奈良～新大宮駅から歩いて行ける３つのお寺を中心に～

2024/12/12 - 2024/12/12

今や、京都も奈良も、有名寺院などは人ダラケ・・・特に、紅葉のシーズンは・・・
しかし、中心地を外れると、急に交通の便が悪くなり、タイパが悪くなる・・・
この双方を満たす場所として、佐保・佐紀路をぶらぶら
具体的には、新大宮駅⇒不退寺⇒ウワナベ古墳⇒コナベ古墳⇒海龍王寺⇒法華寺⇒遠くに平城宮跡⇒新大宮駅・・・という順で

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

参道の向こうに不退寺の南門（重要文化財）が見える。

その南門。四脚門で、鎌倉末期の建築。

ウワナベ古墳（後述）の南側の平塚古墳から出土されたという石棺。
もちろん、言われなければ分からない。
でも、さすがに古墳がたくさんあるエリアだけある。

本堂。
本尊は、聖観音立像（重要文化財）。
このお寺は、もともと在原業平の御殿跡ということもあり、この聖観音も、在原業平作となっている（個人的には「？」）。
個人的には、その周りの五大明王像に惹かれた。

不退寺 寺・神社・教会

境内にある多宝塔（重要文化財）は、紅葉で囲まれていた。

素晴らしい・・・

同じく・・・

古墳の写真というのは、どうもすっきりしない。
小山の前に池があり・・・という写真との区別ができないので。
このウワナベ古墳は、日本12位の大きさだそうで、巨大なのだが、国道24号のバイパスに堀の一部を削られてしまっているのは痛々しい。

ウワナベ古墳 コナベ古墳 名所・史跡

こちらはコナベ古墳。
紅葉している古墳というのも乙なものである。

ウワナベ古墳 コナベ古墳 名所・史跡

続いて、海龍王寺。
これは、山門。素朴な土塀（正確には、両築地塀と言うらしい）も風情がある。

海龍王寺 寺・神社・教会

本堂。
入口が付け替えられているらしく、本堂の位置とは思えなかった。
本尊の十一面観音立像（重要文化財）は、保存状態もよく、本当に美しい

右が、本堂。左が、西金堂。

西金堂には、日本一小さい五重塔！　国宝！！
高さ４ｍ。
でも、よくできている！

続いて、法華寺。
総国分寺が東大寺であるのに対して、この法華寺は総国分尼寺。
本堂は、秀頼と淀君の寄進。

法華寺 寺・神社・教会

入口のすぐ左手にある鐘楼。

その奥にある護摩堂。

法華寺本堂。
本尊の国宝十一面観音菩薩立像は、特別公開の時にしかみることができないものの、寺宝の釈迦如来仏頭は素晴らしいと思った。仏頭だけなのが、本当に惜しい。

最後に平城宮跡東院庭園を。
昔の迎賓館らしい。
紅葉はきれいなのに、誰もいない。

遠くに朱雀門を見て終了。