の有人ミッション用の宇宙船である。月へのミッション、アルテミス計画(Artemis program)にも使用されている。将来は火星ミッション(Misson Mars)に使用される可能性もある。
オライオン計画(Project Orion)というと、1950年代 - 60年代にかけて行われた核パルス推進宇宙船の開発研究計画を思い出す。核分裂または核融合による爆弾を宇宙船から後部に放出し、60m のところで爆発させ、鋼鉄かアルミニウムの板で爆発の衝撃を受けて、推進力とするというとんでもない計画案だった。宇宙空間にはそもそも放射線で満ちているので環境破壊案件ではないのだが。 -
月面探査車 (Lunar Electric Rover)
この時は置いてあるのを見るだけだったが、外で走行訓練をしているのを見学できることもあるようだ。
甥っ子のひとりが日本で月面探索車の開発にかかわっていると言っていたけどこんな感じのヴィークルを想像している。 -
ヴァルキリー(Valkyrie 正式名称:R5)という人型ロボット
天体上や宇宙空間での人による作業を代行させようとしているそうだ。Astronauts ならぬ Robonauts っていうらしい。
DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)の予選に出場するため、NASAのジョンソン宇宙センターによって設計・開発されたそうだ。宇宙飛行士には危険すぎる環境で作業を行うことを目指して設計されている。現在も世界各地の大学などで改良が続けられているそうだ。アルテミス計画にも使われる予定らしい。
ホンダのアシモを思い出した。違いはわからないけど。 -
他にもいろいろなロボットが置いてある。
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こっちはロボットではなく宇宙服。
バイザーがほぼ不透過素材でできているのだと少し驚き。 -
ザリア・モジュール(Zarya Module Sunriseの意味)
ISSに最初に設置された基幹モジュール。何枚ものミッション・エンブレムが貼られている。
9号棟は広くてその中に無数の物があり一つ一つ見ていたら時間がどれだけあっても足りないだろう。撮った写真ももっとあるが...多すぎるw ということで、9号棟から次の棟へ移動。 -
宇宙環境シミュレーション・ラボ(Space Environment Simulation Laboratory)
32号棟にある巨大な熱真空試験用装置。真空でのマイナス262.1℃を実現できる。つまり宇宙空間の環境を作り出し、その中で宇宙船、宇宙服、その他の機械が耐えられるかどうかを検証するための装置だ。3階建てのビルがすっぽり入るような大きさの空間を真空にできるということは想像するに余りある。
ここで12時30分になりランチタイム! -
Starport Liftoff Cafe(定かではないがJSC 3棟にあったと思う)で1時間ほどのランチタイム。空いていたし、周囲は木々で静かな環境だった。宇宙飛行士も利用するらしいが、我々がいた時にはそれらしい人は見かけなかった。
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午後最初に移動してきたところは、無重量環境訓練施設(NASA Neutral Buoyancy Laboratory:NBL)
バスで15分ほどかかる。映り込んでいるのがツアーバス(だったと思う) -
プールの中に大きな設備を搬入する時は、上からクレーンで入れるのではなくて、水を抜いてプールの底のレベルからアクセスするのだろうと想像できる構造の建屋。その方が圧倒的に楽なはずだよなぁ。
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プールの中には国際宇宙ステーションISSが再現されていて、宇宙飛行士が宇宙服を着用しながら、無重力空間で動く訓練やISSの修理訓練をしている。「宇宙兄弟」などの宇宙ものの小説、コミック、アニメなどいろいろなメディアで使われ、紹介されている施設なので、実際に来てニンマリしたところ。
NASAが訓練などの様子を公開している動画があるが、水中の様子は現地に行くよりよほどわかるのだが。
https://www.youtube.com/watch?v=lil_I_-7aOM -
まさに訓練している!
サポートのダイバーが見えるし、空気の泡も出ている。実は宇宙服を着た姿も見えたのだが、なんせ水の中なので姿がよく捉えられていないw とはいえ、動画では味わえない臨場感を楽しめた。
プールでの30分ほどの見学が終了するとまたバスに乗りジョンソン宇宙センターの中心にあるミッション・コントロール施設に向かった。道中は住宅地なのだが、宇宙飛行士や職員が住んでいるのだろうか。「宇宙兄弟」の家でのシーンを思い出した。 -
着いたのはヒストリック・ミッション・コントロール(Historic Misson Control)
ジェミニ、アポロなどを管制していた場所で文字通り歴史的遺産の管制室だ。 -
2台のコンソールが古い管制室の写真を背景に置いてある。左が Green Consoles、右が Blue Consoles。実物なのだ。 管制室全体は復元作業中のため見学できなかった。
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この Green Consoles はジェミニ、アポロ、スカイラブ、スペースシャトルの初期ミッションまで使われたものだ。いろいろな歴史的場面でニュースなどにも映っていたしろもの。
Blue の方は1996年から2016年までISSなどのサポートに使われていた。OSは Windows とか(聞きかじりで確認できないでいる。) -
次は現行のホワイト管制室(White Flight Control Room)
2階からガラス越しに見下ろして見学する。 -
正面にモニターがあり、リアルタイムデータが表示されている。飛行経路、ライブ映像などだ。
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右側のモニターを拡大してみるとISSの文字や時刻表示など結構細かいところまで見える。左上にJAXAのエンブレムが見えているのはちょっと嬉しい。
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前の写真では無人だったのに、人が戻ってきている。
右下の方がフライトディレクターらしい。 -
ミッション・コントロールをでると扉の前で一旦集合。もう16時に近い。この後に行くロケットパーク(Rocket park)にて解散とのことで、前もって説明を受ける。
で、ガイドの方が記念写真を撮ってくれた。 -
でかっ! 人が「ありんこ」みたいに見える。
ロケットパーク では サターン5型(Saturn V)ロケットが屋内展示してある。サターン5型は史上最大の出力を持っていたロケットでアポロ計画やスカイラブ計画で使われたものだ。ここにある機体は実際に飛行する予定だった部品で構成された唯一の現存するサターン5型実機だ。
この写真の一番手前は 、サターン514機(シリアルナンバー SA-514)の第1段(S-IC-14)で、アポロ18・19号のために準備されたが未使用という機体 -
次は、サターン515機(シリアルナンバー SA-515)の第2段(S-II-15)で、アポロ20号のために設計されたが使用されず、スカイラブのバックアップ用などにも使われる可能性があったが最終的には使われていない。
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これは、サターン513機(シリアルナンバー SA-513)の第3段(S-IVB-513)で、当初アポロ18号での使用予定だったが、スカイラブ軌道ワークショップに置き換えられたもの。
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第3段の先端にはアポロ司令船(コマンドモジュール)が搭載されている。
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振り返ると、改めて でかっ!
全体が見えない。
この時、既に16時30分過ぎ。朝の10時30分にツアーが始まったので約6時間ここで過ごしたことになる。インディペンデンス・プラザのシャトルと747の内部は見なかったし、ヒューストン宇宙センターの展示やグッズショップへも行かなかった。今になってみるともったいないことをしたわけだが、当日はお腹いっぱいで、それ以上は詰め込めない感じだった。
なお、ここに記載した説明や情報は自分で何を見たかという記録のためにネット情報をまとめたもので100%正しいとは限らない。ご容赦を。 -
ヒューストンでの宿は空港近くのハイアット・プレイス(Hyatt Place Houston-North)だった。自動車で移動する人向けのホテル。ま、アメリカは車社会だから。
4日目は1日かけてヒューストンから、ダラスを経由してコロラド州のグランド・ジャンクション(Grand Junction)へ飛んだ。Hyatt Place Houston North ホテル
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グランド・ジャンクションへ着いたらレンタカーを借り、まずはスーパーマーケットへ行き、夕食および翌日からの食材を調達した。広いアメリカでの旅行では、お昼時間にレストランにお目にかからないことも多いため、ある程度のものを車に積んでドライブすることにしているのだ。
ホテル La Quinta Inn & Suites に着いたのは暗くなってから。ライトアップされていた駐車場の木が妙に印象に残っている。ここもハイウェイ近くの車で来て宿泊するタイプのシンプルできれいなホテルだった。
翌日からの大自然を巡るドライブに備えてゆっくり休むことができた。
「その② キャニオンランズ編」へ続く。ラ キンタ イン & スイーツ バイ ウィンダム グランド ジャンクション ホテル
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USA March 2019 その③ アーチーズ編
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