2024/12/07 - 2024/12/13
34位(同エリア259件中)
ミズ旅撮る人さん
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ドイツの北部とハルツ地方、それにドレスデンとベルリンを訪れるクリスマスマーケットを巡るツアーに参加しました。
観光2日目は、ハンブルクのホテルを出て、メルヘン街道の目玉ブレーメンに向かいます。グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」で有名ですが、ハンザ同盟で栄えた都市でもあり、ウェーザー川の中洲にある旧市街は、見どころ満載です。聖ペトリ大聖堂と市庁舎の建つマルクト広場ではクリスマスマーケットが開かれています。中心部から南に広がる街並みがシュノーア地区です。17~18世紀の家並みが散策を楽しませ、大半が店やレストランなので、じっくり楽しみたい場所です。また、ベットヒャー通りでは、マイセン焼のカリヨンが鳴り、偉人たちのレリーフが音楽に合わせて現れます。天気が悪かったので、あまり存分に楽しめたとは言えませんが、ブレーメンを訪れたのは2回目なので、さくっと歩いて来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ヴェーザー川を渡って、旧市街のある中洲に向かっています。ブレーメンの中洲は完全な形の中洲ではなく、片側は三日月湖が6つも連なったような公園になっています。今日は生憎の雨模様です。強い雨ではないにしても、じっとり濡れる雨です。ヨーロッパの冬はぐずついた日が多く、一日晴れということはほぼありません。
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聖マーティン教会( St. Martin's Church)です。
聖マルティニ教会 城・宮殿
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教会の車道を挟んでお向かいにブレーメンで最も有名な通りベットヒャー通り(Bottcherstrase)があります。ベットヒャー通りの入口には早くも音楽隊のモニュメントがありました。
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ベットヒャー通りの真ん中には小さな広場があり、ここで通路は鈎型になります。ロゼリウス邸美術館です。20世紀初頭に、コーヒー商人であったルートヴィッヒ・ロゼリウスがここに自宅を建て、周囲の建物も北ドイツ風アールヌーボー様式に建て替えて行きました。107mの通りは第二次世界大戦で破壊されましたが、見事に修復されています。
ロゼリウスハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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広場に面したこの建物は1階がツーリストインフォメーションになっています。そしてその屋根の上にはマイセン焼のカリヨンがあり毎正時に演奏されます。
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飾り気のないドイツらしいクリスマスツリーです。
この通りはかつて桶屋が立ち並んでいました。ブレーメン産のビールを詰める樽を生産していたのです。それを名前に表したのがベットヒャー通りです。現在では、雑貨を扱う店やレストランがあります。そう言えば、川側の入口の角には、お寿司屋さんがありました。ドイツでお寿司は人気があり、駅の中でもテイクアウト出来るお寿司を売っていたりします。 -
マルクト広場に向かって歩いて行きます。左側はアーケードになっています。クリスマスのデコレーションが可愛いです。
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ひょっこり優しい彫刻が隠れていました。
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ベットヒャー通りは終わるとすぐに短い別の路地になり、その先にマルクト広場があります。ブレーメンのクリスマスマーケットの中心地です。左にぐるっと見て行きます。
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屋台の後ろにあるのが州議会で、その奥の2本の塔が聖ペトリ大聖堂です。
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広場の中心には回転木馬が鎮座しています。その向こうが市庁舎です。
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小雨が降っているうえに、月曜日の10時半とあっては、クリスマスマーケットもまだ営業前です。
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市庁舎の前からマルクト広場を見ています。目の前にはローラント像があります。ローラントは特定の個人を表すのではなく、自由都市の象徴です。像の右腕の長さが市場での共通のものさしとなっていました。ブレーメンのローラント像は1404年に作られたもので、最古参です。クロアチアのドゥブロブニクにもありました。
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マルクト広場の東側にある商工会議所の建物は、屋根に河川・海洋貿易で栄えた都市らしい彫像が飾られています。
シュッティング (ブレーメン商工会議所) 史跡・遺跡
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市庁舎の脇にあるブレーメンの音楽隊の像です。ロバの前足を触ると願い事が叶うらしい。
ここでツアーは解散です。12:55にインフォメーションの前に集
合です。2時間ちょっとの自由散策です。ブレーメンの音楽隊像 モニュメント・記念碑
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マルクト広場には、変わったマンホールがあります。中心の穴にコインを入れると、音楽隊のどれかの鳴き声がするそうです。2019年の時はコインを入れる口が満杯でもう入らず、鳴き声は聞けませんでした。可哀そうにね。
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聖ペトリ大聖堂。ハンザ商人たちが自由都市の象徴として、立派な市庁舎を建てたので、教会側が対抗して立派な大聖堂を建てました。中に入りたかったのですが、何故か入れませんでした。
聖ペトリ大聖堂 寺院・教会
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市庁舎の前の道はトラムが通っています。聖ペトリ大聖堂の先で路線が3方向に分岐するので、トラム遭遇率は高いです。不用意にトラムの線路を跨がないように気を付けましょう。
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バルゲブリュック通りを歩いて行くと、工事現場の衝立に「シュノーア(Schnoor)」地区こっちという表示がありました。もう一つ手前の角を曲がろうと思っていたのですが、指示に従ってみることにしました。
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聖ヨハン教会(St. John's Church)です。シュノーア地区に至る道しるべのような教会です。
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教会を左に見ながら歩いて来たので、シュノーア地区の真ん中の広場に出ました。2019年にも来ているので、違う道を選んでみましたが、いきなりここに出てしまってちょっと失敗でした。もう少し中を歩いてからここに来たかったな。
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大きなリースが一つあるだけなのに、すごくクリスマスの雰囲気が出ています。シュノーア地区は、17~18世紀に建てられた家が固まって建っている場所です。大概は店になっているので、中に入って見ることが出来ます。
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隣の店に入って見ることにしました。
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クリスマスグッズがいっぱいです。
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ザイフェンで木工のおもちゃの素晴らしさに目覚めてしまったので、欲しいものがいっぱい!
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う~ん、これは素晴らしい。近年、機械が発達したので、こうした細かい細工物が普通になって来ました。1つ1つ手作りの品とどちらを選ぶか、難しい選択です。
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店を出て左の道を少しだけ歩いて、すぐに右に曲がります。
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シュノーア通りに入りました。ここがシュノーア地区の心臓部です。東西に延びる小道に古い家がびっしりと建っています。7月の天気のいい時には店が商品を店の前に並べて、とても賑わっていたのですが、冬の雨天では閉まっている店が殆どです。これがコロナのせいで常態化していないといいのですが。
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あまりに寂しい状態なので、2019年7月の様子を載せておきます。
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雨が降っていないと、店の外に商品を広げる店が多くて、それらを見て歩くのがとても楽しかったです。
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通りの中ほどに南に延びる狭い路地があります。ここが散策の面白い所。素通りしないで入ってくださいね。
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入ってしまえばちょっと広場?もあって土産物店もあります。左のクリーム色の壁の前を左に入って行きます。
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2019年の同じ場所です。狭いシュノーア通りの更に狭い路地は観光客の人気の場所でした。
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そうすると更に狭い路地が待っています。道はコの字型にあるので、建物の周りをぐるっと歩いただけなのですが、ワクワクします。
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レストラン・カッツェン(Katzen)。路地に面した半地下のレストランです。
Katzen Cafe カフェ
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シュノーア通りの目印は2匹の猫の看板です。ここから路地に入って行きます。
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路地から出て、もう少しシュノーア通りを東に歩いて行きます。
それにしても、これ程店がやっていないとは思いませんでした。 -
シュノーア通りが東の橋でぶつかるのがマルターブルク(Marterburg)通り。こちらは普通の建物が並びます。
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マルターブルクの南方向を見ています。左にあるCafeと書かれた看板の店に行きます。
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Konditorei Cafe im Schnoorです。ブレーメンに来たら買いたいお菓子を買いに来ました。
Konditorei Cafe im Schnoor カフェ
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美味しそうなケーキやパンが目を引きます。でも目的の物はこれではなくて
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「BREMER KLABEN」です。シュトーレンよりもずっしりとした重いパウンドケーキのようなものです。また、左上のトレーの上にクッキーが乗っていますが、白い星型のクッキーはヤシを生地に練りこんであってとっても美味しいです。店員さんには許可をもらって店内を撮影させてもらっています。
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ルターブルクを北に歩いて行くと、とっても細い家が目を引きました。(決してゴリラではありません)「Schnoor One」という雑貨屋さんです。外観からは想像がつかない(ゴリラが似合う)お店です。
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ゴリラの店の手前を左に曲がると小道があります。
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1本隣のシュノーア通りは全部お店ですが、こちらは住宅地?
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昨日見て歩いたリューベックのガングとホーフみたい。
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変わった葉?を見掛けました。
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あら、本当にガングとホーフの入口みたい。ここは入っちゃだめでしょうね。
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ブレーメンのシュノーア地区で、リューベックのガング巡りの気分を味わえるなんて。
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シュノーア通りに戻りました。伝統的な木組みの家は、階が上がるごとに少しずつ前にせり出して来ます。一番上の階には、そこから荷物を出し入れできるように滑車と扉があります。今でも引っ越しなどで使われています。
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開いていない店のショーウィンドウには、もこもこのらくだ?昔ペルーのクスコで、こんな感じのリャマを買いました。足が折れ曲がるようになっていたので、多少大きくても持って帰ることが出来ました。きっと今も売っているんでしょうね。
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こちらの店は、前回ツアーで見学中にブレーマークラベンを皆で買った店です。今はクリスマスなので、お菓子の家も売っています。
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「皇帝フリードリッヒ(Kaiser Friedrich)」と言う名のレストラン。2階の壁にあるのが肖像画でしょうか。右には、聖ヨハネ教会が見えます。最初に手前で曲がっていれば、ここに出て来ました。シュノーア地区の入口としては、こちらの方がいい気がします。
Gasthof zum Kaiser Friedrich 地元の料理
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バルゲブリュック通りです。真っすぐ行って聖ペトリ大聖堂の前を歩くより、左のビルの間を抜けて行った方がマルクト広場に近道なので、トラムに気を付けながら渡ります。
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ほら、最初に見たクリスマスツリーです。左の奥に見えるのは市庁舎の隣に建つ聖母教会です。市庁舎は左右を大きな教会に挟まれているのです。
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ようやっとクリスマスマーケットが開いて来ましたね。
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あれ?真ん中の家は、さっきシュノーア地区に行った最初に大きなリースが目に付いた家とそっくりです。
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州議会の玄関脇にこの像があります。今回の表紙は向こう側から撮っています。
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濡れネズミのカラフルな羊。水気を含んでずっしり重たいんじゃない?
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暗くなるのが早い時期なので、窓辺にこれを飾る家が多いです。
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人形屋さん。商品が濡れない?え、長靴履いてるって?
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何故かクリスマスマーケットにいつもあるキッチンツールの店。これを見るとブラシが欲しくなります。
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ブレーメンのマルクト広場、市庁舎とローラント像は世界遺産に登録されています。真ん中の2本の塔が聖ペトリ大聖堂でその右側に市庁舎があります。この模型は北側から見ているので、シュノーア地区は左の角になります。
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ローテンブルクのクリスマス屋さんケーテ・ヴォルハールト。もうどこのクリスマスマーケットでも見掛けるようになりました。
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平日の昼間なので人が少ない上に雨が降って、盛り上がらないですね。
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市庁舎のそばはトラムの通る道です。これが当たり前なところがすごいなあ。
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グリューワイン屋さん。飲みに来るのはもう少し暗くなってからだね。
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クリスマスマーケットで必ず見掛けるハートのお菓子。さすがに食べたことはありませんが、不動の人気ですね。
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市庁舎の裏にある広場に来ました。こちらは子供向けの遊園地になっています。
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ブレーメンのクリスマスマーケットの露店は、大きな家になっているのが特徴ですね。
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観覧車は小さめ。リューベックのは大きかったです。
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天気が悪くて薄暗いので、昼間だけれど電飾が綺麗です。
右側が聖ペトリ大聖堂で、左はワーレンハウス(Warenhaus)というデパートです。 -
これが大人気でした。強弱をつけながら、たっぷり3分間回っていました。
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子供たちが絶叫し続けているのも凄かったです。
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聖ペトリ大聖堂の裏手にある大聖堂広場。ドイチェバンクの前は野菜市場になっていました。
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12時ちょうど。聖ペトリ大聖堂の鐘が鳴り始めました。たくさんの鐘が盛大にそして長い間鳴り続けていました。教会の外にはクリッペがあります。
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イチオシ
クリスマスラッピングのトラムが通って行きました。
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聖母教会のそばにあるロイトパッサーゲ(Lloydpassage )に来ました。
天井がガラス張りでとても明るいアーケードです。クリスマスなので屋台が並んでいます。 -
通り抜けると「ROSSMANN」がありました。北ドイツに本社のあるドラッグストアです。4,000店以上を展開し、その半分はドイツ国内にあります。店によってはスーパーのような品揃えがあるので、覗いて見る価値があります。
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マルクト広場に戻って来ました。集合場所を目指して、クリスマスマーケットを突き抜けて行きます。正面に見えるのが商工会議所で、その左脇を入った先にベットヒャー通りがあります。
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ベットヒャー通りの目印がこの金色の彫刻です。大天使ミカエルが竜を退治している場面だそうです。
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クリスマスのデコレーションの下を歩いて行きます。
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ポーラ・ベッカー・モデルゾーン・ハウス(Paula Becker-Modersohn House)です。通りから通路を入って小さな中庭があります。建物はポーラの美術館ですが、中に入らなくてもロゼリウスが建てた建物を観賞することが出来ます。
ロゼリウスの家とパウラ モーダーゾーン ベッカー美術館 現代・近代建築
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中庭に面してお菓子屋さんがあります。その前にパイプの上にブレーメンの音楽隊がいます。
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2019年に訪れた時から、鶏は足だけになっており、シルエットが添えられています。
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インフォメーションセンターの前が集合場所です。12:55という半端な時間の訳は、13時に始まる仕掛け時計を見るためでした。たくさんのマイセン陶器製のカリヨンが陶器ならではの音を響かせて、相当長い時間鳴り続けます。それに合わせて、偉人たちのレリーフが何枚も何枚も次々と現れるのです。これはリンドバーグ。
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ツェッペリンとエッケナー。ツェッペリン伯爵は飛行船の会社を起こし、飛行船の名称でもありました。その会社のマネージャーであり飛行船の操縦者でもあったのがエッケナーです。
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バスはベットヒャー通りを出たところにある駐車場で待っています。
シュテファニ橋(Stephanibrucke)を渡って、アウトバーンに入ります。
200km離れたゴスラーに向かいます。ようやくハルツ地方になります。 -
ちょいと、おまけです。ドイツでは時折このように長~~い乗用車を載せた貨物列車を見掛けます。
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2019年にはドレスデンの郊外ラーデボイル・オスト駅でも見掛けました。乗用車の貨物はとっても長くてびっくりしました。日本では、あまり貨物を見ないので乗用車の輸送手段がどうなっているのかわかりませんが、豊田市近辺ではこういう貨物が日常的に走っているのでしょうか。
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今回のトリは「RAIL POOL」君でした。
では、次回はハルツ地方のゴスラーです。
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