2024/09/20 - 2024/09/25
1496位(同エリア2118件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが2024年9月に行ったコペンハーゲンのステキ建物や博物館を楽しむタビ。
初日の観光は、市庁舎のガイドツアーから。けっしてわかりにくい英語というわけでは無かったはずにも関わらず、建物の装飾に心奪われていたらまったく説明が頭に入ってこず…。ははは
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
9月20日 羽田空港から北回りでヘルシンキを経由し、コペンハーゲンへ
9月21日 市庁舎見学に参加したり、ノアポートあたりをうろうろしたり
9月22日 デザイン博物館で「日本」を発見したり、港で北欧グルメをいただいたり
9月23日 スウェーデンのマルメに行ったり、おしゃれな喫茶店に行ったり
9月24日 出発まで小雨のなか散歩し、コペンハーゲンからパリを経由し東京へ
9月25日 南回りで雨の羽田空港に到着。最後の最後で濡れた…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
「ここもアールヌーボーにゃんだって♪」
レンガ造りのただの古い建物だと思い込んでおりまして、前回来た時もちっとも注目していなかったコペンハーゲン市庁舎。
1905年にMartin Nyropの設計でアールヌーボー様式で建てられていることを知り、英語でのガイドツアーもあったので、最優先で日程に組み込んじゃいました!時間が合えばガイドツアーもぜひ! by しるくんさんコペンハーゲン市庁舎 建造物
-
建物入ってすぐのところが何だかとっても教会っぽいなあ。よく、入り口の上に聖人がずらりと並んでいたりする、あの感じですね。扉の間には建物の模型を持ったヒトの像もあって、そこもとっても教会ちっく。
なんて思ったら、この彫刻は、樹の下でひらかれた市最古の議会を表しているのだとか。へ~、そうなんだ。 -
ガイドツアーとは別に、塔にものぼれるんですけど、この時はリノベーションで閉鎖中。おっと、残念。
「次回来た時のお楽しみにゃ♪」 -
「わ、柱のきみはへびくん?」
市庁舎のデザインはアールヌーボー様式でもあり、ナショナルロマンチシズム様式でもありまして、デンマークの動植物にインスピレーションを得た装飾が多いのだとか。ということは、デンマークにいるへびなのかな。 -
動物だけじゃなく、植物の装飾もいろいろありまして、入り口すぐのところはタイルの葉っぱで飾られておりました。このグリーンは新芽かな。
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入り口には消毒薬とマスクも置いてありましたけど、使うヒトはおらず。
時間になりガイドをする男性が現われ、「みなさんチケット持ってますよね」という感じで、特段、確認はせず…。え、そうなの?頑張ってタブレットの画面で表示できるように用意してたんですけど。ちょっと拍子抜け。 -
裏側に入っていく感じでガイドツアーはスタート。
鍵束を取り出し、その中から差し込む部分が3つの塔になっているものを指し、これが市の紋章で…みたいなところは何となくわかったものの、その先は建物の装飾に目を奪われ、まったく説明が聞き取れず…。ははは
いや~、装飾ステキです。ここは実がなる樹ですね。りんごかな。あ、上の方に鳥もいた! -
階段を下から見上げると、階段のウラというか天井にも文様が彫られてた! チロリアンテープみたいで、カワイイ♪
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途中の窓際に描かれているのはデザイン化された植物文様。縄目で描かれてる感じ?下のフリンジが絨毯みたいだなあ。
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3階まで上がると、階段の窓側の壁に描かれているのはコペンハーゲンの港。
市民の階段(The Burghers' Staircase)と呼ばれている階段で、Jens Møller JensenとEmanuel Vigelandによる港から見た街と陸から見た街なのだとか。
↑このあたりは、後ほど購入した市庁舎解説本の受け売り。 -
壁画の枠部分をよく見たら、クラゲと鮭が彫られてる!なんか楽し~。
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いくつか、控えの間っぽいところを通り抜けてやってきたのは、議事堂。日本でいうと東京都議会議事堂ってことですかね。
お~、全席にパソコン完備。20年前にネット環境を整備しました、と説明してた…かな。 -
真ん中左奥の天蓋が付いているところが議長席。都市の樹と名付けられた織物が背後に掲げられています。入り口のところと同じか。議会のシンボルなんですね。へ~
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イチオシ
この部屋で気になったのは、何と言っても花をかたどったシャンデリア。
議場の中心部分に比べ、こちらの窓際のものはシンプルなバージョン。シンプルといってもちゃんと花だ。すごい~~! -
真下から見上げてみました!
ひゃ~、おしべとめしべもデザインされてる。ん~、何の花がモチーフなんでしょう。草木は詳しくないからな~。花びらの線はパンジーっぽいけど。 -
窓際のテーブル、キレイだなあ。何用だろう。あ~、全然説明が頭に入ってこない。ま、ステキなものに囲まれてるからいっか。
議場のイメージが、何となく同じ北欧のスウェーデンのストックホルム市庁舎に似てる気がしたんですけど、あちらはツアーでも必ず観光先に入っているのに、なんでこちらは入ってないのかなあ。もったいない。 -
廊下にあったこの植物のレリーフ。この感じ、見たことある植物だ!何だろう…。
表と裏で葉っぱの色が違う印象があるので、葉っぱの表側に毛が生えているタイプだと思うんですけど、東京の街中で見たことある気がする~。 -
わわわ。ここは、天井にすごい羽数のカモメが飛び交ってる!
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こちらは、先ほどの、市民の階段と反対側にある幹部の階段(The Stairs of Executives)で、カモメ飛び交う天井の下はなにやら立派な樹。
後ろに幕が張られているように見え、なにやら具体的な風景を描いている気もするなあ。ん~、ガイドツアーでその辺も説明してたのかも?ちっとも聞き取れてなかったよ~。 -
幹部の階段を上ってくると目に入るのがこちらのタイル絵。
真ん中に立つ海の神のÆgirがテーマらしい。足がヒレになってるっぽい女性も描かれておりまして、ん~、二本の足の先がヒレになってるのかあ…。ちとコワイぞ。 -
最初に入った吹き抜けのホールをぐるりと見下ろせる廊下をまわって、建物の反対側へ。
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入ってきたのはこちらの宴会場、バンケットホール。
ここは、例えばサッカーのヨーロッパカップで優勝したデンマークチームが表彰されたり、バルコニーに出て市民から賞賛を浴びたり、ということがされる場所なのだとか。 -
あ、広場に面してるんですね。窓から、広場が見えた!
テーブルにクロスが掛けられ、部屋のすみに食器が置かれたワゴンが置いてあったので、何か宴会の準備がされていたのかも。 -
この部屋で気になったのは、壁際のキャビネットの上に置かれたこの陶器。
アールヌーボーっぽい!ここの説明は、ガイドツアーではなかったようですけど、知りた~い。
画像検索で何かわかるか?と調べてみたものの、芳しい成果は無く…。唯一ヒットしたのが下の写真の右側の鹿の意匠の花瓶で、どうやら以前はデザインミュージアム(Designmuseum Danmark)に展示されていたらしい。ほ~ -
廊下に貼られていた避難経路図。こういう平面になってるんだ。へ~
下側が広場に面している方かな。たぶん。
右側の面にある階段の方が大きいようなので、こっちが幹部の階段かな。なんとなくそっちの方が豪華だし。ふむふむ -
「さっきの花のモノクロ版にゃ」
途中に、さっき気になった花のレリーフがまたありました!
帰国後、画像検索してみたら「セイヨウトウキ」では?との結果。
セイヨウトウキ=西洋当帰はセリ科の植物で、菓子に使われているアンゼリカはこれを煮たものなのでした。びっくり!あ、日本では取れないので国産品は蕗の砂糖煮だそうですが。ということは、日本で見覚えがあるから違うってことか。 -
廊下のアーチの上にも同じモチーフのデザイン。
セリ科の花は「散形花序」という丸く広がった花のようなんですけど、ビミョウにそう見えるような見えないような…。 -
ここの天井部分は一番写実的に描かれているかも。
こう見ると確かに「散形花序」の花に見えるな~。でもこれだと、「これ知ってる!」じゃないし。
植物に詳しい友人に何だと思う?と訊いたところ、タケニグサでは?とのお返事。花は全然ちがうんですけど、見たことある葉っぱだ!はこれでした。
スッキリ♪ -
階段を下までおりたら、こんな生きものがお出迎え。
わ~、なにもの? 想像上の動物ですかねえ。犬っぽいフォルムの割には口が鳥のようなくちばしっぽいし。
ナショナルロマンチシズムは、19世紀末から20世紀初頭に高まった「民族」意識が反映したものだそうで、北欧神話がモチーフに使われることも多いとか。こちらも神話に出てくるのかしらん。
そして、気になる用途。ただの飾りではなく、何らかに使われているのでは?と思うんですけど…。灯りかな。 -
1階廊下の個室の扉の上のカーブのところは、植物かな?と思ったもののよ~く見てるとクラゲっぽい生き物に見えてきた…。クラゲってデンマークだとメジャーな海の生きものなのかな。
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こちらも1階廊下の窓部分。ここに描かれているのは植物かな。花がクローバーに見える気も。野原に繁ってるようすを表現しました!って感じがしますねえ。
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ホールに戻ってガイドツアーは解散。
「ここのホールは誰でも入れるにゃ」
お役所なので、役所が開いている時間は誰でも入れます。まあ、フツウにお役所なので、ウロウロできる場所はけっこうありそうですね。先ほどの廊下の途中にトイレもありましたし。 -
せっかくなので、ホールもぐるりと探索。
「ホールの角っこのアーチのところにカラフルなカラスのタイルがあったよ」
上の方には鳥が群れているデザインで飾られておりまして… -
上を見上げたら、わ、鳥が三角になってる!
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イチオシ
「反対側には美味しそうにゃ鮭がいたよ♪」
と、勝手に好物の鮭だと思いこんでおりますが、海の生きもの満載です。
ここも上を見上げると鳥が群れているんですけど、 -
え?ナニくわえてるの?へび…?
と思ったら、あれ?ひれがあるか。ということはうなぎ?お、美味しそう!
なんだかクスっと笑えるデザインですね~。ぷぷぷ -
こちらも同じくホールの中。
入り口の上にいるのは4羽のおめめパッチリのみみずく。「ARKIV」は翻訳機に訊くとアーカイブなので、何か保存されてるところなのかな。
ホントに生きもの満載の建物ですね。 -
ホールの壁際にはデンマークの著名人の胸像が置かれておりまして、こちらは設計者のMartin Nyrop。フリーメーソンのメンバーだったとか。
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イチオシ
ホールの中には、奥の方に向けて、床のハートが「こっちだよ」と招いているようなところが。
このハートの先に結婚式ができる場所があるそうで。そうか、婚姻届けを単に出すだけじゃなくて、式もできるんですね。 -
外側もぐるりと一周してみることに。
こちらは正面にいた謎の動物。
「え?きみは誰…?」
2017年撮影のストリートビュー画像には見当たらないので、最近置かれた現代彫刻なのかと思ったら、市庁舎前広場にあるドラゴン噴水の一部だったようで。
ということはきみもドラゴンなの? この角度だとわかりにくいですけど、しっぽの方はトカゲっぽいんですよ。
まあ、空想上の生きものだからどんな造形でもあり、ですけど。う~む -
通りに出て足元を見るとアンデルセンのシルエットが描かれたマンホール。
周りは、ねずみと魚と孔雀かな。左下のねずみははっきり形がわかるものの、魚と孔雀は見間違い…? まあ、でもアンデルセンの童話に由来するものが描かれているのかなあ。 -
チボリ公園に面したH. C. Andersens Blvd.側の入り口の上には封筒のようなものをくわえた鳥が二羽。封筒の封緘は市の紋章ですね。
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同じ通りには建物中庭に入れる入り口もあります。
ここに彫られているのは、ぴょんって耳が出ているのでみみずくかな。 -
ずんずん進んでみると、ん~、この真ん中の星形はヒトデ…? 周りも海の植物?珊瑚っぽい?あ、珊瑚って動物なのか。わ~、何だろう、この模様。カワイイような、そうでもないような…。
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さらに進んだら階段に何やら潜んでました!
頭の感じは鳥っぽいかな~。まあ、竜なのかな。この感じだと。 -
中庭から塔を見上げたら足場がかかってました。そうか、そこが工事中だから塔にはのぼれないんですね。
窓のところは、向かい合った鳥が樹になった果実をついばんでいるようなレリーフが彫られてます。ん~、生きものいっぱい! -
「中庭で、結婚式後と思しきヒトたちがお茶してたよ」
披露宴って感じ? 数人ずつが歓談してました。オメデトー♪
ここは、そういうスペースでもあるんですね。お天気よくてなにより! -
イチオシ
こちらの通りには秋の花が咲き誇る花壇が整備されておりました。
建物の装飾に使われたモチーフは、こういうデンマークにある植物が元なんだろうな~。今はグリーンがとってもキレイな蔦も冬になるとレンガと同じ茶色になっちゃうのかな。いや~、季節で色が激変しますね。 -
市庁舎の建物をぐるりと周って、Bag Rådhuset=市庁舎裏というそのままの名前の通りに出ると、入り口にはトドかなあ、海獣がいた~。このセレクトはなんとも北国ですね。日本も海に囲まれてますけど、この手のデカイ海の生きものは水族館以外ではそんなになじみがないと思うしなあ。
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ぐるりと市庁舎を一周して、右に見えているホテルに、一度戻ります。
いや~、近くて便利♪
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