2024年10月　東南アジア3か国の旅（５）　初の海外ラン＆地上370ｍの高さへ。

2024/10/01 - 2024/10/01

2024年9月27日から10月2日にかけて、シンガポール・インドネシア・マレーシアを旅しました。
8年ぶりの海外、今回は初海外の友人との、40代男性2人旅。やりたいことをいろいろ詰め込んだ旅を振り返っていきます。

※今回の旅の行程
0日目　羽田→シンガポール（シンガポール航空）
1日目　シンガポール滞在
2日目　シンガポール→バタム島→ジョホールバル（フェリー）
3日目　ジョホールバル→クアラルンプール（鉄道）
4日目　クアラルンプール滞在
5日目　クアラルンプール→シンガポール→羽田（シンガポール航空）


こちらは4日目（10月1日）午前中の日記になります。
この日が実質的に旅の最終日（次の日は、ほぼ帰国への移動だけ）。大まかにプランは立てていたものの、事前に時間を決めて予約していたペトロナスツインタワー以外は、わりとゆるゆると過ごしていました。

※本文中の為替レートは、旅行当時のおおよそのものです。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩

この日は6時半ごろに起床。
31階から眺める、朝のクアラルンプールの街並みです。

まだ寝ている友人を起こさないように静かに着替えて、ジョギングへ出発しました。
人生初の、海外でのジョギングでした。

Bukit Bintangの辺り。クアラルンプール随一の繁華街であるここでも、朝7時過ぎでは人影は少なめでした。

2.5kmくらい走って、KLCC公園にやってきました。ここには1周1km程度のジョギングコースがあり、ジョギングしている人がたくさんいました。出勤前にひとっ走り、なのかもしれません。

KLCC公園 広場・公園

ペトロナスツインタワーのおひざ元にあるこの公園からは、しっかりと眺められました。

都会の中でも緑に囲まれたこの公園、また走りに来たいと強く感じました。

KLCC公園内を2周して撤収。帰り道では8時近くなっていたこともあり、歩道には通勤客や、通勤客目当ての屋台が多く見られました。
そして走行している車の数も多くなってきていました。

泊まっているマンションに戻ってサッとシャワーを浴び、朝ごはんを食べに外へ出ました。
マンションから数分歩くだけで、雑多な街並みが広がっていました。洗練された雰囲気のららぽーと周辺とは異なる空気でしたが、私はこちらの方が好み。

やって来た「ICC PUDU」はクアラルンプール最大級のホーカーで、店の数は100を超えるのだとか。2016年にオープンとのことで、わりとキレイ目な建物でした。

ICC PUDU アジア料理

シンガポールのチャイナタウンコンプレックスもそうでしたが、魅惑的なお店だらけで、非常に悩みました。

結局、コーヒーとカヤトーストのセットにしました。セットで3.5RM（約125円）。走ったあとに甘いものが染みる～。美味しい。

もうちょい食べたいな…と思って買ったものは「Apam Balik（アパンバリ）」。中国の福建省から渡ってきたと言われるスイーツで、マレーシア全土で食べられているようです。2.2RM（約80円）。
ピーナツやコーンがたくさん挟まっていて、もちもち食感とピーナツの歯ごたえ。そしてたっぷりの砂糖で甘い。美味しく腹持ちよいスイーツでした。
しかしまあ、この日の朝食、甘いものばかりじゃないか(笑)。

ここICC PUDUの1階には手洗い所が何カ所かあるのが特筆モノだと感じました。パンを食べる前や食べたあと、すぐに手を洗える…。そういう設計で造った人偉いわ。

マンションに戻ってひと息入れたあと、11時ごろにチェックアウト。1泊2日の高級マンション暮らし、楽しかった！

15分ほど歩いて、The Ritz-Carlton, Kuala Lumpur（ザ・リッツ・カールトン、クアラルンプール）へ。クアラルンプールでの2泊目はこちらにしました。

とはいえまだ午前中でチェックインには早い時間帯。
荷物を預けて、再び街歩きへ。

やってきましたペトロナスツインタワー！　
マレー語では「Menara Berkembar Petronas」と表記するそうです。

ペトロナスツインタワー 現代・近代建築

まずはB1の受付へ行き、ビジターのパスを受け取ります。このパスは何色かあるようで、係員から「赤のパスのみなさん、そろそろ移動です」というような案内がありました。

エレベーターに乗って最初に案内されたのが41階。ツインタワーの連絡ブリッジでした。
最初は結構怖かった！　でも不思議と徐々に慣れてくるものです。

眼下には、この日の朝走ったKLCC公園。上から見ても、緑の豊かさを感じました。

そして86階の展望台に到着。
もはや恐怖という感覚を超えた別のものがあった気がします。

アプリの地図を参考に、ここから見える建物が何か…ということを確認しながら眺めていました。
ホント、いつまで眺めていても飽きない場所でした。
41階や展望台に上るときは同じパスの色の人で一緒に移動しましたが、展望台からの下りは自由。周りに赤色のパスの人が少なくなってきた頃合いで、86階展望台を後にしました。1階で係員にパスを返却して終了。だいたい1時間くらいの見学ツアーでした。
外国人料金で98RM（約3500円）は、ここ数年で値上がりしているらしいですが、これでも決して高くないと感じました。

そうそう、86階展望台にはトイレがあります。86階で用を足すという面白い（？）体験ができました。

ペトロナスツインタワーの正面にある公園から見上げました。いやあ、高いなあ。

続いて地下鉄でMasjid Jamek（マスジット・ジャメ）駅へ移動しました。

マスジット ジャメ駅 駅

ここには、クアラルンプールの語源となった場所があります。
もともと「Kuala Lumpur」の「Kuala」は二つの川が合流する地点という意味、「Lumpur」は泥という意味の言葉からなる地名です。

手前がゴンバック川、奥がクラン川です。確かに泥の川でした。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

ここから歩いて、次に向かった先がクアラルンプール駅。
2001年にKLセントラル駅が開業してからは「中央駅」の座は譲り渡したものの、駅としての機能は健在です。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

駅を使う客の姿は少なく静かなたたずまいでしたが、荘厳な雰囲気がステキでした。

駅から見て道路を挟んだ向かい側には、マレーシア鉄道公社本社ビルがあります。こちらも駅同様に歴史を感じる建物ですが、現役の社屋のようです。

続いて、Pasar Seni（パサール・スニ）駅からスンガイ・ブロー-カジャン線で移動。駅構内にはファミマの自販機がありました。日本と同じやん。

パサール スニ駅 駅

ホームにはソシャゲの広告がドーン。日本と同じやんｗ

パサール スニ駅 駅

暑い中歩いて疲れていたこともあり、ブキッ・ビンタンのスタバでひと息つきました。

海外のスタバは初訪問でしたが、わりと日本に似た雰囲気でした。

10.5RM（約370円）のアイスコーヒー。
ここで日本との違いがあり、注文を受けてから豆を挽いていたのです。これは驚きました。
テラス席で街を行き交う人たちを眺めながら、ノンビリと過ごせました。

このあと、スタバの並びにあった両替屋へ行き、3000円をリンギッドに両替しました。「1000円=26.5RM」。

そして16時過ぎ、満を持して？　リッツカールトンにチェックイン！

ザ リッツ カールトン クアラルンプール ホテル

廊下。格調高さを感じました。

そして、アサインされた10階のツインルームに入りました。

眺望はちょっとアレでしたが…ｗ

そんな風に部屋の写真を2人して撮りまくっていると、ボーイさんがバッグを持ってきてくれました。ありがとう。

そのあとは4階にあるプールへ行きました。高層階にあるわけではないので、眺望は大したことありません。
でも、リッツカールトンのプールで泳いでいるということが嬉しく感じていました。

泳いだり、プールサイドのベッドでノンビリしたり。しばしリゾート気分を味わいました。
アイスのサービスもありました。用意してくれたタオルもフカフカで気持ちいい！　シャワールームやジャグジーもあり、プールで冷えた身体を温められました。

夕食のために出かけようとしたら…なんと雨。20分くらい様子を見ていたけど止む気配がなかったので、折りたたみ傘を片手に、雨の街へ出かけました。
街角にはビニール傘を10本以上持って売っている男性がいて、商魂たくましさを感じました。

「Takumi Craft Bar」は伊勢丹のB1酒売場の一角にある角打ちコーナーにやってきました。
シンガポール「RedDot Brewhouse」
Heartlander Ale

少し酸味？　でもそれが美味しい！
ラベルも素敵。
いつかシンガポールにあるこちらのブルワリーにも、行ってみたいものです。

ここはB1で売っているフード類の持ち込みOKなので、餃子や揚げ物を持ち込んで一杯やりました。
場所が伊勢丹でしたし、日本語表記もあるし、ここは日本なのではと思えてしまう(笑)。

外へ出ると雨は上がっていました。次の店を探して右往左往。しかし、ネットで見つけた場所には店がなかったりで、時間だけが過ぎていく…。

偶然、オタク向けショップを見つけたのは面白かったけどね。

店内では、クアラルンプールのオタク女性3名が楽しそうな会話を繰り広げていました。この光景は、世界共通なのかもしれません。

どこで飲むか迷った挙句、結局、「スーパーで総菜と酒を買って部屋で飲む」ということにしました。

シャワーを浴びたあと、ベッドに腰かけてこの旅を振り返りつつ一杯やりました。

マレーシアの豆腐。固かった。でも、味は悪くないです。

23時ごろの夜景。
旅の終わりの近づきを感じつつ、ベッドに入りました。