2025/10/04 - 2025/10/04
347位(同エリア449件中)
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ゆーちさん
この旅行記のスケジュール
2025/10/04
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バスでの移動
移動は全て貸切バスと徒歩
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錦大沼公園 9:30〜11:00
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道の駅ぷらっとみなと市場 11:15〜12:15
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苫小牧市美術博物館 12:30〜13:30
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勇仏開拓史跡公園 14:00~15:00
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千歳道の駅サーモンパーク 15:45〜16:15
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この旅行記スケジュールを元に
2025年の日帰りバス旅も回を重ねて楽しんでいる。毎回新しい発見がありワクワク。初秋の苫小牧を訪れる。
苫小牧はフェリーの利用で数十年前に訪れたのと、ウトナイ湖やポロト湖湿原、樽前山が魅力で何度かトレッキングや登山を楽しんだことがある。
今回は錦大沼公園の小沼一周トレッキングと、初めてホッキカレーを味わった。そして苫小牧と八王子市が姉妹都市であることの理由、勇払原野の魅力の一つ「勇払越え」という史実とウトナイ湖畔の沼ノ端から発掘された丸太舟の関係、北海道地図の原点が勇払にあることなど、私にとっては新しい発見のプチ旅行となった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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苫小牧錦大沼公園は市の西側にある総合公園で樽前丘陵の先端に位置している。錦大沼は一周3.5km、小沼は1.6km。面積236.4ha,東京ドーム50個を超える広さがある。オートキャンプ場(アルテン)内にはコテージなどもあり源泉掛け流しの温泉「ゆのみの湯」もある。
錦大沼公園 公園・植物園
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公園内にあった地図の上部に見えるのが小沼。今私たちがこれから一周するところだ。注;南北が逆になっていて見にくいが。
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散策開始。樹齢の多い大木が大切に守られている
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時には鹿が見え隠れ
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公園内唯一の広場は胸がスッとするような憩いの場だ。雲が無ければ向こうに樽前山が見えるのに、、、。
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小川が流れて
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ベンチがあって
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苔むした道の傍がお気に入り。
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大沼は広すぎるので我々は一周1.6kmの小沼を散策する。
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錦大沼と小沼の分岐点。この道をゆくと大沼へとなる。沼を取り巻く道の佇まい。
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アップダウンには人の手が入って歩きやすい
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静かな水面が辺りの木々を映し出していた。
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小沼と公園入口の分岐点
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どうしても苔の美しさを写したくなる。
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まだ紅葉にはちょっとだけ早い
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きのこたちもチラホラあちこちに
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木道は湿った足元をカバーして歩きやすい。
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偶然見つけた秋の色
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木漏れ日が秋の静寂を照らす
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30分も歩いただろうか?アッという間に広場に戻ってきた。ふと見ると小川に人だかり。
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小さな女の子が蛇の抜け殻を見つけて見せてくれた
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「自分で見つけたんだよ」と得意そう!
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お母さんが何やら網で掬っている。ザリガニ?小川の生き物に興味があるらしい。
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女の子がミスジマイマイを手のひらに載せて遊び始めた。親子で自然がいっぱいの中に浸る時間を過ごせる子供は将来の夢も大きくのびるだろうな。
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帰りぎわに石碑に気がつく。1977(昭和52)年2月25日に「覚生川」の石碑ができた。この公園が開設されたのもこの年代というから頷ける。苫小牧市民の憩いの場となっているのだろう。
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覚生川は小さい流れだが広い太平洋に流れてゆく。
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バスの待つ駐車場まで帰路に着く。次はお昼だ。
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ひとしきり歩いてお腹が空いた頃、海の駅「 ぷらっとみなと市場」に来た。
海の駅 ぷらっとみなと市場 市場・商店街
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食堂街の入り口はこちら
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市場の中は、ほっき貝を中心に帆立や生牡蠣などの海産物を食べさせるお店が何軒も並ぶ。
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我こそはと自慢の料理をアピールする食堂街。ホッキ貝は必須の6軒ほどのお店が入っている。仲間には豪勢に好きな食材を選び「わがまま海鮮丼」にして食べる人もいた。
北の海鮮どんぶり屋 わがまま丼 苫小牧食堂 グルメ・レストラン
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私はホッキカレーを初めて注文。生のホッキ貝を最後の1~2分だけ煮込むそうだ。ゴロゴロと大きなホッキの味が濃いカレーだった。これで1600円。
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ぷらっとみなと市場の反対側に出るとさらに市場の看板。覗いてみよう。
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苫小牧名物「ほっき貝」の生育年数に驚愕。一番小さいものでもこの大きさになるまでに4~5年かかっているとのこと。2025年は10月16日にホッキ祭りがあるそうで、先着2000名にホッキ7個を1000円で販売するのだという。残念ながら時期がちょっと早かった。
苫小牧漁港ホッキまつり 祭り・イベント
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道路を挟んで向こうにも食堂街があった。
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海の駅ほっき館にはお土産品がたくさんある。
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お腹が満たされてからのショッピング。せっかくだからホッキの燻製を少し購入。
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お次は、苫小牧市美術博物館。愛称「あみゅー」苫小牧市民文化公園(出光カルチャーパーク)内にある。出光カルチャーパークは苫小牧市の開基100年を記念し「市民の森」として市内中心部に計画された公園。園内には博物館、遊水路、図書館、多目的広場、総合体育館など様々な施設がある。
苫小牧市美術博物館 美術館・博物館
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美術館のエントランスホールにはナウマンゾウの親子がお出迎え。郷土の風景画や工芸、自然や歴史ををテーマにした展示が企画されている。
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これ全部、ウトナイ湖に近い「沼ノ端」の旧河道で発見された。5そう(川3海2)の丸木舟がある。三百年以上前の1667(寛文7)年に噴火堆積した樽前山の火山灰に埋没していた。これらは当時の人々の流通網、石狩川から千歳川を経由し美々川~勇払へ「勇払越え」の史実を裏付ける重要な資料となった。更に感心するのは、川と海では舟の構造が違っていたことだった。
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アイヌ民族の四季の生活がカレンダーで紹介されていた。表の青は男の仕事、赤は女の仕事、黄色は協働を表す。
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2階には三角測量に使用した櫓(ヤグラ)の模型がある。開拓史のお雇いアメリカ人測量技師ワッソンは当初石狩川上流域に基点を定めようとしたが、適地がなく1873(明6)年6月に勇払と鵡川間に基点14km を設定し、目標台(やぐら)と標石を建て測量を開始した。これは6分の1の模型。三角測量の標台。後で実物を見に行く。
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北海道の貝塚分布。縄文カレンダーなるものも展示していた。
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トドの群れの剥製。約6000年前の縄文時代にはトドの肉は食用とされていた。皮も利用されたらしい。ボタンを押すと二日酔いのおっさんの叫び声のような声が聞けるそうだ。高校時代の文化祭で「トド声コンクール」なるものがあって地理学の先生が優勝した事を思い出した。
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樽前山の頂上から見た溶岩の流れ。樽前山は札幌からも晴れた日には見ることができる山だ。7号目までバスがあるし車でも行ける。
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美術博物館から徒歩3分位のところにあるサンガーデン(植物園)。短い時間だったが温室の植物を見に行く。
苫小牧市サンガーデン 公園・植物園
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早くもハロウィンの雰囲気
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この柑橘はみかん?
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グリーンの配置が素敵だ。とてもよく手入れされている。
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シコンノボタンの一種。夏と秋に咲く花は1日しか咲かない。中南米原産の常緑低木。別名スパイダーフラワー。
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バスの出発時間のため美術博物館の駐車場に戻る。この一帯は大きな文化公園として整備されている。その名も出光カルチャーパーク。
出光カルチャーパーク 公園・植物園
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次に訪れたのは武家屋敷の佇まい「勇武津資料館」。苫小牧市制50周年と八王子千人同心移住200年を記念して2001(平成13)年に開館。名称は江戸時代後期の「勇武津」に因む。外観は幕府の会所を復元しており勇払開拓史跡公園の中にある。
八王子市は千人同心の活動が縁で1973(昭和48)年苫小牧市、翌年に栃木県日光市と姉妹都市になった。今も苫小牧では8月20日に慰霊祭が行われ交流を続けている。勇武津資料館 美術館・博物館
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蝦夷地開拓移住隊士の墓、苫小牧市指定文化財(史跡)。1800~1809年の蝦夷地警備と開拓のために移住した八王子千人同心と会所の役人が計29名丁重に祀られている。八王子千人同心たちの主な仕事は日光東照宮の火の番で、江戸時代の216年間日光東照宮を守り続けた。彼らは幕府崩壊後の江戸時代後期、ロシアの船が蝦夷地に現れるようになるとその警備と開拓を志願したのである。
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しかし、移住した千人同心達は予想外の寒い気候風土のため多くの死者を出し、残った者も八王子へ帰っていった。この活動が縁で姉妹都市となっている。
枯山水の様なロックガーデン風石組みの小川があった。水は冬季間流さないらしい。 -
勇払ふるさと公園の案内図。結構広い。ユウフツとはアイヌ語の「イ・プツ」(それの・入口)の意味で、「それ」とはシコツ(現在の千歳市)を指している。
勇払会所の跡 名所・史跡
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資料館を出て、勇払ふるさと公園内を三角測量の基点のある史跡に向かってしばらく歩く。
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数分で、史跡「開拓史三角測量勇払基点」にたどり着く。1962(昭和37)年に地元の有志により発見された。ここは開拓使史上・測量史上、貴重な遺跡となっている。 これまで全く知らなかったが、現在の生活に必要不可欠な北海道地図の原点に立ったことは感慨深い。ケース越しに石柱を見ることができる。
開拓史三角測量勇払基点 名所・史跡
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明治時代の図 北海道三角術測量 有佛(勇払)基線之圖 明治八年(1875)測定 とある。青いテキストは原本に後で加筆したもの。伊能忠敬は当時、測量技師のワッソンに会っているそうだ。後に助手のモルレー、日本人技師の荒井・福士らに引き継がれ、測量の成果は1876(明9)年ニューヨークで『北海道三角測量報告』(英文)として出版されている。
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三角測量とは 三角形の原理を利用して他の点までの距離を計算する方法で、この基点から全道に三角網が広がり、北は稚内利尻島から道南まで北海道の約5分の2をカバーした。1965(昭和40)年、勇払基線を形成するもう一方の鵡川基点発見のため、国土地理院も参加して発掘したが発見には至っていない。
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勇払ふるさと公園を後に千歳の道の駅に立ち寄る。運が良ければインディアン水車のサケ漁に遭遇できるかもと期待を膨らませた。千歳水族館と千歳道の駅サーモンパークとが隣り合わせで便利な一角になっている。
サケのふるさと千歳水族館 動物園・水族館
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サーモンパークの裏手に向かって少し歩くとインディアン水車がある。あいにく鮭は遡上前で上がっているところは観察できなかった。残念!
噂に聞く水車を初めて見たので良しとするか。錦大沼公園のプチトレッキングとホッキカレーの味、北海道地図の測量原点に触れ、さらに苫小牧が八王子市と姉妹都市になった史実を改めて知った1日であった。道の駅 サーモンパーク千歳 道の駅
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