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”木曽路はすべて山の中である”、島崎藤村の「夜明け前」冒頭の通り、深い谷に沿うようにして続く街道、江戸と京とを繋ぐ中山道の69宿のうち、木曽谷を通る道を「木曽路(きそじ)」と呼びます。中山道木曽路には、馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿など、11の宿場が置かれました。<br /><br />「馬籠宿(まごめじゅく)」は、江戸(板橋)から数えて中山道43番目の宿場です。山の尾根に沿った急斜面にあり、通りに面した建物は石垣をくんで建てられています。坂道の両側には、茶屋・土産物屋などが軒を連ね、五平餅・おやき・せんべいなどの食べ歩きもおすすめです。<br /><br />「妻籠宿(つまごじゅく)」は、江戸(板橋)から数えて中山道42番目の宿場です。中山道と「伊那街道」が交差する交通の要衝で、蘭川の東岸に位置しています。日本で最初に古い町並みを保存した妻籠宿には、江戸時代の山あいの宿場町がそのままの状態で保存されています。

南信州・東美濃の旅・・中山道の木曽路の宿場町、馬籠宿と妻籠宿を訪ねます。

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2024/11/10 - 2024/11/10

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旅行記グループ 南信州・東美濃の旅

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YAMAJI

YAMAJIさん

”木曽路はすべて山の中である”、島崎藤村の「夜明け前」冒頭の通り、深い谷に沿うようにして続く街道、江戸と京とを繋ぐ中山道の69宿のうち、木曽谷を通る道を「木曽路(きそじ)」と呼びます。中山道木曽路には、馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿など、11の宿場が置かれました。

「馬籠宿(まごめじゅく)」は、江戸(板橋)から数えて中山道43番目の宿場です。山の尾根に沿った急斜面にあり、通りに面した建物は石垣をくんで建てられています。坂道の両側には、茶屋・土産物屋などが軒を連ね、五平餅・おやき・せんべいなどの食べ歩きもおすすめです。

「妻籠宿(つまごじゅく)」は、江戸(板橋)から数えて中山道42番目の宿場です。中山道と「伊那街道」が交差する交通の要衝で、蘭川の東岸に位置しています。日本で最初に古い町並みを保存した妻籠宿には、江戸時代の山あいの宿場町がそのままの状態で保存されています。

  • 馬籠宿案内図です。<br />馬籠宿は中山道43番目の宿場町です。

    馬籠宿案内図です。
    馬籠宿は中山道43番目の宿場町です。

  • 馬籠宿上入口の交差点です。

    馬籠宿上入口の交差点です。

  • 小牧・長久手の戦いの、徳川方の陣場跡です。

    小牧・長久手の戦いの、徳川方の陣場跡です。

  • 馬籠ふるさと広場です。<br />馬籠上陣場(標高653m)の展望広場です。

    馬籠ふるさと広場です。
    馬籠上陣場(標高653m)の展望広場です。

  • 恵那山(標高2,192m)です。<br />木曽山脈最南端の山々が展望できます。

    恵那山(標高2,192m)です。
    木曽山脈最南端の山々が展望できます。

  • 馬籠宿上入口です。<br />中津川市街が遠くに見えています。

    馬籠宿上入口です。
    中津川市街が遠くに見えています。

  • 高札所(こうさつば)です。<br />法度・掟書、罪人の罪状などを記し、人通りの多い所に高く掲げた札を掲げた場所のことです。

    高札所(こうさつば)です。
    法度・掟書、罪人の罪状などを記し、人通りの多い所に高く掲げた札を掲げた場所のことです。

  • 「馬籠宿上入口」から「馬籠宿下入口」へは、距離約600m、高低差約63mあります。

    「馬籠宿上入口」から「馬籠宿下入口」へは、距離約600m、高低差約63mあります。

  • 道路脇の水路です。

    道路脇の水路です。

  • 水は敷地内へ引き込まれています。

    水は敷地内へ引き込まれています。

  • お土産処.かっぺです。

    お土産処.かっぺです。

  • 馬籠宿は、標高約600mの山の尾根沿いの急斜面に造られた宿場町です。<br />中央に石畳の道、道の両脇に水路、そして古い家屋が並んでいます。

    馬籠宿は、標高約600mの山の尾根沿いの急斜面に造られた宿場町です。
    中央に石畳の道、道の両脇に水路、そして古い家屋が並んでいます。

  • お休処.近江屋です。

    お休処.近江屋です。

  • 馬籠脇本陣史料館です。<br />明治28年(1895)の大火により消失した、馬籠宿の脇本陣「八幡屋」を復元しています。

    馬籠脇本陣史料館です。
    明治28年(1895)の大火により消失した、馬籠宿の脇本陣「八幡屋」を復元しています。

  • 食事処・民芸品.大黒屋茶房です。<br />江戸時代に造り酒屋だった建物を正確に復元しています。

    食事処・民芸品.大黒屋茶房です。
    江戸時代に造り酒屋だった建物を正確に復元しています。

  • 藤村記念館です。<br />島崎藤村の生家跡(馬籠宿本陣跡)に建つ文学館で、藤村少年が勉強部屋として使用し、小説「夜明け前」にも登場する隠居所が残っています。

    藤村記念館です。
    島崎藤村の生家跡(馬籠宿本陣跡)に建つ文学館で、藤村少年が勉強部屋として使用し、小説「夜明け前」にも登場する隠居所が残っています。

  • 水車と秋薔薇です。

    水車と秋薔薇です。

  • 手造りおかき.うさぎやです。

    手造りおかき.うさぎやです。

  • 道中おやきです。

    道中おやきです。

  • 五平もち.かなめやです。

    五平もち.かなめやです。

  • 五平餅.1本250円を頂きました。

    五平餅.1本250円を頂きました。

  • 振り返って見ています。<br />急な斜面(石畳)が実感できます。

    振り返って見ています。
    急な斜面(石畳)が実感できます。

  • 清水屋資料館です。<br />代々馬籠宿役人で、島崎家と親交が深かった清水屋原家です。

    清水屋資料館です。
    代々馬籠宿役人で、島崎家と親交が深かった清水屋原家です。

  • 車屋坂の枡形と常夜灯、水車小屋です。

    車屋坂の枡形と常夜灯、水車小屋です。

  • 水車小屋です。<br />馬籠宿のシンボルで、水車を利用してミニ発電をしています。

    水車小屋です。
    馬籠宿のシンボルで、水車を利用してミニ発電をしています。

  • 妻籠宿案内図です。<br />妻籠宿は中山道42番目の宿場町です。

    妻籠宿案内図です。
    妻籠宿は中山道42番目の宿場町です。

  • 観光バスは第一駐車場に止まっています。

    観光バスは第一駐車場に止まっています。

  • 高札所方向、下町地区を歩きます。

    高札所方向、下町地区を歩きます。

  • 五平餅.やまぎりです。

    五平餅.やまぎりです。

  • 水車小屋と高札所(こうさつば)です。

    水車小屋と高札所(こうさつば)です。

  • 水車小屋です。

    水車小屋です。

  • 口留番所跡です。<br />妻籠宿の関所の役割持つ番所跡で、妻籠宿の北端(入口)に位置しています。

    口留番所跡です。
    妻籠宿の関所の役割持つ番所跡で、妻籠宿の北端(入口)に位置しています。

  • 妻籠宿本陣・脇本陣方向、中町地区を歩きます。<br />妻籠宿の中心地で、「白漆喰壁に卯建(うだつ)」の町並みが続いています。

    妻籠宿本陣・脇本陣方向、中町地区を歩きます。
    妻籠宿の中心地で、「白漆喰壁に卯建(うだつ)」の町並みが続いています。

  • お土産処.岩井屋です。

    お土産処.岩井屋です。

  • 店頭の飾り付けです。<br />ツルウメモドキ、吊るし柿、てるてる坊主、達磨・・・です。

    店頭の飾り付けです。
    ツルウメモドキ、吊るし柿、てるてる坊主、達磨・・・です。

  • 脇本陣奥谷(南木曽博物館)です。

    脇本陣奥谷(南木曽博物館)です。

  • 代々脇本陣・問屋を勤めた家で、現在の建物は明治10年(1877)に総檜造りで建てられています。

    代々脇本陣・問屋を勤めた家で、現在の建物は明治10年(1877)に総檜造りで建てられています。

  • 妻籠宿本陣です。<br />平成7年(1995)に、島崎家所蔵の江戸後期の絵図をもとに復元されています。島崎藤村のお母さんの生家でした。

    妻籠宿本陣です。
    平成7年(1995)に、島崎家所蔵の江戸後期の絵図をもとに復元されています。島崎藤村のお母さんの生家でした。

  • 妻籠郵便局(郵便資料館)です。

    妻籠郵便局(郵便資料館)です。

  • 光徳寺です。<br />町並みを見下ろす高台にある、臨済宗の古刹です。

    光徳寺です。
    町並みを見下ろす高台にある、臨済宗の古刹です。

  • 枡形の跡です。

    枡形の跡です。

  • 木工製品専門店.丸田屋です。

    木工製品専門店.丸田屋です。

  • 旅籠.松代屋です。

    旅籠.松代屋です。

  • 下嵯峨屋です。<br />妻籠宿における庶民の住居を代表する建築物です。

    下嵯峨屋です。
    妻籠宿における庶民の住居を代表する建築物です。

  • 片土間に並列二間取の形式です。<br />昭和43年(1968)に、解体・復元されています。

    片土間に並列二間取の形式です。
    昭和43年(1968)に、解体・復元されています。

  • 妻籠宿寺下地区を歩きます。<br />全国町並み保存発祥の地で、江戸末期の町並みがそのまま残っています。

    妻籠宿寺下地区を歩きます。
    全国町並み保存発祥の地で、江戸末期の町並みがそのまま残っています。

  • 延命地蔵堂です。<br />”地蔵尊像の浮かび上がっている岩を、蘭川から運んできて安置した”という事です。

    延命地蔵堂です。
    ”地蔵尊像の浮かび上がっている岩を、蘭川から運んできて安置した”という事です。

  • 木曽菓子司.澤田屋(丁兼)です。

    木曽菓子司.澤田屋(丁兼)です。

  • 厩(うまや)です。

    厩(うまや)です。

  • 水舟です。<br />丸太をくり抜いて作られています。

    水舟です。
    丸太をくり抜いて作られています。

  • 上嵯峨屋です。<br />庶民の旅籠(木賃宿)の雰囲気を今に伝えています。

    上嵯峨屋です。
    庶民の旅籠(木賃宿)の雰囲気を今に伝えています。

  • 江戸中期の建物で、昭和44年(1969)に解体・復元されています。

    江戸中期の建物で、昭和44年(1969)に解体・復元されています。

  • 店頭の飾り付けです。<br />ツルウメモドキ、昆虫色々、蓑、背負い篭、竹馬・・・。

    店頭の飾り付けです。
    ツルウメモドキ、昆虫色々、蓑、背負い篭、竹馬・・・。

  • 細い路地を抜けると?!

    細い路地を抜けると?!

  • 蘭川(あららぎがわ)と妻籠橋です。<br />蘭川は木曽川の支流で、妻籠宿の西側を流れています。

    蘭川(あららぎがわ)と妻籠橋です。
    蘭川は木曽川の支流で、妻籠宿の西側を流れています。

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