年末年始は海外で【ベトナム編】 ②ハロン湾日帰りツア－

2024/12/26 - 2024/12/30

　年末12/27～年始1/3まで６泊８日でベトナムとカンボジアの二か国に行ってきました。
　ベトナムは以前から行ってみたい国の一つで、その中でもハロン湾はぜひ行きたい観光地でした。ベストシーズンを調べてみると、冬が乾季で良さそう。じゃあ年末から正月にかけてゆっくり10日規模の旅行をしちゃおう！となり、以前から絶対に行きたいアンコ－ルワットも近いんじゃない？調べてみるとハノイから直行便で１時間程度で行けることが判明。そんなこんなで、年末から正月は海外へ！と４月早々に決まった今回の海外旅行でした。
　成田を12/27の朝出発しハノイに３泊、４日目12/30にシェムリアップに入り３泊し、1/2の夕方シェムリアップを立ち、ホーチミン経由の深夜便で1/3の早朝に帰国するプランで航空券を確保したところから、私たちの年末年始の海外旅行が始まりました。
　航空会社は、比較的良心的な価格で信頼性の高いレガシ－キャリアのベトナム航空を選択しました。航空運賃は14万円/1人程度でした。
　１週間を超える長期旅行は2019年にドイツ・オーストリアを回って以来となりましたが、出会った人、観光地や食事など、どれをとっても新鮮で刺激的、日本が正月だったこともすっかり忘れるほどの楽しい旅で、あっという間に時間が過ぎ去った海外旅行となりました。　
　長旅で写真も多いため、旅行記は12/26～12/30のベトナム編と12/30～1/3のカンボジア編に分け、その中でも更に小分けにして投稿します。
　この旅行記はハノイ2日目のハロン湾クルーズの様子を紹介します。

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ハノイ２日目の朝です。ホテルの朝食はビュッフェ形式です。野菜と果物が豊富で食事の種類も多く内容は毎日少し変わります。たまご料理とフォ－はライブキッチンで注文できます。郷土料理もありとても美味しかったです。

ライブキッチンで作ってくれるフォ－です。評判どおりとても美味しい。ただこれ結構なボリュ－ムでお腹が一杯になってしまいます。

食事会場はエレベ－タ－を降りると左右二つに分かれています。こちらは入り口側で窓から外光が入り明るいコーナ－。

こちら側は反対側になりますが、食事やライブキッチンが近くに配置されテーブルまで運びやすくなってます。本日はこちらにしました。お客さんは欧米やアジア系、日本人の方も何組かいらっしゃいました。

ハノイ エメラルド ウォーターズ ホテル&スパ ホテル

　本日は予約した現地ツア－でハロン湾観光です。12月に入ってからkkdayで予約しました。前日にはメールで最終ピックアップ時間とガイドさんの名前（DANさん）と連絡先が届きました。朝のお迎えは予定ピッタリに8:10ホテルロビーに来てくれました。ホテル前のマイクロバスに乗り込むと私達が最初の客でした。
　途中5組くらいピックアップし９時位にハノイ市内を出発しました。日本人専用ツア－なのでガイドが日本語で分かりやすくとても良かったです。道中ベトナムの歴史などの説明があり、途中土産物屋（Gift House）で30分ほどトイレ休憩があります。
　

　トイレ休憩はツア－ではお決まりのお買い物店です。これはこれで割り切れば楽しめます。メッチャ高いわけではないし、しつこいセールスもありません。スタ－ルビ－など地元の特産品などが見られるし、気に入ったものがあれば買っても良いかと思います。

　30分ほど眺めて出発です。ここからはガイドさんがハロン湾について歴史や今日回るコ－スなど色々と説明してくれました。バスの中では皆寝てしまいガイドさんの話を聞いているのが３人くらいだと笑ってました。ちなみにガイドさんは見た目台湾ユーチュ－バ－のゾロさんに似た感じのDANさん。日本語も上手でした。

　港に少し遅れて到着です。港周辺はリゾ－トマンションやホテル、土産物屋など町全体が綺麗に整備されリゾ－ト地になっていました。観光客が大勢います。天気もサイコ－です！

乗船場までちょっとした土産物屋が並んでいます。

　予定の12時を少し過ぎて観光船FUJIに到着、直ぐに出港し海鮮ランチが始まります。ずーっと行ってみたかったハロン湾です。ホーチミンにも行ってみたかったのですが、ハロン湾が近いハノイを選びました。

　日本人専用ツア－は船内で別のグル－プと一緒になります。昼食はコース料理でメニュ－も日本語です。これはこれで良いサービスでした。

出港してすぐに料理が運ばれてきます。アサリのス－プに揚げ春巻きとイカフライ。

　デカイ殻付きシャコ。これ、ちょっとグロテスクで、皮をむくのがちょっと面倒でしたが、かなり美味しかったです。

蒸し海老。

野菜炒めやおこわ、さつま揚げなど、どんどんと食べきれないほど出てきます。量がかなり多かったです。

　色々な形の岩が見えてきたので、食事を中断しデッキへ出て風景を楽しみます。こちらがメインですからね。

　そして見えてきたのは沢山の船が群がっているこの岩です。しっかりと船同士のルールがある様で一定の時間で順番に近寄れるよう譲ってくれます。

　2羽の鶏が闘っているように見えることから闘鶏岩と名付けられています。ハロン湾名物の奇岩で人気があるそうです。

ハロン湾 海岸・海

　ハロンとは「龍が降りた場所」という意味があるそうです。かつて中国に侵攻された時、山から龍の親子が下り立って、外敵を打ち破り口から吐き出した宝石が奇岩群となったという伝説があるそうです。

　沢山の島々はかつて海賊の隠れ家として利用され、またモンゴル軍の侵攻の際には要塞として利用されたとか。 世界遺産に登録されてからは、国内外から年間200万人が訪れる景勝地になったそうです。

神秘的で見事な形の岩山です。これぞハロン湾、水墨画の世界ですね。

ここからはシ－カヤックか手漕ぎ舟に乗換え、自然の景観が素晴らしい湾の中に入ります。

ここのトンネルからしか入れない様です。

洞窟の様なトンネルを潜ります。

その先にはこんな光景が待っています。

凄いですね。

周りは岩山で囲まれているのでシーカヤックでも安全に侵入できます。

　凄い景観です。ちなみにシーカヤックは希望者は乗れますが、お尻は水浸しになるらしいです。私達のツア－からも元気な方、他には欧米人も水浸しになって楽しんでいました。
　私達が乗った手漕ぎ舟もたまに船頭さんが左右に船を大きく揺らしお客さんはキャ－キャ－大騒ぎしてそれなりに楽しめました。

ハロン湾 海岸・海

時間が決められているので30分ほどで皆戻ります。

先程乗船した港に戻ります。

そして大型船FUJIに乗換え、次の観光地に向かいます。

　次はティ－トップ島上陸です。この島は1962年にベトナムのホー・チ・ミン大統領と、旧ソビエト連邦の宇宙飛行士ゲルマン・チトフが訪れた地です。
　この訪問を両国の友情の証とし、チトフのTitovを元にティートップ島と名付けられました。船着き場近くに、ゲルマン・チトフの像があります。

そういえばハノイの気候は涼しいのですが、ハロン湾では天気も良く泳いでいる人もいるんですよ。

ハロン湾の真ん中あたりにあるティートップ島です。島にある約400段の階段をのぼった頂上には展望台があり、ハロン湾の景色を360度見渡せます。観光船も良いアクセントになってますね。

ティートップ島 自然･景勝地

がんばって登った先に見える奇石群は、雄大な自然を感じられ絶景です！１時間の時間がありますが、上り下りが細い山道で１列に並んで移動するので結構時間がかかり頂上まで行って戻るとちょうど出港時間になります。

　さて本日最後の観光地スンソット鍾乳洞です。上陸するとすごい行列でした。この写真の岩の中腹に見えるのが鍾乳洞の入口です。日本に良くある鍾乳洞と違い高い所にあるんですね。

大行列はなかなか進みません。何時間かかるんだろう？

ここを登っていくのも大変そうです。

漸く登り口に来ました。１時間弱かかりました。

漸く鍾乳洞に入れました。すごい広さです。鍾乳洞というか大きな洞窟ですね。

　スンソット洞窟はハロン湾で最も大きく美しい鍾乳洞で、スンソットとはベトナム語でおどろきという意味があるそうです。

途中変わった形の岩肌があります。

地下にあるわけではないので中はそれほどジトジトしておらず寒くもありません。

どれも実物は大きく迫力があります。

こういうのは正によく見る鍾乳石ですね。

スンソット洞窟 洞穴・鍾乳洞

なにせ洞窟が大きいのでずーっと先まで洞窟が続いています。

　中は階段には手すりがついてライトアップもされています。足元は乾いているので比較的歩きやすいコースになってます。

見事な鍾乳石ですね。すごく見ごたえがありました。

　洞窟をぬけだすと、外には美しいハロン湾の景色を眺められる絶景スポットが待っていました。最後にこんな風景が出迎えてくれハロン湾に居たことを気づかせてくれます。

そして、最後のプレゼントは船上から眺めるハロン湾に沈む夕日です。

　スンソット洞窟で大渋滞したのでガイドさんが夕日に間に合うか心配していましたが、17時の日没に間に合いました。

ハロン湾クルーズ アクティビティ・乗り物体験

　ツア－参加の皆さんの行いが良かったのか、こんな綺麗な夕日にも出会うことが出来ました。ハロン湾では天気によって夕日が見られないことも多いそうです。とてもラッキ－だったと感じました。

余韻に浸りながら港に向かいます。

　一度は来てみたかったハロン湾、ちょっと遠かったけど来て良かったな－。なかなか見られない風景だと思います。

　そしてハノイへ帰ります。途中19時半位に高速道路のSAで夕食になります。ツア－の料金に入っています。

　フォ－ですね。牛肉か鶏肉を選べます。ホテルの朝食で食べたものより細麺で少し味が濃い目で美味しかったです。このフォ－もツア－の口コミで評判良かったです。

ここでガイドさんが注文してお店の方が席まで持ってきてくれます。

　隣にはこんなお店もあります。食後店の中をちょっとブラついてハノイへの帰途につきます。

　帰りは最初に私達のホテルで降ろしてくれました。道路の渋滞も無く９時前には到着しました。到着後、散歩がてらホアンキエム湖周辺の開いているスーパ－やお店を物色しました。

ホアンキエム湖周辺はまだまだ賑わっていて夜景も綺麗です。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

　この人通りです。子供たちも遊んでいたり安全な雰囲気を感じます。空いている店も多くお土産用の菓子類など種類や値段をチェックして明日以降の買い物に備えます。

　私はいつものグローバルWiFiをレンタルし２国８日間で2,144円（600MG/1日）です。２人なので安いかと思いました。本日1日利用してバス移動でネットを見たりして夜600MGを超えて遅くなりました。（全体では4Gまで）
　ホテルはWifiがあるので、移動中にネット情報やGoogle mapを見るだけですが2人で使うので結構ギリでした。充電も朝から利用して15時～16時くらいで電池切れになるので充電器は必須です。明日は街歩きなので気をつけなきゃ。