2024/05/29 - 2024/05/29
120位(同エリア133件中)
ゆーちさん
この旅行記のスケジュール
2024/05/29
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石狩弁天社では現在も漁業関係者により、お祀りが続けられている。
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楽山居(旧石狩医院)
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この旅行記スケジュールを元に
石狩市は1990年代以降、人口は概ね5万人台で推移している。
市の木は「かしわ」、市の花は「はまなす」、市の鳥は「かもめ」
今回は所属するグループのバス研修の旅に参加した。
立ち寄ったところ 順に
北欧の風 道の駅 とうべつ
いしかり漁港東埠頭朝市
石狩川 川の博物館
佐藤水産 サーモンファクトリー店
いしかり砂丘の風資料館
旧長野商店(昭和30年 日本遺産構成文化財に認定)
弁天歴史公園 楽山居(旧石狩医院)
石狩川の河口流域は北海道の開発や発展を知るうえでとても興味深かった。特に江戸時代から鮭の豊漁をもたらす「鮫様」の話はアイヌ民族と和人が共存し、文化交流が出来ていたことを示していた。石狩川の治水に多くの人たちが苦労してきた話を聞いて、当たり前のように安全に生活している私達の何倍もの先人の苦労があったことに改めて気づかされたバス旅だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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あいにくお天気は曇り空。新石狩大橋を渡る。河川敷にはその広さを活用した石狩川江別ゴルフクラブや三原サッカー場などがある。
石狩川江別ゴルフクラブ ゴルフ場
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一般国道275号線を北上し左折して337号を西へ進む。
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まず立ち寄ったのは、「北欧の風 道の駅 とうべつ」
当別町とスウェーデンのレクサンド市は姉妹都市交流も深く、毎年当別町の山あいにあるスウェーデンヒルズで夏至祭が開かれるほどである。この駅舎は木の温もりが感じられる北欧風の建物だ。道の駅 北欧の風 道の駅とうべつ 道の駅
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農産物直売所は入口に向かって一番左側。中に入ってみる。早速地元の野菜が並んでいる。
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中央の入口からアトリウムに入ると明るい店内に地元の加工品が並ぶ。
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一見普通の農産物直売所であるが、季節によって、ものづくり体験や食のイベントなども企画される。
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アトリウム休憩コーナー、店内でスイーツなどを購入してゆっくり飲食できる。奥にはカフェやレストランもある。家具は北欧のインテリアショップ「IKEA」のもの。天井がかなり高くて開放感がある。
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地元で製造している大豆製品も豊富だった。国産大豆は貴重かつ稀少。
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再び石狩川にかかる札幌大橋を渡り石狩方面へ。この橋はJR 線の鉄橋と並行している。北海道一長い石狩川(268km全国で3番目)にかかる橋は140箇所以上と聞く。
石狩平野に入ると雨竜川、空知川、幾春別川、夕張川、千歳川などの支川をあつめ、最後に札幌市の中心部を流れる豊平川を合わせ石狩湾で日本海に注ぐ。流域面積14,330平方キロメートル(全国第二位)の一級河川である。 -
石狩市に入ると大きな3枚の羽根を持つ風力発電が多くなる。
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先に石狩川の河口にある、いしかり湾漁協朝市に到着した。
石狩湾新港東埠頭で毎年4月上旬から7月中旬頃まで毎日開催される。時間は朝7時から12時頃売り切れるまで。前浜で採れたばかりのカレイ、ヒラメ、タコにソイ、この時期はシャコの茹でたてを売っていた。いしかり湾漁協朝市 グルメ・レストラン
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札幌近郊から多くの人が訪れ、観光バスも止まる。バスの左側に見える建物では、鮮魚類の他にもワカサギの佃煮や糠ニシンなど手作りの加工品も販売している。
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前浜漁港はすぐそば。
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この時期シャコが獲れていた。湯気の上がったシャコがザルに並べられていた。シャコは12匹前後一皿千円。黒ガレイも大中2枚500円で購入。
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続いて「川の博物館」にやってきた。石狩川の岸に建てられている川の博物館では、職員の方から説明を頂いた。
昭和60年に石狩川治水資料館として開館したところで、これまでの川の氾濫をどのように克服してきたかがわかる。災害時には地域の防災拠点として活用される。 -
川の博物館 モニュメント
川の博物館 美術館・博物館
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入り口に、はまなすの花が咲いていた。
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博物館の展示は色々と工夫されている。
川のはたらきや石狩川の治水の歴史についての資料を数多く展示、川や防災について学べる。 -
にしん漁が盛んだった頃の道具なども紹介されていた。
これまでの石狩川の洪水の様子や、堤防、護岸、排水機場、ダム、石狩放水路、雨水貯留などのVideo映像も各種3分位で構成されており、無理なく視聴できる。 -
映像による展示は特によく工夫されていた。
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博物館を出たところから川の岸辺に咲いていたのは、ウツギ。
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以前千歳川から石狩川に入り石狩河口まで「弁天丸」という調査船に乗せてもらったことを思い出した。調査船から川の博物館を眺めた記憶がある。
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丁度写真があったので載せたい。調査船の進行方向。に石狩河口方面が望める。
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調査船から眺めた「川の博物館」。石狩川の広さがわかると思う。
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三番目に立ち寄ったのは、佐藤水産サーモンファクトリー店。遠望。これは最も石狩湾に近い工場直売店、レストランもある。
佐藤水産 サーモンファクトリー店 お土産屋・直売所・特産品
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地元ではとても有名な佐藤水産。札幌近郊に数ヶ所販売店兼レストランを持つ。新千歳空港にもあった。空弁として売られている鮭のお結びセットは私のお気に入りである。
佐藤水産 サーモンファクトリー店 お土産屋・直売所・特産品
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内部は水産資源を利用した加工食品を販売している。二階がレストランになっている。
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佐藤水産の第一工場は隣接するレンガ作りの大きなビル。五番館広場とあるが、中には入らなかった。窓に格子があった。
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続いて、いしかり砂丘の風資料館
写真には写っていないが、入口の句碑「秋の川幾代の木々も浮きはしむ」は秋の石狩川の様子を詠んだもの。巌谷小波(イワヤサザナミ)は児童文学の草分けとなった作家で、アンデルセンとグリムを日本で初めて紹介した人でもある。とあった。いしかり砂丘の風資料館 美術館・博物館
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今や当たり前に見られる缶詰。実は日本初の本格的な缶詰工場が建てられたのは石狩市。鮭の缶詰がフランスなどへ輸出されたという。それにちなんで手動マシーンでオリジナルの缶詰作りが体験できる。缶は一個150円。蟹缶の女工哀史が脳裏を掠める。
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「いしかり砂丘の風資料館」一階は海・川・河口の自然と歴史資料が展示されており、鯨の化石やチョウザメなどの歴史がわかる。
いしかり砂丘の風資料館 美術館・博物館
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二階には石狩紅葉山49号遺跡(5000年前から300年前にかけての遺跡が展示されている。
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大きなチョウザメの剥製が目を引いた。2004 (平成16)年5月に石狩川河口で11年ぶりに網にかかったチョウザメ。石狩川と天塩川で見られ、松浦武四郎は、石狩川のチョウザメは河口から上流の神居古潭までよく獲れる、と記しているとのこと。
石狩にはチョウザメを食用に供した記録や伝承は全く残っていないが、天塩川流域には食べ方が伝わっているという。 -
大きさはオスの成魚で体長2.3m,体重100kg以上と推定され、江戸時代からチョウザメは「石狩川の主」として崇められていたそうである。明治30年代後半にはロシア人が生振(オヤフル)という所でチョウザメ漁をしていたという記録もあるそうだ。
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石狩弁天社と鮫様の物語。河口に鮫が来るという話は、今だったら恐怖だろう。
石狩弁天社は、昔からチョウザメを神格化して「鮫様」と呼ばれる「妙鮫法亀大明神」(ミョウコウホウキダイミョウジン)という珍しい神様を祀っている。アイヌの伝承が和人の宗教文化に取り入れられるというのは、アイヌと和人が混在していた蝦夷地独特の現象だという。石狩弁天社 寺・神社・教会
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アオイガイのディスプレイ。大きさの順に並べるのも苦労だったに違いない。漂着物にはロシアの民芸品や貝殻やメノウなどもあるという。
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資料館に隣接する運上屋は、江戸時代のアイヌ民族と和人との交易拠点を復元している。石狩市指定文化財「旧長野商店」は、明治期特有の木骨石造だ。
越後出身の長野徳太郎が創業した商店。明治27年建造の石造りの店舗は隣接する石蔵と共に石狩町を代表する商家だった伝統的な町家形式と洋風のアーチ窓という和洋折衷の特徴を持つ。旧長野商店 名所・史跡
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本町地区はかつてサケ漁で栄えた。往時の石狩町の繁栄を現代に伝えている。質店も遊郭もあり、にぎやかだったという。「旧長野商店」は日本遺産「北前船寄港地・船主集落」構成文化財に平成30年指定された。
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昼食の時間。ちらし寿司二段。
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蓋を開けてみると、お弁当はカラフルで見た目も味も満足。それなりに美味しくお腹を満たしてくれた。
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食事の後は外に出て、弁天歴史公園の野外集会スペースを見る。「先人たちの碑」レリーフ、松浦武四郎の像もいにしえを語ってくれた。
弁天歴史公園 公園・植物園
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その一角に、「元石狩医院」だった所の居宅という「楽山居」。襖の竹細工模様がなかなか味わい深く、目を楽しませてくれる。
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縁側に通じる襖は閉じるとこの模様が出来る。
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障子の閉じ方によって模様が変わるのが面白かった。開けたり閉じたりしているうちに皆に置いて行かれた。
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旧石狩医院の離れだった和室「楽山居」は必見の価値がある。日本庭園も美しく手入れされていた。
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石狩を離れ、石狩太美という地域に移動する。広い田んぼの中にロイズタウン工場が見えている。ここは以前、バラ園の旅行記で紹介したので省かせてもらう。
北海道一の大河、石狩川と日本海とが出会うところ。
この地に形作られた自然環境と、そこにやってくる鮭を求めて集まってきた人々。石狩川河口地域は、石狩の原点だった。バスは15:40帰路に就いた。ロイズふと美工場直売店 グルメ・レストラン
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