長い帰国の途につきます。モロッコ＆スペインの旅　13

2024/10/29 - 2024/10/31

2020年夏に行くはずだったモロッコ旅行をやっと予約。でも特典航空券がなかなか取れず、とんでもない乗り継ぎを繰り返しての旅となりました。

名古屋ー上海・浦東ーチューリッヒーリスボン（ーカサブランカーマドリード グラナダーマドリード）ーフランクフルトー上海・浦東ー福岡ー名古屋
（）内は別購入

旅も終わり、グラナダから空路、マドリード経由フランクフルト、一泊してフランクフルトから上海経由、福岡経由で名古屋に帰ります。
2時間5分しかない 上海での乗り継ぎを心配していたのですが 、その前にも予期せぬアクシデントがありました。

エリア フランクフルト(ドイツ)

今日は空港バスでグラナダ空港に向かいます。
昨日は バス路線が変更になっていたりして不安だったので 空港バスもきちんと来るかどうか心配で確認しておきました。
夕方、空港バスが私たちの乗る予定のバス停に泊まるのを見たので、今日は安心して乗ることができます。

グラナダ空港に早めに着いたものの、チェックインカウンターのオープンは２時間前だったので、しばらくベンチで休憩。サンドイッチを買って食べました。（グラナダ空港はラウンジがないので）

保安検査も終わり、もうすぐで搭乗、というときに、メールでディレイの連絡が入りました。すでに車椅子の方の搭乗は始まっていました。
折しも外は豪雨。雷もひどくなり、どうやらこのせいで飛べないと判断されたようです。
やって来たパイロットたちもすぐそばのカフェで休憩し始め…。

前夜TVで、バレンシア地方の豪雨災害のニュースが流れていたので、もしやこちらも、と不安になりつつ、なんとか飛んで、と祈ります。

マドリードを経由してフランクフルトに今日は泊まる予定ですが、明日の午後の便に間に合わないと帰国できません!
マドリードでの乗り継ぎ時間は３時間半ほど。
どうか２時間程度の遅れで済みますように！

じりじりしながら待つこと２時間、ようやく搭乗し、２時間20分遅れで離陸しました。
なんとか飛べてよかったです。
欠航になったらどうしようかと思いました。
これはマドリードへ向かう機内から撮ったものです。

予約便に変更があり、時間がたっぷりあったのが幸いでした。でもその間にラウンジでゆっくり夕食（代わりの食事）を取る予定だったのが、慌ててかきこむことになってしまいました。（行けただけいいですが。）

フランクフルトのホテルです。次の日の出発は遅いので とりあえずフランクフルト中央駅近くのホテルにしました。夜中12時過ぎに着いたのであとは寝るだけ。
安いところにしたせいか ベッドが小さい。
夜遅かったせいか シャワーがぬるま湯でした。

ホテル コンチネンタル フランクフルト ホテル

翌朝 ホテルの窓から見た フランクフルト中央駅。
ここは 朝食がついていたので 下へ 食べに行きます。写真を撮るのを忘れてしまったのですが、パンにハム、チーズ、卵料理と一通り揃っていました。

ホテル コンチネンタル フランクフルト ホテル

フランクフルト中央駅の前を通るトラム。
お天気はあまり良くなさそうです。　　
フライトは3時頃ですが 3時間前までに空港に着くように早めに出かけます。
今日も ラウンジで昼食を取る予定です。

ホテル コンチネンタル フランクフルト ホテル

フランクフルト中央駅の中です。
昨夜はこの中にある売店で水や ビールを買いましたがお水が高かったです。やはり スペインより ドイツの方が物価が高いんですね。

フランクフルト中央駅 駅

空港で手続きを済ませ やっと ラウンジに入れました。こんな ゆったりできるところがあります。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

フードもいろいろ。
ここで軽くビールやワインと、サラダや 野菜料理をいただきました。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

機内へ乗り込みます。上海までの便は、久しぶりの ルフトハンザ です。
ルフトハンザのアメニティにはちゃんとスリッパがありました。前に置いてあるのはシートに敷くマットと毛布です。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

こんな紙袋が配られました。

中身はナッツでした。
ウェルカムドリンクのシャンペンとともに いただきます。

離陸してしばらくすると夕食の時間です。 食前酒にまた シャンペンをいただきました。

夫はビールを。
チーズとオリーブがついてきます。

前菜に私はチキンを。

夫は スモークサーモンをいただきました。
左にあるのは パウンドケーキ かと思ったらパンでした。雑穀パンのような感じの固めのパンです。

メインは 私はポーク？の豆鼓ソース。

夫はお魚。
今回 ビーフステーキがなかったので、 やはり 経費 節約 なのかなと思いました。

デザートの写真は撮り忘れたようです。

お腹がいっぱいなのですぐには眠れないと思い、しばらく映画を見たり 本を読んだり。

2時間ほどしてからベッドメイクをして眠りにつきました。パジャマのサービスもありました。

5～6時間ほど眠って目が覚めました。
行きは2時間ほどしか眠れなかったので、上出来です。まだ 周りは眠っている方が多いので、今のうちに洗面や歯磨きを済ませます。
朝食はなかなか始まりません。
到着１時間半くらい前にやっと始まりました。

朝食は、 2人とも オムレツを選びました。

食べ終わって慌てて歯磨き、ビジネスクラスもたくさん席があるので、食事の後などはお手洗いが混みます。

着陸したら問題の短時間での乗り換えが待っています。すぐに出られるようにスタンバイ。ほぼ定刻通りの着陸でした。

じりじりしながら降りられる時を待ち、降りた後は小走りに入国審査に向かいます。24/144ビザ免除カードと指紋の紙を用意し、ゲートに並びましたが長蛇の列！ これでは とても間に合わないと思い、夫が前にいる係官の方にトランジット時間が少ないとチケットを見せて説明。すると幸いなことに 一番前に入れていただくことができました。

これでかなりの時間 短縮 ができました。次は 荷物が出てくるのを待ち ピックアップして出口を出てから、また上のチェックインカウンターに向かいます。
そして今度は 福岡までのチェックイン。使用できるラウンジも案内してくれましたが、とても ラウンジによる暇はありませんでした。

こうしてなんとか 懸案の上海での乗り継ぎをクリアし、福岡への便に乗り込むことができました。ホッとして 気が抜けたせいか、 機内食が出てきたはずなのに写真がありません。

この後 福岡での長い 乗り継ぎをラウンジで過ごし、名古屋に帰ってきました。
上海 乗り継ぎは本当に心臓に悪かったです…。

写真は砂漠でラクダ使いのハッサンさんから購入したサハラの砂です。これが自分への唯一のお土産。

色々ありましたが、念願の サハラ砂漠、 そして青い街シャウエン、 最後のアルハンブラ宮殿など、思い出に残る旅となりました。

航空券の都合で余った日程にスペインを入れたのですが、モロッコの後にアンダルシア地方を回ったことで、イスラムの文化にまとめて触れることができてよかったと思います。