岐阜の伝統文化鵜飼い①

2023/06/15 - 2023/06/18

今回は岐阜に訪問。一度行ってみたかった鵜飼いにいってみました。
ほとんど知識がなかったのですが、鵜飼いミュージアムに入りいろいろ勉強になりました。鵜飼いが鵜匠を受け継ぐ家に生まれた男性1人だけがなれるという世襲制だったり、鵜匠の正式な職名は宮内庁式部職鵜匠だったり、とて興味深く知ることができました。

エリア 岐阜市(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅からひかり7時33分新大阪行きに乗ります。10890円
9時14分に名古屋到着。ここから大垣行きに乗り換え岐阜に向かいます。470円

東京駅 駅

9時40分過ぎには岐阜駅に着きました。
インフォメーションに行き、地図とバス停確認します。

岐阜駅 駅

バスの中に割引券があるという口コミを見て見つけました。ゲット。

岐阜公園歴史博物館前で下車。220円

遠くに岐阜城が見えます。後で登ってみます。

これが長良川。今日は鵜飼いを見に行きます。
一度見てみたかったので楽しみです。

最初はホテルに行って荷物を置きに行きます。

長良川温泉 ホテルパーク 宿・ホテル

和室じゃなくて残念。
ホテルでも割引チケットがもらえました。

たくさんの観光船

鵜飼いを見に行く前に鵜飼いについていろいろなことを知りたいので、まずうかいミュージアムに行ってみます400円

長良川うかいミュージアム 美術館・博物館

篝火トンネル

代々受け継がれる6人の鵜匠。
長良川の鵜匠は、鵜匠を受け継ぐ家に生まれた男性1人だけがなれるという世襲制だそうです。すごいですね。
そのため昔から６人の鵜匠でおこなわれ、漁で用いる鵜を自宅で世話をし365日一緒に生活するどうそうです。

鵜匠の正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といわれ、鵜飼漁の技術は、国重要無形民俗文化財指定されているそうです。すごい。

ここで鵜飼いの体験シアターがあり、原寸大の鵜船でリアルに体験できますよ。

ここの展示は歴史絵巻。
1300年以上続いた鵜飼い歴史がまとめてありよくわかります。

家康も好きだった鮎寿司。
進献用の鮎は鵜飼いでとれたものと定められたそうです。
そして江戸城へと送られました。

鮎には鵜のくちばしの跡がついています。
鵜は一瞬で鮎の息を止めるため、鮮度が保たれおいしいとされています。

代々引き継がれる6人の鵜匠。

水の中に入るにはこの草履を使用。
普通の草履の半分ぐらいしかありませんが、かかとがない方が水の抵抗にならず、歩きやすいそうです。

首結び
鵜が魚を全部飲み込まないように緩すぎず、きつすぎず結びます。

手縄
鵜匠と鵜をつなぐ縄。

巨大な鵜の展示

鵜の小さな扉をひらけると、ウについての生態がわかるようになっています。

鵜飼いに使われる鵜は、今は茨城県の十王町で捕獲されています。渡り鳥で途中この地に休息するときにとられそうです。
面白いことに、このウミウを捕獲するのにおとりのウミウを使います。安心して休んでいるウミウの足に引っかき棒で小屋の中に引き込むようです。

鵜飼いに使用する船。全長12.5ｍ。
意外に小さい。

ここが鵜飼いチケットを売っている場所。

向かいに鵜飼いの像。

ここを通り過ぎて、川原町の古いまちなみに入っていきます。

川原町の古い町並み 名所・史跡

ここが今日のランチ。食堂こより
本当は鮎料理がよかったのだけれど、時間がないので、このお店を予約しました。

食堂 こより グルメ・レストラン

日替わりランチにします。

箸置きが鮎

日替わり定食1600円。

ジャガイモのポタージュ。
桜海老とスナップエンドウが入っています。ウマウマ。

クラゲの和え物

本マスの新緑焼きがメイン。

稚鮎とヤングコーンの椀
稚鮎だけど鮎が食べられてよかった。

プラス600円でシフォンケーキとコーヒー。

どれもおいしいお料理でした。

古民家風の内装です。

この辺りも城下町で素敵なところ。

これから岐阜城まで登山です。標高は329ｍ。
岐阜城まで行く道は何か所がありますが、こちらの登山道にしました。
めい想の小道。
いくつかの名言を見ながら登っていきます。最初にシラーが出てきた。

最初はよかったのですが、だんだん傾斜がきつくなり、つらくなってきた。
運動不足がたたる。途中休み休み行きました。
何度ロープウェイで登ればよかったかと。1時間以上かかったかな。

最後は絶景を見渡せた。
これを見ると歩いてきてよかったなと思ってくる。
でもきつかった。

岐阜城　160円

岐阜城 名所・史跡

信長が城主だったころの史料模型などが展示されています。

天守閣からの眺めが美しい。これを見ると疲れが吹っ飛ぶ。

帰りは時間がないのでロープウェイにのります。

ぎふ金華山ロープウェー 乗り物

降りたところが岐阜公園。緑が美しい。

冠木門
ここは織田信長の居館があったとされているところ。住居後の入り口には、門があります。

織田信長居館跡(史跡 岐阜城跡) 名所・史跡

庭園の跡
居館の周りにはいくつもの庭園があり巨石を用いた通路や石垣や建物の礎石などが残っています。まだ発掘中なのでしょうか。幕がかけられています。
色々発掘されて金箔瓦なども発掘されたようです。

下から見る岐阜城。
あんなに高いところにある。あそこまで登ったんだ。

ここで予約していたお弁当をとりに行きます。
今日は鵜飼船の中で食べようと思います。

これに乗っていくのでしょう。

お弁当を取りに行ったのですがまだできておらす焦りました。
船に乗る前に鵜飼いについて説明があるのです。これを知らずにぎりぎりにお弁当を頼んだので間に合わないかと思いました。
お店の人、教えてくれればよかったのに。

説明が始まります。やはり鵜飼いに行く前には説明が必要でしょう。
鵜飼いの時に着る伝統の衣装を身に着けてこられました。

頭には風折鳥帽子　頭や眉毛を篝火から守られています。
漁服は黒や紺の木綿で夏場は暑くないように短衣で長袖。
腰蓑は藁で作られ魚の脂でふくがよごれるのを防ぐためと、水しぶきを防ぎ体を冷えるのを防ぐ役目があります。

お話を聞いているととても面白いですね。人間の知恵が絞られている服装です。

鵜が来ました。

鵜に首結びをつけています。
ゆるすぎると、魚を飲み込んでしまうので、ゆるすぎず、きつすぎずです。

いよいよ鵜飼いの準備です。

18:15分から予約してあります。
18:45,19:15もありますが、船の中でお弁当を食べたかったので早い時間にしました。

船はこんな感じです。鵜の提灯がぶら下がってかわいい。

長良川鵜飼観覧船 乗り物

まだ明るいですが出航です。

周りの風景を見ながら、気持ちいい。

山々の景色を見ながら進んでいきます。

一旦船は泊まり、鵜飼いが始まるまではここで自由時間。
泉屋で買った鮎弁当。2700円。

川原町 泉屋 グルメ・レストラン

鮎が1匹とご飯の上にも鮎が持っています。
もう冷めてしまっている。温かかったらもっとおいしかったはず。

他の人の口コミではこの待っている時間に踊り子船がやってきて踊りを披露されていました。
でも何もなく、ご飯も食べ終わったし、ただ始まるまでボーと待っているだけ。
これなら最後の船でもよかったな。

ぞくぞくと船がやって来ました。

暗くなりやっと始まりました。

狩り下り
漁火を灯し、鵜を操ります。
遊覧船は鵜船と並行して川を下っていきます。
暗くてよくわかりません。
あっ、見えました。鵜です。

ぎふ長良川の鵜飼 祭り・イベント

幻想的です。

付け見せ
鵜船が順次川を下り、鵜飼いを行う様子を停泊したまま観覧船から観ます。

手縄をうまく操っています。

鵜匠のほかに船のかじをとる人と助手と3人が一組となって鮎を取りながら川を下っていきます。

長良川の６人の鵜匠と6隻。

総がらみ
鵜船が横位置れるになり一斉に鮎を浅瀬に追い込む鵜飼いのフィナー。

あっという間に終わってしまったけれど、なかなか良かったです。

岐阜城もライトアップ。
幻想的な夜を過ごすことができました。