清水寺（きよみずでら）は、京都市東山区清水1丁目にある北法相宗の大本山の寺院。山号は音羽山。本尊は十一面千手観世音菩薩。<br />境内（敷地面積）は約13万 m2。<br /><br />清水寺は法相宗系の寺院で、広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ京都では数少ない寺院の1つ。鹿苑寺（金閣寺）、嵐山などと並ぶ観光地として有名で、多くの参詣者が訪れる。<br />古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されている。<br /><br />境内は標高242メートルの清水山（音羽山）中腹に石垣を築いて整地され、多くの建物が軒を接するように建ち並んでいる。<br />入口の仁王門を過ぎ、西門、三重塔、鐘楼、経堂、開山堂、朝倉堂などを経て本堂に至る。<br />本堂の先、境内の東側には北から釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院が崖に面して建つ。本堂東側の石段を下りた先には名水が3本の筧から流れ落ちており、「音羽の滝」と呼ばれている。<br /><br />清水寺の伽藍は康平6年（1063年）の火災以来、近世の寛永6年（1629年）の焼失まで、記録に残るだけで9回の焼失を繰り返している。<br /><br />本堂（国宝） - 徳川家光の寄進により寛永10年（1633年）再建。「清水の舞台」とも呼ばれる。屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面左右に入母屋造の翼廊が突き出し、外観に変化を与えている。<br />建物の前半部分は山の斜面にせり出すようにして建てられ、長大なケヤキの柱（139本という）が「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支えている。「懸造（かけづくり）」、あるいは「舞台造」という。<br />須弥壇上には3基の厨子が置かれ、中央の厨子には本尊の千手観音立像、左の厨子には毘沙門天立像、右の厨子には地蔵菩薩立像をそれぞれ安置する。三尊とも秘仏である。<br /><br />阿弥陀堂（重要文化財） - 寛永8年（1631年）再建。釈迦堂の右（南）に建つ入母屋造、瓦葺きの三間堂。<br /><br />三重塔（重要文化財） - 寛永9年（1632年）再建。西門の先に建つ和様の塔。高さ31メートル。外部の極彩色が復元されている。内部には密教の曼荼羅世界が造形されて、中央には大日如来が安置されている。<br /><br />西門（重要文化財） - 寛永8年（1631年）再建。仁王門をくぐって右方の小高い位置に建つ。夕日を見ながら西方極楽浄土を観想する日想観の聖所。<br /><br />仁王門（重要文化財） - 室町時代の再建。境内入口に建つ朱塗りの門で赤門とも呼ばれる。三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺きで、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士（仁王）像を安置する。<br /><br />清水寺　については・・<br />https://www.kiyomizudera.or.jp/history.php

京都錦秋‐1　音羽山清水寺　日暮れて神々しく　ライトアップ！　☆三重塔/西門/本堂/阿弥陀堂

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2024/11/28 - 2024/11/28

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マキタン２さん

清水寺（きよみずでら）は、京都市東山区清水1丁目にある北法相宗の大本山の寺院。山号は音羽山。本尊は十一面千手観世音菩薩。
境内（敷地面積）は約13万 m2。

清水寺は法相宗系の寺院で、広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ京都では数少ない寺院の1つ。鹿苑寺（金閣寺）、嵐山などと並ぶ観光地として有名で、多くの参詣者が訪れる。
古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されている。

境内は標高242メートルの清水山（音羽山）中腹に石垣を築いて整地され、多くの建物が軒を接するように建ち並んでいる。
入口の仁王門を過ぎ、西門、三重塔、鐘楼、経堂、開山堂、朝倉堂などを経て本堂に至る。
本堂の先、境内の東側には北から釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院が崖に面して建つ。本堂東側の石段を下りた先には名水が3本の筧から流れ落ちており、「音羽の滝」と呼ばれている。

清水寺の伽藍は康平6年（1063年）の火災以来、近世の寛永6年（1629年）の焼失まで、記録に残るだけで9回の焼失を繰り返している。

本堂（国宝） - 徳川家光の寄進により寛永10年（1633年）再建。「清水の舞台」とも呼ばれる。屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面左右に入母屋造の翼廊が突き出し、外観に変化を与えている。
建物の前半部分は山の斜面にせり出すようにして建てられ、長大なケヤキの柱（139本という）が「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支えている。「懸造（かけづくり）」、あるいは「舞台造」という。
須弥壇上には3基の厨子が置かれ、中央の厨子には本尊の千手観音立像、左の厨子には毘沙門天立像、右の厨子には地蔵菩薩立像をそれぞれ安置する。三尊とも秘仏である。

阿弥陀堂（重要文化財） - 寛永8年（1631年）再建。釈迦堂の右（南）に建つ入母屋造、瓦葺きの三間堂。

三重塔（重要文化財） - 寛永9年（1632年）再建。西門の先に建つ和様の塔。高さ31メートル。外部の極彩色が復元されている。内部には密教の曼荼羅世界が造形されて、中央には大日如来が安置されている。

西門（重要文化財） - 寛永8年（1631年）再建。仁王門をくぐって右方の小高い位置に建つ。夕日を見ながら西方極楽浄土を観想する日想観の聖所。

仁王門（重要文化財） - 室町時代の再建。境内入口に建つ朱塗りの門で赤門とも呼ばれる。三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺きで、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士（仁王）像を安置する。

清水寺　については・・
https://www.kiyomizudera.or.jp/history.php