越後フェリー&温泉旅・その3.《祝》カーフェリー復活！佐渡汽船/こがね丸 (直江津-小木) 乗船記

2023/10/04 - 2023/10/04

第248部-1136冊目　3/5
(2024年11月30日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

コロナ禍において経営が厳しくなりカーフェリーが売船されてしまった佐渡汽船/直江津-小木航路。
以後、ジェットフォイルで運航していたのですが中古船を購入し、2年ぶりにカーフェリーが復活することになり‥
・佐渡汽船に就航した4代目こがね丸に乗船。
・越後湯沢温泉でまったり連泊。
上記、フェリーと温泉だけ3泊4日の旅に出ました。

本編は、カーフェリーの運航が復活した佐渡汽船/直江津-小木航路に就航するこがね丸(旧宇和島運輸/えひめ)に乗船。
佐渡に着いたら何もせず、折り返すと言うただ船に乗るだけです。

表紙画像‥佐渡島小木港に着岸中の佐渡汽船/4代目こがね丸。

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2023年10月3日～6日 3泊4日

10月4日(水) 第2日目-2 はれ
①佐渡汽船:こがね丸.小木行
直江津.7:00→小木.9:40
▼
②佐渡汽船:こがね丸.直江津行
小木.10:25→直江津.13:05
▼
③頸城自動車:上越妙高駅行
直江津港.13:20→直江津駅.13:26

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佐渡汽船‥8,070円
こがね丸‥360円
頸城自動車‥180円

エリア 佐渡島(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

平成27年(2015年)4月21日、直江津-小木航路に就航した、豪インキャット社製のウェーブピアサー カタマラン(波浪貫通型双胴船)タイプの高速カーフェリー、佐渡汽船/あかね。

カーフェリーで直江津-小木/所要時間2時間40分を1時間40分に短縮！
波浪貫通型双胴船は予備浮力をなくし、ナイフ状の船首で波を切り裂いて進むので、ピッチング(縦揺れ)が小さくなり、船酔いから解放！
～と、良いこと尽くめで、期待を胸に華々しくデビューしたあかねでしたが‥

外国製船舶の為、維持経費がかかってしまう。
時化時の航行時、双胴船独特の動揺から船酔い客が激増！
そして、新型コロナウイルスによる輸送低迷。
年間10億円近くの赤字を出してしまい、令和3年(2021年)3月20日をもって引退。
わずか6年でスペインへ売船されてしまいました。

さて、この船は‥
宇和島運輸/えひめです。

平成13年(2001年)７月に愛媛県八幡浜-大分県別府航路に就航。
新造船/れいめい丸の就航に伴い、令和6年(2022年)6月をもって引退。

この船が、佐渡航路にお嫁入りすることになるのです。

宇和島運輸フェリー 乗り物

あかね売船後、直江津-小木航路はジェットフォイル(高速船)による運航となりました。

あかねの建造費を支援した新潟県・佐渡市・上越市の地元自治体はウェーブピアサー型高速フェリーの導入に反対の意見を出したにも関わらず、佐渡汽船はあかねを導入し売船に至った経緯をふまえ、早期のカーフェリー復活を要望。

しかし、佐渡汽船には新造船を建造する予算がなかった事もあり、宇和島運輸から引退する'えひめ'を佐渡汽船が8億7000万円で購入。
えひめは新たな装いとなり、こがね丸(4代目)として令和5年(2023年)4月29日に就航しました。

佐渡汽船 カーフェリー 乗り物

佐渡汽船.直江津-小木航路にカーフェリーが復活した情報を入手した筆者。

新潟県上越市。
直江津港.佐渡汽船のりばにやって来ました。

直江津港 直江津～小木航路 (カーフェリー) 乗り物

往路は2等乗船券を購入。
クレジットカード使用可能です。

￥佐渡汽船(直江津→-小木)2等‥3,110円。

佐渡汽船.直江津-小木航路カーフェリー便は、前述の通りこがね丸の1隻が就航。
1日2往復の運航です。

①佐渡汽船:こがね丸.小木行
直江津.7:00→小木.9:40

直江津-小木航路は明治25年に開設されて以来、120年以上の歴史がある定期航路です。

あかねの前に直江津-小木航路に就航していた船舶もこがね丸(3代目/平成7年～平成27年)でした。
そして、宇和島運輸から嫁入りした船舶名の名称も公募によりこがね丸(4代目)に決定。
代々の船名が受け継がれました。

=こがね丸 (4代目)=
総トン数‥2,486t
全長‥116.5 m
幅‥16.0 m
船種‥フェリー
船籍港‥日本 新潟県佐渡
所有/運用者‥佐渡汽船(株)
航海区域‥沿海
建造所‥内海造船瀬戸田工場
就航‥2001年7月12日(宇和島運輸)
　　　2023年4月29日(佐渡汽船)

6:45
では、乗船しましょう。
わくわくしてきました。

これぞ船旅の基本‥
大部屋雑魚寝の2等を利用します。

まもなく出航の時間です。
神聖なる儀式に参列しようと、展望デッキにでました。

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

7:00
ホーサーがビットから外されました。

ホーサー‥係留用ロープ
ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー
こがね丸出航！

新潟県/直江津→佐渡島/小木、78kｍ/2時間40分の船旅が始まりました。

離岸すると、長さ116.5mの船体を右旋回で回頭し始めました。

狭い港内を巧みな操船で回頭完了！
パチパチパチ‥

外海と港を仕切る延長2,789.4mの西防波堤。
ジェット旅客機が離着陸できる滑走路並みの長さがあるんですよ。

右舷に見える荒浜埠頭には火力発電所とLNG基地が立地しており、直江津港はエネルギー港湾としての機能にも注目が集まっています。

餌を求める海鳥が船上を徘徊中。

西防波堤から続く沖防波堤の北灯台沖を通過。

直江津よ。
さらばじゃ。←(今日のお昼過ぎに戻って来るけど‥)

=こがね丸船内案内=
こがね丸の船客区画は3階から5階の3層です。
えひめで使っていた案内板を流用。
ベージュの部分はえひめ時代のままです。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。

=メインエントランス=
船体中央、両舷を貫いたメインエントランスが船客を迎えます。
吹き抜けのYの字階段がゴージャスな雰囲気が漂わせていますね。

エントランスから続くホール。
案内所・荷物置場・自販機コーナーがあります。

えひめ時代は飲食スペースとして、テーブルと椅子が並べられていたのが、荷物置場に変貌しました。

筆者、宇和島運輸/えひめの時代に乗った事があります。

4トラベルに投稿した旅行記を見ながら‥
えひめ時代と、こがね丸になってからを比較しながら船内を視察します。

▼宇和島運輸「えひめ」乗船記 (八幡浜～別府)
https://4travel.jp/travelogue/11567748

=案内所=
えひめ時代、売店だったスペースは案内所になりました。
こうして比較してみるとシンプルになり、ちょっと寂しくなっちゃいましたね。

案内所では、等級変更や貸毛布(100円)、御船印などを承ります。

えひめ時代の売店は、懐かしい感じがする対面販売でした。
お土産・弁当・雑誌・飲み物・アルコール類などを販売。
愛媛らしく、冷凍みかんもあったのですよ。

こがね丸の御船印を購入。

これまで御船印は集めて来ませんでしたが、ついに頂きました。
これを機に、お船路(おせんろ)旅にハマる事を筆者はまだ知らない。

■御船印‥300円。

=救命胴衣着用法=
これは重要です。
よく見ておきましょう。

=海上国道350号線=
佐渡汽船の新潟-両津・小木-直江港を結ぶ航路は、海の国道と呼ばれる海上国道の扱いとなっており、新潟市から佐渡ヶ島を経由して新潟県上越市を結ぶ国道350号線の海上国道の部分は145kmにも及んでいるそうです。

船旅の救世主‥G〇RO袋は各所に配備。

こがね丸にフィンスタビライザーは装着しておらず、減揺タンクとヒルジキールで動揺を抑えます。

=自販機コーナー=
清涼飲料水・カップ麺・菓子・パンを販売。
こがね丸には他船にある軽食コーナー及び売店はなく、アルコール類の販売も致しておりません。

清涼飲料水の缶飲料は各種130円。
ペットボトルは、140～180円。
オロナミンC.130円にエナジードリンク.230円。

カップ麺は、カップヌードルを筆頭に日清食品の商品が各250円。

新潟の菓子メーカー/亀田製菓の柿の種・うすやきサラダは各110円。
菓子パンは各170円と言ったところですね。

=ペットケージエリア=
えひめ時代、ゲームコーナーだった場所は、ペットケージエリアになりました。

ご一緒されるペット様(1等ウィズドッグルーム利用除)は、ペットケージエリアのケージにお預かりするか、お手持ちのペットキャリーに入れたままペットケージエリアでお預かりいたします。

ペット様料金は、1匹1,210円です。

=2等船室=
船旅の基本とも言える、大部屋雑魚寝の船室です。
早いもの勝ちの自由席です。
混雑すると、横になることができず、最悪の場合、奴隷船のようになるかもしれません。
みんなで譲り合って利用しましょう。

￥2等(直江津-小木) 3,110円。

=ロビー=
エントランス近くの両舷にあり、優先座席となっています。

=多目的トイレ=
お身体が不自由なお客様に安心してご利用頂けます。
男女別一般・多目的ともにウォッシュレット完備。

かつての公衆電話室を転用した授乳室もあります。
赤ちゃん連れのお客様も安心ですね。

=左舷乗降口=
既存ターミナルのボーディングブリッジに合わせる為、移設された乗降口。
床と天井の嵩上げを伴う改造を行い、バリアフリー対応となりました。

えひめ時代は車両甲板だった3階船尾。
こがね丸では船客用の甲板となり、画像左の車両スロープは閉鎖されました。

次は、4階に上がってみましょう。

上下に連なるY字階段と3層の吹き抜け。
えひめ新造時、このクラスの中型フェリーでの3層吹き抜けは斬新だったのですよ。
宇和島運輸の気合いが感じられますu
。

=4階Bデッキのエントランス=
ベンチタイプの椅子が置かれています。

ここは、えひめ時代と変わらずですね。

=2等船室=
4階Bデッキ後方にも船旅の基本、大部屋雑魚寝の2等船室(自由席)があります。

=上級船室エリア=
この先は上級船客様専用のエリアです。
2等船客の筆者は入れません。

=4階一般甲板=
日本海の爽やかな潮風を浴びながらのクルージング。
ベンチもあるので、お寛ぎになれます。

まだまだありますよ。
5階 Aデッキに上がりましょう。

=5階Aデッキ/2等ラウンジ=
上級船室に見えますが、扱いが2等なのはえひめ時代と変わらず。
眺めの良いラウンジは、全等級のお客様がご利用頂けます。

=5階 Aデッキ甲板=
眺めが良い解放感ある広い甲板です。

以上で船内視察を終わります。

こがね丸は航海速力19.0ノット(35km/h)で佐渡海峡を航行中。
佐渡海峡は越後と佐渡の間にある海峡である事から越佐海峡とも呼ばれており、新潟市角田岬から佐渡市鴻ノ瀬鼻の間、31.5kmが最短距離で、天気が良いと互いに対岸が見えます。

今日は海況が良く、快適なクルーズです。
実は嵐の前の静けさで、明日は大時化の予報を発令しており、フェリーは全便欠航になるそうです。

ちょっとひと眠り‥
横になって寝られるのは、船ならではの醍醐味。

佐渡島が近づいてきました。
佐渡島は島の周囲280.8km・面積854.81km2あり、沖縄本島に次ぐ第二位の面積を誇る島です。

おっ！
目的地である小木の街が見えて来ましたよ。

着岸の儀に参列する筆者。(笑)

小木港は佐渡島の南端に位置する天然の良港です。
江戸時代には佐渡金山の金銀輸送により繁栄し、寛文10年(1672年)には豪商.河村瑞賢によって、西回り航路の寄港地となるなど、入港船舶の増加により発展してきました。

昭和49年(1974年)に直江津・両津に続く新潟県内3港目の重要港湾の指定を受け、佐渡の南の玄関口と佐渡南西部の物流港としての役割を担っています。

着岸地点となる、フェリー埠頭が近づいてきまして‥

前進で着岸態勢にはいりました。

あぁ～
楽しい船旅がおわっちゃうよ～ ←(おいおい、すぐに又乗るんだろ)

小木港 乗り物

ホーサーがビットにつながれて‥

9:38
直江津から2時間38分。
着岸完了。

パチパチパチ‥

では、名残惜しいですが下船しましょう。

佐渡島の小木に上陸。
佐渡市のPRキャラクター、サドッキーが出迎えてくれましたよ。

=力屋観光汽船=
フェリーターミナルの近くにある、遊覧モーターボート及びたらい舟体験ができる力屋観光汽船。
たらい舟は所要7～8分、お一人様700円で体験できます。

たらい舟力屋観光汽船 乗り物

佐渡名物/たらい舟がプカプカ浮いています。
佐渡小木地震によって小木海岸線一帯では岩礁や小さな入り江が多くなった事により、小回りと安定性を求める舟が必要となった結果、洗濯桶を改良したたらい舟が考案されたと言われています。

今は漁業用だけでなく、漁業用より一回り大きい観光用(画像)もあり、特訓を受けた力屋観光汽船の従業員が2007年7月、たらい舟で小木から柏崎へ佐渡海峡を横断した記録があるんだとか。

=小木みなと公園=
フェリーターミナル隣にある公園です。
芝生でごろりとしながら潮風を感じることができる憩いの場で、こがね丸を間近に見ることができますよ。

九州四国の豊予海峡から、はるばる佐渡にやって来たえひめ改めこがね丸。
新天地で島民の足として、佐渡の観光資源として、そして物資輸送の活躍に期待されますね。

廃業した旅館。
建物を囲っている壁に、佐渡の名所が紹介されています。

佐渡金山/道遊の割戸。
残念ながら、この旅で観光する事は許されません。
これで観光したことにしましょう。

フェリーターミナルに直結！
お隣りにはお土産屋と食堂を兼ねる小木屋があります。

小木家 グルメ・レストラン

お腹すきましたね。

小木屋のお食事処では、新潟うまさぎっしり博2014/ご当地グルメ準グランプリを受賞した佐渡天然ぶりカツ丼が味わえると楽しみにしていたのですが、レストランの営業日は「金・土・日・月及び祝日」となり、営業時間は11時～15時30分(Lo15時)なので、今日は立ち寄れません。

残念！

佐渡汽船カレーと称するイカのスパイスキーマカレー。
カレースパイス料理研究家/一条もんこさん監修。

佐渡産イカを使った本格カレーです。
新潟-両津航路に就航するときわ丸&おけさ丸は、船内で味わうことができるのですが、こがね丸では味わうことができません。
てな訳で、お土産用レトルトを買っていきましょう。

■佐渡汽船 イカのスパイスキーマカレー‥760円。

それでは、乗って来た折り返しのフェリーで直江津へ戻ることにします。
復路は奮発して1等乗船券を購入。

￥佐渡汽船(小木→直江津)1等‥4,960円。

佐渡滞在はわずか.45分でした。
では、乗船しましょう。

②佐渡汽船:こがね丸.直江津行
小木.10:25→直江津.13:05

1等船客となった筆者。

大部屋雑魚寝の2等室を横目に‥
上級船客専用エリアに入りましたよ。

ジャ.ジャーン！
2等運賃から1,850円奮発して、1等を利用するのだ。

1等室1号室は‥
あっ、ここですね。
入りましょう。

￥1等(小木→直江津) 4,960円。

=1等船室=
相部屋ですが、定員制で全席指定となっているので、必ず横になることができます。
各席には低反発マット・毛布が備えてあり、一人あたりのスペースも広めにとっているので、快適にゆったりとくつろげます。

￥1等(直江津-小木) 3,460円。

筆者の城はコチラ‥
1等1号室1番、陽あたり良好.窓側の隅です。
乗船券購入時、券売機で自席の指定ができました。

1等6号室はヴィズドッグルーム。
わんちゃんと一緒に過ごせる1等相部屋です。
1等旅客運賃+ペット料金1,210円+1等ウィズドッグルーム料金2,000円でご利用頂けます。

愛犬様と一緒にプライベートな空間を楽しみたい方には貸切利用(23,000円)も可能です。
貸切利用の場合は、旅客運賃、ペット料金を含めた総額の運賃となります。

1等ヴィズドッグルームは、1人掛けイス3脚・ドッグゲージ3つ・佐渡汽船オリジナルのアメニティを用意しており‥

ヴィズドッグルーム利用船客様専用のドッグランもあります。

=特等室=
1室限定！
こがね丸の最上級船室/特等室です。
筆者は入室する資格がないので、等級変更案内版で見てみましょう。

特等は、シティーホテルのツインルームと同様の広々とした個室のお部屋です。
1室2～4名の個室となり、ツインベッド・ソファーセット・トイレ・化粧台があります。

￥特等(直江津-小木) 7,870円。

=ラウンジ=
特等及び1等利用の上級船客様だけが利用できるワンランク上の空間です。

ラウンジは操舵室の真下にあるので、前方の景色をお楽しみ頂けます。

出航5分前です。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する為、甲板に出ました。

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

10:25
ホーサーがビットから外されました。

こがね丸出航！
ゴゴゴゴォー

後進で離岸成功！
パチパチパチ‥

わずか45分だったけど、佐渡よ。
さらばじゃ。

お腹すきましたね。
船内の自販機で買ったカップ麺をラウンジで頂きましょう。

■日清カレーヌードル‥250円
■ジョージア微糖コーヒー‥110円

数多くのリクエストにお応えして‥ ←(誰もしてない)
船旅ではカップ麺。

上級船客専用のラウンジで食べるカップ麺は格別だ。

=上級船客専用甲板=
繁忙混雑時、2等だと奴隷船のようになる可能性がある中、上級船室を利用すると専用の空間でゆとりある船旅をご満喫できます。

上級船客に就任した筆者。←(またまた大げさな‥)
特等及び1等利用の上級船客専用の甲板で寛ぐ。

海が碧いよ。
コバルトブルーの日本海を航行中。

今日の海況は良好で、快適な船旅です。
これが24時間後には、大時化になるなんて信じられない。

お昼寝タイム。
ZZZ‥

奮発した1等室。
寝ないと勿体ない。

直江津港の突端にある沖防波堤北灯台が近づいて来ました。

この沖防波堤。長さはなんと2,900m！
さらに先には西防波堤(2,789.4m)があり、合計5.7kmもの防波堤が大荒れの日本海から港を守る重要な任務を担っています。

12:55
小木から2時間30分。
着岸地点となる、フェリー埠頭が見えてきました。

真正面に着岸地点が近づいて来ましたよ。
着岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

着岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

右旋回を開始。
着岸態勢に入りました。

この船はこれまでの佐渡汽船就航船と違う固定ピッチのスクリューなので、他船より動きがワンテンポ遅れてしまうので、慣れるのに大変だったそうです。

巧みな操船で船体が岸壁と平行になりました。

あぁ～
楽しい船旅がおわっちゃうよ～

ホーサーがビットにつながれて‥

13:07
小木から2時間42分。
着岸完了。

パチパチパチ‥

13:08
では、名残惜しいですが下船しましょう。

こがね丸の船首部(赤枠の部分)をよ～く見ると‥

おっ！
えひめの文字がうっすらと見えましたよ。

=食堂ながも=
朝6時～昼2時(Lo13:30)の営業。
ターミナル1階にある立ち食いスタンドの軽食コーナー。

このメニューは2023年10月現在のもので、この後、2024年3月19日にリニューアルオープン！
メニューが増えたとの事です。

・岩のりラーメン‥890円
・ワンタンメン‥750円
・味噌ラーメン‥790円
・ながもそば/うどん‥740円
・えび天そば/うどん‥700円
・カレーライス‥680円
・牛丼‥750円

食堂 ながも グルメ・レストラン

ターミナル5階には展望室(無料)があり、直江津港のジオラマや無料の望遠鏡、上越市内外のイベント等を紹介するパンフレットなども設置。
日本海と上越市内が一望です。

※開放時間 8:00～17:00

=佐渡汽船連絡バス=
直江津港佐渡汽船のりばから直江津駅を経由して、上越妙高駅を結ぶ連絡バス(有料)です。
頚城自動車が運行しています。

乗っちゃいましょう。

③頸城自動車:上越妙高駅行
直江津港.13:20→直江津駅.13:26
￥運賃180円

直江津港から6分。
直江津駅前(北口)に着きました。

次回は、北越急行ほくほく線と越後湯沢温泉です。

-つづく-

直江津駅 駅