2023年過ごし易い4月のバンコク・4th Day ～ さよならファランポーン駅&郊外列車乗り鉄旅 ～

2023/04/26 - 2023/04/26

バンコク滞在 4日目…ファランポーン駅からの郊外へ乗り鉄旅。

当初は本日は09:30開始の国立博物館の日本語ツアーに参加する予定でしたが何故か寝坊、｢じゃ何をしようか？｣と皆さんの旅行記やブログを見ていて何気に見付けた｢ファランポーン駅廃止の記事」、えっともう予定じゃ廃止されてるじゃん､､､､､と思い調べたら現在未だ暫定的に運用しているとの事を発見して慌ててタイ国鉄の時刻表を調べて何処でも良いから行って帰って来る日帰り郊外線の乗り鉄旅に出掛ける事にしました。

この旅行記では､､､､､

タイ国鉄の素敵な旅情を誘う近代建築のファランポーン駅見学と駅舎その物の営業停止&廃駅と駅始発の全発着の路線が全面廃止になると言うnewsを聞いてそれは是非今一度利用しておかねばと乗り鉄根性で1日過ごした様子を紹介します。

タイ国鉄は市街地中心部で老朽化で拡張も整備も出来ないファランポーン駅・鉄道施設及びそこを発着する路線を全面廃止にする計画です。

そう駅自体も廃駅にする計画です。

バンコクの中心駅は市内北西部のウィークエンドマーケット近くに近代的な新駅・クルンテープ・アピワット中央駅が開業したので長距離路線から移管完了し今後は最後に残ったファランポーン駅発着のコミューター路線も廃止されるでしょう。

さて今回の旅で謎が解けたタイ国鉄とのエアポートレールリンク乗り換え駅の現地の人の知恵にも迫ります。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

何時のオンヌットバス停、何も知らずに1日が始まります。

オンヌット駅 駅

オンヌットバス停にやって来たこのバスに乗車すると言う選択が元凶です､､､､､

09:30発の市バス25番(何故か10THB)でスクンビット道りを西へ移動。

バス バス系

アソークバス停迄移動、この時点で10:25、こんな近距離で渋滞とスコールに嵌り約1時間、上を走るBTSなら5駅､､､､

バス バス系

バスを下車、BTSのアソーク駅と地下鉄スクンビット駅は同じ場所に有るのに駅名が違います。

此処の2つの駅が有る交差点にはターミナル21と言う新し目のショッピングセンターが有ります。

バンコクでは次々に新しいショッピングモールが出来ているのでここが1番人気とは言えなくなりましたがそれでもバンコクの2大都市交通の地下鉄と高架鉄道BTSの主要乗換駅アソーク駅の直上に建っている空港の雰囲気を前面に打ち出したショッピングモールです。

ここはバンコク市内でも交通の要所なので館内はいつも賑わっています。

写真で見ると左側のビルです。

ターミナル21 (アソーク) ショッピングセンター

各入口が空港の搭乗口みたいです。

ターミナル21 (アソーク) ショッピングセンター

モールの吹き抜け中央部に灯台が有ります。

ターミナル21 (アソーク) ショッピングセンター

此方がBTSのアソーク駅舎。スクンビット道りの真上に建っています。

アソーク駅 (BTS) 駅

地下鉄は当然地下なので地下へ降りて行きます。

スクンビット駅からファランポーン駅迄地下鉄片道29THBです。

スクンビット駅 駅

ホームのドアの上の地下鉄の路線図。

スクンビット駅 駅

ホームドアで覆われていて駅から地下鉄車両は見えません(泣)。

地下鉄 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

車内の電光行き先表示案内。

地下鉄 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

無事地下鉄のファランポーン駅到着です。

ファランポーン駅 (地下鉄) 駅

さてと地上に出るとしましょうか？いやぁ～やっぱり地下鉄は渋滞知らずで速い速い､､､､､

ファランポーン駅 (地下鉄) 駅

このコインが切符です。

ファランポーン駅 (地下鉄) 駅

出て来たのは3番出口で｢あれ？此処何処？｣状態､､､､､駅舎に隣接して地下鉄の2番出口が有るのですが､､､､､

まあ良いか？駅舎全景が見たいから､､､､､

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

そう言われて見ればこの蒲鉾型ドームの駅舎モデルになったドイツのフランクフルト中央駅そっくりですね､､､､､彼方は今だに現役バリバリの駅ですが､､､､､

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

1916年に竣工したバンコク最大最古のターミナル駅で正式名は｢バンコク駅｣となっています。この駅は地元では｢ファランポーン駅｣と呼ばれているので勘違いしないように。

ガラスを多用した駅舎内に自然光が入る明るい彩光が特徴的な駅舎です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

正面ファサード側の入口は現在全て締め切られていて建物西側のこの通用口みたいな所が現在の駅入口になっています。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

2021年12月23日をもってこの駅発着の全ての列車の運行を終了するとタイ国鉄は発表してましたがこの駅発着の近郊線の旅客利用が思っていたよりも多く廃止するとなると代替交通機関の問題も有るので現状長距離路線は市内北部の新バンコク駅のクルンテープ・アピワット中央駅に発着駅を移動させてこの駅に繋がって無いローカル線は此処ファランポーン駅発着のまま残しています。

但し将来的には廃止する予定です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

この旅情を掻き立てる駅構内の雰囲気を味わえるのも時間の問題かも､､､､､

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

で今日の乗り鉄旅に戻ります。

出発案内電光掲示板、1番上の9番線から発車するコミュータートレイン389号CHACHOENGSAO行きに乗車します。

特にチャチュンサオに用事が有る訳でも観光しに行く訳でも有りません。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

この列車ですね？9番線から発車する列車番号389号・BANGKOK(12:10発) ⇒ CHACHOENGSAO(13:30着)行き。

因みに運賃は､､､､､､3等の座席車、ノンエアコンのファン付き客車で､､､､､､思い出せない､､､､､切符(肝心の運賃が印刷されて無い、後日チケットの左端の1番下の数字が運賃と判明、13THBでした)も保存してるのに～日記にも書いて無いのはwhy？

今日乗った地下鉄やバスよりも安く驚愕の運賃だった事だけは確か？

5THBだったか？ いや～コインで支払った気がするけど～2.50THBだったかな？

色んな人のブログを見ると2023年3～5月は片道3等ファンの車両で12～13THBみたいです。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

これから乗車する｢BANGKOK ⇔ CHACHOENGSAO｣の列車行き先案内のサボ。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

先頭のディーゼル機関車が客車を引っ張るタイプですね？

この列車は数えながら先頭迄進むと9両でした。

この手前の男性、セキュリティーかと思えば列車に乗って来て車掌さんで切符の確認に車内を巡回してました。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

写真撮影の為に車両先頭迄頑張ってホームを進みます。

お～コレが先頭のディーゼル機関車か？ゴツいですね。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

乗り込んだ客車内は直角の椅子に木の床に懐かしい雰囲気の車両。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

洗面台も完備。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

トイレはこんな感じ～

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

この客車は椅子だけは新しい電車の椅子になってる。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

こちらは荷物スペース有りの客車。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ファランポーン駅を出発すると車両の整備工場や車両基地の横を走って行きます。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

何だかスラム街みたいな場所を抜けて行きます。

線路脇ギリギリまで違法建築が立ち並んでいます。バンコクにもこんな場所有るんですね？

Urupong駅を経て真っ直ぐ直進せず三角デルタの線路を45度東に向きを変えて進んで行くと前方頭上に空港鉄道のバンコク市内側終点の駅パヤータイ駅(ARL)が見えてきます。

この空港鉄道もこんな所で路線をぶち切らず都心迄延伸出来たら良いのに勿体無いですねぇ～

パヤータイ駅 (ARL) 駅

こんな感じでこのタイ国鉄イースタンラインの路線は空港鉄道の高架線真下を並行して走って行きます。私この下の線路はとっくに廃止になってると思い込んでた。

この辺りはスピードupして走行していました。

列車はバンコク市街地を東へ東へと進んで行きます。そしてHua Mak駅に到着です。此処も空港鉄道との連絡駅みたいです。

フアマーク駅 駅

列車は更に東へ進みBan Thap Chang駅に到着です。

バーンタップチャーン駅 駅

列車は間も無く前方に見えて来たラートクラバン駅(Lat Kabang駅)に13:05に到着しました。

ラートクラバン駅 駅

なんとこの駅空港鉄道との乗り換え駅なんです。

さて今回の旅で謎が解けたタイ国鉄とのエアポートレールリンク空港鉄道との乗り換え駅。

空港鉄道に乗っているとやたらと地元の人が空港ターミナル直下のスワンナプーム駅の次の駅のこの駅で大量に下車&乗車してくるの気が付いていました？

運賃が高い空港鉄道より運賃激安のタイ国鉄に此処で乗り換えてバンコク市内へ､､､､､

通りで現地の皆さんこの駅で乗り換える訳です！この空港鉄道のラートクラバン駅(ARL)の真下にはタイ国鉄のラートクラバン駅(SRT)が､､､､､

そうなんです！空港鉄道の高架線真下にはタイ国鉄の線路が有って此処から市内ファランポーン駅迄繋がっていて運行頻度は少ないですが列車もちゃんと運行しています。

此処で乗り換えたら驚愕の値段で行けちゃうんです。

バンコク市内のチャイナタウン方面に向かう人は覚えていると役立つ？情報かもしれません。　

ラートクラバン駅 駅

皆さん乗り換え駅の為ホームの混雑しています。

だってこの先バンコク市街地へはタイ国鉄は空港鉄道の高架線の真下を走っているので向かう方向は空港線と同じですもんね～　

ラートクラバン駅 駅

ご丁寧に空港線との乗り換え案内が表示されています。

利用する人が居るか居ないか？は別としてやはり空港鉄道との乗り換えポイントとして認識はされてるんですね？

ラートクラバン駅 駅

このラートクラバン駅舎及びホームはタイ国鉄(SRT)と空港鉄道(ARL)は全く接続しておらず改札外で乗り換えみたいです。

空港から来た外国人旅行者は皆無みたいです。

まあお互いに真横どうしなので問題は無いと思われます。

ラートクラバン駅 駅

列車はラートクラバン駅を発車します。

ラートクラバン駅 駅

ラートクラバン駅を出発して暫くするとずっと今迄並行して走って来たタイ国鉄の線路の上の高架線の空港鉄道の線路は直角に曲がりスワンナプーム国際空港方面へ進んで行きます。

ラートクラバン駅の次の駅はPra Chom Klao駅で近くに大学が有るのでしょうか？それらしき人が沢山乗車してきます。駅周辺は団地が広がっていました。

ホームの上空をスワンナプーム国際空港への着陸機がバンバン飛んでいます。此処は丁度滑走路の延長線上みたいですね？

この駅より先は更に列車はスピードupをして走行して行きます。

列車は更に東へ進みタイの田舎をひたすら東へ走って行きます。

田園地帯の真ん中のKlong Udom Chonlajorn駅に到着。

更に東に列車は進みPreng駅に到着。前の座席に座っていたおばちゃんが下車。

どんどん田舎に向かってますが何だかこのイースタンラインの車窓はずっとこんな感じで変わり映えしない景色です。

この列車の終点のチャチェンサオ ジャンクション駅に到着。

ファランポーン駅から約1時間半で定刻17分遅れの13:47到着です。

チャチュンサオ駅はタイ国鉄イースタンラインの駅です。今日はこのチャチュンサオ駅で又午後の便でバンコクに折り返しますがこの先アヤンヤプラテート方面とパタヤ方面に鉄道路線がこの駅から分岐しています。

チャチュンサオ駅 駅

割と大き目のちゃんとした駅でした。

チャチュンサオ駅 駅

この街は何かイメージキャラクターで観光推進しているみたいです。

有名な観光地が近くに有るのかなぁ？

チャチュンサオ駅 駅

駅舎内に掲示してあった今乗車して来たバンコク市内区間の地上路線は今後廃止して路線を統合するという案内でしょうか？

チャチュンサオ駅 駅

チャチュンサオ駅舎の外観です。SLが駅前ロータリーに展示して有りました。

チャチュンサオ駅 駅

さてとこれと言って用事は無いのですが街の中心部迄は少し距離が有るみたいなので駅周辺だけをぶらぶらします。

で駅前道りで見付けたローカルなレストラン。

若夫婦が赤ちゃん抱えながら営業してました。

ガラスケースの中からお菜を指差しオーダーして遅めのランチを此処で頂きます。

お菜4品にご飯と魚の煮付けで80THBでした。この量で明らかにバンコク市内の同じような食堂より安い！野菜もたっぷり頂きました。　

約2時間次のバンコク戻りの列車迄時間が有るのでゆっくりのんびりと食事を頂きます。

駅前道りを戻って来て駅舎前で中華菓子屋さんを発見、店先には肉まん蒸し器が置いてます。肉まんは1つどうやら12～25THBのようです。

まあタイ語分からないし適当に｢これとこれ！下さい。コップンカッ｣攻撃で肉まん2つゲット、合計45THBでした。

後日調べるとこのお店は｢ウンムイセン｣と言う有名な中華菓子店の様です。

左側のオレンジのマークが入ってる肉まんは大きなシュウマイ入りでした。
右側のピンクの判が押されてたのは具がみっちり入った肉団子入りでした。

チャチュンサオ駅舎の待合スペースでおやつとして温かいうちに頂きました。多分バンコクのチャイナタウンよりも安い筈～

駅舎内でぼーっとして時間を潰します。バンコクに戻る列車は電光掲示板1番下の､､､､､､

列車番号ORDINARY282号・CHACHOENGSAO(15:34発) ⇒ BANGKOK(17:15着)行きです。

チャチュンサオ駅 駅

乗車列車がホームに入線して来ました。

この列車はKabin Buri ⇒ BANGKOK行きでここチャチュンサオ駅は途中駅です。

｢ゴーッツ｣っと突然前触れも無く列車が入線して来たのでビビりました。

チャチュンサオ駅 駅

停車時間は2分と僅かなので急いで乗車します。乗り遅れそうになり最後尾客車に乗車します。外装も綺麗だったし､､､､､

チャチュンサオ駅 駅

車内はこんな感じ、ディーゼルの力強い音と臭いが開けっぱなしの窓から客車内へ入ってきます。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ずっと三毛作のタイの畑や田んぼを見てました。日本の春夏秋いっぺんに季節を見ているようで不思議です。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

田舎のBang Toey駅発車、途中途中の田舎の駅ではほぼ人の乗り降りは有りません。

車掌さんが手旗信号で発車の合図を先頭の機関車に送っています。

列車は西へ西へと進んで行き暫くしてHua Takhe駅に停車。

16:12、そして空港鉄道乗り換え駅ひとつ手前のPra Chom Klao駅で大量の学生が乗車してきます。

この先はバンコクの市街地の中を走って行きます。

で16:14、空港鉄道の乗り換え駅ラートクラバン駅到着。

ラートクラバン駅 駅

Hua Mak駅発車です。この先単線になりました。

フアマーク駅 駅

何だか下町の再開発エリアの立ち退き地区みたいなエリア内を列車は走って行きます。16:38、Khlonctan駅到着です。

昔から営業している駅舎が有る駅で周辺のビル街の中にポツンと有るKhlonctan駅。この先は複線に戻りました。

何だかアニメの『銀河鉄道999』の作中の地球の駅みたいな貧困層のスラム街です。人間が住んでる都市の深層部のエリアと向こう側に聳える機械人間の未来都市街みたいな対比､､､､､分かります？

何か線路脇の鉄道用地にバラックが立ち並んでいます。

線路脇に営業中の食堂迄有って驚きです。

タイ国鉄のKhungtan駅、この写真方向の大道りの地下に地下鉄Pherchaburi駅(地下鉄スクンビット駅の隣の駅)が有ります。そう此処が地下鉄との乗り換え駅。

上を走る高架線の空港鉄道は巨大なターミナルのマッカサン駅(ARL)ですが地上のタイ国鉄のKhungtan駅は仮設のホームonly？の駅舎も無いこんな駅です。

因みにタイ国鉄では次の停車駅がマッカサン駅なので要注意です。

マッカサン駅 (ARL) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

長く停車していると思ったら信号が赤です。どうやら対向列車との行き違いみたいです。

途中行き違いの列車が､､､､､彼方は通勤ラッシュで満員です。

16:48、マッカサン駅到着です。此処の駅舎も古い近代建築です。

空港鉄道の高架線のマッカサン駅(ARL)とタイ国鉄のマッカサン駅(SRT)は1駅ズレてるので要注意です。

とは言っても観光客で乗り換え利用する人は皆無か？

この先の保線状態はかなり悪くガンガン揺れます。

マッカサン駅 駅

タイ国鉄のパヤータイ駅(SRT)です。この線路の上には空港鉄道のパヤータイ駅(ARL)と垂直に交わるBTSのパヤータイ駅(BTS)が有ります。

普通ならターミナル駅として大整備すると思うのですが国鉄駅の方はなんか凄いジャングルと言うか？地上に仮設で舗装した？駅のプラットホーム？？？？

この駅で殆どの乗客が下車して各車両車内には粗乗客が居ません。此処までの区間を皆さん利用するのでしょうね？

パヤータイ駅 (SRT) 駅

パヤータイ駅(SRT)を出発後スラム街を抜け停車したのが此処。此処も駅みたいなのですが時効表にも出てない(汗)、この先直角に三角デルタの線路を左折して西に進んでいた列車は南方向のUrupong駅を経て終着駅のファランポーン駅へ進みます。

ファランポーン駅へ向かう線路脇ギリギリ迄家屋が建てられています。多分この場所は鉄道用地で違法建築の筈。

視界が広がるとファランポーン駅構内に進入です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

このホームの長い駅に長距離列車はもう発着はしません。

嘗ては1日200本以上の列車が国内外へと出発していたとか？

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

はい17:13着です(定刻17:15着)。

客車と低層ホームの間にはこの位の段差が有ります。スーツケースを運ぶのはちょっと大変で無理かな？

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

この列車番号ORDINARY282号はディーゼル機関車＋7両の客車でした。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

このベンチが可愛らしくファランポーン駅の歴史を感じさせます。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

先頭迄やって来て無事乗車して来た客車を引っ張ってきたディーゼル機関車の撮影成功です。

鉄道 (タイ国鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

暫くすると機回しでディーゼル機関車は機関区へ戻って行ってしまいました。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

｢ガラ～ン｣としたファランポーン駅のドーム型屋根の下のプラットフォーム。

此処から嘗てシンガポール行きのオリエント急行やマレーシアやチャンマイやチャンライ行きの夜行列車が発着してたかと思うと隔世の感です。

日本で退役したブルートレインに乗車して北部のチャンマイに行ってみたかったのに～

今やこの駅自体が廃駅秒読み段階です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

到着列車案内電光掲示板、1番上が今乗って来た列車番号ORDINARY282号のKabin Buri ⇒ チャチュンサオ ⇒ BANGKOK行きです。

本来なら既にタイ国鉄のスケジュール上廃駅になっていた筈のこの駅ですがファランポーン駅発着のコミューター路線の乗客が近年バンコク市街地の拡大で思ったより多く代わりになる鉄道路線が無い事から暫定処置で現在も営業しています。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

此方はコンコースのタイ国鉄のファランポーン駅のセンタードーム下に有る鉄道インフォメーションセンターです。

まさに外国人版みどりの窓口です。　　

インフォメーション (タイ国鉄 フアランポーン駅前) 散歩・街歩き

２階に有った筈の店も撤退して空き店舗になってて寂しいです。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

何だか閑散とした気怠い雰囲気が漂います。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

嘗ての栄光の時代のファランポーン駅の歴史を紹介しているコーナーが有りました。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

此方は有人窓口です。此処で切符を購入しました。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

窓口が混んでいたら近郊線はこの窓口横の券売機で購入可能です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

いやぁ～中距離路線もこの券売機で購入可能なんですね？

青のラインの北部の古都ロップリーやアユタヤに今日往復した赤のラインのイースタンラインのチャチュンサオ駅も券売機の表示に出てますね。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

確かこの時はドムアン空港迄の片道検索してた筈、5THB､､､､､､マジか？

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

此方は駅舎の櫛形ホームの改札を抜けた向こう側の蒲鉾型ドームを眺めています。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

此方は駅舎正面ファザードを駅舎側の内側見た蒲鉾型ドームになります。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

淡い虹色の光が差し込んでて綺麗です。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

こうやって2階から見ると蒲鉾型ドーム屋根の形状がよく分かります。

さて駅舎を出て周辺を観光しましょうかね？

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

駅前のチャイナタウンの聳える大寺院、黄金仏寺院として有名なワット トライミットにやって来ました。堂々とした本堂です。

ワット トライミット 本堂 寺院・教会

境内には大小様々な寺院が集まっています。

ワット トライミット 寺院・教会

下から見上げると本堂の大きさが更に強調されますね？

ワット トライミット 本堂 寺院・教会

由来の案内板です。此処も過去に訪問した記憶が無いな～？

ワット トライミット 寺院・教会

次に訪問したのは如何にもチャイナタウンな中華門です。

牌楼 (中華門) モニュメント・記念碑

交通量の多いロータリーの真ん中に有ります。

牌楼 (中華門) モニュメント・記念碑

世界中何処のチャイナタウンのゲートも同じような物ですね？

牌楼 (中華門) モニュメント・記念碑

チャイナタウンをぶらぶらしてバスで又懲りもせずオンヌット迄戻るという蛮行に出ます。渋滞もしてないし今日こそ大丈夫と信じて､､､､､

チャイナタウン (バンコク) 散歩・街歩き

18:10からバス停で私が乗る40番の市バスを待ちますがやって来たのは19:03でした。

バス バス系

ラマ4世道りを進みシーロム道りの交差点で左折してサムヤーン・ミッドタウン前を通過。此処も中に入ったことが無いので次の機会に是非､､､､､

この辺り迄はバスは順調に進んでいたのですが、、、、

サムヤーン・ミッドタウン 専門店

スクンビット道りに入るとまたまた大渋滞で動かなくなります。初めは事故かな？と思っていたのですが平日夕方は下り車線は1車線だけになるんですね？それもバスも車も同じ車線で､､､､､この新しい交通ルールが渋滞に拍車を掛けているみたいです。

バスは何とかエカマイ迄やって来て此処で20:45下車，後続の2番の市バスを20:50乗車(10THB)して21:04にオンヌットバス停着です。

やっぱりバンコクはバスは使い物にならないですねぇ！！！！

バス バス系

その足で近所のスクンビット ソイ77／1のビックCスーパーマーケット近くの屋台で夕食のおかず等を購入し今晩の夕食にします。

地下鉄やBTSを使わなかった交通費の浮いた差額分で食材を購入出来たので良しとしましょう！

スクンビット ソイ77/1 散歩・街歩き