2024/06/05 - 2024/06/06
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琉球熱さん
この旅行記のスケジュール
2024/06/06
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突然思い立ってレブンアツモリソウに会いに行く!
礼文に渡るにゃ利尻経由だ、、、てなわけでまずは利尻島のレポート
『花の浮島』は礼文島、利尻島は『夢の浮島』と称するらしいんだが、面倒だからひとまとめ
そしてわけあって利尻は2日間に渡る記録をなんとか一つにまとめようとしたが挫折・・・
今回の旅、「ワケあり」は別建ての怨念レポートを参照
しくじり旅行記 https://4travel.jp/travelogue/11929297
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
島旅初日
久しぶりのヒコーキ
かつて沖縄通いをしていた頃は隔月で利用していたのに・・・
まさに隔世の感 -
おのぼりさんになりきって窓からの風景を
あの山はなんだ? -
千歳から空路で利尻に上陸
実は新千歳で、天候不順のため利尻行きは飛ばないかも・・・とインフォメーションで脅される
行程を組み直さなければ、という思いと今宵の宿は確保できるか?という心配・・・
結局強行着陸で事なきを得たが、肝を冷やした利尻空港 空港
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空港でレンタカーの手続きを済ませ、最初に向かったのは富士野園地
なんでも、エゾカンゾウの群生地だとか…富士野園地 自然・景勝地
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ところがちょいと早すぎたか、お目当てのエゾカンゾウはちらほら程度
それにしても寒い
さすが北海道 -
それでもここからの景色は北の島に来たことを実感させてくれる
天気さえよければなぁ -
園地の目の前にポンモシリ島
「小さい島」を意味するアイヌ語
ウミネコが集団でコロニーをつくるって話だが、岩だらけのエリアはウミウだらけポンモシリ海岸 自然・景勝地
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富士野園地から見えた、海に突き出た岬
ペシ岬
あの先端からの眺めはさぞかし…というわけで寄ってみる
岬の先端に向かってひたすら「上る」という妙な地形
途中には「会津藩士の墓」
最果ての島に会津?
調べてみると、江戸時代に利尻をロシア艦隊が襲撃するという事件が起き、時の幕府が会津藩に北方警備を命じた。
会津藩は約250人の藩士を派遣したが、利尻の厳しい自然環境と食料不足などから、命を落とす藩士もいたという。会津藩士の墓 名所・史跡
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先端に向かう途中、けっこうな坂道
でも花いっぱい
レブンソウか!?
レブンソウはその名の通り「礼文島の固有種」って話だから、チシマゲンゲかもしれない
センダイハギは群生
鮮やかな黄色がよく目立つ -
断崖はセグロカモメの営巣地
-
ペシ岬先端からはだだっ広い日本海
礼文島はもちろん、天気が良ければ稚内まで見えるそうだ
アイヌ語で「大きな崖」、別名「灯台山」や「ゴリラ岩」ペシ岬展望台 名所・史跡
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ここにある小さな灯台が「鴛泊灯台」
この立地なら背の高い灯台は必要ないってわけね -
「恋する灯台」?
こういうのがうっとおしいんだよ -
灯台の周りも花がいっぱい
シコタンハコベがどっさり
道端にミヤマオダマキ -
利尻島の海の玄関口、鴛泊ターミナルにも寄ってみる
寒いはずだよ、気温9℃鴛泊港 乗り物
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さて、初日のお散歩はこの辺で切り上げ、今宵の宿へ
アイランド・イン・リシリ
「hotel」ではなく「inn」なので、簡素な旅籠かと思いきや
立地・設備・食事・接客、全て満足いく宿だったアイランド イン リシリ 宿・ホテル
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フロントのプランターに希少種の花が植えられている
レブンウスユキソウ、キクバクワガタ、エゾハナシノブ、シコタンソウ
これだけで評価爆上がり(笑) -
それだけではない
玄関の花壇にも!
リシリヒナゲシ -
レブンソウにリシリゲンゲ
こりゃすごい! -
なんと、クロユリまで
内地じゃそこそこの高地に行かないと拝めない花だ -
さて、まだ日も高いしってわけで、目の前の公園に行ってみる
沓形岬公園
何の予備知識もなく訪れたこの公園が見事にツボ!沓形岬公園 公園・植物園
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いきなりハマナス
そして・・・ -
富士野園地では大群落地というふれこみにもかかわらず、ほとんど咲いていなかったエゾカンゾウが、ここではワラワラと咲いてるじゃないか!
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おまけにチシマフウロも!
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夕暮れ間近のこんな風景もいいね
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オオハナウドも近くで見れば存外キレイ
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♪どんとどんとどんと
波乗り越えて~♪
このフレーズだけは知っていたが、どこで覚えたんだろう?
で、その作者が利尻島の生まれなんだそうだ -
エゾカンゾウの群生を眺め
とても気持ちよくなって、じゃそろそろ宿に戻るか -
と! 激しく飛び回る小鳥
スズメ大の、好みのサイズ -
あの顔のラインはノゴマだな
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こっちはカワラヒワだ
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おまけにノビタキまで登場!
すごいな、ココ -
美しい夕焼けを見ながらの夕食
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あいにくの曇天で星はあまり見られなかったが、灯台の夜景も郷愁をそそられる
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2日目
まずは利尻のシンボルにご挨拶利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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朝一で向かったのは 姫沼
屈指の観光スポット、、、のはずだが、朝のうちはまだ人もまばらで快適姫沼 自然・景勝地
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しかし、甲高い声の集団がぞろぞろやってきたので、さっさと散策路に向かう
大陸からのツアーは散策路を歩く気はないらしい -
静かな散策路
やっぱり狙うなら朝だな
チョウセンゴミシ -
ここもミヤマオダマキは普通種だ
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朝露を残すウスバスミレかツボスミレ(多分)
あまり見かけないので嬉しい
・・・がしかし、この後、げっぷが出るほど出くわすことになる -
葉っぱの形が面白い
クルマバソウ
名前の由来は一目瞭然 -
マイヅルソウ アップ
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池の周りをぐるりと回る散策路は花と野鳥の宝庫だ
ここは大正時代に湧き水をせき止め、3つの沼をひとつにしてできたそうだ
ヒメマスを放流していたことで「姫沼」と呼ばれる -
オオハナウド
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キレイな花なんだがなぁ
名前がダサイ -
ホウチャクソウ、、、かな
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エンレイソウ
オオバナノエンレイソウじゃなさそうだ -
カラフトダイコンソウ
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カラフトヒロハテンナンショウ
要は寒冷地仕様のマムシグサだ(笑) -
ほぼ一周の地点で
“逆さ利尻富士”もなんとか撮れた -
観光パンフレット的に撮るとこんなカンジかな
-
次に向かったのは オタトマリ沼
利尻島最大の池は定番中の定番
時間的にも人が多くなっている(混雑というほどではない)
ここはきれいな土産物屋もあり、姫沼よりさらに観光地化されているオタトマリ沼 自然・景勝地
-
海岸が近いせいか、カモメの大群が常駐
「池にカモメ」が奇妙で面白い -
ここも希少種の花壇
これが見事
左上から時計回り
レブンウスユキソウ:礼文島の花なんだけど、何せ花壇だからねー
クロユリ
シコタンハコベ
これ、なに?オミナエシに似てるけど・・・ -
元祖スズラン:最近じゃスノードロップとかスノーフレークとかに押され気味だけど、元祖はやっぱり清楚だね
レブンコザクラ
シロバナミヤマオダマキ:実はこれ、けっこう珍しい
チシマフウロ -
オタトマリ沼の周囲は利尻島最大の湿原になっていて、沼浦湿原と呼ぶのだそうだ
※実は湿原一周は最終日(6/8) -
沼の周囲に遊歩道があるので歩いてみた
ホウチャクソウ -
オオアマドコロ
なんかぶら下がってる花ばっかりだな・・・ -
歩く人はほとんどいないようだ
実際、あまり見るべきものがなかった
ナツグミとか・・・地味~
自然観察というより、風景を楽しむ場所かな -
それにしてもイトトンボ
昆虫が得意なわけじゃないが、トンボは好き
中でも、きれいな水辺でしか出会えないイトトンボが好き
ここには微妙な色違いで3種類いるようだ -
だが、しかし・・・なのだ
これよ・・・
なんだかな~
きれいなイトトンボがとてつもない数の大量発生(笑)
これほどグッチャリいると、気持ち悪くはないが有難みは皆無 -
ほんと、なにやってんの、おまえら? ってカンジ
-
ちょうどオタトマリ沼を一周したところに、まるでお口直しのようにスズラン
-
名所オタトマリ沼の南、クルマで5分弱にある 南浜湿原
入口も小さく、駐車スペースはわずか4台ほど南浜湿原 自然・景勝地
-
ところが、ここがべらぼうに面白いのだ
湿原特有の植生で、実に多種多様な植物に出会える
湿原の中の木道、視線の先にそびえる利尻山
その風景はまるで尾瀬ヶ原 -
ツボスミレ ごっちゃり
-
変な虫
-
ここ、もう少し早かったら、ミズバショウがすごいぞ
-
ツマトリソウ
-
ワタスゲ
水芭蕉(終わっていたけど)やワタスゲといった、湿原の定番をこんなに楽ちんに見られるとは -
エゾイソツツジ
ブーケみたいだな
当然、北海道固有種 -
写真じゃわかりにくいが、白く見えるのが全部ワタスゲ
高層湿原そのもの -
ホロムイイチゴ
これまたけっこう貴重らしい -
でも、ここじゃわさわさ咲いていた
-
凛とコシジオウレン
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なんだ、これ?
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あっ! アマサギ(冬バージョン)
いや、ダイサギだろうな(冬バージョン) -
絵になるねぇ
-
で、いっぱい咲いている白い花は
ミツガシワだった -
いや~ ちょっとした穴場だ
南浜湿原
ガイドブックには「利尻島最大の高層湿原」と書かれていたが、沼浦湿原の利尻富士町教育委員会が建てた看板には、沼浦湿原が島最大って書いてあったぞ
どっちだよ -
さて再び車を走らせる
海岸線の空を見上げればカモメの軍団 -
仙法志埼灯台
海岸線のちょっと小高くなった場所に立つ、小ぶりな灯台
駐車スペースがあるようなないような(かろうじて1台停められる)
小さな灯台だけど、映えるね~
ここからの眺めが、なんとも言えず良いのだ(天気が良かったせいもある)
青い空に大海原、手が届きそうな場所を飛び交うカモメ
「陸地の端っこに来たぞー」感、満載仙法志御崎公園 動物園・水族館
-
北海道固有種(厳密には東北でも見られる)だと大騒ぎするのは本州から来た者だけか?
雑草のように道端に咲くチシマフウロ -
灯台からちょっと先へ
仙法志御崎海岸仙法志御崎海岸・仙法志御崎公園 自然・景勝地
-
荒々しい磯の風景と絵になる入り江の風景
-
セグロカモメが目の前を低空飛行
ともかくその数が半端じゃない -
海を覗けばウニや昆布(利尻昆布か!?)
-
海岸線の吹きっさらしに、こんなきれいな花
なに、これ? -
カムイテラスの駐車場から利尻山
カムイテラス 名所・史跡
-
ここは体験型の遊びができるらしい
眺めも良いし、ベンチ・テーブルもある
ウイスキーの蒸留所なんてのもある
でもシーズン前の平日、閑散
さらっと見て終わり
さて、そろそろ船の時間 -
沓形港から礼文に向かう
借りたクルマは港の駐車場に放置でOK沓形港フェリーターミナル 乗り物
-
海からの利尻山
-
威風堂々
まさに利尻島のシンボル
ではでは、しばしの別れ
いざ礼文島 >>>>> 続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- くろねこだりゅんさん 2024/10/16 16:33:30
- これは迷っちゃう♪
- まいどです(^^)/
私もこちら方面行きたくて現在いろいろ物色中…
利尻富士、朝一で登っても丸一日かかる(私のレベルだとかなり厳しい)
湿原巡りも楽しそうだし
珍しい花やスコーンとした景色、これは困ったです
最低丸二日利尻に使わないとダメ?だとすると移動があるからここだけで3日か~
本土にある花も空気のせいか?とてもキレイに見えるのは気のせいではないはず
あのツマトリソウでさえ輝いて見えるとは(笑)
マイズルソウのアップもあの花の可愛らしさが全開でニタニタしちゃいました
固有種も多いし見応え抜群
利尻島でこれだと礼文はどうなっちゃうのでしょう
来年度のツアーがもう掲載されていて値段を見てビックリ!
自由がきかなくてこの値段か~効率よく周れるけどどうしよう(+_+)
- 琉球熱さん からの返信 2024/10/17 01:06:41
- 迷え迷え(笑)
- くろねこさん、まいど~
そうですか、アナタもこっち方面を狙ってましたか
せっかく行くなら、やっぱり利尻富士は登っておきたいよね~
でもそうすると最低でも2連泊は必要、他にも行きたいスポットはあるだろうから、日程には余裕が必要でしょうね
それに礼文がプラス、2島間の船の時刻、宿とレンタカー・・・
もう混乱の極みでしょ?(笑)
ツアーだとお悩み解決!だけど、コースも時間もお仕着せだからね
大いに悩んで迷ってください(笑)
あたしゃ、盛夏の礼文に行きたいけど、さて時間と資金が大問題
クマガイソウも見たくなっちゃったしなぁ
どうしたもんだ?
---------琉球熱--------
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