2025/02/12 - 2025/02/18
1109位(同エリア2108件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記539冊
- クチコミ3894件
- Q&A回答0件
- 983,147アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
2025/02/12
-
飛行機での移動
羽田空港〜熊本空港
-
バスでの移動
阿蘇くまもと空港〜通町筋 産交バス阿蘇くまもと空港リムジンバス熊本行
-
バスでの移動
市役所前発〜熊本大学前着 産交バス E3-2
-
バスでの移動
産交バス [E2-1] 西部車庫行
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2025年2月12日~18日の1週間で熊本・長崎・福岡の観光地を巡ってきました。今回は熊本城や雲仙、島原、柳川などメジャーな観光スポットを巡りつつ、三井三池炭鉱万田坑や山鹿の八千代座、久留米の成田山久留米分院明王寺など、隠れた観光名所とでもいえそうなスポットも観光していきます。
旅行記その1は熊本市内観光です。平成28年に熊本に大きな被害を及ぼした熊本地震から着実に復興をしつつある熊本城の見学と、熊本大学五高記念館、リデル、ライト両女史記念館という場所を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
熊本空港から産交バスに乗って通町筋バス停までやってきました。産交バスでは2024年11月15日で全国共通交通系ICカードが使用できなくなり、現在はくまモンICカードというご当地カードのみ使用可となっています。2025年3月上旬よりクレジットカード等のタッチ決済を開始する予定らしいです。
今回はバス運賃は現金払いになります。空港から通町筋まではちょうど1000円でした。 -
なんだかお腹がすいたので、先にお昼ご飯にします。バス停近くにある大文字というお好み焼き屋に入ります。
お好み焼 大文字 グルメ・レストラン
-
細長い店内に鉄板付きのテーブルがズラリと並んでいます。自分で焼くタイプのお店に入るのは初めてでしたが、かなり上手に焼けたと思います。
味は大変美味です。 -
関東で生まれ育った人間にとって「お好み焼き定食」という存在は永遠の謎です。お好み焼きはおかずなのでしょうか。
-
デザートのソフトクリーム。予想外に美味しい。
炭水化物で胃袋がいっぱいになりました。 -
今日の天気は残念ながら1日雨になるようですが、かまわず観光開始です。
まずは小泉八雲 熊本旧居から。秋から放送されるNHKの連続テレビ小説、「ばけばけ」は小泉八雲の妻、小泉セツをモデルにしたドラマなんだそうです。小泉八雲にはそれほど興味もなく、しかも雨の日に靴を脱ぐのは面倒なので、ここは外観のみ見学させてもらいました。小泉八雲旧居 名所・史跡
-
熊本市現代美術館にやってきましたがこの日は休館日でした。前日2月11日(建国記念日)が営業日だったので、振替でお休みになっていたようです。
-
観光予定の施設を2つ連続でスルーしてしまったので、時間がかなり余っています。
予定にはなかったのですが、熊本城稲荷神社に立ち寄ることにしました。
ここは2021年の九州旅行の際にも訪れています。当時はコロナ禍の影響で熊本城は入場できなくなっていました。観光客の姿もまばらで寂しいものでした。 -
今は円安の影響で外国人がとても多くなっています。
-
1度訪れた神社のはずですが、ほとんど覚えていませんでした。新鮮な気持ちで参拝できます。
-
長塀(ながべい)を見ながら熊本城の入り口に向かいます。全長242mの長い塀ですが、2016年の地震で東側約80mが倒壊し、石製控柱も多くが破損したそうです。
-
熊本城に入る前に、熊本城ミュージアム わくわく座で予習をします。
熊本城ミュージアム わくわく座 名所・史跡
-
熊本城の石垣を実際に積み上げてみましょう。
やってみると全然石がハマらなかったです。 -
崩れた石垣の中から見つかった落書きのある石。
解説には『石工さんが「これからもずっと丈夫な石垣でありますように」という願いを込めてかいたものではないかと想像されます。』とありました。
熊本の人はみなまじめですね。『石工の俺、参上!!』くらいのふざけた気持ちで、親方の目を盗んでかいたものだと思うのですが。 -
ミュージアムを出て長い通路を歩いて城に向かいます。
-
想像していたよりもだいぶ大きなお城です。
-
内部にはいろいろ展示品が並んでいます。
-
細部まで再現された模型が見ごたえありでした。
-
上から見下ろすと復興途中の石垣があることが良くわかります。
-
熊本城のてっぺんまで登って降りてきました。大きくて立派なお城でした。
日本のお城にあまり興味がないのでそれほど感銘は受けませんでしたが、とりあえず地震からの復興が進んでいるようで良かったです。 -
市役所前から熊本大学前までバスで移動しました。通称赤門と呼ばれている、旧第五高等中学校表門を通ってキャンパス内に入ります。この門は国の重要文化財に指定されています。
-
五高記念館にやってきました。これも重要文化財です。
ここは第五高等中学校(1887年に設立された官立高等中学校を母体とする旧制高等学校)の本館として、1889(明治22)年現在地に竣工した建物です。【休館中】熊本大学五高記念館 美術館・博物館
-
当時の教室の風景が再現されていました。
-
大きな男性が座るにはかなり小さめの机と椅子です。
-
パネル展示では第五高等中学校に関係の深い著名人などが紹介されていました。
第3代校長の嘉納治五郎、英語教師のラフカディオ・ハーン、夏目漱石。卒業生としては寺田寅彦や木下順二等々、錚々たる顔ぶれです。内閣総理大臣の池田勇人、佐藤栄作もこの学校の卒業生らしい。 -
重要文化財の化学実験場(旧第五高等中学校 化学実験場)。
こんな歴史ある施設で学べる学生さんは幸せです。 -
大学の裏側に出ました。年季の入った建物が目に入ります。昔は熊本大学の学生たちが利用していた飲食店だったのでしょう。
-
続いてリデル、ライト両女史記念館にやってきました。熊本観光ガイドのサイトの説明によると、
『ハンナ・リデルは明治24年、英国国教会の宣教師として来日し、2年後に熊本に来ました。ある時、咲き誇る桜並木の下にうずくまるハンセン病患者たちの悲惨さに心を打たれ救済にあたる覚悟をしました。
そのため、英国、日本の教会、政財界に寄付を募り、明治28年回春病院を創立しました。
リデルの死後、二代目の院長として姪のエダ・ハンナ・ライトがその職務を遂行しました。
しかし、太平洋戦争の始まる直前の昭和16年2月3日回春病院が閉鎖され、ライトは国外追放となりました。
ライトは戦後再び来日し、龍田寮の子どもたち(父母がハンセン病療養所菊池恵楓園に入所している児童)の世話をして過ごしました。
この記念館には、ハンセン病患者のために生涯を捧げた両女史の遺品や政財界に働きかけた文書、貞明皇后(ていめいこうごう)からの手紙、回春病院内の患者達の生活を知る写真などが展示されています。
当時病菌を研究するために建てられた研究所が、現在の「リデル、ライト両女史記念館」となっています。』ということです。【休館中】リデル ライト両女史記念館 美術館・博物館
-
最初に解説ビデオを見せてもらってから館内を見学しました。館内に撮影禁止の表示があったので、外にある納骨堂の写真。ここに患者たちとともに2人が眠っています。
日本のハンセン病患者に対する差別や国の誤った政策の歴史など、ほとんど忘れ去られようとしています。こういう施設に来て知識を得るのは重要なことだと思います。 -
熊本大学の方に戻る坂道の途中にあった武蔵の引導石。
-
熊本で息を引き取った宮本武蔵の葬儀の際、棺を移動中に、参道にあるこの石の上に置かれ、泰勝寺(たいしょうじ)の二代目和尚・春山和尚が成仏するよう引導を渡すと、にわかに雷鳴が鳴り渡ったと伝えられています。
-
正門を出て道路の反対側、南地区にも歴史的な建造物が残っています。これは熊本大学文書館。竣工は明治41年 (1908)とのこと。レンガ造りの古そうな建物ですが、これは重要文化財には指定されていないみたいです。
-
重要文化財:研究資料館(旧熊本高等工業学校 機械実験工場)。
熊本高等工業学校の機械実験工場として1908(明治41)年竣工したもの。「館内には明治から大正期にかけて購入された極めて貴重な11台の機械が動態保存(動く状態で保存)されており、建物と共に重要文化財となっている。また、日本機械学会の機械遺産の認定も受けている。」との事でしたが、この日は閉館していました。入り口から中をのぞくと確かにゴツい機械がたくさん置いてありました。 -
バスで熊本駅までやってきました。本日から2泊で駅前の東横インに宿泊します。
熊本駅前なので観光には不便かも。朝食会場がひどい。 by 公共交通トラベラーkenさん東横イン熊本駅前 宿・ホテル
-
駅前のアミュプラザくまもとに入っているスーパー「ハローデイ アミュプラザくまもと店」で夕食を買い込んでホテルにチェックインします。
アミュプラザくまもと ショッピングモール
-
ホテルで夕食。駅前のおしゃれなショッピングモールでしたが、スーパーは結構安い商品も売っていました。
-
熊本といえば馬刺。うまい。
明日は福岡県の大牟田駅から自転車を借りて熊本県の荒尾にある三井三池炭鉱 万田坑を訪れます。前回の熊本旅行の際、コロナの影響で内部見学ができなかった施設に再訪します。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2025年2月12日~18日 熊本・長崎・福岡周遊7日間
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その1 熊本市内観光
2025/02/12~
熊本市
-
熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その2 三井三池炭鉱 万田坑と炭鉱の町サイクリング
2025/02/12~
玉名・荒尾
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その3 山鹿観光「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」
2025/02/12~
山鹿
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その4 雲仙温泉
2025/02/12~
雲仙
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その5 島原散策
2025/02/12~
島原
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その6 水郷の町柳川を徒歩で観光
2025/02/12~
柳川・大川
-
【熊本・長崎・福岡周遊1週間 有名どころから隠れた名所まで】その7 久留米観光
2025/02/12~
久留米
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
熊本市(熊本) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2025年2月12日~18日 熊本・長崎・福岡周遊7日間
0
37