北海道の山旅♪ニペソツ山＆十勝プチ観光

2024/09/28 - 2024/09/29

この週末も本州の天気予報が芳しくなかったので、今月3回目、2週連続の北海道へ。今回は、東大雪の日本二百名山、二ペソツ山（2013m）に登ってきました。快晴に恵まれ、壮麗な二ペソツ山のほか、石狩岳、大雪山、トムラウシ、十勝連峰などの絶景を楽しめました。
思ったより早く下山できたので、帯広空港に向かいがてら十勝地方の観光名所などにも立ち寄ってみました。

＜旅程＞
【1日目(9/28土)】
　中部7:40→新千歳9:20（SKY761）
　新千歳空港10:30→帯広駅13:10（とかちミルキーライナー）
　帯広駅→糠平温泉（レンタカー）
【2日目(9/29日)】
　糠平温泉→幌加登山口（レンタカー）
　幌加登山口4:57-8:30二ペソス山9:01-幌加温泉登山口12:28（登山）
　幌加温泉登山口→帯広空港（レンタカー）
　帯広19:10→羽田20:55（ADO68）
　品川22:07→名古屋23:33（新幹線）

エリア 糠平湖・然別湖周辺(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー スカイマーク 新幹線 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

前週に続いて搭乗前にプライオリティパスでぼてじゅう。
今回は行列は6人ほどで6:35頃には順番が回ってきたので、店内でお好み焼きを頂きました。

ぼてぢゅう 中部国際空港店 グルメ・レストラン

スカイマークの新千歳行きはポケモン機

中部国際空港セントレア 空港

新千歳空港からは、当日カウンターで手配した高速バスで帯広へ。帯広は馬が名物のようで、駅周辺の所々に馬のオブジェがありました。

帯広駅 駅

駅前のお店で昼食に豚丼を頂きました。

ぱんちょう グルメ・レストラン

ニペソツ山も公共交通機関を使った登山が難しいので（一応バスで登山口近くまで行けますが、本数が少ないので使いにくい）、今回もレンタカーを利用。

最終的に走行距離は約179km、ガソリン消費は8L（＠167円）（約22km/L）。

寄り道しながら今夜の宿泊地の糠平温泉へ。こちらは道の駅おとふけ。
ところで、この道の駅は2022年4月に移転開業したそうですが、当初カーナビに古い場所（今はただの空き地）に連れていかれた。。。車載カーナビは入力が面倒で、目的地が該当なしのことも多く、Google Mapのナビの方が使い勝手が良かったので、次からは車載ホルダーを用意しようかとも思いました。

道の駅 おとふけ 道の駅

道の駅 ピア21しほろ

道の駅 ピア21しほろ 道の駅

道の駅かみしほろ

道の駅かみしほろ 道の駅

日没頃に糠平温泉に到着。前夜に航空券などをバタバタ手配したので、宿までは手が回らず車中泊のつもりでしたが、当日空港に向かう途中で調べてみたら登山口にほど近い（といっても16kmくらい）糠平温泉の宿に空室があったので、急遽手配しました。

糠平舘観光ホテル 宿・ホテル

久しぶりの温泉旅館。露天風呂もありました。

豪華な夕食。朝食も付いていましたが、早出のため残念ながら食べられませんでした。

翌朝は4時過ぎに出発して登山口へ。ところが、登山口の駐車スペース（未舗装）が凸凹だらけで、暗闇の中で落とし穴に気づかずスタックしてしまいました。。。登山口付近は携帯圏外のため為す術がなく、取り敢えず予定どおり山頂を目指すことに。

前半は樹林帯のなだらかな道を歩き、中盤で展望が開けました。左がニペソツ山。

稜線に向けての急な登り

特に稜線の直下はザレて歩きにくい急坂で、ロープに助けられました。

稜線に出ると、奥にニペソツ山が見えてきました。

前天狗から、ニペソツ山とその手前の天狗岳

天狗岳を越えると、目の前のニペソツ山が圧巻

スタートから3時間半ほどでニペソツ山に登頂。
日本二百名山の190座目（残り10座は難易度の高い山が多いので、完登は恐らく困難）。

ニペソツ山 自然・景勝地

山頂からは360度の大展望♪
西側には十勝連峰とトムラウシ山。

十勝連峰の十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山

トムラウシ山

北側には石狩岳と大雪山

大雪山。左奥の一番高いのが旭岳。

北東方面には、歩いてきた天狗岳、前天狗へと続く稜線。

東側の景色。糠平湖も見えました。

糠平湖

南側の景色。左奥はウペペサンケ山。

山頂を後にして天狗岳方面へ

振り返ってニペソツ山

天狗平

前天狗

石狩岳が間近に見えました。その奥には大雪山。

中腹あたりには紅葉

三条沼

山頂で電話が通じたのでレンタカー会社に連絡をとり、その提携のロードサービスを手配していましたが、伝えていた下山予定時刻ギリギリに下山するとロードサービスが既に待機していて、穴に落ち込んだ車を引っ張り上げて頂けました。幸い自走するのに支障はなく、免責補償をフルで掛けていたので自己負担もありませんでした。

登山口のすぐ近くの幌加温泉で日帰り入浴（600円）。こんな山奥ですが、登山者ではない客が結構いました。混浴ですが、いたのは男性のみ。

幌加温泉 温泉

時間の余裕もあるので寄り道しながら帯広空港へ。
まずは、国鉄士幌線の幌加駅跡に立ち寄ってみました。1978年に廃止されたそうです。

旧幌加駅跡 名所・史跡

未だに線路が残されています。

次にタウシュベツ川橋梁展望台。道路から森の中を少し歩くと、糠平湖とタウシュベツ川橋梁が見えました。

タウシュベツ展望台 自然・景勝地

タウシュベツ川橋梁。かつては国鉄士幌線の線路が敷かれていましたが、糠平ダムの完成に伴い1955年に線路が敷き替えられたため、使われなくなったそうです。
10月頃～1月頃は水没するらしい。

タウシュベツ川橋梁 名所・史跡

近くまで行くには、事前予約の見学ツアーに参加する必要があります。
かなり朽ちてきていて、崩落も時間の問題のようです。

糠平温泉にあるひがし大雪自然観にも立ち寄ってみました。こちらは絶滅したオオカミですが、右奥にいるヒグマが大きくて恐ろしい。

ひがし大雪自然館 美術館・博物館

道の駅おとふけで、帯広名物だというインデアンカレーを頂きました。この店舗限定だというハンバーグ入り。

道の駅 おとふけ 道の駅

道の駅のお隣には、朝ドラ「なつぞら」に登場した建物を模した建物

菓子店雪月

最後に帯広空港の近くの幸福駅に立ち寄ってみました。1987年に廃止された国鉄広尾線の駅ですが、現在は人気の観光スポットとなっているようです。駅舎に願い事を書いた切符がたくさん貼られていました。

幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡

幸福駅のホームと車両

列車内を見学することもできました。

レンタカーを返却し、初めての帯広空港から帰途につきました。

帯広空港（とかち帯広空港） 空港