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初インド一人旅、いよいよ最終日です。<br /><br />当初の予定では前日の午後にアンベール城に行くことにしてましたが、急遽予定を変更し、最終日の朝一番にアンベール城に行くことにしました。詳しくは前回までの記事をご覧ください。<br /><br />最初に言っておきます。早朝のアンベール城、マジで素晴らしいです。一見の価値あります。個人的にはタージマハルを軽く超えてきました。<br /><br />アンベール城までの交通手段は当初ウーバーを予定していたのですが、昨日のこともあってジャイプルのウーバーはもう信用できないので、路線バスで行くことにしました。<br />アンベール城には路線バスでも行けることは知ってはいたのですが、旅行前にユーチューブとかで見た限りでは結構難易度が高そうだったので、自分が使うことはないだろうなと思っていました。<br /><br />ですが、ウーバーを呼んでまた昨日みたいなやり取りになるのはもう嫌なので、路線バスに挑戦してみることにしました。<br />結果、行き帰りともに無事にバスでアンベール城に行くことができましたが、そこはインド。ぶっ飛んだことが待ち受けています笑(特に帰りのバス)<br /><br />この記事が、これからアンベール城にバスで行こうと考えている方の参考になれば幸いです。<br />そして、もう一度声を大にして言いたい。アンベール城には朝一番で行くことをおすすめします!<br /><br />それでは、5日目前編のスタートです!

初インド一人旅~混沌の国、インドへ~5日目最終日(前編)

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2024/12/29 - 2025/01/02

242位(同エリア665件中)

mandy

mandyさん

初インド一人旅、いよいよ最終日です。

当初の予定では前日の午後にアンベール城に行くことにしてましたが、急遽予定を変更し、最終日の朝一番にアンベール城に行くことにしました。詳しくは前回までの記事をご覧ください。

最初に言っておきます。早朝のアンベール城、マジで素晴らしいです。一見の価値あります。個人的にはタージマハルを軽く超えてきました。

アンベール城までの交通手段は当初ウーバーを予定していたのですが、昨日のこともあってジャイプルのウーバーはもう信用できないので、路線バスで行くことにしました。
アンベール城には路線バスでも行けることは知ってはいたのですが、旅行前にユーチューブとかで見た限りでは結構難易度が高そうだったので、自分が使うことはないだろうなと思っていました。

ですが、ウーバーを呼んでまた昨日みたいなやり取りになるのはもう嫌なので、路線バスに挑戦してみることにしました。
結果、行き帰りともに無事にバスでアンベール城に行くことができましたが、そこはインド。ぶっ飛んだことが待ち受けています笑(特に帰りのバス)

この記事が、これからアンベール城にバスで行こうと考えている方の参考になれば幸いです。
そして、もう一度声を大にして言いたい。アンベール城には朝一番で行くことをおすすめします!

それでは、5日目前編のスタートです!

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配
  • アンベール城には8時から入れるようなので8時には現地に着けるよう、今日は6時前に起きました。本当はホテルの朝食も評判が良いので楽しみにしていたのですが、断念しました。<br /><br />昨日の夜にアンベール城行きの路線バスについて調べたところ、風の宮殿がある交差点付近からバスが出ているようなので、まずはメトロで昨日も行った風の宮殿付近まで移動します。<br /><br />メトロの駅から地上に出ると、この写真のような風景が広がっていました。最高過ぎませんか?<br />昨日の夕暮れ時も良かったのですが、朝もこんなにキレイだとは思いませんでした。<br />まだ7時くらいだったのでさすがに車も人も少なく、朝の静けさと朝焼けのオレンジが相まって、昨日と同じ場所なのに街の表情が全然違うように感じました。本当に、予定を逆にして良かったです。<br /><br />さて、風の宮殿からアンベール城までの路線バスについては地球の歩き方にもネットにもあまりはっきりとした情報がなかったのですが、どうやらバス停すら無くてだいたいこの辺に来る、みたいな感じなのは確かなようです。もうその時点でハードルが高い…。<br /><br />ただ、グーグルマップにバス停の情報が載っているというところまで突き止めたので、グーグルマップを見ると、確かにバス停のマークが確認できました(ただし、現地にはバス停らしきものはありません)。<br /><br />そして、グーグルマップでバス停のマークをタップすると、そのバス停に発着するバスの時刻表とバスの番号が表示され、さらに、そのバスが通るルートと停車するバス停の名前、到着予定時刻まで表示されます。<br />ちなみに、スマホのアプリからでないとここまでの詳細情報が表示されないようです。<br /><br />アンベール城を通るバスは「AC1」という番号のバスのようで(そのように書いてあるブログも前日に確認しました)、「AC1」が発着するバス停表示の付近で待つことにします。

    アンベール城には8時から入れるようなので8時には現地に着けるよう、今日は6時前に起きました。本当はホテルの朝食も評判が良いので楽しみにしていたのですが、断念しました。

    昨日の夜にアンベール城行きの路線バスについて調べたところ、風の宮殿がある交差点付近からバスが出ているようなので、まずはメトロで昨日も行った風の宮殿付近まで移動します。

    メトロの駅から地上に出ると、この写真のような風景が広がっていました。最高過ぎませんか?
    昨日の夕暮れ時も良かったのですが、朝もこんなにキレイだとは思いませんでした。
    まだ7時くらいだったのでさすがに車も人も少なく、朝の静けさと朝焼けのオレンジが相まって、昨日と同じ場所なのに街の表情が全然違うように感じました。本当に、予定を逆にして良かったです。

    さて、風の宮殿からアンベール城までの路線バスについては地球の歩き方にもネットにもあまりはっきりとした情報がなかったのですが、どうやらバス停すら無くてだいたいこの辺に来る、みたいな感じなのは確かなようです。もうその時点でハードルが高い…。

    ただ、グーグルマップにバス停の情報が載っているというところまで突き止めたので、グーグルマップを見ると、確かにバス停のマークが確認できました(ただし、現地にはバス停らしきものはありません)。

    そして、グーグルマップでバス停のマークをタップすると、そのバス停に発着するバスの時刻表とバスの番号が表示され、さらに、そのバスが通るルートと停車するバス停の名前、到着予定時刻まで表示されます。
    ちなみに、スマホのアプリからでないとここまでの詳細情報が表示されないようです。

    アンベール城を通るバスは「AC1」という番号のバスのようで(そのように書いてあるブログも前日に確認しました)、「AC1」が発着するバス停表示の付近で待つことにします。

  • グーグルマップの表示によると、写真のこの辺りにバスが来るようです。写真の地図情報も載せておきますのでよろしければご確認ください。<br /><br />僕の手書きで恐縮ですが、グーグルマップを簡略化した地図がこんな感じです↓

    グーグルマップの表示によると、写真のこの辺りにバスが来るようです。写真の地図情報も載せておきますのでよろしければご確認ください。

    僕の手書きで恐縮ですが、グーグルマップを簡略化した地図がこんな感じです↓

  • バス停に番号をふっていますが、あくまで説明用で僕が仮につけたものです。<br /><br />あくまでグーグルマップの情報ですが、バス停③とバス停④はアンベール城とは逆方向のバスで、バス停②は途中までアンベール城の方向に行きますが、水の宮殿の手前で別方向に行くようです。<br />バス停①に「1」「AC1」「10B」の3種類のバスが発着するようですが、このうち「AC1」がアンベール城を通るようです。<br /><br />ということで、バス停①の付近で待つことにします。<br /><br />グーグルマップの通りであればすでにバスが到着する時刻になりましたが、それらしいバスが現れません。そこでまわりをよく見ると、手書き地図でいうバス停②のところにバスが停車しており、もしやと思って行ってみるとバスの乗務員らしき男性が「アンベール」と言っているではありませんか!<br /><br />アンベール城に行くか聞いたところ、「行くから乗れ」とのことで乗り込みます。ただ、バスの番号は「AC1」ではなく「29番」となっていました。<br />昨日見たブログで、29番バスもアンベール城に行くと書いてあったのを思い出したので、このバスでも良さそうです。<br /><br />バスに乗り込むとインド人が一人すでに乗っていたので、この人にも念のため聞いたら、アンベール城に行くよとのことで安心しました。<br /><br />で、バスの車内で出発を待っていると、何やらこのバスの後ろに別のバスが到着します。すると、車内で一緒に出発を待っていたインド人がバスから降りて、後ろのバスに乗り換えようとするではありませんか!すかさず、「こっちのバス?」と聞くと「そうだ」と。<br />何が何だかわからないまま、後ろに来たバスに乗り換えます。こちらのバスにはすでに4~5人の乗客がいました。<br />と思っていたのも束の間、今度はさらに別のバスがとなりに到着し、バスに乗っていた乗客が全員降りてそのバスに乗り換えるではありませんか!<br /><br />その流れに乗って僕もすぐにとなりのバスに乗り換えますが、そのバスの表示を見たら「AC1」となっていました。どうやらこれが本当にアンベール城に行くバスのようです。他の乗客に聞いたら、「アンベール城に行くよ」とのことで、今度こそ間違いないようです…。<br /><br />ここまで書いておいてなんですが、結論、アンベール城までのバスは現地に行ってみないとわからない、です…。<br />風の宮殿の交差点からバスが出ていることは間違いないなので、現地で停まっているバスにアンベール城に行くかどうかを聞く、というのが最も確実でしょう。<br />ただ、この付近は日中ものすごい交通量なので、バスを使うなら早朝がいいのではないかと思います(アンベール城も早朝に見るのがおすすめなので)。

    バス停に番号をふっていますが、あくまで説明用で僕が仮につけたものです。

    あくまでグーグルマップの情報ですが、バス停③とバス停④はアンベール城とは逆方向のバスで、バス停②は途中までアンベール城の方向に行きますが、水の宮殿の手前で別方向に行くようです。
    バス停①に「1」「AC1」「10B」の3種類のバスが発着するようですが、このうち「AC1」がアンベール城を通るようです。

    ということで、バス停①の付近で待つことにします。

    グーグルマップの通りであればすでにバスが到着する時刻になりましたが、それらしいバスが現れません。そこでまわりをよく見ると、手書き地図でいうバス停②のところにバスが停車しており、もしやと思って行ってみるとバスの乗務員らしき男性が「アンベール」と言っているではありませんか!

    アンベール城に行くか聞いたところ、「行くから乗れ」とのことで乗り込みます。ただ、バスの番号は「AC1」ではなく「29番」となっていました。
    昨日見たブログで、29番バスもアンベール城に行くと書いてあったのを思い出したので、このバスでも良さそうです。

    バスに乗り込むとインド人が一人すでに乗っていたので、この人にも念のため聞いたら、アンベール城に行くよとのことで安心しました。

    で、バスの車内で出発を待っていると、何やらこのバスの後ろに別のバスが到着します。すると、車内で一緒に出発を待っていたインド人がバスから降りて、後ろのバスに乗り換えようとするではありませんか!すかさず、「こっちのバス?」と聞くと「そうだ」と。
    何が何だかわからないまま、後ろに来たバスに乗り換えます。こちらのバスにはすでに4~5人の乗客がいました。
    と思っていたのも束の間、今度はさらに別のバスがとなりに到着し、バスに乗っていた乗客が全員降りてそのバスに乗り換えるではありませんか!

    その流れに乗って僕もすぐにとなりのバスに乗り換えますが、そのバスの表示を見たら「AC1」となっていました。どうやらこれが本当にアンベール城に行くバスのようです。他の乗客に聞いたら、「アンベール城に行くよ」とのことで、今度こそ間違いないようです…。

    ここまで書いておいてなんですが、結論、アンベール城までのバスは現地に行ってみないとわからない、です…。
    風の宮殿の交差点からバスが出ていることは間違いないなので、現地で停まっているバスにアンベール城に行くかどうかを聞く、というのが最も確実でしょう。
    ただ、この付近は日中ものすごい交通量なので、バスを使うなら早朝がいいのではないかと思います(アンベール城も早朝に見るのがおすすめなので)。

  • さて、グーグルマップに載っていた時間とほぼ同時刻(7時半くらいだったと思います)に発車し、どうやらちゃんとアンベール城に向かっているようです。<br /><br />かなりバタバタだったのでバスの写真などは撮れていませんでしたが、車内から撮った写真が一枚だけありました↑<br />全然わからないですが、水の宮殿のあたりです。<br /><br />運賃は発車後しばらくすると運転手とは別の乗務員らしき男性が個別に徴収にまわってきました。10ルピーか20ルピーだったと思います。<br /><br />グーグルマップで現在地を確認しながら乗っていると、20分もかからずにアンベール城の付近まで来ました。すると、親切なインド人が僕がアンベール城に行くことを覚えていてくれて「ここで降りるんだよ」と教えてくれました。<br />日本のように降車ボタンなどはなく、このインド人が声を掛けてくれたことでバスが停車くれた感じです。大半のインド人はこういう風にめちゃくちゃ優しいんですよ。<br /><br />何はともあれ、昨日のウーバーからいろいろありましたが、自分の力でようやく、ようやくアンベール城までたどり着くことができました。<br />もうそれだけで達成感がすごかったのですが、バスを降りて最初に目に入ってきた景色に、完全にやられました。

    さて、グーグルマップに載っていた時間とほぼ同時刻(7時半くらいだったと思います)に発車し、どうやらちゃんとアンベール城に向かっているようです。

    かなりバタバタだったのでバスの写真などは撮れていませんでしたが、車内から撮った写真が一枚だけありました↑
    全然わからないですが、水の宮殿のあたりです。

    運賃は発車後しばらくすると運転手とは別の乗務員らしき男性が個別に徴収にまわってきました。10ルピーか20ルピーだったと思います。

    グーグルマップで現在地を確認しながら乗っていると、20分もかからずにアンベール城の付近まで来ました。すると、親切なインド人が僕がアンベール城に行くことを覚えていてくれて「ここで降りるんだよ」と教えてくれました。
    日本のように降車ボタンなどはなく、このインド人が声を掛けてくれたことでバスが停車くれた感じです。大半のインド人はこういう風にめちゃくちゃ優しいんですよ。

    何はともあれ、昨日のウーバーからいろいろありましたが、自分の力でようやく、ようやくアンベール城までたどり着くことができました。
    もうそれだけで達成感がすごかったのですが、バスを降りて最初に目に入ってきた景色に、完全にやられました。

  • バスを降りて、眼前に広がっていたのがこの景色です。<br /><br />朝もやの中で静かに、堂々とたたずむアンベール城。日が昇りきっていないこともあって空気がピンと張りつめていて、その澄んだ空気の中を鳥が舞い、湖面にもアンベール城の美しい姿が映し出されています。<br />まるで絵画の世界に入り込んだような感覚で、一瞬で心奪われました。<br /><br />正直、僕の撮影テクニックの無さもあって写真だとこの景色の素晴らしさがあまり伝わらないのですが、この朝もやにたたずむアンベール城は本当に感動しました。<br /><br />写真だとその瞬間しか切り取れないし、動画でもそこにいるからこそ感じ取れる空気感のようなものは伝えることができないと思います。<br />この時見た光景は、写真でも動画でも完全には伝えられない気がします。<br />ご興味がある方、ぜひ早朝のアンベール城に行ってみてください。<br /><br />アンベール城の早朝って、あまりネットとかユーチューブでは無かったような気がしますが、マジでおすすめです。

    バスを降りて、眼前に広がっていたのがこの景色です。

    朝もやの中で静かに、堂々とたたずむアンベール城。日が昇りきっていないこともあって空気がピンと張りつめていて、その澄んだ空気の中を鳥が舞い、湖面にもアンベール城の美しい姿が映し出されています。
    まるで絵画の世界に入り込んだような感覚で、一瞬で心奪われました。

    正直、僕の撮影テクニックの無さもあって写真だとこの景色の素晴らしさがあまり伝わらないのですが、この朝もやにたたずむアンベール城は本当に感動しました。

    写真だとその瞬間しか切り取れないし、動画でもそこにいるからこそ感じ取れる空気感のようなものは伝えることができないと思います。
    この時見た光景は、写真でも動画でも完全には伝えられない気がします。
    ご興味がある方、ぜひ早朝のアンベール城に行ってみてください。

    アンベール城の早朝って、あまりネットとかユーチューブでは無かったような気がしますが、マジでおすすめです。

  • 日が昇ってくると朝日がアンベール城を照らして、さらに幻想的な風景になります。<br />ちなみに、この時間(8時前)はまだ観光客がおらず、この風景を独り占めできます。<br /><br />それではいよいよアンベール城の中に入りますが、アンベール城の上から見下ろす景色や、城内ももちろん素晴らしかったです。<br />続きは5日目後編で!

    日が昇ってくると朝日がアンベール城を照らして、さらに幻想的な風景になります。
    ちなみに、この時間(8時前)はまだ観光客がおらず、この風景を独り占めできます。

    それではいよいよアンベール城の中に入りますが、アンベール城の上から見下ろす景色や、城内ももちろん素晴らしかったです。
    続きは5日目後編で!

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